腰椎すべり症


- 腰が痛くて歩くことができない
- 足までしびれがくる
- 検査をしても異常がない
- 骨が狭くなっているといわれた
- 生活に支障がでている
すぎやま鍼灸整骨院グループでは、上尾市・久喜市・さいたま市の各院で、腰椎すべり症に関するご相談に対応しています。痛む場所だけでなく、腰・骨盤・股関節の動き、筋力、姿勢や歩き方まで確認します。整体・鍼灸・運動療法から状態に合う方法をご提案し、痛みの軽減と再発しにくい身体づくりを目指します。
腰椎すべり症とは?
「腰の骨がずれている」と言われて、不安になっていませんか?
整形外科でレントゲンを撮ったところ、「腰椎すべり症ですね」と説明された。腰の骨がずれていると聞き、これから歩けなくなるのではないか、手術が必要になるのではないかと不安になっている方もいると思います。
腰椎すべり症によるお悩みは、一人ひとり異なります。
「腰を反ると痛い」
「台所に立っていると、腰やお尻がつらくなる」
「買い物中に足が重くなり、途中で休みたくなる」
「歩くとしびれるのに、座ると少し楽になる」
「病院で腰椎すべり症と言われたけれど、どう身体を動かせばいいか分からない」
腰椎すべり症では、腰そのものに痛みが出る方もいれば、お尻や太もも、ふくらはぎなど、足の症状が中心となる方もいます。
大切なのは「腰の骨がずれている」という画像上の説明だけで、今の身体の状態や今後の生活を決めつけないことです。
上尾市・久喜市・さいたま市のすぎやま鍼灸整骨院では、腰椎すべり症の方に対して、腰を強く押したり、骨のずれを手技で戻そうとしたりすることはありません。
まず、腰の痛み、足のしびれ、筋力、歩ける距離、医療機関での診断内容、仕事や生活で困っていることを確認します。そのうえで、整形外科での評価・治療を優先する状態か、当院で身体の動きや日常生活をサポートできる状態かを考えます。
腰の骨のずれを「戻す」のではなく、今の身体で、歩く・立つ・暮らすために何が必要かを考えます。
このような腰椎すべり症のお悩みはありませんか?
・整形外科で腰椎すべり症と診断された
・立っていると腰が重くなる
・洗濯物を干すときなど、腰を反ると痛い
・台所仕事を長く続けられない
・歩いているとお尻や足がつらくなる
・少し座るとまた歩ける
・前かがみになると楽に感じる
・お尻から太もも、ふくらはぎまでしびれる
・以前より買い物や散歩の距離が短くなった
・腰をかばって仕事や家事をしている
・腰椎すべり症に整体や鍼灸を受けてもよいか知りたい
・医師の治療を受けながら、身体の動かし方も相談したい
このような症状は腰椎すべり症でみられる場合があります。ただし、腰椎椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、股関節の問題などでも似た症状が起こります。
「腰椎すべり症と診断されたから、今ある症状はすべてすべり症によるもの」とは限りません。痛みやしびれの出方を確認し、必要に応じて医療機関での再評価を受けることが大切です。
腰椎すべり症とは?

腰椎すべり症とは、腰の骨である腰椎が、隣り合う骨に対して前後にずれている状態です。
腰椎は、身体を支えながら前に曲げる、後ろへ反る、身体をひねるといった動きに関わっています。また、腰椎の中や周囲には、足へ向かう神経が通っています。
腰椎すべり症では、骨のずれや周辺組織の変化に伴い、腰痛が起こる場合があります。また、神経の通り道が狭くなったり、神経が刺激されたりすると、お尻や足に痛み・しびれ・だるさなどが出ることもあります。
一方で、画像で腰椎のずれが見つかっても、強い症状がない方もいます。
そのため、腰椎すべり症では次の点を分けて確認することが重要です。
・腰の骨がどのような状態か
・腰痛があるか
・お尻や足にしびれがあるか
・筋力や感覚に変化がないか
・どのくらい続けて歩けるか
・仕事や日常生活にどの程度影響しているか
腰椎すべり症は「画像上のずれ」と「現在困っている症状」の両方を確認することが大切です。
腰椎すべり症には主に2つのタイプがあります

腰椎すべり症は、骨がずれるまでの背景によって、いくつかのタイプに分けられます。
ここでは、代表的な「腰椎分離すべり症」と「腰椎変性すべり症」をご紹介します。
① 腰椎分離すべり症

腰椎分離すべり症は、腰椎分離症が関係して起こるすべり症です。
腰椎分離症は、腰の骨の後方部分に亀裂や分離が生じている状態です。成長期にスポーツで腰を反る・ひねる動作を繰り返すことが、発症に関係する場合があります。
分離症がある方の一部では、その後、腰椎の位置関係にずれが生じ、分離すべり症となることがあります。
腰を反らすと痛い、成長期から腰痛を繰り返していた、お尻や足へ痛みが広がるといった症状がみられる場合があります。
ただし、腰椎分離症があれば必ずすべり症になるわけではありません。また、分離すべり症があっても、症状が強くない方もいます。
骨の状態や神経への影響については、医療機関での診断内容を確認することが大切です。
② 腰椎変性すべり症

腰椎変性すべり症は、年齢に伴う椎間板や関節、靱帯などの変化が関係し、腰椎の位置にずれが生じる状態です。
中高年以降にみられ、女性に多いことが知られています。
腰痛が中心の方もいますが、腰の痛みは少なく、立つ・歩くことでお尻や太もも、足がつらくなる方もいます。
これは、腰椎のずれや周囲の組織の変化によって、神経の通り道が狭くなることが関係する場合があるためです。
「買い物をしていると途中で座りたくなる」
「立っていると足が重い」
「前かがみになると楽になる」
といった症状がある場合には、脊柱管狭窄症と関係する症状についても確認することが大切です。
腰椎すべり症でよくみられる症状

腰を反ると痛い
上を向く、洗濯物を干す、立った状態で腰を反るなどの動作で、腰痛が出る場合があります。
特に分離すべり症などでは、腰を反らす動作で痛みが目立つことがあります。
ただし、腰を反ると痛いからといって、腰椎すべり症と判断できるわけではありません。腰椎分離症やほかの腰痛でも似た症状が起こります。
長時間立っているとつらい
台所仕事、レジ待ち、電車で立っている時間などで、腰やお尻、足がつらくなる場合があります。
「立ち続けることができなくなった」と感じる方もいます。
当院では、痛みの強さだけでなく、どのくらい立っていられるか、どの姿勢で楽になるかも確認します。
歩くと足が重くなり、休むとまた歩ける
歩き始めは問題なくても、しばらく歩くとお尻や太もも、ふくらはぎが重くなり、立ち止まったり座ったりすると楽になる場合があります。
これは「間欠性跛行(かんけつせいはこう)」と呼ばれる症状の一つで、神経の通り道が狭くなる状態でみられることがあります。
ただし、似た症状は血管の問題でも起こるため、歩いて足がつらくなる原因を腰椎すべり症だけに決めつけることはできません。
歩ける距離が以前より短くなっている場合には、整形外科での評価をおすすめします。
お尻・太もも・ふくらはぎにしびれが出る
神経に影響が生じると、お尻から太もも、ふくらはぎ、足先などに痛みやしびれが出る場合があります。
片側だけの場合も、両側に症状がある場合もあります。
ただし、しびれの範囲や痛み方だけで、どの神経に問題があるかを確定することはできません。
足に力が入りにくい
腰椎すべり症がある方で、以前よりつまずきやすい、足先を上げにくい、階段を上りにくいなどの変化がある場合には注意が必要です。
痛みで力を出しにくい場合もありますが、神経に関係する筋力低下が起きている可能性もあります。
足の力が弱くなっている場合や、筋力低下が進んでいる場合には、整体や鍼灸より医療機関での評価を優先してください。
腰椎すべり症を「骨盤の歪み」だけで説明しない理由

腰椎すべり症と診断された方の中には、「骨盤が歪んでいるから腰の骨がずれたのでしょうか?」と質問される方もいます。
しかし、腰椎すべり症には、椎間板や関節などの変化、腰椎分離症などが関係します。
反り腰、股関節の硬さ、体幹の筋力低下、足元のバランスなどが、そのまま骨のずれの原因であると断定することはできません。
一方で、腰椎すべり症がある方の「今のつらさ」や「生活での動かしにくさ」について考える際には、腰以外の動きが関係する場合があります。
当院では、骨のずれが生じた理由と、現在の生活で負担を感じる動作を分けて考えます。
反り腰や立ち姿勢
立っていると腰や足がつらくなる方では、腰をどのように使っているか、姿勢を変えると症状がどう変わるかを確認します。
ただし、反り腰を一つの「正しい形」へ矯正することが、腰椎すべり症そのものを治すわけではありません。
股関節や背中の動き
立つ・歩く・しゃがむときには、腰だけでなく股関節や背中も動きます。
必要に応じて動かせる範囲や左右差を確認し、症状が出る動作との関係を考えます。
体幹や下半身の筋力
歩行や立ち上がりに不安がある方では、体幹や下半身の筋力などを確認することがあります。
ただし、「腹筋が弱いから腰椎すべり症になった」とは判断しません。
筋力トレーニングは、現在の症状や医師の指示に合わせて内容を選ぶことが大切です。
腰椎すべり症と脊柱管狭窄症・ヘルニアの違い
腰椎すべり症、脊柱管狭窄症、腰椎椎間板ヘルニアは、診断名は異なりますが、足の痛みやしびれなど似た症状が出る場合があります。
腰椎すべり症と脊柱管狭窄症
腰椎すべり症は、腰椎の位置関係にずれがある状態です。
脊柱管狭窄症は、神経の通り道が狭くなる状態です。
腰椎すべり症に伴って神経の通り道が狭くなり、脊柱管狭窄症の症状が出る場合もあります。
歩くと足がつらくなり、少し休むとまた歩けるといった症状がある場合には、医療機関で神経への影響を確認することが大切です。
腰椎すべり症と腰椎椎間板ヘルニア
腰椎椎間板ヘルニアでは、椎間板の一部が神経へ影響し、腰やお尻、足に痛みやしびれが出る場合があります。
腰椎すべり症と似た症状が出ることもありますが、身体の動きや症状だけで両者を確定することはできません。
こんな腰椎すべり症の症状は、整形外科を優先してください
腰椎すべり症では、症状の程度によって必要な医療が異なります。
次のような症状がある場合には、当院で施術を進める前に、医療機関での評価を優先してください。
・足の力が弱くなってきた
・足先を上げにくい、つまずきやすい
・歩ける距離が急に短くなった
・しびれや感覚の異常が強くなっている
・両足に強いしびれや脱力がある
・転倒や事故の後から強い腰痛が出た
・発熱や強い体調不良を伴う
・安静にしていても強い痛みが続いている
尿が出にくい、尿や便を漏らす、股の間の感覚が鈍い、急に足の脱力が進むなどの場合は、救急受診を含めて速やかに医療機関へ相談してください。
腰椎すべり症の診断を以前に受けていても、新しい症状が出た場合には、以前と同じ状態とは限りません。
「いつものすべり症だから」と決めつけず、症状の変化を医師へ伝えることが大切です。
腰椎すべり症は、どんな検査をするの?
腰椎すべり症の診断は、医師が症状や身体の状態、必要な画像検査などを合わせて行います。
レントゲンでは、腰椎の位置関係やずれの状態などを確認します。必要に応じて、腰を曲げた状態・反らした状態での撮影が検討される場合もあります。
また、足の痛みやしびれなど神経症状がある場合には、MRIなどで神経の通り道や周囲の状態を確認することがあります。
ただし、全員に同じ画像検査が必要なわけではありません。症状や、検査結果によって治療方針が変わるかどうかなどを踏まえ、医師が判断します。
当院の触診や動作確認だけで、骨のずれの程度や神経の圧迫を確定することはできません。
腰椎すべり症と言われたら、手術が必要ですか?
「腰の骨がずれている」と聞くと、手術しなければならないのではないかと不安になる方もいます。
しかし、腰椎すべり症と診断された方全員が、すぐに手術を必要とするわけではありません。
医療機関では、症状や神経の状態などに応じて、薬物療法、リハビリテーション、注射などの保存的な治療が検討されます。
一方で、足の筋力低下が進んでいる、歩行や立位に大きな制限がある、保存的な治療で十分な改善が得られないなどの場合には、医師が手術的な治療を検討することがあります。
手術が必要かどうかは、症状の強さだけでなく、神経症状、画像所見、生活への影響などを踏まえて医師が判断します。
当院では「手術しなくても必ず良くなる」「整体で手術を回避できる」といった説明は行いません。
なぜ腰のマッサージだけでは楽になりにくいことがあるの?
腰椎すべり症がある方でも、腰やお尻の筋肉が緊張している場合には、マッサージや手技で一時的に楽に感じることがあります。
マッサージ自体が悪いわけではありません。
しかし、腰椎すべり症では、骨の位置関係や神経の状態が関係している場合があります。そのため、腰周辺の筋肉を揉むだけで、骨のずれや神経の通り道が変わるわけではありません。
また、施術後に腰の重さが軽くなっても、長く立つ、歩く、階段を上るといった動作への不安が残ることがあります。
当院では、腰を揉むことだけを目標にせず、
・立っていられる時間
・歩ける距離
・足のしびれの変化
・立ち上がりや階段の動作
・仕事や買い物で困っていること
などを確認します。
「腰が軽くなった」だけで終わらず、「また歩ける・立てる・生活できる」ことまで考えます。
腰椎すべり症について整体・鍼灸・整骨院を探している方へ
「整形外科ですべり症と言われたけれど、腰やお尻の張りもつらい」
「歩ける距離が短くなってきたので、身体の動かし方も相談したい」
「整体や鍼灸を受けても大丈夫なのか知りたい」
そのような方は、すぎやま鍼灸整骨院へご相談ください。
医療機関での診断や治療を尊重しながら、腰・股関節・背中の動き、筋力、日常生活での負担などを確認します。
ただし、神経症状が強い場合や、歩行能力が低下している場合には、当院での施術より整形外科での評価を優先することがあります。
すぎやま鍼灸整骨院では腰椎すべり症について何を確認するの?
① 医療機関での診断内容
変性すべり症か、分離すべり症か、脊柱管狭窄症などの説明も受けているかを伺います。
レントゲンやMRIなどの検査を受けている場合には、分かる範囲で結果を確認します。
② 腰痛と足の症状を分けて確認する
腰の痛みが中心なのか、お尻や足のしびれが中心なのかを確認します。
腰痛は軽くても、歩行時の足のつらさが強い方もいるためです。
③ 足の筋力・感覚の変化
足先を上げる、つま先立ちをするなど、状態に応じて筋力を確認します。
しびれや感覚の変化がある場合も確認し、必要な場合は医療機関での評価を優先します。
④ 歩ける距離と立っていられる時間
何分くらい歩くとつらいのか、どのくらい立っていられるかを伺います。
施術の経過でも、このような生活上の変化を確認します。
⑤ 腰・股関節・背中の動き
医師からの運動制限や現在の症状を踏まえて、無理のない範囲で身体の動きを確認します。
足のしびれが強くなる動作を無理に繰り返すことはありません。
⑥ ご本人の目標
買い物へ行きたい、台所に立ちたい、散歩を再開したい、仕事を続けたい、旅行へ行きたいなど、実際にできるようになりたいことを伺います。
「腰椎すべり症の施術をする」だけでなく、「その方が何に困っているか」を大切にしています。
すぎやま鍼灸整骨院の腰椎すべり症へのサポート
腰椎すべり症があるからといって、全員に同じ整体・鍼灸・トレーニングを行うわけではありません。
医療機関での診断内容、現在の症状、ご本人の希望に合わせて、当院で対応できる範囲を考えます。
① 痛みやしびれが強い時期は、まず医療と負担調整を優先する
足のしびれが強い、歩ける距離が急に短くなった、筋力低下が出ているなどの場合には、医療機関での評価を優先します。
当院で対応できる状態でも、痛みが強い時期には無理なストレッチや筋力トレーニングを急いで行いません。
どの動作で症状が強くなるかを整理し、今できる範囲を確認します。
② 全身バランス整体|腰や股関節周辺の状態を確認する
腰やお尻、股関節周辺などに筋肉の緊張や動かしにくさがある場合には、状態に応じて手技・整体をご提案します。
ただし、手技で腰椎のずれを元に戻すことは目的としません。
また、神経症状が強い場合や骨の状態に注意が必要な場合には、腰を強く反らす、ひねるなどの施術を行いません。
施術前後には、最初に困っていた動作を無理のない範囲で確認します。
③ 鍼灸|痛みや周囲の筋緊張に対する選択肢
腰やお尻、太もも周辺の痛みや筋肉の緊張がある方には、状態とご希望に応じて鍼灸をご提案する場合があります。
ただし、鍼灸によって腰椎のずれが戻る、神経の圧迫が必ず解消する、しびれが必ず改善するという説明は行いません。
しびれや筋力低下がある場合には、医療機関での評価や治療を優先すべきこともあります。
鍼灸を行うかどうかは、ご本人の希望も確認して判断します。
④ メディカルトレーニング|立つ・歩く・支える動作へ
痛みやしびれが落ち着き、運動できる状態であれば、必要に応じてメディカルトレーニングを取り入れます。
目的は、腰椎のずれをトレーニングで戻すことではありません。
例えば、
・椅子から立ち上がる
・安全に歩く
・下半身の筋力を使う
・身体を無理なく支える
・日常生活で必要な距離を歩く
といった動作を、現在の状態に合わせて練習します。
EMSなどの機器を使用する場合もありますが、すべての腰椎すべり症の方に必要というわけではありません。
運動の強さは、実施中だけでなく、運動後や翌日の痛み・しびれも確認しながら調整します。
⑤ 仕事・家事・散歩での負担を確認する
立ち仕事、台所仕事、買い物、散歩など、その方が普段どのように身体を使っているかを伺います。
長く立つとつらい方では、休憩を取るタイミングや作業の進め方を考えます。
歩くと足が重くなる方では、無理に距離を伸ばすのではなく、医師の方針と症状に合わせて活動量を調整します。
⑥ 整形外科での治療を尊重しながら進める
腰椎すべり症では、状態によって画像検査や薬物療法、リハビリテーション、注射、手術などが検討される場合があります。
当院の施術は、それらの医学的な診断や治療の代わりにはなりません。
医師から運動制限が出ている場合には、その指示を優先します。
腰椎すべり症のつらさが落ち着くまでの流れ
腰椎すべり症の経過は、症状の強さ、神経の状態、年齢、医療機関での治療内容などによって異なります。
「何回で骨のずれが戻る」「何か月で必ず治る」といった経過ではありません。
初期|医療機関での評価が必要か確認する
足の筋力低下、しびれの悪化、歩行能力の低下、排尿・排便の異常などがないか確認します。
必要な場合には、施術より医療機関での評価を優先します。
第2段階|痛み・しびれが出る動作と生活上の負担を整理する
立つ、歩く、反る、座るなど、どの動作で症状が変化するかを確認します。
当院で対応できる状態であれば、必要に応じて手技・鍼灸や生活上の工夫などを考えます。
第3段階|無理なく身体を使える範囲を広げる
現在できる動作を確認しながら、立ち上がりや歩行などに必要な運動を検討します。
しびれが強くなる、翌日まで痛みが残るなどの場合には、負荷を見直します。
第4段階|仕事・買い物・散歩に必要な動作へ
長く立つ、買い物へ行く、散歩をするなど、ご本人が必要としている活動を確認します。
歩行距離や活動時間は、症状と医療機関での治療方針を踏まえて考えます。
安定期|自分でも活動量を調整しやすい状態へ
つらくなったときの休憩の取り方、仕事や家事での負担調整、無理のない運動など、ご自身でも対応しやすい状態を目指します。
「腰椎すべり症だからできない」と諦める前に、今の状態でできることを一つずつ確認していきます。
腰椎すべり症があるとき、自宅で気をつけたいこと
強い痛みやしびれを我慢して腰を反らさない
腰を反ると症状が強くなる場合には、無理に腰を反らすストレッチを繰り返す必要はありません。
運動は現在の症状と医師の指示に合わせて選びましょう。
歩ける距離を無理に伸ばさない
歩くと足のしびれや重さが強くなる方は、我慢して歩き続ける必要はありません。
歩ける距離が短くなっている場合には、医療機関で神経などの状態を確認することが大切です。
痛い場所を強く揉み続けない
腰やお尻の筋肉がつらくても、強く揉み続けることが適切とは限りません。
刺激後に痛みやしびれが強くなる場合は中止してください。
自己判断で強い筋トレを始めない
体幹を鍛えることが役立つ場合もありますが、強い腹筋運動や腰を大きく反る運動が、今の身体に合っているとは限りません。
必要な運動は、症状に合わせて段階的に考えます。
足の力や排尿・排便に変化があれば受診する
筋力低下が進んでいる場合や、排尿・排便の異常がある場合には、セルフケアを続けず速やかに医療機関へ相談してください。
腰椎すべり症についてよくある質問
Q1.腰椎すべり症は整骨院で相談できますか?
A.ご相談いただけます。ただし、骨のずれや神経の状態を確認するため、医療機関での診断が重要です。
当院では、医療機関での診断内容を確認しながら、腰・股関節・背中の動きや、仕事・日常生活での負担など、対応できる範囲をご説明します。
Q2.腰椎すべり症と言われたら手術が必要ですか?
A.必ずしも、すぐに手術が必要になるわけではありません。
症状や神経の状態に応じて、医療機関では保存的な治療が検討されます。一方、筋力低下の進行、歩行や立位の大きな制限などがある場合には、医師が手術を検討することがあります。
Q3.腰を反ると痛いのですが、腰椎すべり症ですか?
A.腰椎すべり症が関係している可能性はありますが、症状だけで判断できません。
腰椎分離症やほかの腰痛でも似た症状が出ます。現在の痛みや神経症状などを確認し、必要に応じて整形外科での評価を受けてください。
Q4.足のしびれがあります。施術できますか?
A.まず、しびれと筋力の状態を確認する必要があります。
筋力低下がある、しびれが悪化している、歩ける距離が短くなっている場合には、整形外科での評価を優先します。
Q5.歩くと足が重くなります。すべり症のせいですか?
A.腰椎すべり症に伴う神経への影響で起こる場合がありますが、血管など別の問題でも似た症状が出ます。
歩行時の症状が続いている場合や悪化している場合には、医療機関での確認が大切です。
Q6.腰椎すべり症には筋トレをした方がいいですか?
A.状態に応じて運動が役立つ場合があります。
ただし、強い痛みやしびれがある時期に無理な筋トレを行う必要はありません。症状と医師の方針に合わせて、無理のない運動から検討します。
Q7.腰椎すべり症に鍼灸はできますか?
A.状態とご希望に応じて、選択肢としてご提案する場合があります。
ただし、鍼灸で腰椎のずれを戻す、神経の圧迫を必ず解消するといったものではありません。強い神経症状がある場合には医療機関を優先します。
Q8.整体で腰の骨のずれを戻せますか?
A.当院では、整体によって腰椎すべり症の骨のずれを戻すことを目的にしていません。
医療機関での診断を尊重しながら、筋肉の緊張、身体の動き、日常生活での負担など、対応できる部分を考えます。
Q9.腰椎すべり症と脊柱管狭窄症は同じですか?
A.同じ意味ではありませんが、両方が関係している場合があります。
腰椎すべり症は腰の骨の位置関係にずれがある状態です。脊柱管狭窄症は神経の通り道が狭くなる状態です。
Q10.整形外科に通いながら相談できますか?
A.ご相談いただけます。
診断名、画像検査の説明、薬やリハビリなどの治療状況、医師からの運動制限などを確認し、当院で対応できる範囲をご説明します。
Q11.何回くらい通えば良くなりますか?
A.一律の回数では決められません。
痛みやしびれの程度、歩行能力、医療機関での治療内容、生活への影響などによって異なります。「○回でずれが戻る」「必ず治る」といった説明は行いません。
Q12.腰椎すべり症に健康保険は使えますか?
A.慢性的な腰椎すべり症に伴う腰痛などを目的とした整体は、基本的に自費施術です。
柔道整復の健康保険は、負傷原因など所定の条件を満たす外傷に適用されるものです。実際の施術内容と費用については、事前にご説明します。
上尾市・久喜市・さいたま市で腰椎すべり症にお悩みの方へ
腰椎すべり症と診断されると、「腰の骨がずれているなら、もう元の生活には戻れないのでは」と不安になる方もいると思います。
以前は普通に行けていた買い物で途中休憩が必要になる。台所に立つ時間が短くなる。旅行や散歩へ行くのが心配になる。
そのように、日常生活が少しずつ変わってしまうことがあります。
腰椎すべり症では、必要な医療を受け、神経の状態などを確認することが大切です。
そのうえで、当院で対応できる身体の問題があれば、現在の状態に合わせてサポートします。
「もう少し長く歩きたい」
「台所仕事を続けたい」
「家族と買い物へ行きたい」
「また旅行を楽しみたい」
そのような普段の生活を大切にしながら、今できることから一つずつ考えていきます。
腰椎すべり症という診断名だけで、これからの生活を諦めないために。
上尾市・久喜市・さいたま市で、腰椎すべり症、腰を反ると痛い、立つ・歩くとお尻や足がつらい、足のしびれなどにお悩みの方は、すぎやま鍼灸整骨院へご相談ください。
なお、足の筋力低下が進んでいる場合や、排尿・排便の異常がある場合には、当院での施術より速やかな医療機関での評価を優先してください。
腰椎すべり症による腰痛・しびれ・歩きにくさについてご相談ください。
現在の症状と整形外科での診断・治療内容を確認し、当院でできる整体・鍼灸・運動などのサポートをご説明します。
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執筆者・監修
執筆者:柔道整復師 上尾中央院 院長 平本 龍也(治療家歴13年)

私は中学から大学まで野球を続け、競技生活の中で何度もケガを経験しました。その際、整骨院で柔道整復師の方に施術していただいたことが、この職業を知るきっかけでした。
現在は施術者として、患者様の痛みや身体のお悩みだけでなく、仕事や家事、趣味など、日常生活で困っていることも大切にしています。
腰椎すべり症についても、診断名だけで判断せず、腰痛、足のしびれ、筋力、歩行、医療機関での治療状況などを確認します。必要な医療を尊重しながら、その方が大切にしている生活を続けやすくなるようサポートしてまいります。

参考情報
・日本整形外科学会「腰椎変性すべり症」
https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/spondylolisthesis.html
・日本整形外科学会「腰椎分離症・分離すべり症」
https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/spondiyolysis.html
・AAOS OrthoInfo「Adult Spondylolisthesis of the Low Back」
https://www.orthoinfo.org/diseases–conditions/adult-spondylolisthesis-in-the-low-back
※本ページは一般的な情報提供を目的としています。腰椎すべり症の医学的診断、画像検査、薬物療法、注射、手術の判断などについては医師へご相談ください。


















