過敏性腸症候群


- お腹がいつも痛い
- 便秘や下痢が続いている
- 食べ物に気を付けているのにお腹の調子が悪い
- 便秘と下痢を交互に繰り返している
- 何か月も症状が続いている
すぎやま鍼灸整骨院グループでは、上尾市・久喜市・さいたま市の各院で、過敏性腸症候群に関するご相談に対応しています。症状の経過、睡眠、ストレス、生活習慣に加え、姿勢や呼吸、身体の緊張状態を確認します。必要に応じて整体・鍼灸などをご提案し、医療機関での検査が必要な場合は受診をご案内します。
過敏性腸症候群とは何か?──機能性腸疾患の代表格

「朝になるとお腹が痛くなる」
「電車に乗ると急にトイレへ行きたくなる」
「会議や学校など、すぐトイレへ行けない場所が怖い」
「下痢と便秘を繰り返している」
「病院で検査を受けたけれど、大きな異常はないと言われた」
このようなお悩みが続いている方は、過敏性腸症候群(IBS)の可能性があります。
過敏性腸症候群は、単純に「腸が弱い」「気にしすぎ」「ストレスだけが原因」というものではありません。
腸の動き、腸の感覚、脳と腸の情報交換、食事、睡眠、過去の感染症、心理的な負担など、複数の要素が関係すると考えられています。
すぎやま鍼灸整骨院では、過敏性腸症候群そのものを診断するのではなく、消化器内科などで必要な評価を受けたうえで、鍼灸・身体の緊張への施術・呼吸・生活習慣の整理などを通して、日常生活を少しでも過ごしやすくするためのサポートを行います。
こんなお悩みはありませんか?
・朝になると腹痛が出る
・通勤、通学中に急な便意が出る
・電車や高速道路に乗るのが怖い
・下痢を繰り返している
・便秘が続く
・下痢と便秘を交互に繰り返す
・お腹が張りやすい
・ガスが気になる
・食事をすると腹痛が出ることがある
・緊張するとお腹が痛くなる
・会議や試験の前にトイレへ行きたくなる
・外食や旅行を避けるようになった
・病院では大きな異常がないと言われた
・薬を飲んでいるが生活への不安も残っている
過敏性腸症候群で本当につらいのは、腹痛や便通だけではなく「また症状が出たらどうしよう」という不安によって、やりたいことを避けるようになってしまうことです。
過敏性腸症候群(IBS)とは?
過敏性腸症候群は、腹痛と、排便回数や便の形の変化が関連して繰り返される病気です。
日本消化器病学会の患者向けガイドでは、およそ10%程度の人にみられる比較的身近な病気とされています。
命に直接関わる病気ではありませんが、
・外出できない
・仕事へ集中できない
・学校へ行くのが不安
・旅行へ行けない
・食事を楽しめない
など、生活の質を大きく低下させることがあります。
「検査で異常なし」=気のせいではありません
過敏性腸症候群では、大腸カメラや血液検査などで、症状を説明できる腫瘍や強い炎症などが見つからないことがあります。
だからといって、腹痛や便意が「気のせい」という意味ではありません。
腸の動きや、腸から伝わる刺激を感じる神経の働きなど、通常の画像検査では分かりにくい変化が関係すると考えられています。
ただし、腹痛・下痢・便秘があるからといって、自分で過敏性腸症候群と決めつけることはできません。
まず消化器内科などで、ほかの病気が隠れていないか確認することが重要です。
過敏性腸症候群の4つのタイプ

下痢型
軟らかい便、水のような便、急な便意などが中心のタイプです。
特に、
・通勤電車
・授業
・会議
・試験
・車の運転
など、すぐトイレへ行けない場面で大きな不安を感じる方もいます。
便秘型
硬い便、排便回数の減少、強くいきむ、排便後にも残っている感じがするなどの症状が中心です。
お腹の張りやガスを伴うこともあります。
便秘だからといって食物繊維を急激に増やすと、かえって張りやガスが強くなる方もいます。
混合型
下痢と便秘の両方が繰り返されるタイプです。
便の状態が安定しないため、外出や食事の予定を立てにくくなることがあります。
分類不能型
過敏性腸症候群の特徴はあるものの、下痢型・便秘型・混合型へ明確に分類できない状態です。
また、同じ方でも体調や生活環境によってタイプが変化することがあります。
過敏性腸症候群はなぜ起こる?

腸の動きの変化
腸の動きが速くなれば、便の水分が十分に吸収されず下痢につながることがあります。
反対に動きが遅くなると、便が長く腸内へとどまり、硬くなりやすくなります。
腸の感覚が敏感になっている
過敏性腸症候群では、通常なら強い痛みとして感じないガスや腸の動きを、強い張りや腹痛として感じることがあります。
これを内臓知覚過敏と呼びます。
脳と腸の情報交換
脳と腸は神経やホルモンなどを介して、お互いに影響しています。
例えば、
「電車でお腹が痛くなった」
↓
「また痛くなるかもしれない」
↓
電車に乗る前から緊張する
↓
さらに腸の症状を意識する
という悪循環が起こることがあります。
これは「精神的に弱いから起こる」という意味ではありません。脳と腸が双方向に影響する「脳腸相関」という仕組みとして考えられています。
食事
脂肪分の多い食事、アルコール、カフェイン、香辛料、乳製品、特定の発酵性糖質などによって症状が変化する方もいます。
ただし、全員に同じ食品が悪いわけではありません。
睡眠・生活リズム
睡眠不足や不規則な生活によって、症状の波が大きくなる場合があります。
特に朝は、起床・朝食・排便・通勤準備が重なるため、時間に追われることで症状への不安が強くなる方もいます。
感染性腸炎のあと
感染性腸炎などの後から、腹痛や便通異常が長く残る「感染後IBS」が起こることもあります。
過敏性腸症候群の診断は医療機関で行います
過敏性腸症候群の診断には、症状の経過、年齢、病歴、診察、必要な検査などが必要です。
医療ではRome IVという診断基準も使用されます。
Rome IVの考え方
最近3か月の間に、平均して週1日以上の腹痛が繰り返しあり、
・排便と関連する
・排便回数が変化する
・便の形が変化する
といった特徴のうち複数がみられることなどを確認します。
症状だけで自己診断するのではなく、必要に応じて消化器内科でご相談ください。
病院ではどんな治療をする?
過敏性腸症候群の治療では、症状やタイプに合わせて、
・食事や生活習慣の調整
・整腸薬など
・下痢に対する薬
・便秘に対する薬
・腹痛に対する薬
・必要に応じた心理療法
・腸と脳の関係を考えた治療
などを組み合わせます。
一つの方法ですべての方が良くなるわけではありません。
現在薬を処方されている方は、自己判断で中止せず、処方した医師へご相談ください。
低FODMAP食について
特定の発酵性糖質を一時的に調整する低FODMAP食が、症状改善の選択肢になる場合があります。
ただし、長期間自己流で多くの食品を除去すると、栄養の偏りや食事への不安につながることがあります。
行う場合には医師や管理栄養士など専門家へ相談しながら進めることをおすすめします。
すぎやま鍼灸整骨院では何をするの?

すぎやま鍼灸整骨院では、過敏性腸症候群を整骨院だけで治療しようとは考えていません。
医療機関での診断・治療を基本としながら、
・身体の緊張が強い
・呼吸が浅くなっている
・首や背中まで力が入っている
・睡眠や生活リズムが乱れている
・症状への不安で身体を常に固めている
といった状態を確認します。
目標は「腸を揉んで治すこと」ではなく、症状があっても少しずつ生活の選択肢を取り戻せる身体づくりをサポートすることです。
鍼灸

過敏性腸症候群に対する鍼灸については研究が進められています。
近年の研究では、偽鍼と比較して症状改善を示した報告もあります。
一方で、研究ごとの差が大きく、現在も「鍼をすれば過敏性腸症候群が治る」と断定できる段階ではありません。
そのため当院では、医療機関の治療に代わるものではなく、身体の緊張や腹部症状を含めた補助的な方法の一つとして鍼灸をご提案します。
刺激が苦手な方へ無理に行うことはありません。
お腹・背中周囲の緊張を確認
症状への不安が強い方の中には、無意識にお腹へ力を入れたり、首や背中まで緊張させたりしている方もいます。
腹部を強く押したり、「腸を動かすために揉む」ことが目的ではありません。
痛みのない範囲で身体の緊張を確認します。
呼吸を確認
緊張が強い状態では、呼吸が浅く速くなる方もいます。
胸郭や背中の動きを確認し、ゆっくり呼吸しながら身体を動かす練習を行う場合があります。
生活習慣を整理
食べ物だけでなく、
・症状が出る時間
・便の状態
・睡眠時間
・朝の過ごし方
・仕事、学校
・外出時の状況
なども確認します。
おすすめなのが症状日記です。
症状を細かく監視するためではなく、「どんな条件で症状が強くなるか」を整理するために活用します。
鍼灸で使用することがあるツボ
鍼灸では症状や身体の状態を確認し、複数の経穴を選択します。
「このツボを押せば過敏性腸症候群が治る」というものではありません。
合谷

手の甲にある代表的な経穴です。全身の状態をみながら施術に使用することがあります。
足三里

膝の下にある経穴です。消化器系のお悩みを含め、鍼灸施術でよく用いられる経穴の一つです。
中脘

みぞおちとおへその間にある経穴です。
腹部へ施術する際には痛みや体調を確認し、無理な刺激は行いません。
天枢

おへその左右にある経穴です。腹部症状への鍼灸で選択されることがあります。
※ご自身で強く押したり、腹痛の原因が分からない状態でお腹へお灸を行ったりすることはおすすめしません。
症状が安定するまでの流れ
初期|まず症状を整理する
最初は、
・腹痛が起こる時間
・便の回数
・便の形
・急な便意
・お腹の張り
・食事
・睡眠
・外出への不安
などを整理します。
調整期|一つずつ変えていく
施術や鍼灸を行う場合でも、生活習慣を一気にすべて変えることはおすすめしません。
朝の時間、睡眠、食事など、症状と関係していそうなものから一つずつ確認します。
安定期|できなかったことへ戻る
症状が落ち着いてきたら、
・電車に乗る
・外食する
・友人と出かける
・旅行へ行く
・仕事や学校へ集中する
など、以前控えていた生活へ少しずつ戻ることを目指します。
「二度と腹痛が起きないこと」だけをゴールにするのではなく、症状が出ても落ち着いて対応でき、生活の選択肢が増えることも大切な変化です。
セルフケア期|自分の特徴を知る
どんな場面で症状が出やすいか、自分に合った対処法が分かってきたら、ご自身で管理できる状態を目指します。
状態が安定している場合に、必要以上の通院を続けることを目的とはしていません。
過敏性腸症候群の症例例
症例例①|30代男性・通勤電車で下痢と腹痛が出る
お悩み:数か月前から、朝の通勤時間になると腹痛と急な便意が出るようになりました。消化器内科を受診し、大きな異常はなく過敏性腸症候群と診断されていました。
生活への影響:途中下車できる駅を毎日確認し、快速電車に乗れなくなっていました。休日は比較的症状が軽いものの、月曜日の朝は特に症状への不安が強い状態でした。
確認:腹部症状だけでなく、睡眠、朝食、出発時間、身体の緊張、呼吸などを確認しました。
対応:医療機関での治療を継続しながら、鍼灸と身体の緊張への施術、朝の時間に余裕をつくること、症状日記などを組み合わせました。
経過:腹痛の有無だけではなく、途中下車する回数や電車へ乗るときの不安の程度を確認しました。徐々に途中下車せず通勤できる日が増え、外出への不安も以前より軽くなっていきました。
※症例例です。実際の症状・経過・施術内容には個人差があります。
症例例②|40代女性・便秘とお腹の張りを繰り返す
お悩み:便秘とお腹の張りが続き、仕事が忙しくなると症状が強くなる状態でした。
確認:水分、食事だけでなく、睡眠時間、運動量、排便を我慢する習慣などを確認しました。
対応:腹部を強く揉むのではなく、身体の緊張を確認しながら鍼灸・呼吸・軽い運動などを行いました。
食物繊維を大量に増やすのではなく、医療機関での治療を継続しながら生活習慣を少しずつ整理しました。
経過:便の回数だけではなく、強くいきむ回数、お腹の張り、仕事中の不快感などを確認しながら経過を追いました。
※症例例です。実際の症状・経過・施術内容には個人差があります。
先に消化器内科を受診していただきたい症状

次のような場合は、過敏性腸症候群と思い込まず医療機関へご相談ください。
・便に赤い血が混じる
・黒い便が出る
・意図せず体重が減っている
・発熱が続いている
・強い貧血を指摘された
・今までにない強い腹痛がある
・嘔吐を繰り返す
・お腹が強く張り、便やガスが出ない
・夜間に症状で何度も目が覚める
・中高年になってから急に症状が始まった
・大腸がんや炎症性腸疾患の家族歴がある
・症状が急激に悪化している
このような場合には、施術よりも消化器内科などでの検査を優先します。
過敏性腸症候群についてよくある質問
Q1.過敏性腸症候群は治りますか?
A.症状が落ち着き、日常生活への影響が少なくなる方はいますが、「必ず完治する」とは言えません。
症状には波があるため、医療機関での治療と生活習慣などを組み合わせながら、自分に合う管理方法を見つけることが大切です。
Q2.検査で異常なしと言われました。それでも症状は本物ですか?
A.はい。検査で大きな異常がないことと、症状が存在しないことは別です。
腸の動きや感覚、脳腸相関などが症状に関係することがあります。
Q3.鍼灸で過敏性腸症候群は治りますか?
A.鍼灸だけで治るとはお伝えしていません。
過敏性腸症候群に対する鍼灸の研究はありますが、研究結果にはばらつきがあります。
医療機関での治療を基本として、補助的な選択肢としてご提案することがあります。
Q4.どのくらい通えばいいですか?
A.一律には決めていません。
腹痛だけでなく、便通、外出への不安、睡眠、生活への影響などを確認しながら必要性を判断します。
Q5.食事は何を避ければいいですか?
A.全員に共通して禁止すべき食品があるわけではありません。
自己判断で多くの食品を制限するのではなく、症状との関係を記録し、必要に応じて医師・管理栄養士へご相談ください。
Q6.ストレスが原因ですか?
A.ストレスだけが原因ではありません。
腸の動き、感覚、脳腸相関、食事、睡眠など複数の要素が関係します。ストレスは症状を変化させる要因の一つです。
Q7.薬をやめて鍼灸だけにできますか?
A.自己判断で薬を中止しないでください。
薬については処方した医師へご相談ください。当院の施術と病院での治療は併用できます。
Q8.保険は使えますか?
A.過敏性腸症候群に対する当院の施術は、基本的に自費施術としてご案内します。
詳しい料金についてはご予約時または初回来院時にご確認ください。
上尾市・久喜市・さいたま市で過敏性腸症候群にお悩みの方へ
過敏性腸症候群は、周りから症状が見えにくいため、一人で我慢してしまう方が少なくありません。
「電車に乗れない」
「外食が怖い」
「旅行へ行けない」
「仕事や学校へ集中できない」
このような状態が続けば、毎日の選択肢が少しずつ狭くなってしまいます。
すぎやま鍼灸整骨院では、過敏性腸症候群を整骨院だけで治すことを目的にはしていません。
必要な医療を受けながら、身体の緊張、呼吸、生活リズムなどについて、国家資格者の立場からできるサポートを行います。
目標は「お腹のことを一度も考えない身体」だけではありません。症状への不安で諦めていた外出・仕事・食事・旅行などを、少しずつ取り戻せる状態を目指します。
上尾市・久喜市・さいたま市で、過敏性腸症候群、腹痛、下痢、便秘、お腹の張り、急な便意などにお悩みの方は、すぎやま鍼灸整骨院へご相談ください。
執筆・監修:すぎやま鍼灸整骨院 国家資格者
※過敏性腸症候群の診断・薬物療法は医療機関で行います。当院での鍼灸・施術による変化には個人差があります。血便、体重減少、発熱、強い腹痛などがある場合には医療機関での評価を優先してください。
症例
症例①|通勤前の腹痛と下痢を繰り返していた30代男性【鍼灸】
患者情報
30代男性/会社員
お悩み
数年前からお腹の調子が安定せず、特に朝の通勤前になると腹痛や便意が強くなる状態が続いていました。電車に乗る前には必ずトイレの場所を確認し、「途中でお腹が痛くなったらどうしよう」という不安も強くなっていました。
医療機関で過敏性腸症候群と診断され、生活習慣にも気をつけていましたが、仕事が忙しくなると症状が強くなるため来院されました。
来院時の状態
腹部の状態だけでなく全身を確認すると、首・肩・背中の緊張が強く、呼吸も浅くなりやすい状態でした。また、睡眠時間が不規則で、仕事の忙しさとお腹の状態が連動する傾向がみられました。
国家資格者による評価
過敏性腸症候群は、単純に「腸だけが悪い」と考えるのではなく、食事や睡眠、心理的な負担、自律神経など複数の要素を確認することが重要です。
この方の場合は、仕事の緊張が強くなる時期に腹痛や便意も強くなる傾向があったため、身体の緊張や自律神経の働きにも着目しました。
施術方針|鍼灸
腹部だけに鍼を行うのではなく、その日の体調を確認しながら手足や背中などにも鍼灸施術を行いました。
強い刺激を与えるのではなく、身体全体の緊張を整え、リラックスしやすい状態をつくることを目的に施術を進めました。
経過
初期は朝の腹痛や便意に波がありましたが、施術を続ける中で「お腹の調子が良い朝が増えてきた」との変化がみられました。
その後は睡眠や食事、仕事が忙しい時期との関係も確認しながら施術を継続。徐々に「電車に乗る前に毎回トイレを探す」という行動も少なくなりました。
現在の状態・今後の目標
体調や仕事の状況によってお腹が不安定になる日はありますが、以前より通勤時のお腹への不安は減っています。
現在は症状だけでなく、「お腹のことを気にせず電車に乗れる」「外出先でも食事を楽しめる」状態を目標にサポートしています。
症例②|便秘とお腹の張りが続いていた40代女性【整体】
患者情報
40代女性/デスクワーク
お悩み
以前から便秘になりやすく、仕事が忙しくなると数日間排便がないこともありました。特に夕方になるとお腹が張り、ズボンがきつく感じるほど苦しくなることも。
医療機関で過敏性腸症候群について相談しながら過ごしていましたが、腰や背中の張り、身体の疲れも強かったため来院されました。
来院時の状態
身体を確認すると、長時間のデスクワークによって背中が丸くなりやすく、腰・背中・股関節周辺にも強い緊張がみられました。
また、胸やお腹まわりの動きが小さく、深く呼吸しようとしても胸だけで呼吸する傾向がみられました。
国家資格者による評価
便秘やお腹の張りがあるからといって、腹部をマッサージすればよいとは限りません。
過敏性腸症候群には食事・睡眠・ストレスなどさまざまな要因が関係するため、それらを確認したうえで、この方については姿勢の崩れや身体の緊張、呼吸のしづらさにも着目しました。
施術方針|整体
お腹を強く揉むのではなく、背中・腰・骨盤・股関節など身体全体の動きを確認しながら整体を行いました。
特に、長時間座っていることで固まりやすくなっていた背中や骨盤周辺を整え、呼吸するときに胸やお腹が自然に動きやすい状態を目指しました。
経過
初期は腰・背中の緊張とお腹の張りを確認しながら施術を行いました。
数回の施術を重ねる中で、「夕方のお腹の苦しさが以前ほど気にならない日が出てきた」との変化がみられました。
その後は整体だけに頼るのではなく、身体を動かす習慣や座り姿勢なども見直し、仕事中でも身体が固まり続けない状態を目指しました。
現在の状態・今後の目標
仕事が忙しい時期には便通やお腹の状態に波がありますが、以前よりお腹の張りを気にせず過ごせる時間が増えています。
現在は、「便秘だから予定を変える」「お腹が心配だから外食を控える」といった生活上の制限を減らし、やりたいことを普通に楽しめる状態を目標に身体づくりを続けています。
※症例は一例であり、施術による変化や必要な期間には個人差があります。血便、発熱、急激な体重減少、強い腹痛などがある場合は、過敏性腸症候群と自己判断せず医療機関での検査・診察を優先します。














