腰部脊柱管狭窄症


- 脊柱管狭窄症といわれ、手術を勧められた方
- 長く歩くと腰や足がつらくなる・足がしびれる
- 前かがみになると楽になる
- 症状をしっかりみてくれる専門家に見てほしい
- 階段や坂道で足が出にくい
ご案内します。すぎやま鍼灸整骨院グループでは、上尾市・久喜市・さいたま市の各院で、腰部脊柱管狭窄症に関するご相談に対応しています。痛む場所だけでなく、腰・骨盤・股関節の動き、筋力、姿勢や歩き方まで確認します。整体・鍼灸・運動療法から状態に合う方法をご提案し、痛みの軽減と再発しにくい身体づくりを目指します。
腰部脊柱管狭窄症とは
「少し歩くと足がしびれる。でも、休むとまた歩ける」――そんな変化を、年齢のせいだと思っていませんか?
以前は休まずに歩けていた距離なのに、最近は途中で座りたくなる。買い物中にお尻や足が重くなり、カートにもたれると少し楽になる。台所に立っているだけでも腰や足がつらい。
「散歩に行きたいけれど、途中で足がしびれたらどうしよう」
「旅行先で家族について歩けるか心配」
「病院で脊柱管狭窄症と言われたけれど、どう身体を動かせばいいのか分からない」
「腰を揉んでもらうと楽になるが、歩くとまた足がつらくなる」
そのようなお悩みはありませんか?
脊柱管狭窄症では、腰の痛みだけでなく、歩く・立つとお尻や足に痛み、しびれ、だるさが出る場合があります。座ったり前かがみになったりすると症状が軽くなり、再び歩けるようになる方もいます。
ただし、歩くと足がつらい症状は、脊柱管狭窄症だけで起こるわけではありません。腰椎すべり症や椎間板ヘルニア、足の血管の病気なども含めて確認する必要があります。
上尾市・久喜市・さいたま市のすぎやま鍼灸整骨院では、脊柱管狭窄症という診断名だけで施術内容を決めません。腰の痛み、足のしびれ、歩ける距離、筋力や感覚、医療機関での診断内容を確認し、今必要な対応を考えます。
そして、当院で対応できる状態であれば、整体・鍼灸・運動などを組み合わせながら、日常生活で困っている動作をサポートします。
「脊柱管狭窄症だから歩くことを諦める」のではなく、今の身体の状態を確認し、できることを一つずつ考えていきます。
このような脊柱管狭窄症のお悩みはありませんか?
- 少し歩くと、お尻や足がしびれる
- 歩いていると、太ももやふくらはぎが重くなる
- 途中で座ると楽になり、また歩ける
- 買い物中、カートを押している方が楽に感じる
- 自転車には乗れるのに、歩くと足がつらい
- 台所仕事やレジ待ちで長く立っていられない
- 腰を反ると、お尻や足の症状が強くなる
- 以前より歩ける距離が短くなった
- 足先の感覚が鈍い、つまずきやすい
- 整形外科で脊柱管狭窄症と言われた
- 薬やリハビリを受けながら、身体の動かし方も相談したい
- 散歩・買い物・旅行など、外出をもう一度楽しみたい
このような症状は、腰部脊柱管狭窄症でみられる場合があります。
ただし、症状がいくつ当てはまったかだけで、脊柱管狭窄症かどうかを判断することはできません。症状の出方と身体所見、必要に応じた画像検査などを合わせて考えることが大切です。
脊柱管狭窄症とは?

脊柱管とは、背骨の中にある神経の通り道です。
腰の部分にある脊柱管には、足などへ向かう神経が通っています。
年齢に伴う椎間板や関節、靱帯などの変化によって、この通り道が狭くなり、神経に影響が生じると、腰やお尻、足に痛み・しびれ・だるさなどが出る場合があります。
これが腰部脊柱管狭窄症です。
脊柱管狭窄症では、必ずしも腰痛が中心になるわけではありません。腰の痛みは少なくても、歩くと足がしびれる、長く立つとお尻がつらいといった症状が目立つ方もいます。
また、画像上で神経の通り道が狭くなっていても、症状の強さには個人差があります。
「画像で狭いといわれたこと」と「今どのくらい歩けるか、何に困っているか」の両方を確認することが大切です。
なぜ歩くとつらくなり、休むとまた歩けるの?

脊柱管狭窄症で特徴的な症状の一つが、間欠性跛行(かんけつせいはこう)です。
間欠性跛行とは、歩いているうちにお尻や足に痛み・しびれ・重だるさなどが出て、続けて歩きにくくなる状態です。
少し休むと症状が軽くなり、また歩ける場合があります。
脊柱管狭窄症では、立ったり腰を反らしたりする姿勢で神経の通り道が狭くなりやすく、座ったり前かがみになったりすると症状が軽くなることがあります。
そのため、次のような変化がみられる方もいます。
歩いていると足がつらくなる
↓
座る・前かがみになる
↓
しびれや重さが軽くなる
↓
また歩けるようになる
「自転車は比較的楽なのに、歩くとつらい」「買い物カートを押す方が歩きやすい」という方がいるのも、姿勢によって症状が変化するためと考えられます。
ただし、間欠性跛行は脊柱管狭窄症だけの症状ではありません。足の血管の病気でも歩行時に痛みが出るため、必要に応じて医療機関での確認が重要です。
脊柱管狭窄症でよくみられる症状

① 長く歩くと足がしびれる
歩いているうちに、お尻、太もも、ふくらはぎ、足先などにしびれや痛みが出る場合があります。
「歩き始めは平気なのに、途中から足が重くなる」と感じる方もいます。
どのくらい歩くと症状が出るかは、状態を確認するうえで大切な情報です。
② 少し休むとまた歩ける
歩いているとつらくなっても、座る、しゃがむ、前かがみになるなどで症状が軽くなり、また歩ける場合があります。
買い物中に休憩が増えた、散歩の途中で座れる場所を探すようになったという変化も確認します。
③ 前かがみになると楽になる
腰を反らすとつらく、少し前かがみになると足の症状が軽くなる方がいます。
ただし、全員が前かがみで楽になるわけではありません。無理に腰を曲げ続ける必要もありません。
④ 立っていると腰や足が重くなる
歩いていなくても、台所仕事、レジ待ち、電車での立ち時間などで症状が出る場合があります。
「歩くことより、立ちっぱなしの方がつらい」という方もいます。
⑤ 足に力が入りにくい・つまずきやすい
以前より足先が上がりにくい、階段で足が出しにくい、つまずくことが増えたなどの変化には注意が必要です。
痛みで動きにくい場合もありますが、神経に関係する筋力低下が起こっている可能性もあります。
足の力が弱くなっている場合、特に進行している場合には、整体や鍼灸より整形外科での評価を優先してください。
⑥ 腰痛はあまり強くないこともある
脊柱管狭窄症と聞くと「腰が強く痛む病気」と思われるかもしれません。
しかし、腰痛よりもお尻や足のしびれ、歩きにくさなどが目立つ方もいます。
腰があまり痛くないからといって、脊柱管狭窄症を否定することはできません。
脊柱管狭窄症のセルフチェック|当てはまる症状を確認しましょう

次の項目は、ご自身の症状を整理するための目安です。
当てはまる数によって診断が決まるチェックリストではありません。気になる症状がある場合には、整形外科などで相談する際にお役立てください。
歩き方・姿勢による症状チェック
- 歩くと太ももやふくらはぎ、すねに痛みやしびれが出る
- 少し休むと症状が軽くなり、また歩ける
- 立っているだけでも足の症状が強くなる
- 座ると楽になる
- 前かがみになると比較的楽に感じる
- 買い物カートを押す方が歩きやすい
- 自転車は比較的楽だが、歩くとつらい
- 以前より歩ける距離が短くなっている
こうした特徴は、脊柱管狭窄症を考える際に参考になります。
ただし、症状が似ている病気もあるため、チェック結果だけで施術内容を決めることはありません。
しびれ・筋力・感覚のチェック

- 痛みよりも、しびれが強い
- 片足だけに症状がある
- 両足にしびれやだるさがある
- 足の裏の感覚が鈍い
- 足先に力が入りにくい
- つまずく回数が増えた
- お尻や股の間の感覚が変わった
- 尿が出にくい、尿意や排尿の状態に急な変化があった
最後の2項目は、単なる「タイプ分け」に使うものではありません。
股の間の感覚低下、尿や便の急な異常、進行する足の脱力は、神経の緊急評価が必要な場合があります。後述する危険なサインをご確認ください。
脊柱管狭窄症と思っていても、まず医療機関で確認したい症状
脊柱管狭窄症の診断を以前に受けている方でも、新しい症状が出た場合には、以前と同じ状態とは限りません。
特に次のような場合には、整骨院での施術より医療機関での評価を優先してください。
- 足の力が弱くなってきた
- 足先が上がらず、つまずきが増えている
- 以前より急に歩ける距離が短くなった
- 両足のしびれや脱力が強くなった
- 安静にしていても強い痛みが続く
- 発熱や強い体調不良を伴う
- 転倒や事故の後から強い腰痛が出た
- がんの治療歴があり、新しい強い腰痛や神経症状が出た
尿が出にくい、尿や便を漏らす、股の間の感覚が鈍い、急に足の力が入らなくなった場合は、救急受診を含めて速やかに医療機関へ相談してください。
こうした症状を「いつもの脊柱管狭窄症だから」と考え、マッサージやストレッチだけで様子を見ることは避けてください。
脊柱管狭窄症と足の血管の病気は、症状が似ることがあります
歩いているとふくらはぎが痛くなり、休むと楽になるという症状は、脊柱管狭窄症以外でも起こります。
特に注意したいのが、足の血流に関係する病気です。
神経が関係する間欠性跛行では、座る・前かがみになるなど、姿勢によって症状が変わることがあります。一方、血管の問題が関係する場合には、立ち止まって休むことで症状が軽くなることがあります。
ただし、症状だけで完全に区別できるわけではなく、両方の病気が関係している場合もあります。
足が冷たい、色が変わる、足に傷ができても治りにくい、歩行時のふくらはぎの痛みが続くなどの場合には、医療機関で血流の確認が必要になることがあります。
当院では、歩くと足がつらいという訴えを、最初から脊柱管狭窄症だけで説明しないことを大切にしています。
脊柱管狭窄症はなぜ起こるの?

腰部脊柱管狭窄症では、背骨を構成する椎間板、関節、靱帯などの変化が、神経の通り道を狭くすることがあります。
また、腰椎すべり症などが関係している場合もあります。
ただし、反り腰、骨盤の歪み、股関節の硬さ、体幹の筋力低下などが、そのまま脊柱管狭窄症の原因であると断定することはできません。
「神経の通り道が狭くなった背景」と「今、どの動作でつらくなるか」は、分けて考えることが大切です。
① 椎間板の変化
背骨と背骨の間にある椎間板は、年齢などに伴って形や性質が変化することがあります。
その変化が神経の通り道の狭さに関係する場合があります。
② 背骨の関節や靱帯の変化
背骨の関節や靱帯にも、年齢などに伴う変化が起こることがあります。
靱帯が厚くなる、関節周辺の骨に変化が生じるなどによって、神経が通る空間が狭くなる場合があります。
③ 腰椎すべり症
腰椎すべり症は、腰の骨が隣り合う骨に対してずれている状態です。
すべり症に伴って神経の通り道が狭くなり、脊柱管狭窄症のような足の痛みやしびれ、歩きにくさが出る場合があります。
④ 現在の姿勢や身体の動きが、症状の出方に関係する場合もあります
立つとつらい、腰を反ると足がしびれる、前かがみになると楽になるなど、姿勢によって症状が変化する方もいます。
当院では、腰や股関節、背中の動きなどを必要に応じて確認します。
ただし、身体の動きを整えることが、狭くなった脊柱管そのものを元に戻すという意味ではありません。
脊柱管狭窄症でやってはいけないこと

① しびれを我慢して歩き続ける
「歩かないと筋力が落ちる」と思い、足のしびれが強くなっても無理に歩き続ける方がいます。
身体を動かすことは大切ですが、強いしびれを我慢して歩き続ける必要はありません。
運動の方法や歩く距離は、現在の症状と医療機関での治療方針に合わせて考えます。
② 自己判断で強い腹筋運動や腰を反る運動を始める
体幹を鍛えることが役立つ場合もありますが、すべての筋力トレーニングが脊柱管狭窄症の方に適しているわけではありません。
腰を反らすと足の症状が強くなる方では、強い反り動作を無理に繰り返さないことが大切です。
③ 足の筋力低下を「年齢のせい」で済ませる
足が上がりにくい、つまずきやすい、階段で足が出にくいなどの変化は、医療機関で確認が必要な場合があります。
特に筋力低下が進んでいるときには、当院での施術より整形外科での評価を優先してください。
④ 痛む腰を強く揉み続ける
腰やお尻の筋肉がつらいとき、マッサージで一時的に楽になる場合はあります。
しかし、強く揉むことで脊柱管の狭さが解消するわけではありません。刺激後にしびれや痛みが増える場合は中止しましょう。
⑤ 医師から提案された治療を自己判断で中止する
薬やリハビリ、注射、手術などを提案された場合には、現在の神経の状態や治療の目的について医師へ確認することが大切です。
「整骨院で施術を受けるから薬をやめる」「整体を受ければ手術は必要ない」と自己判断することはおすすめしません。
脊柱管狭窄症を放置するとどうなる?
脊柱管狭窄症と診断された方が、全員同じ経過をたどるわけではありません。
症状が比較的安定している方もいれば、歩ける距離が短くなる、足のしびれが強くなるなど、生活への影響が大きくなる方もいます。
そのため、「初期なら必ず中期へ進む」「放置すると必ず麻痺になる」といった説明は適切ではありません。
大切なのは、今の症状からどのような変化が起きているかを確認することです。
歩ける距離が短くなる場合があります
以前は続けて歩けた道でも、途中で座る回数が増えることがあります。
買い物や散歩など、外出の範囲が少しずつ狭くなる方もいます。
「休めば歩けるから大丈夫」と考えず、歩行能力に変化がある場合は医療機関へ相談しましょう。
外出を控えることで、体力が落ちる場合があります
足のしびれが不安で外出を控えると、歩く機会が少なくなることがあります。
その結果、以前より疲れやすくなったり、日常生活で必要な体力が低下したりする場合があります。
無理に歩き続ける必要はありませんが、許可された範囲で身体を動かす方法を考えることも大切です。
神経症状が悪化する場合があります
しびれの範囲が広がる、足の力が弱くなる、歩き方が変わるなどの場合には、神経の状態を確認する必要があります。
特に、筋力低下が進んでいる場合には、医療機関での評価を先延ばしにしないでください。
排尿・排便の異常などが出た場合は緊急の確認が必要です
尿が出にくい、尿や便を漏らす、股の間の感覚が鈍いなどの新しい症状は、神経の重大な問題に関係する場合があります。
これは「脊柱管狭窄症の後期だから、次の予約日まで待つ」という考え方をする症状ではありません。
急な排尿・排便の異常、股の間の感覚低下、進行する足の脱力がある場合は、速やかに医療機関へ相談してください。
なぜマッサージだけでは脊柱管狭窄症が楽になりにくいことがあるの?
腰やお尻、太もも周辺の筋肉が緊張している場合には、マッサージによって一時的に楽に感じる方もいます。
マッサージ自体が悪いわけではありません。
しかし、脊柱管狭窄症では、神経の通り道が狭くなっていることが症状に関係する場合があります。
腰やお尻の筋肉を揉むだけで、狭くなった脊柱管を広げられるわけではありません。
また、施術後に腰が軽くなっても、歩ける距離や立っていられる時間が変わっていない場合もあります。
当院では、施術直後の楽さだけでなく、
- 歩くと足のしびれがどう変わるか
- どのくらい歩けるか
- 台所に立っていられる時間
- 休むとどの程度で楽になるか
- 仕事・家事・買い物など、生活でできること
を確認します。
「その場で腰が軽くなること」と「普段の生活で歩きやすくなること」は、分けて確認する必要があります。
すぎやま鍼灸整骨院では、脊柱管狭窄症について何を確認するの?

国家資格を持つ柔道整復師の立場から、当院では、診断名だけでなく現在の症状と生活への影響を確認することを大切にしています。
① 医療機関での診断内容
整形外科で脊柱管狭窄症と診断されているか、腰椎すべり症や椎間板ヘルニアなどの説明も受けているかを伺います。
レントゲンやMRIなどを受けている場合には、分かる範囲で結果を確認します。
② 痛み・しびれが出る場所
腰、お尻、太もも、ふくらはぎ、足先など、どの場所に症状があるかを確認します。
片足なのか両足なのか、症状の範囲が変わっていないかも重要です。
③ どれくらい歩くと症状が出るか
何分くらい歩けるか、買い物中に何回休むかなど、日常生活での歩行状況を伺います。
「以前と比べてどうか」も大切にしています。
④ 休み方による症状の変化
立ち止まるだけで楽になるか、座ると楽になるか、前かがみになるとどう変わるかを確認します。
必要な場合には、血管の問題など別の病気の可能性も考えて医療機関への相談をご案内します。
⑤ 足の筋力や感覚
つまずきやすさ、足先の上がりにくさ、しびれや感覚の変化などを確認します。
筋力低下が強い場合や進行している場合には、整形外科での評価を優先します。
⑥ 腰・股関節・背中の動き
身体を動かしてよい状態であれば、腰・股関節・背中などの動きを必要に応じて確認します。
ただし、股関節が硬い、骨盤に左右差があるといった所見だけで、脊柱管狭窄症の原因を断定することはありません。
⑦ 仕事や日常生活で困っていること
台所仕事、買い物、通勤、散歩、旅行など、具体的に何ができなくなっているかを伺います。
当院では、検査での変化だけでなく、ご本人が生活でできるようになりたいことを確認します。
脊柱管狭窄症の検査と医療機関での治療
脊柱管狭窄症の医学的な診断は、医師が症状や身体の状態、必要に応じた画像検査などを合わせて行います。
画像検査では、MRIなどで神経の通り道や周囲の状態を確認する場合があります。レントゲンでは骨の位置関係や腰椎すべり症などを確認することがあります。
ただし、画像で狭さが見つかったことだけで、現在の症状をすべて説明できるとは限りません。
医療機関では、症状に応じて薬物療法、リハビリテーション、注射などの保存的な治療や、手術が検討される場合があります。
当院の触診や動作確認だけで、神経の圧迫の程度や手術の必要性を確定することはできません。
脊柱管狭窄症は手術しなければ治りませんか?
脊柱管狭窄症と診断されても、全員がすぐに手術を必要とするわけではありません。
症状や神経の状態などに応じて、保存的な治療が検討される場合があります。
一方、筋力低下が進む、歩行に大きな支障がある、保存的な治療でも生活上の制限が強く続くなどの場合には、医師が手術を検討することがあります。
「手術をしない方がよい」「整体を受ければ手術を避けられる」と、当院が一律に判断することはありません。
手術を提案されて不安がある場合には、担当医にその理由や期待できること、注意点を確認することが大切です。必要に応じて、脊椎を専門とする医師への相談についてもお考えください。
すぎやま鍼灸整骨院の脊柱管狭窄症へのサポート
当院では、脊柱管狭窄症だからといって、全員に同じ整体・鍼灸・トレーニングを行うわけではありません。
医療機関での診断内容と現在の症状を確認し、当院で対応できる身体の問題がある場合に、ご本人の希望に合わせて方法を考えます。
① 痛みやしびれが強い時期は、医療機関での評価と負担調整を優先する
足の筋力低下がある、歩ける距離が急に短くなっている、しびれが悪化している場合には、当院で施術を進める前に整形外科での評価を優先します。
当院で対応できる状態でも、痛みやしびれが強い時期には、無理な運動を急いで行いません。
まず、どの姿勢や動作で症状が強くなるかを整理します。
② 全身バランス整体|腰や股関節周辺のつらさを確認する
腰やお尻、股関節周辺の筋肉の緊張や動かしにくさがある場合には、状態に応じて手技・整体をご提案することがあります。
ただし、整体で脊柱管を広げたり、神経の圧迫を取り除いたりすることを目的とするものではありません。
足のしびれが強くなるような刺激や、腰を無理に反らす・ひねる施術は避けます。
③ 鍼灸|痛みや周囲の筋緊張に対する選択肢
腰やお尻、太ももなどの痛みや筋肉の緊張に対して、状態とご希望に応じて鍼灸をご提案する場合があります。
ただし、鍼灸によって脊柱管の狭さが解消する、神経の圧迫が必ず取れる、歩行距離が必ず伸びるといった説明は行いません。
しびれや筋力低下がある場合には、医療機関での治療を優先すべきこともあります。
④ メディカルトレーニング|今できる動きから始める
医師の治療方針を確認し、運動できる状態であれば、必要に応じてメディカルトレーニングをご提案します。
目的は、筋トレによって狭くなった脊柱管を元に戻すことではありません。
例えば、椅子から立ち上がる、下半身の筋力を使う、無理のない範囲で身体を動かすなど、日常生活に必要な運動を考えます。
歩くと症状が出る方でも、運動方法を工夫できる場合があります。どの運動が適しているかは、現在の症状に合わせて考えます。
EMSなどの機器を使用する場合もありますが、すべての脊柱管狭窄症の方に必要というわけではありません。
運動中だけでなく、運動後や翌日のしびれ・痛みの変化も確認しながら負荷を調整します。
⑤ 歩き方・休憩の取り方を考える
歩くと足がつらくなる方では、無理に歩行距離を伸ばすのではなく、現在どの程度歩けるか、どう休むと楽になるかを確認します。
買い物や散歩を再開したい方では、医師の方針に沿って活動量を考えます。
「今日は何分歩いたら必ず次は何分増やす」というような一律の進め方ではなく、症状の変化を確認しながら調整します。
⑥ 医療機関での治療を尊重しながら進める
脊柱管狭窄症では、薬物療法、リハビリテーション、注射、手術など、状態に応じた医学的な治療が必要になる場合があります。
当院の整体・鍼灸・トレーニングは、それらの代わりになるものではありません。
医師から運動制限などが示されている場合には、その指示を優先します。
脊柱管狭窄症のつらさが落ち着くまでの流れ
脊柱管狭窄症の経過には個人差があります。症状の強さ、神経の状態、医療機関での治療内容、日常生活での活動量などによって必要な対応は異なります。
当院では「何回で必ず治る」と決めるのではなく、その時点での状態と生活上の目標を確認しながら進めます。
初期|まず神経症状と受診の必要性を確認する
足の筋力低下、しびれの悪化、歩行能力の低下、排尿・排便の異常などがないか確認します。
必要な場合には医療機関での評価を優先します。
第2段階|症状が出る動作と生活での負担を整理する
どのくらい歩くとつらいのか、立っているとどうなるのか、休むとどのくらいで楽になるのかを確認します。
当院で対応できる状態であれば、必要に応じて手技・鍼灸や生活上の工夫などを考えます。
第3段階|無理なく身体を使える範囲を確認する
現在の症状を確認しながら、立ち上がり、歩行、下半身の筋力など、生活に必要な動きを考えます。
運動後にしびれが増える、翌日まで痛みが残るなどの場合には、負荷や方法を見直します。
第4段階|買い物・散歩・仕事へ戻るための活動を考える
買い物に行く、台所に立つ、通勤する、散歩をするなど、ご本人が必要としている動作を確認します。
どの活動をどの程度再開するかは、症状と医師の治療方針に合わせて考えます。
安定期|自分でも活動量を調整しやすい状態へ
つらくなったときの休憩方法、無理のない運動、仕事や家事での負担調整など、ご自身でも身体の状態に合わせて対応できることを目指します。
目標は、施術中だけ楽になることではなく、普段の生活で「歩く・立つ・出かける」を続けやすくすることです。
脊柱管狭窄症があるとき、自宅で気をつけたいこと
歩く距離を無理に伸ばさない
歩くと足のしびれが強くなる場合には、我慢して歩き続ける必要はありません。
一方、必要以上に身体を動かさないことが適切とも限りません。今できる範囲の活動について、医療機関で相談しましょう。
腰を大きく反らすストレッチを無理に行わない
腰を反らすと症状が強くなる方では、その動作を無理に繰り返さないことが大切です。
「腰痛改善ストレッチ」と書かれていても、すべての方に適しているわけではありません。
長時間の立ち仕事では休憩を考える
台所仕事や立ち仕事で症状が出る方は、可能な範囲で作業を分けたり、途中で休憩を取ったりする方法を考えましょう。
新しい筋力低下や排尿・排便の異常があれば受診する
足の力が急に弱くなる、尿や便の状態に急な変化がある、股の間の感覚が鈍くなるなどの場合には、セルフケアを続けず速やかに医療機関へ相談してください。
脊柱管狭窄症についてよくある質問
Q1.脊柱管狭窄症は整骨院で相談できますか?
A.ご相談いただけます。ただし、医学的な診断や神経の状態の確認は医療機関での評価が重要です。
当院では、現在の症状や受診状況を確認し、身体の動きや筋肉のつらさなど、対応できる範囲をご説明します。
Q2.歩くと足がしびれます。脊柱管狭窄症ですか?
A.脊柱管狭窄症が関係している可能性はありますが、症状だけでは判断できません。
腰椎すべり症、椎間板ヘルニア、足の血管の病気などでも似た症状が起こる場合があります。医療機関での確認が大切です。
Q3.少し休むとまた歩けるのはなぜですか?
A.脊柱管狭窄症では、姿勢によって神経への負担が変化し、症状が軽くなる場合があります。
座る・前かがみになると楽になる方もいます。ただし、休むと歩けるという特徴だけで脊柱管狭窄症とは断定できません。
Q4.脊柱管狭窄症は自然に良くなりますか?
A.経過には個人差があります。
症状が比較的安定する方もいれば、歩行や日常生活への影響が大きくなる方もいます。全員が同じように進行するわけではありません。
Q5.脊柱管狭窄症は手術しなければいけませんか?
A.必ずしも全員が手術を必要とするわけではありません。
一方で、筋力低下の進行や大きな歩行制限などがある場合には、医師が手術を検討することがあります。必要な治療は医師と相談して決めることが大切です。
Q6.脊柱管狭窄症には鍼灸ができますか?
A.状態やご希望に応じて検討する場合があります。
ただし、鍼灸で脊柱管そのものが広がるわけではありません。神経症状が強い場合には医療機関での評価を優先します。
Q7.整体で神経の圧迫を取れますか?
A.当院では、整体によって狭くなった脊柱管を広げたり、神経の圧迫を取り除いたりすることを目的にしていません。
医療機関での診断を尊重しながら、筋肉の緊張や身体の動き、日常生活での負担など、対応できる部分を考えます。
Q8.脊柱管狭窄症でも筋トレをしてよいですか?
A.状態に応じて運動が役立つ場合があります。
ただし、痛みやしびれが強い時期に無理な筋トレを行う必要はありません。医師の方針と現在の症状に合わせて、運動内容を考えることが大切です。
Q9.歩くとつらいので、まったく歩かない方がいいですか?
A.必ずしも、まったく歩かない方がよいわけではありません。
強いしびれを我慢して歩く必要はありませんが、許可された範囲で身体を動かす方法を考えることも大切です。
Q10.画像で狭いと言われました。必ず症状が悪化しますか?
A.画像上の狭さだけで、今後の経過を一律に判断することはできません。
現在の痛みやしびれ、筋力、歩行能力などを確認しながら、必要な治療を医師と相談しましょう。
Q11.整形外科へ通いながら相談できますか?
A.ご相談いただけます。
診断内容、薬やリハビリなどの治療状況、運動制限などを確認し、当院で対応できる範囲をご説明します。
Q12.何回くらい通えば歩けるようになりますか?
A.一律の回数では決められません。
症状の強さ、神経の状態、歩行能力、医療機関での治療内容などによって異なります。「○回で必ず歩行距離が伸びる」といった説明は行いません。
Q13.脊柱管狭窄症に健康保険は使えますか?
A.慢性的な脊柱管狭窄症を目的とした整体などは、基本的に自費施術です。
柔道整復の健康保険は、負傷原因など所定の条件を満たす外傷に適用されるものです。施術内容と費用については事前にご説明します。
上尾市・久喜市・さいたま市で脊柱管狭窄症にお悩みの方へ
少し歩くと足がしびれる。長く立っていられない。買い物の途中で、座れる場所を探すようになった。
そのような変化があると、「もう年齢的に仕方ないのかな」と外出を控える方もいると思います。
けれど、以前は当たり前にできていたことが、できなくなっていくつらさは、年齢だけで片付けられるものではありません。
「近所へ買い物に行きたい」
「台所仕事を続けたい」
「家族と散歩したい」
「旅行先で自分の足で歩きたい」
そのような目標を大切にしながら、現在の身体で何ができるかを考えていきたいと思っています。
脊柱管狭窄症では、まず必要な医学的評価を受け、神経の状態を確認することが大切です。
そのうえで、当院で対応できる身体の問題があれば、整体・鍼灸・運動などを通じて、生活で困っている動作をサポートします。
「歩ける距離が短くなったから」と、やりたいことまで諦めないために。
上尾市・久喜市・さいたま市で、脊柱管狭窄症、足のしびれ、歩くと足が重くなる、長く立てないなどのお悩みがある方は、すぎやま鍼灸整骨院へご相談ください。
なお、足の筋力低下が進んでいる場合や、排尿・排便の急な異常がある場合は、当院での施術より速やかな医療機関での評価を優先してください。
歩くと足がしびれる・長く立てない・外出が不安な方へ
現在の症状や整形外科での診断・治療状況を確認し、当院でできる身体のサポートをご説明します。
※進行する筋力低下、排尿・排便の異常などがある場合は、医療機関での評価を優先してください。
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執筆者・監修
執筆者:柔道整復師 上尾中央院 院長 平本 龍也(治療家歴13年)

私は中学から大学まで野球を続け、競技生活の中で何度もケガを経験しました。その際、整骨院で柔道整復師の方に施術していただいたことが、この職業を知るきっかけでした。
現在は施術者として、患者様の痛みや身体のお悩みだけでなく、仕事・家事・趣味など、日常生活で困っていることも大切にしています。
脊柱管狭窄症についても、診断名だけで判断せず、足のしびれや筋力、歩行、医療機関での治療状況などを確認します。
必要な医療を尊重しながら、その方が大切にしている生活を続けやすくなるよう、すぎやま鍼灸整骨院グループでサポートしてまいります。

参考情報
・日本整形外科学会「腰部脊柱管狭窄症」
https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/lumbar_spinal_stenosis.html
・日本整形外科学会・日本脊椎脊髄病学会監修「腰部脊柱管狭窄症診療ガイドライン2021(改訂第2版)」
・日本整形外科学会「整形外科シリーズ8 腰部脊柱管狭窄症」
https://www.joa.or.jp/public/publication/pdf/joa_008.pdf
※本ページは一般的な情報提供を目的としています。脊柱管狭窄症の医学的診断、画像検査、薬物療法、注射、手術などの判断は医師へご相談ください。


















