【子どもの運動能力を伸ばすには?】成長期に大切な体の使い方と習慣とは

「うちの子、運動がちょっと苦手で…」
「足が遅いのは体質だから仕方ない?」
「運動能力ってどうやって伸ばすの?」

そんな悩みを持つ保護者の方は少なくありません。
でも実は、運動能力は“生まれつき”だけでなく、“育てる”ことができる力です。

特に成長期の子どもにとっては、**“正しい体の使い方”と“楽しみながら動く経験”**が運動能力の発達に直結します。

今回は、運動が得意になるために必要な考え方と、自宅でできる実践的なアドバイスをお伝えします。


① 運動能力ってなに?何が関係するの?

「運動能力」と一口に言っても、その中身は実に多様です。
大きくは以下の6つの力が関係しています。

  1. 敏捷性(アジリティ)…素早く動く能力

  2. バランス力…体の軸を安定させる力

  3. 柔軟性…関節の可動域や筋肉のしなやかさ

  4. 筋力・筋持久力…力の強さと持続時間

  5. 協調性(コーディネーション)…手足や全身の動きをスムーズに連動させる力

  6. 瞬発力…短時間で大きな力を出す能力

このように、走る・跳ぶ・投げる・止まる・方向を変えるなど、あらゆる動きの基礎には、さまざまな要素が複雑に関わっているのです。


② なぜ最近「運動が苦手な子」が増えているのか?

近年、子どもの運動能力の二極化が進んでいると言われています。
その背景には…

  • ゲームやスマホによる運動量の低下

  • 外遊びの機会減少

  • 基礎体力・姿勢保持力の低下

  • 同じ運動ばかり(偏った刺激)

これらにより、本来身につけるべき“動きの基礎”が不足している子どもが増えているのです。


③ 子どもの運動能力を伸ばす3つのポイント

1. 「走る・跳ぶ・転がる」など多様な動きを経験する

小学生くらいまでの時期は、特定の競技に特化するよりも、たくさんの種類の動きを経験することが大切です。

例:

  • 鬼ごっこやかけっこで敏捷性を高める

  • 跳び箱や縄跳びでジャンプ動作を鍛える

  • ボール遊びで協調性・瞬発力を養う

バランスよく体を使うことで、運動の引き出しが自然と増えていきます。


2. 姿勢・体幹を整えて「動ける体の軸」をつくる

  • 猫背の子は呼吸が浅く疲れやすい

  • 反り腰だとジャンプや方向転換が苦手

  • 足のアーチが潰れているとバランスが悪くなる

このように、「姿勢の乱れ=動きの不安定さ」につながります。

【おすすめ】

  • 姿勢チェックと体幹トレーニング(ドローイン・プランク)

  • 柔軟性アップのストレッチ(股関節・肩甲骨まわり)


3. 「成功体験」と「楽しい」がモチベーションを伸ばす

子どもは、できるようになると自信がつき、また挑戦したくなります。
そのためには、成功体験を増やすことが最優先!

  • 苦手な動きも「少しずつできる」を褒めて伸ばす

  • 友達や親と一緒に動いて“楽しい”気持ちを育てる

体の機能だけでなく、気持ちの面でもサポートしていくことが運動習慣づくりには欠かせません。


④ すぎやま鍼灸整骨院宮原院のメディカルトレーニングサポート

当院では、運動が苦手なお子さま・もっと上を目指したいジュニアアスリートに向けて、
姿勢・体幹・柔軟性のチェックとトレーニングサポートを行っています。

【内容例】

  • 姿勢・動きのクセの評価(猫背・反り腰・足の使い方など)

  • ストレッチと体幹トレーニングの指導

  • 運動能力を引き出すメディカルトレーニング

  • 保護者様への説明とご家庭でできるエクササイズ提案

「うちの子に合った体の使い方って?」「どんな練習が効果的?」
そんな疑問にも、国家資格者が丁寧にお答えいたします。


まとめ|運動能力は“遺伝”ではなく“環境”で伸ばせる

運動能力を伸ばすカギは、特別な才能ではなく、
**「正しい動きの経験」と「体の整え方」**にあります。

  • 姿勢と体幹を整える

  • 多様な動きを通じて体を育てる

  • 自信とやる気を引き出す声かけ

これらを実践することで、運動に苦手意識がある子でも自然に動けるようになります。

📍すぎやま鍼灸整骨院宮原院では、子どもたちの運動を“できる”に変えるお手伝いをしています!

📲まずはお気軽にご相談ください!