グロインペイン症候群(鼠径部痛症候群)

  • 痛みで睡眠が妨げられる
  • 股関節が硬く感じる
  • 走ると痛みが増す
  • 長時間歩けない
  • 運動中の股関節痛

すぎやま鍼灸整骨院グループでは、上尾市・久喜市・さいたま市の各院で、グロインペイン症候群(鼠径部痛症候群)に関するご相談に対応しています。痛む場所だけでなく、関節の安定性、可動域、筋力、フォームや歩行を確認します。必要に応じてエコー観察や医療機関への受診案内を行い、施術とリハビリで競技・日常生活への復帰を支援します。

グロインペイン症候群(鼠径部痛症候群)|足の付け根・恥骨・股関節の痛みでお悩みの方へ

「サッカーでボールを蹴ると足の付け根が痛い」「ダッシュや切り返しで恥骨の周りがズキッとする」「休むと楽になるのに、練習を再開するとまた痛い」――そのお悩みはありませんか?

グロインペイン症候群(鼠径部痛症候群)による足の付け根の痛み

サッカーのキックで足の付け根が痛くなる。ダッシュや方向転換をすると、恥骨の周りに引っ張られるような痛みが出る。数日休めば楽になるのに、練習を再開すると同じ場所が痛み始める。

「最初は太ももの内側が張る程度だったんです」

「最近は強くボールを蹴るのが怖くなりました」

「ストレッチもマッサージもしていますが、また痛くなります」

「レントゲンで異常がないと言われましたが、まだ痛みます」

「大会に出たいので、どうやって競技へ戻ればいいか知りたいです」

このようなお悩みの背景に、グロインペイン症候群(鼠径部痛症候群)が関係している場合があります。

グロインペイン症候群は、足の付け根や恥骨周辺などに痛みが生じる状態を表す言葉で、特にサッカーなどのスポーツをする方のお悩みとして知られています。

ただし、グロインペイン症候群は「一つの筋肉が傷んでいる」という病名ではありません。痛みの場所や関係する組織によって、考えるべき原因が異なります。

太ももの内側にある内転筋が関係する方もいれば、股関節の前側にある腸腰筋、恥骨周辺、股関節そのものなどが関係する方もいます。複数の問題が重なっている場合もあります。

そのため、グロインペイン症候群では、単に足の付け根を揉む、ストレッチをする、数日休むといった対応だけでは、スポーツへ戻ったときに痛みを繰り返すことがあります。

大切なのは、痛みが出る場所・動作・運動量を整理し、現在の身体に合った負荷とトレーニングを考えることです。

上尾市・久喜市・さいたま市のすぎやま鍼灸整骨院では、グロインペイン症候群のお悩みに対し、医療機関での診断や治療方針を大切にしながら、股関節・内転筋・体幹・足元・スポーツ動作などを確認します。

必要に応じて、整体・鍼灸・メディカルトレーニング・Formthotics Medicalインソールなどを組み合わせ、競技や日常生活へ戻るための方法を考えます。

「またボールを蹴りたい」「思い切り走りたい」という気持ちを大切に、今の身体にできることから一緒に考えていきましょう。

このようなグロインペイン症候群のお悩みはありませんか?

  • サッカーでボールを蹴ると足の付け根が痛い
  • ダッシュすると鼠径部がズキッとする
  • 切り返しや方向転換で恥骨の周りが痛い
  • 太ももの内側に引っ張られるような痛みがある
  • 股関節の前側が詰まるように感じる
  • 脚を開く・閉じる動作がつらい
  • 腹筋に力を入れると足の付け根が痛む
  • 練習を休むと楽になるが、再開するとまた痛い
  • 強くボールを蹴れなくなった
  • 以前よりダッシュのスピードを出しにくい
  • 走った後に恥骨の周りが重だるい
  • 朝や翌日に痛みが残る
  • 歩くときにも足の付け根が気になる
  • ストレッチしても鼠径部の痛みが戻る
  • マッサージを受けても競技で再発する
  • レントゲンでは異常がないと言われた
  • 内転筋や腸腰筋が関係しているのか知りたい
  • 股関節や骨盤、体幹の動きも確認したい
  • インソールや靴を見直す必要があるか相談したい
  • サッカーやランニングへ戻る進め方を知りたい

このような症状は、グロインペイン症候群でみられる場合があります。

ただし、「足の付け根が痛い=必ずグロインペイン症候群」とは限りません。

筋肉や腱の問題のほか、股関節の骨や関節、ヘルニア、泌尿器科・婦人科領域など、別の原因が関係することもあります。

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※歩行困難、強い急性痛、発熱、成長期のお子様の原因不明の跛行などがある場合は、医療機関での評価を優先してください。

グロインペイン症候群(鼠径部痛症候群)とは?

グロインペイン症候群は、足の付け根や恥骨周辺、股関節前面などに痛みが生じる状態を、広く表す言葉です。

以前から「鼠径部痛症候群」と呼ばれてきましたが、近年のスポーツ医学では、足の付け根の痛みを一つの病名でまとめず、どの組織に関連する痛みなのかを整理して考えることが重視されています。

例えば、内転筋に関連する痛みと、股関節の中にある組織に関連する痛みでは、確認したいことや対応が異なります。

グロインペイン症候群は「原因不明の足の付け根の痛み」という意味ではありません。複数の原因が考えられるからこそ、一つずつ整理することが大切です。

グロインペイン症候群の主な分類

スポーツ選手の鼠径部痛については、痛む場所や身体所見をもとに、主に次のようなグループへ分けて考える方法があります。

① 内転筋に関連する痛み

太ももの内側にある内転筋の周辺が痛むタイプです。

脚を内側へ寄せる動作や、サッカーのキックなどで、いつもの痛みが再現される場合があります。

② 腸腰筋に関連する痛み

股関節の前側や、脚を持ち上げる動作などで痛みを感じるタイプです。

ダッシュ、もも上げ、キックなどで症状が出る場合があります。

③ 鼠径部に関連する痛み

足の付け根のやや上側、下腹部との境目付近などが痛むタイプです。

腹筋に力を入れる、咳をするなどの動作で痛みが強くなる場合もあります。

一般に「スポーツヘルニア」という言葉が使われることもありますが、実際の鼠径ヘルニアとは区別が必要です。

④ 恥骨に関連する痛み

左右の骨盤が前側でつながる恥骨結合と、その周辺が痛むタイプです。

キックや方向転換などを繰り返す競技で、症状が出る場合があります。

⑤ 股関節そのものに関連する痛み

股関節の中にある組織や骨の形などが、足の付け根の痛みに関係する場合があります。

股関節を深く曲げたときの痛みや、引っかかるような感覚がある場合などは、股関節由来の痛みも考える必要があります。

⑥ そのほかの原因

筋肉・腱・股関節以外にも、骨の疲労による問題や、ヘルニア、泌尿器科・婦人科領域などが関係する場合があります。

強い急性痛や歩行困難、発熱などがある場合は、「グロインペインだから施術で様子を見よう」と自己判断しないでください。

グロインペイン症候群に関係する主な筋肉

グロインペイン症候群の評価では、股関節周囲にある筋肉の状態を確認することがあります。

ただし、筋肉が硬い・弱いという理由だけで、現在の痛みの原因を確定することはできません。

痛む場所と動作、筋力や柔軟性、医療機関での診断内容を合わせて考えることが重要です。

① 内転筋群|太ももの内側から恥骨周辺に関係する筋肉

グロインペイン症候群に関係する内転筋群

内転筋は、太ももの内側にある筋肉の集まりです。脚を内側へ寄せる動きや、切り返し、片脚で踏ん張る動作などに関係しています。

主な筋肉には、大内転筋・長内転筋・短内転筋・恥骨筋・薄筋などがあります。

グロインペイン症候群では、特に内転筋の周辺が痛む方がいます。

例えば、サッカーでボールを蹴ったときに恥骨付近から太ももの内側が痛む、脚を閉じる力を入れるといつもの痛みが出るといった場合です。

内転筋に関連する痛みでは、硬さだけでなく、痛みが出る動作や筋力、運動量を確認することが大切です。

② 腸腰筋|股関節の前側で脚を持ち上げる筋肉

グロインペイン症候群に関係する腸腰筋

腸腰筋は、大腰筋と腸骨筋からなる筋肉です。

脚を前に持ち上げる、ダッシュする、階段を上る、キックするなどの動作に関係します。

腸腰筋に関連する鼠径部痛では、股関節前面に痛みを感じたり、もも上げや股関節のストレッチで症状が出たりする場合があります。

ただし、腸腰筋が硬いからといって、グロインペイン症候群の原因が必ず腸腰筋にあるとは限りません。

③ 腹斜筋などの体幹の筋肉|身体をひねり、力を伝える

グロインペイン症候群に関係する腹斜筋

腹斜筋は、身体をひねる動きや、体幹を支える働きに関係します。

サッカーのキックなどでは、脚だけでなく、体幹や骨盤も一緒に動きます。

そのため、グロインペイン症候群では、必要に応じて体幹の筋力や、脚と身体の連動も確認します。

ただし、「腹筋が弱いから鼠径部が痛い」と一律に決めつけることはありません。

④ 大腿直筋|股関節と膝の両方に関係する筋肉

グロインペイン症候群に関係する大腿直筋

大腿直筋は、太ももの前側にあり、股関節を曲げる動きと膝を伸ばす動きの両方に関係する筋肉です。

ダッシュやキックなどで働くため、股関節前面の痛みを考える際に、状態を確認することがあります。

ただし、股関節の前側の痛みがすべて大腿直筋の問題とは限りません。腸腰筋や股関節の中にある組織、成長期の骨の問題などとの区別も必要です。

グロインペイン症候群の主な症状

① 鼠径部・足の付け根の痛み

グロインペイン症候群による鼠径部の痛み

足の付け根や恥骨の近くに、鋭い痛み、引っ張られる感じ、重だるさなどが出る場合があります。

キック、ダッシュ、急停止、方向転換、ジャンプや着地などで痛みが目立つ方もいます。

痛む場所が一定でない方もいますが、痛みが移動することだけで、グロインペイン症候群と診断できるわけではありません。

② 股関節を動かしにくい・開きにくい

グロインペイン症候群に伴う股関節の動かしにくさ

脚を開く、持ち上げる、ひねるといった動作で、股関節の前側に痛みや詰まり感が出る場合があります。

深く曲げたときに強い痛みがある、引っかかる感じが続く場合には、股関節そのものの評価が必要になることがあります。

③ 太ももの内側・股関節前面の張り

グロインペイン症候群に伴う太ももの内側や股関節周辺の張り

内転筋や腸腰筋などの周辺に、張りや重だるさを感じる方もいます。

痛みをかばって筋肉を使っている場合もあるため、張っている場所だけで原因を判断しないことが大切です。

④ 歩行時の違和感や痛み

グロインペイン症候群による歩行時の違和感

スポーツ中だけでなく、歩くときや階段でも足の付け根が気になる場合があります。

ただし、歩き方が大きく変わった、足を引きずる、体重をかけられない場合は、グロインペイン症候群以外の原因も含めて医療機関で確認する必要があります。

⑤ 踏ん張りにくい・力を入れると痛い

グロインペイン症候群に伴う片脚動作の不安定感

片脚で踏ん張る、脚を閉じる、ボールを蹴るといった動作で、痛みのために力を出しにくくなることがあります。

この場合は、単に「筋力が弱い」と判断するのではなく、痛みの影響や左右差も考えて確認します。

グロインペイン症候群の原因|なぜ痛みを繰り返すの?

グロインペイン症候群の背景には、現在の身体が対応できる量を超えて、特定の筋肉や腱などに負担がかかっていることがあります。

ただし、原因は一つとは限りません。

① キック・ダッシュ・切り返しによる繰り返しの負担

サッカーでは、内転筋や股関節前面の筋肉を繰り返し使います。

練習量やキックの回数が増えた時期などに、足の付け根の痛みが目立つ場合があります。

「どの競技をしているか」だけでなく、「いつから、どの動作で、どのくらい痛むようになったか」が大切です。

② 内転筋や股関節周囲の筋力と、運動量のバランス

内転筋や股関節周囲の筋肉が、現在の運動負荷に十分対応できていない場合があります。

休養中に筋力が落ちたまま、いきなり以前の練習量へ戻したときなども、負担が増える可能性があります。

そのため、痛みが落ち着いた後には、必要に応じて筋力やスポーツ動作を段階的に確認します。

③ 股関節の動かしにくさ

股関節を開く、曲げる、ひねる動作に制限がある方では、その状態を確認することがあります。

ただし、柔軟性が低いから必ずグロインペイン症候群になるというわけではありません。

むしろ、無理に開脚をしたり、痛い方向へ強く伸ばしたりすると、症状が強くなる場合があります。

④ 体幹・骨盤・股関節の連動

キックや方向転換では、股関節だけでなく体幹や骨盤も動きます。

現在の痛みに応じて、片脚立ち、しゃがむ動作、体幹の筋力などを確認する場合があります。

「骨盤が歪んでいるから鼠径部が痛い」と、一つの説明だけで原因を決めることはありません。

⑤ 過去のケガや練習再開の進め方

過去に内転筋の肉離れや股関節のケガがあり、その後の筋力や競技動作が十分戻っていない場合には、現在の症状と関係することがあります。

グロインペイン症候群では、痛みが落ち着いたことと、全力のキック・ダッシュ・切り返しに対応できることは別に考える必要があります。

⑥ 靴・足首・足元の状態

足首の動きや靴のフィット感などが気になる場合には、必要に応じて足元も確認します。

ただし、偏平足や過回内があれば、必ずグロインペイン症候群になるというものではありません。

足元の状態だけで鼠径部痛の原因を決めつけず、股関節・筋力・運動量などと合わせて考えます。

グロインペイン症候群と間違えやすい足の付け根の痛み

足の付け根が痛いときには、筋肉や腱以外の問題が隠れている場合があります。

① 内転筋の肉離れ

キックやダッシュの瞬間に急に痛みが出た場合などは、内転筋の急性損傷が関係する可能性があります。

② 股関節の問題

股関節を深く曲げたときの痛みや、引っかかる感じがある場合などは、股関節由来の痛みも考える必要があります。

③ 成長期の骨の問題

成長期のお子様では、骨盤の筋肉が付着する部分の損傷や、大腿骨頭すべり症など、骨の問題が関係する場合があります。

成長期のお子様が足の付け根を痛がり、足を引きずる場合は、単なる筋肉の張りと判断せず、整形外科で確認してください。

④ 骨の疲労による問題

走る量が増えた後に鼠径部の痛みが続く場合、骨の疲労による問題が関係することもあります。

体重をかけると強く痛む、歩行が難しいといった場合には、運動を中止し、医療機関で評価を受けてください。

⑤ 鼠径ヘルニアなど、筋肉以外の原因

足の付け根に膨らみがある場合や、腹部・陰嚢などにも症状がある場合は、筋肉の問題以外も考える必要があります。

急な強い精巣の痛みなどがある場合は、速やかな医療機関での評価が必要です。

こんな足の付け根の症状は、まず医療機関へ

  • 急に強い痛みが出た
  • 足に体重をかけられない
  • 足を引きずっている
  • 転倒やキックの瞬間から強く痛む
  • 安静時や夜間にも強く痛む
  • 発熱や強い腫れを伴う
  • 成長期のお子様が股関節や鼠径部を痛がる
  • 股関節が急に動かしにくくなった
  • 足の付け根に急な膨らみや強い腹痛がある
  • 精巣に急な強い痛みがある
  • 運動量を調整しても症状が悪化している

「スポーツで痛くなったからグロインペインだろう」と自己判断せず、歩行困難・強い急性痛・発熱などがある場合は医療機関での評価を優先してください。

グロインペイン症候群の検査では、何を確認するの?

グロインペイン症候群では、どこが痛いかだけでなく、どの動作でいつもの痛みが再現されるかを確認することが大切です。

① 痛みの場所と始まったきっかけ

内転筋周辺、股関節前面、恥骨付近、下腹部との境目など、どこが痛いかを伺います。

急なケガなのか、練習量の増加に伴って徐々に痛くなったのかも確認します。

② どのスポーツ動作で痛むか

キック、ダッシュ、切り返し、ジャンプ、腹筋運動など、痛みの出る動作を確認します。

「強いキックだけ痛い」「軽く走ることはできる」などの情報も大切です。

③ 内転筋・腸腰筋などの状態

現在の痛みに応じて、筋肉に力を入れる動作、関節の動き、押したときの痛みなどを確認する場合があります。

痛みが強い段階で、無理に力を入れる検査を繰り返す必要はありません。

④ 股関節・体幹・片脚動作

必要に応じて、股関節の動きや片脚立ち、スクワットなどを確認します。

競技復帰へ進む段階では、ダッシュや方向転換、キックなども確認します。

⑤ 医療機関での画像検査

症状に応じて、医師がレントゲン、エコー、MRIなどを検討する場合があります。

画像検査は、骨や股関節、筋肉・腱などの状態を確認し、別の原因との区別を考えるうえでも役立ちます。

ただし、画像で変化があることと、そこが現在の痛みの原因であることは、必ずしも同じではありません。

症状・身体所見・必要な画像検査を組み合わせて、現在の痛みを整理することが大切です。

なぜマッサージだけではグロインペイン症候群が楽になりにくいの?

グロインペイン症候群の方では、太ももの内側や股関節前面に張りを感じることがあります。

マッサージによって、周囲の筋肉のつらさが一時的に楽になる場合もあります。

しかし、グロインペイン症候群では、キック・ダッシュ・切り返しなどで、現在どのくらいの負担がかかっているかを考える必要があります。

例えば、内転筋をほぐした後に痛みが軽くなっても、翌日に同じ量の強いキックを繰り返すと、再び足の付け根が痛くなる場合があります。

また、長くスポーツを休んで筋力が落ちた状態で、急に元の練習へ戻した場合も、負担が大きくなることがあります。

筋肉をほぐして楽になることと、キックやダッシュに必要な筋力・身体の使い方を取り戻すことは、別の目標です。

そのため、当院では必要に応じて次の点を確認します。

  • どの場所に、どの動作で痛みが出るか
  • 最近、練習量やキック回数が増えていないか
  • 内転筋や股関節周囲の筋力
  • 股関節を動かせる範囲
  • 体幹・骨盤・脚の連動
  • 片脚で身体を支える動作
  • 足元や靴の状態
  • 運動後や翌日の痛みの変化

痛い鼠径部や恥骨周辺を「硬いから」と強く押したり、痛みを我慢して開脚ストレッチを続けたりする必要はありません。

グロインペイン症候群では「痛い場所をほぐす」だけでなく、「現在の身体が競技の負荷に対応できるようにすること」が大切です。

すぎやま鍼灸整骨院のグロインペイン症候群へのサポート

当院では、グロインペイン症候群の方全員に同じ施術を行うわけではありません。

医療機関での診断内容、痛む場所、練習量、競技種目、現在できる動作などを確認し、今の身体に必要な方法を考えます。

① 痛みの原因を整理し、対応できる範囲を確認する

グロインペイン症候群の状態を確認する問診と身体評価

まずは、どの場所が、どの動作で、いつから痛いかを確認します。

そのうえで、股関節や筋肉の状態、運動量などを整理します。

医療機関での評価が必要と考えられる場合には、そちらを優先します。

「グロインペインだから、すべて同じ施術をする」のではなく、現在の状態に合わせて対応を考えることが大切です。

② 痛みが強い時期|運動量を調整する

グロインペイン症候群の痛みが強い時期のサポート

痛みが強い時期には、強いキックやダッシュ、切り返しなどの負担を調整します。

必要に応じて、医療機関での方針に沿いながら、手技・鍼灸・物理療法・テーピングなどを検討する場合があります。

ただし、これらの施術だけでグロインペイン症候群が必ず早く改善するというものではありません。

「全部休む」か「痛みを我慢して続ける」かの二択ではなく、今できる活動を考えます。

③ 整体・手技療法|股関節や周囲の筋肉の状態に合わせる

グロインペイン症候群に対する股関節周辺の手技療法

股関節周囲の筋肉に張りや動かしにくさがある場合には、状態に応じて手技療法を検討します。

内転筋や腸腰筋、太ももの前側などの状態を確認し、必要な範囲で対応します。

ただし、骨盤を整えればグロインペイン症候群が必ず治る、筋肉を強く揉めば恥骨周辺の問題がなくなるといった説明は行いません。

④ 鍼灸|痛みや筋肉のつらさへの補助的な選択肢

股関節周囲や太ももの筋肉のつらさに対して、状態とご希望に応じて鍼灸を検討する場合があります。

ただし、鍼灸だけで筋肉・腱・骨などの問題が必ず修復する、競技復帰が必ず早まるというものではありません。

必要な医療、運動量の調整、段階的なトレーニングと組み合わせて考えます。

⑤ メディカルトレーニング|内転筋・股関節・体幹を段階的に鍛える

グロインペイン症候群の競技復帰に向けたメディカルトレーニング

グロインペイン症候群では、現在の状態に合わせた運動療法が重要になる場合があります。

特に、内転筋に関連する痛みでは、休息やマッサージだけでなく、内転筋に適切な負荷をかけていくことが大切です。

当院では、医療機関での治療方針と現在の痛みに合わせ、必要に応じて次のような運動を考えます。

  • 内転筋に軽く力を入れる運動
  • 股関節周囲の筋力トレーニング
  • お尻や体幹を使う運動
  • 片脚立ちやスクワット
  • 横方向へのステップ
  • 加速・減速に必要な動作
  • 切り返しや方向転換
  • キック動作への段階的な復帰

目標は、単に筋肉を柔らかくすることではなく、サッカーやランニングに必要な力を、今の身体に合わせて少しずつ取り戻すことです。

⑥ Formthotics Medicalインソール|必要な方の足元を確認する

グロインペイン症候群とFormthotics Medicalインソール

すぎやま鍼灸整骨院では、グロインペイン症候群の方に対しても、必要に応じて足元の状態を確認します。

股関節と足元の動きは関係していますが、偏平足や足首の状態だけでグロインペイン症候群の原因を決めつけることはできません。

当院では、靴のフィット感、土踏まず、足首の動き、歩行などを確認し、足元のサポートが必要と考えられる場合に、矯正用インソール「Formthotics Medical」をご提案しています。

Formthotics Medicalは、靴の中で足元を支え、履き心地や歩行時の安定感を考えるための選択肢です。

ただし、Formthotics Medicalを使用するだけで、グロインペイン症候群の痛みが必ず改善する、再発を防げるというものではありません。

当院では、インソールを必要な方への補助的なサポートとして考え、医療機関での治療や運動療法の代わりにはしません。

▶ Formthotics Medicalインソールについて詳しくはこちら

⑦ キック・ダッシュ・方向転換まで考える

グロインペイン症候群の方が競技へ戻る際には、基本的な筋力だけでなく、実際のスポーツ動作も大切です。

サッカーであれば、軽いパスから強いキック、直線のランニングからダッシュ、方向転換などへ段階的に進めます。

「日常生活で痛くないこと」と「全力のキックを繰り返しても大丈夫なこと」は、同じではありません。

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整体・鍼灸・メディカルトレーニングなど、
今の身体に必要な方法を一緒に考えます。

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グロインペイン症候群が落ち着き、競技へ戻るまでの流れ

グロインペイン症候群の経過は、痛みに関係する組織、発症からの期間、筋力、運動量、競技などによって異なります。

短い期間の負担調整で楽になる方もいれば、数か月単位でリハビリが必要な方もいます。

そのため、「何回で必ず治る」「全員が1か月で復帰できる」といった一律の説明は行いません。

初期|痛みの場所と医療機関での評価の必要性を確認する

まず、グロインペイン症候群が疑われる状態か、骨や股関節などの別の問題が関係していないかを考えます。

歩行困難や強い急性痛などがある場合には、医療機関での評価を優先します。

当院で対応できる状態では、現在の運動量や痛みの出る動作を確認します。

第2段階|痛みを強くする負荷を調整する

強いキックやダッシュ、方向転換など、痛みを増やす動作の量を調整します。

ただし、必要以上にすべての運動を長く休むのではなく、現在できる活動を考えます。

第3段階|内転筋・股関節・体幹の基本的な運動へ

現在の痛みと医師の方針に合わせて、できる筋力トレーニングから始めます。

内転筋に軽く力を入れる運動、股関節周囲や体幹の運動などを段階的に進めます。

大切なのは、痛みを我慢して高い負荷をかけることではなく、今の身体が対応できる負荷から始めることです。

第4段階|走る・止まる・切り返す

基本的な筋力や動作が整ってきたら、軽いランニングから加速・減速、方向転換などへ進めます。

運動中だけでなく、運動後や翌日の症状も確認します。

第5段階|キックとチーム練習へ

サッカーでは、軽いパス、強いパス、ロングキック、シュートなどへ段階的に進めます。

チーム練習へ戻る場合にも、参加時間や練習の強さを少しずつ調整します。

「一度強く蹴れたこと」よりも、「必要なキックやダッシュを繰り返しても、症状が大きく悪化しないこと」を確認します。

競技復帰期|試合で必要な動作を継続できるか確認する

通常練習や試合へ近づける際には、競技中・競技後・翌日の状態を確認します。

必要な筋力トレーニングや運動量の調整を継続することも大切です。

グロインペイン症候群では、「痛みが引いたら終わり」ではなく、競技に必要な動作を続けられる状態まで考えることを大切にしています。

グロインペイン症候群でもスポーツを続けられるの?

グロインペイン症候群では、すべてのスポーツ活動を一律に中止するわけではありません。

ただし、痛みを我慢して今までどおりの練習を続けることをおすすめするものでもありません。

運動後だけ軽く痛む場合

医師の方針や現在の状態に合わせ、練習量やキックの強さを調整しながら、可能な活動を考える場合があります。

キックやダッシュで痛みが増す場合

痛みを強くする動作の量を見直します。

痛い場所をほぐしてから無理に練習を続けるのではなく、現在の負荷が合っているかを確認することが大切です。

歩行でも痛む場合

競技の継続よりも、現在の状態の評価と負担の軽減を優先します。

「本人が試合に出たいから」という理由だけで、歩き方が変わるほどの痛みを我慢する必要はありません。

ご自宅でできるグロインペイン症候群のセルフケア

グロインペイン症候群のセルフケア

セルフケアは、現在の痛みと医療機関での方針に合わせて行うことが大切です。

急な強い痛み、歩行困難、成長期の原因不明の股関節痛などがある場合には、自己判断でストレッチや筋力トレーニングを行う前に、原因を確認しましょう。

① 内転筋のストレッチ

グロインペイン症候群に対する内転筋のストレッチ

太ももの内側に張りがある場合には、状態に応じて軽いストレッチを検討することがあります。

足の裏を合わせて座る、無理のない範囲で脚を開くなどの方法があります。

鼠径部や恥骨に痛みが出る場合は、無理に開脚を続けないでください。

グロインペイン症候群では、ストレッチだけで十分な対応になるとは限りません。

② 腸腰筋のストレッチ

グロインペイン症候群に対する腸腰筋のストレッチ

股関節の前側に動かしにくさがある場合には、状態に応じてストレッチを検討します。

片膝をついた姿勢で、腰を大きく反らさず、股関節の前側が軽く伸びる程度に調整します。

痛みが出る場合には中止し、現在の状態に合う方法を確認しましょう。

③ フォームローラーによる筋肉のケア

グロインペイン症候群に対するフォームローラーのケア

太ももの前側や内側の筋肉の張りが気になる場合には、無理のない範囲でフォームローラーを使うことがあります。

ただし、痛みの強い鼠径部や恥骨周辺を直接強く押す必要はありません。

また、フォームローラーで筋肉が楽になっても、キックやダッシュへ必要な筋力が十分に戻ったとは限りません。

④ 痛みがある場合の冷却

グロインペイン症候群で痛みがある場合の冷却

運動後に痛みが気になる場合、タオルなどで包んだ保冷剤を使い、一時的に痛みを和らげることを考える場合があります。

冷やしすぎに注意し、感覚が鈍くなるほど長く当て続けないようにしましょう。

冷却だけでグロインペイン症候群の原因となる負担が解消するわけではありません。

⑤ 内転筋に軽く力を入れる運動

内転筋に関連した鼠径部痛では、状態に応じて、両膝の間に柔らかいボールやクッションを挟み、軽く押す運動を検討することがあります。

ただし、すべてのグロインペイン症候群に適した運動ではありません。

現在の痛みや診断内容に合わせ、必要な場合に行います。

⑥ 練習量と翌日の痛みを記録する

「どの動作で痛かったか」「練習後にどう変わったか」「翌朝に痛みが残ったか」を簡単に記録しておくと、負担を考える際の手がかりになります。

練習中に動けたかどうかだけでなく、その後の身体の反応も確認しましょう。

グロインペイン症候群の症例|競技や痛みの場所によって考えたい対応は異なります

同じ「足の付け根が痛い」というお悩みでも、痛みに関係する場所や競技、運動量などによって確認したいことは異なります。

以下は、当院での評価・サポートの考え方を説明するためのモデルケース2件です。実際の患者様の治療結果ではありません。

症例モデル①|サッカーのキックで足の付け根が痛くなる10代男性

想定する患者情報:10代男性/学生・サッカー

お悩み

サッカーの練習中、強くボールを蹴ると足の付け根から太ももの内側に痛みが出るケースです。

最初は練習後に張る程度でしたが、練習量が増えるにつれて、ダッシュや切り返しでも痛みを感じるようになりました。

「試合には出たいけれど、強く蹴るとまた痛くなる」という不安があります。

確認したい身体の状態

  • 医療機関での診断内容
  • 急性の筋損傷や成長期の骨の問題がないか
  • 内転筋周辺の痛みの場所
  • キックやダッシュで痛むタイミング
  • 最近の練習量の変化
  • 股関節の動きと内転筋の筋力
  • 運動後や翌日の痛みの変化

国家資格者としての評価の考え方

柔道整復師の立場から、グロインペイン症候群では、痛みの場所だけでなく、現在の身体に対してどのようなスポーツ負荷が増えているかを確認することが大切だと考えます。

特に成長期では、単なる内転筋の張りだと決めつけず、骨の問題などがないか医療機関で確認することを大切にします。

サポート方針

医療機関での診断と運動方針を踏まえ、痛みを強くするキックやダッシュの量を調整します。

内転筋に関連した痛みで、運動を進められる状態であれば、基本的な筋力トレーニングから段階的に進めることを考えます。

競技復帰までの進め方

歩行や基本的な動作を確認した後、軽いランニング、加速・減速、方向転換、軽いパス、強いキックなどへ段階的に進めます。

練習中だけでなく、練習後や翌日の痛みも確認します。

目指す状態

足の付け根の痛みを我慢してプレーするのではなく、今の身体に必要な運動を考えながら、好きなサッカーを続けられる状態を目指します。

症例モデル②|社会人サッカーで鼠径部の痛みを繰り返す30代男性

想定する患者情報:30代男性/会社員・社会人サッカー

お悩み

社会人サッカーでダッシュや方向転換を繰り返すと、足の付け根や恥骨周辺に痛みが出るケースです。

数日休むと楽になりますが、練習へ戻ると再び痛みが出るため、長く悩んでいる状況を想定しています。

「マッサージやストレッチはしているのに、なぜ繰り返すのか分からない」というお悩みがあります。

確認したい身体の状態

  • 医療機関での診断内容
  • 鼠径部・恥骨・股関節のどこが痛いか
  • 腹筋に力を入れたときの症状
  • 内転筋や股関節周囲の筋力
  • 片脚立ちや方向転換での状態
  • 仕事とスポーツを含めた活動量
  • 靴や足元の状態
  • 休養後の練習再開の進め方

国家資格者としての評価の考え方

グロインペイン症候群では、内転筋だけでなく、鼠径部や恥骨、股関節そのものなどが関係する場合があります。

そのため、「同じ場所を揉んでも繰り返す」場合には、現在の診断内容と負荷のかけ方を見直すことが大切です。

サポート方針

医療機関での評価を踏まえ、当院で対応できる範囲を確認します。

必要に応じて、内転筋や股関節周囲、体幹の筋力、練習量などを確認し、現在の状態に合わせたトレーニングを考えます。

足元のサポートが必要な場合には、Formthotics Medicalインソールも選択肢としてご案内します。

競技復帰までの進め方

基本的な筋力と動作を確認した後、ランニング、ダッシュ、方向転換、キックなどへ段階的に進めます。

仕事や日常生活への影響も確認しながら、負荷を調整します。

目指す状態

休んでは痛みを繰り返す状態から、現在の身体に合った練習とトレーニングを考えながら、社会人サッカーを続けられる状態を目指します。

※上記2件は、評価・サポートの考え方を説明するためのモデルケースであり、実際の患者様の治療結果ではありません。実症例として掲載する際は、院内記録とご本人・保護者の掲載同意をご確認ください。

グロインペイン症候群についてよくある質問

Q1.グロインペイン症候群とは何ですか?

A.足の付け根や恥骨周辺などに痛みが生じる状態を広く表す言葉です。

内転筋・腸腰筋・鼠径部・恥骨・股関節など、痛みに関係する場所によって対応が異なります。

Q2.グロインペイン症候群は自然に良くなりますか?

A.休息や運動量の調整によって、症状が軽くなる方もいます。

ただし、症状が長く続く場合や、運動再開で繰り返す場合には、現在の診断や負荷のかけ方を見直すことが大切です。

Q3.グロインペイン症候群でもサッカーを続けられますか?

A.痛みの程度や医師の方針によっては、練習量を調整しながら続けられる場合があります。

ただし、歩行でも痛む、強いキックで症状が悪化するなどの場合には、負担の見直しが必要です。

Q4.グロインペイン症候群は何週間くらいで良くなりますか?

A.痛みに関係する組織や症状が続いている期間などによって異なります。

一律の期間では決められません。日常生活での痛みと、全力のキックやダッシュに対応できるまでの期間は、同じとは限りません。

Q5.マッサージでグロインペイン症候群は良くなりますか?

A.周囲の筋肉のつらさが楽になる場合はありますが、マッサージだけでは十分でないことがあります。

運動量や筋力、股関節の状態などを合わせて考えることが大切です。

Q6.ストレッチは毎日した方がよいですか?

A.現在の痛みと、関係する組織によって異なります。

痛みを我慢して開脚を続けたり、足の付け根を強く伸ばしたりする必要はありません。

Q7.内転筋を鍛えた方がよいですか?

A.内転筋に関連した痛みでは、段階的な筋力トレーニングが重要になる場合があります。

ただし、グロインペイン症候群の方全員に同じ運動が必要というものではありません。

Q8.偏平足はグロインペイン症候群の原因ですか?

A.足元の状態が動作に関係する場合はありますが、偏平足だから必ずグロインペイン症候群になるわけではありません。

当院では、必要に応じて足の状態や靴も確認します。

Q9.インソールでグロインペイン症候群は改善しますか?

A.必要な方の足元を支える選択肢になりますが、インソールだけで痛みが必ず改善するものではありません。

当院では足の状態や靴を確認し、必要に応じてFormthotics Medicalをご案内しています。

Q10.レントゲンで異常がないと言われました。グロインペイン症候群でしょうか?

A.レントゲンで異常がないことだけでは、グロインペイン症候群と判断できません。

筋肉・腱・股関節などの状態によっては、診察内容に応じて医師が追加の検査を検討することがあります。

Q11.成長期の子どもでもグロインペイン症候群になりますか?

A.成長期のお子様にも足の付け根の痛みは起こりますが、骨の問題などとの区別が重要です。

特に足を引きずる、体重をかけられない、股関節の動きが急に悪くなった場合は、整形外科での評価を優先してください。

Q12.整形外科に通いながら相談できますか?

A.ご相談いただけます。

診断内容や運動制限などを確認し、当院で対応できる範囲をご説明します。

Q13.グロインペイン症候群の施術に健康保険は使えますか?

A.負傷原因や施術内容など、所定の条件によって異なります。

一般的な慢性的な使いすぎによる痛みへの整体や運動指導などは、基本的に自費施術です。施術内容と費用は事前にご説明します。

グロインペイン症候群について知っておきたいこと|詳しいまとめ

グロインペイン症候群で
大切にしたい8つのポイント

グロインペイン症候群は、足の付け根の痛みを一つの筋肉だけで説明できるものではありません。痛みの場所・関係する組織・スポーツ負荷・筋力・日常生活への影響を確認し、現在の身体に合った対応を考えることが大切です。

① グロインペイン症候群は、足の付け根の痛みを広く表す言葉です

内転筋・腸腰筋・鼠径部・恥骨・股関節など、さまざまな場所が痛みに関係する場合があります。

「グロインペイン」と言われたら、次に「どこに関連した痛みなのか」を確認することが大切です。

② キックやダッシュなど、痛みが出る動作を整理しましょう

強いキック、ダッシュ、切り返しなど、どの動作で痛むかは、現在の負担を考える手がかりになります。

最近の練習量の変化も確認しましょう。

③ 成長期の痛みや歩行困難では、骨の問題などとの区別が重要です

足の付け根の痛みには、筋肉や腱以外の原因が関係する場合もあります。

成長期のお子様の原因不明の股関節痛・跛行や、体重をかけられないほどの痛みは、整形外科で確認してください。

④ マッサージだけでは、競技中の負担まで調整できないことがあります

筋肉の張りが一時的に楽になっても、同じ量のキックやダッシュを繰り返すと、痛みが戻る場合があります。

痛い場所を強く押すことや、痛みを我慢してストレッチを続けることが、必要な対応とは限りません。

⑤ 内転筋や股関節周囲の筋力を、段階的に考えます

現在の痛みと診断内容に合わせ、必要な筋力トレーニングを進めることが大切です。

特に内転筋に関連する痛みでは、負荷を調整しながら筋力を高めていくことが重要になる場合があります。

「休むだけ」でも「痛みを我慢して鍛える」でもなく、今の身体が対応できる負荷から始めます。

⑥ 足元や靴は、必要な場合に確認します

足首や靴の状態が気になる方では、必要に応じて足元も確認します。

当院では、足元のサポートが必要と考えられる場合にFormthotics Medicalをご提案しています。

ただし、偏平足や足元の状態だけで、グロインペイン症候群の原因を決めつけることはありません。

⑦ 痛みが落ち着いた後も、急に元の練習へ戻さないことが大切です

基本的な筋力や動作を確認した後、ランニング、ダッシュ、方向転換、キックなどへ段階的に進めます。

練習中に動けたかだけでなく、練習後や翌日に症状がどう変化するかも確認しましょう。

⑧ 当院が目指していること

すぎやま鍼灸整骨院では、グロインペイン症候群の痛い場所だけを確認して終わりにはしません。

必要な医療機関での評価を優先しながら、現在の痛み・筋力・身体の動き・運動量・足元などを確認します。

目標は、足の付け根の痛みを理由に、好きなスポーツや日常生活でやりたいことを、必要以上に諦めてしまう場面を減らすことです。

今の身体に合った方法を考えながら、これからも走る・蹴る・動くことを楽しめる身体づくりを大切にしています。

上尾市・久喜市・さいたま市でグロインペイン症候群にお悩みの方へ

グロインペイン症候群の痛みが続くと、「しばらく休めばよいと思っていたのに、また痛くなった」という状況が続くことがあります。

「チームに迷惑をかけたくない」

「大会に向けて練習したい」

「また思い切りボールを蹴りたい」

「何度も痛みを繰り返す状態から抜け出したい」

そうした気持ちを大切にしながら、今の身体にできることを考えていきます。

ただし、痛みを我慢して以前と同じ練習を続けることだけが、競技を続ける方法ではありません。

現在の痛みを整理すること。必要な医療を受けること。運動量を調整すること。段階的に筋力や競技動作を取り戻すこと。

そうした積み重ねが、これからのスポーツ生活を考えるうえで大切になります。

すぎやま鍼灸整骨院では、医療機関での診断や治療方針を大切にしながら、整体・鍼灸・メディカルトレーニング・足元のサポートなどを必要に応じて考えます。

「足の付け根が痛いから、もう思い切りプレーできない」と諦めてしまう前に。今の身体にできることを、一緒に考えていきましょう。

上尾市・久喜市・さいたま市で、グロインペイン症候群(鼠径部痛症候群)、足の付け根や恥骨の痛み、サッカー復帰、股関節のお悩み、メディカルトレーニングについてお困りの方は、すぎやま鍼灸整骨院へご相談ください。

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今の身体に必要な方法を一緒に考えましょう。

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執筆者

執筆者:柔道整復師・院長 平本 龍也

柔道整復師・院長 平本 龍也

私は中学から大学まで野球を続けてきました。競技生活の中で度重なるケガに悩まされ、整骨院で柔道整復師の方に施術をしていただいたことが、この職業を知るきっかけになりました。

現在は柔道整復師として、患者様一人ひとりの痛みやお悩みに向き合っています。

グロインペイン症候群のようなスポーツ障害では、痛みが出ている場所だけでなく、練習量や身体の使い方、筋力、股関節や足元の状態まで確認することが大切だと考えています。

「また走りたい」「思い切りボールを蹴りたい」「好きなスポーツを続けたい」という気持ちを大切に、今の身体に必要な施術と運動を一緒に考えていきます。

皆様にとって、安心して身体を相談できる治療院を目指しています。すぎやま鍼灸整骨院グループをどうぞよろしくお願いいたします。

参考情報

・Doha agreement meeting on terminology and definitions in groin pain in athletes
https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC4484366/

・Current Clinical Concepts: Exercise and Load Management of Adductor Strains, Adductor Ruptures, and Long-Standing Adductor-Related Groin Pain
https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC10569248/

・AAOS OrthoInfo「Slipped Capital Femoral Epiphysis」
https://www.orthoinfo.org/diseases–conditions/slipped-capital-femoral-epiphysis-scfe

※本ページは一般的な情報提供を目的としています。グロインペイン症候群の医学的診断、画像検査、股関節・骨・ヘルニアなどとの鑑別、運動制限の判断は医師へご相談ください。施術・運動・インソールの適否は、現在の身体の状態と医療機関での治療方針に応じて判断します。

上尾市 すぎやま整骨院|症例

  • 上尾市 20代 女性

    上尾市すぎやま整骨院交通事故むち打ち頭痛吐き気ぼやけ

    運動後に右側の鼠径部に鋭い痛みを感じ、その後も歩行時に痛みが続いている為来院。手技療法により股関節周囲の筋肉を緩め、鼠径部への負担を軽減するためのストレッチを指導。2ヶ月後、痛みが軽減し歩行がスムーズになり快適に過ごせるようになった。

    ※患者様個人の感想であり、効果には個人差があります。

  • 上尾市 30代 男性

    上尾市すぎやま整骨院顎関節症口が開かない歯ぎしり頭痛

    ランニング中に左側の鼠径部に痛みを感じ、その後も日常動作で痛みが引かない為来院。手技療法により鼠径部と骨盤周囲の筋肉を緩め、痛みの軽減を図るための姿勢指導とエクササイズを行った。4週間後、痛みが徐々に軽減しランニングも再開できるようになり、痛みを感じることなく運動が可能になった。

    ※患者様個人の感想であり、効果には個人差があります。

  • 上尾市 20代 男性

    上尾市すぎやま整骨院ランニング中の膝の痛み十字靭帯損傷半月板損傷

    サッカー中に右側の鼠径部に痛みを感じ、その後もランニングやキック動作で痛みが続いている為、来院。手技療法により鼠径部周囲の筋肉を緩め、股関節の可動域を広げるストレッチを実施。4週間後、鼠径部の痛みが軽減しランニングやキック動作がスムーズになりサッカーも問題なく行えている。

    ※患者様個人の感想であり、効果には個人差があります。