脊柱管狭窄症
脊柱管狭窄症とは
腰部脊柱管狭窄症は、全国的に推定365万人が悩まれている症状です。
そのうち7割の方に間欠性跛行が起こります。
多い年代が「50歳以上」です。
腰部脊柱管狭窄は、腰の骨が狭くなり、その中を通る神経が圧迫されて、腰痛だけでなく下半身のしびれや痛みなどが起こる病気です。
長く歩いていると腰痛や脚のしびれ・痛みなどの症状が強くなって歩けなくなり、少し休むと回復して、再び歩けるようになるものです
原因は、加齢によって背骨が変形したり、脊柱管の後ろ側にあるじん帯が厚くなったりすることです。早い人では40代後半から発症し、年をとるにつれて発症頻度が高くなります。
日常生活が不自由になるだけではなく、進行すると介護が必要となる危険性が高まります。
腰部脊柱管狭窄症では腰痛はあまり強くなく、安静にしている時にはほとんど症状はありませんが、背筋を伸ばして立っていたり歩いたりすると、ふとももや膝から下にしびれや痛みが出て歩きづらくなります。しかし、すこし前かがみになったり、腰かけたりするとしびれや痛みは軽減されます。
腰部脊柱管狭窄 症状チェック
①から④の症状のうち、当てはまる項目が多い人ほど、腰部脊柱管狭窄である可能性が高くなります。
【腰部脊柱管狭窄 症状チェック】
①太ももからふくらはぎやすねにかけてしびれや痛みがある
②しびれや痛みは、しばらく歩くと強くなり休むと楽になる
③しばらく立っているだけでしびれたりいたくなったりする
④前かがみになるとしびれや痛みは楽になる
腰部脊柱管狭窄で必ず現れる症状が、脚のしびれや痛みで、太ももからふくらはぎやすねにかけて起こります。腰痛は必ず起こるわけではありません。
腰部脊柱管狭窄 症状チェック②
⑤~⑩のうち該当する項目により、その後の施術内容や対応方法が異なってきます。
【腰部脊柱管狭窄 タイプチェック】
⑤しびれはあるが 痛みはない
⑥しびれや痛みが 脚の両側にある
⑦両足の裏側に しびれがある
⑧お尻の周りに しびれが出る
⑨お尻の周りに ほてりが出る
⑩歩くと 尿が出そうになる
⑧➈⑩
の場合は、一度MRIやCTなどの検査が必要なります。
当院では、検査が必要な場合は検査機関である整形外科をご紹介いたします。
整形外科にて検査とお薬の服用
整骨院にて脊柱管狭窄症に対する施術を併用していただくようにお願いしているケースもあります。