膝内側側副靭帯損傷(MCL損傷)


- 膝が内側に痛む
- 歩くと膝がぐらつく
- 階段の上り下りが辛い
- 膝を曲げると痛い
- 運動すると膝が不安定
すぎやま鍼灸整骨院グループでは、上尾市・久喜市・さいたま市の各院で、膝内側側副靱帯損傷(MCL損傷)に関するご相談に対応しています。痛む場所だけでなく、関節の安定性、可動域、筋力、フォームや歩行を確認します。必要に応じてエコー観察や医療機関への受診案内を行い、施術とリハビリで競技・日常生活への復帰を支援します。
膝内側側副靱帯損傷(MCL損傷)
「膝の内側が痛い」「横からぶつかられて膝をひねった」「痛みは減ったのに踏ん張るのが怖い」――その膝の状態を、痛みだけで判断していませんか?

サッカーで相手と接触した瞬間、膝の内側に鋭い痛みが走った。スキーで足が引っかかり、膝をひねってしまった。転倒してから膝の内側が腫れ、歩くたびに痛みを感じるようになった。
このような経験はありませんか?
「膝の内側を押すと痛い」
「横方向へ踏ん張ると膝が怖い」
「腫れは引いたけれど、方向転換ができない」
「歩けるから軽い捻挫だと思っていた」
「大会に向けて、できるだけ早く競技へ戻りたい」
「また膝を痛めるのではないかと不安がある」
こうしたお悩みがある場合、膝内側側副靭帯損傷(MCL損傷)が関係している可能性があります。
膝内側側副靭帯は、太ももの骨とすねの骨を膝の内側でつなぎ、膝が横方向へ崩れそうになる動きを支えている靭帯です。
横からの衝撃や、膝に強いひねりが加わることで損傷することがあります。
ただし、膝の内側が痛いからといって、必ずMCL損傷とは限りません。半月板損傷、前十字靭帯損傷、骨折などが関係する場合もあります。
特に受傷直後の強い腫れ、歩行困難、膝の大きなグラつきがある場合には、整形外科での評価を優先することが大切です。
上尾市・久喜市・さいたま市のすぎやま鍼灸整骨院では、膝の痛みだけでなく、ケガをしたときの状況、腫れ、膝の安定性、歩行、競技で必要な動作などを確認します。
医療機関での評価が必要な状態かを考えたうえで、当院で対応できる場合には、身体の状態に合わせた施術や段階的な運動を提案します。
膝の痛みを落ち着かせるだけでなく、歩く・階段を使う・走る・踏ん張るといった動作まで大切にしています。
このような膝内側側副靭帯損傷(MCL損傷)のお悩みはありませんか?
- 膝の内側に痛みがある
- 横からぶつかられて膝を痛めた
- サッカーやラグビー中に膝をひねった
- スキーで足を取られ、膝に痛みが出た
- 膝の内側を押すと痛い
- 膝を曲げ伸ばしすると痛む
- 歩行時に膝がグラつく
- 階段を下りると膝が不安になる
- 横方向へ踏ん張れない
- 膝の内側に腫れや内出血がある
- 痛みは減ったが、スポーツに戻るのが怖い
- 方向転換やジャンプの着地が不安
- サポーターを外してよいか分からない
- リハビリをどこまで進めればよいか知りたい
- 膝のケガを繰り返さないようにしたい
こうした症状は、膝内側側副靭帯損傷でみられる場合があります。
ただし、歩けることや、腫れが少ないことだけで「軽い損傷」と判断することはできません。
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膝の内側の痛み・
スポーツ復帰でお悩みの方へ
「膝をひねってから痛い」
「踏ん張ると膝が不安」
そんなお悩みをお聞かせください。
上尾市・久喜市・さいたま市|すぎやま鍼灸整骨院
※受傷直後の強い腫れ・歩行困難・膝の大きなグラつきがある場合は、整形外科での評価を優先してください。
膝内側側副靭帯損傷(MCL損傷)とは?
膝内側側副靭帯損傷とは、膝の内側にある「内側側副靭帯」が、強い力によって伸ばされたり、部分的または完全に断裂したりするケガです。
英語ではMedial Collateral Ligamentといい、略してMCLと呼ばれます。
MCLは、太ももの骨とすねの骨をつなぎ、膝の内側を支える重要な組織です。
特に、膝の外側から力が加わって、膝の内側が引き伸ばされるような動きに対して働きます。
サッカーやラグビーでの接触、スキーでの転倒、急な方向転換などが受傷のきっかけになることがあります。
MCLは、膝の内側を支える「ベルト」のような存在です。
このベルトが損傷すると、膝の内側の痛みだけでなく、横方向への不安定感が生じる場合があります。
膝内側側副靭帯(MCL)の役割をもう少し詳しく
膝内側側副靭帯には、表面側にある部分と、関節に近い深い部分があります。
深い部分は、膝の関節を包む組織や内側半月板とつながりがあります。
そのため、膝に強いひねりや衝撃が加わった場合には、MCLだけでなく、内側半月板や前十字靭帯(ACL)なども同時に損傷していないかを確認する必要があります。
一方、単独のMCL損傷では、重症度や損傷部位に応じて、手術を行わずに保護とリハビリテーションを進める場合も多くあります。
重要なのは、損傷の程度と、ほかの組織にケガがないかを確認することです。
膝内側側副靭帯損傷(MCL損傷)はなぜ起こるの?
膝内側側副靭帯損傷では、膝の外側から強い力が加わったり、足が固定されたまま身体が回転したりすることで、靭帯に大きな負担がかかります。
① 横からの強い衝撃

サッカーの接触プレーやラグビーのタックルなどで、膝の外側から強い力が加わることがあります。
このとき、膝の内側が引き伸ばされるような動きが起こると、MCLが損傷する場合があります。
横からぶつかられた瞬間に膝の内側が痛くなった場合は、MCL損傷を考える手がかりになります。
② 膝が曲がった状態で力が加わる

膝を少し曲げた状態で横から力が加わると、MCLに負担がかかる場合があります。
診察では、膝を約20〜30度曲げた状態などで、靭帯の安定性を確認することがあります。
ただし、ご自身で膝を横に押して、損傷の程度を確かめることは避けてください。
③ ひねりを伴う動作

足が地面に固定されたまま身体が回転すると、膝にひねりの力が加わります。
スキーで板が引っかかった場合や、サッカーで急に方向転換した場合などに起こることがあります。
強い回旋の力が加わったときは、MCLだけでなくほかの靭帯や半月板なども確認することが重要です。
④ 転倒や日常生活でのケガ
膝内側側副靭帯損傷は、スポーツ選手だけに起こるケガではありません。
階段で足を踏み外す、転倒する、足を滑らせるなど、日常生活で膝をひねった際にも起こる場合があります。
年齢や競技歴に関係なく、膝の内側に痛みが生じた場合は、ケガの状況と現在の症状を確認することが大切です。
膝内側側副靭帯損傷(MCL損傷)の重症度

膝内側側副靭帯損傷は、一般的に損傷の程度によってGrade 1〜3に分類されます。
ただし、痛みの強さだけでグレードを判断することはできません。
Grade 1|軽度の損傷
靭帯の一部に軽い損傷があり、膝の内側に圧痛がみられる状態です。
大きな関節の緩みは目立たない場合が多く、歩行ができる方もいます。
痛みが比較的軽くても、受傷直後にスポーツへ戻ってよいとは限りません。
Grade 2|部分断裂
靭帯の一部が断裂し、膝の内側の痛みや腫れ、関節の緩みがみられる場合があります。
歩行や階段、方向転換などで不安定感を感じる方もいます。
状態に応じて、膝の横方向の動きを保護する装具や、段階的なリハビリテーションなどが検討されます。
Grade 3|完全断裂
靭帯が完全に断裂した状態です。
膝の横方向の不安定性が大きくなる場合があります。
ただし、重度の損傷でも歩ける方はいるため、歩行可能かどうかだけでは判断できません。
完全断裂が疑われる場合や、膝の不安定性が強い場合には、整形外科での評価を優先してください。
Grade 3であっても、単独損傷か、ACLや半月板などの合併損傷があるかによって治療方針が異なります。
膝内側側副靭帯損傷(MCL損傷)の主な症状

① 膝の内側が痛い
MCL損傷では、膝の内側に痛みが生じることがあります。
膝の内側を押したときや、歩行・方向転換などで痛む場合があります。
ただし、膝の内側の痛みは半月板損傷などでもみられるため、痛む場所だけで判断することはできません。
② 膝に腫れや内出血がある
受傷後、膝の内側に腫れや皮下出血がみられる場合があります。
膝全体が急に大きく腫れた場合には、MCL以外の組織の損傷も考える必要があります。
腫れの大きさと靭帯の損傷の程度は、必ずしも一致しません。
③ 膝がグラつく・踏ん張れない
膝の横方向への安定性が低下すると、体重をかけた際に膝が頼りなく感じる場合があります。
階段や方向転換などで「膝が抜けそう」と感じる方もいます。
強い不安定感がある場合は、重い靭帯損傷や複合損傷の可能性も考える必要があります。
④ 膝を曲げ伸ばししにくい
痛みや腫れによって、膝を曲げ伸ばししにくくなる場合があります。
ただし、膝が完全に引っかかって動かない場合などは、半月板損傷など別の問題が関係している可能性があります。
⑤ スポーツで方向転換や着地が怖い
日常生活では歩けるようになっていても、ダッシュや横方向への移動、片脚着地などで不安が残る場合があります。
痛みが引いたことと、競技に必要な動作ができることは同じではありません。
こんな膝の症状は、まず整形外科へ
膝内側側副靭帯損傷が疑われる場合、次のような症状があれば、整体やマッサージを受けて様子を見るより、医療機関での評価を優先してください。
- ケガの直後から膝が大きく腫れた
- 膝に体重をかけられない
- 膝が大きくグラつく
- 膝が変形している
- 膝を伸ばせない・完全に動かせない
- 強い痛みが続いている
- 足先の感覚や色に異常がある
- 複数の方向へ膝が不安定に感じる
- 受傷時に大きな音や感覚があり、その後急に腫れた
歩けないほどの痛み、強い腫れ、大きな不安定性、足先の感覚・血流の異常がある場合は、速やかに医療機関で評価を受けてください。
お子様や成長期の方では、靭帯だけでなく、骨や成長部分の損傷が関係している場合もあります。
膝内側側副靭帯損傷と半月板・ACL損傷の違い
膝をひねった後の痛みでは、MCL損傷だけでなく、半月板損傷や前十字靭帯損傷なども考える必要があります。
MCL損傷で確認したい特徴
膝の内側の痛み、横方向への力が加わった受傷歴、膝の内側の圧痛、不安定感などが手がかりになります。
半月板損傷で確認したい特徴
膝の関節の内側や外側の痛み、ひねった後の腫れ、引っかかり、ロッキングなどがみられる場合があります。
前十字靭帯(ACL)損傷で確認したい特徴
急な方向転換や着地の際の受傷、急速な腫れ、膝が抜ける感覚などがみられる場合があります。
これらは症状が重なることがあり、複数の組織が同時に損傷している場合もあります。
当院での動作確認だけで、靭帯断裂や合併損傷を医学的に確定することはできません。
膝内側側副靭帯損傷の検査と医療機関での治療
医療機関では、受傷時の状況、痛みや腫れ、膝の安定性などを確認します。
必要に応じて、レントゲンやMRIなどの画像検査が検討されます。
レントゲンは骨折などの確認に用いられ、MRIでは靭帯や半月板などの状態を確認できる場合があります。
治療方針は、損傷の程度、損傷した場所、ほかの組織のケガの有無、年齢、競技や生活で必要な動作などによって異なります。
単独のMCL損傷では、装具などによる保護と、段階的な運動療法が選択される場合があります。
一方で、重い不安定性や合併損傷などがある場合には、医師が手術の必要性を検討することもあります。
「MCL損傷は手術しなくてもよい」「Grade 3なら必ず手術」と、一律に決めることはできません。
なぜマッサージだけでは膝内側側副靭帯損傷が十分に回復しないことがあるの?
膝を痛めた後、太ももやふくらはぎの筋肉が張る場合があります。
筋肉の張りに対して、状態に応じた手技が役立つことはあります。
しかし、MCL損傷では靭帯そのものが傷ついているため、周囲の筋肉を揉むだけでは十分な対応にならない場合があります。
特に、受傷直後の靭帯を強く刺激したり、膝の内側を無理に引き伸ばしたりすることは避ける必要があります。
靭帯の回復に必要な保護と、身体を使えるようにするためのリハビリは、役割が異なります。
例えば、歩くときの痛みが軽くなっても、片脚で踏ん張る力や、方向転換をするときの安定性が十分でない場合があります。
そのため当院では、痛い場所だけを施術するのではなく、次のような点を確認します。
- 膝の痛みや腫れがどう変化しているか
- 膝を無理なく曲げ伸ばしできるか
- 歩行時に膝をかばっていないか
- 片脚で身体を支えられるか
- 階段やしゃがみ込みはどうか
- スポーツの方向転換や着地に不安がないか
「膝の周囲が楽になること」と「膝を安定して使えること」は、分けて確認する必要があります。
すぎやま鍼灸整骨院の膝内側側副靭帯損傷へのサポート
当院では、膝内側側副靭帯損傷の方全員に、同じ施術を行うわけではありません。
受傷してからの期間、腫れや痛み、医療機関での診断内容、スポーツや仕事で必要な動作などを確認し、今の身体に必要な方法を考えます。
① 状態の確認|損傷の程度と受診の必要性を考える

受傷したときの状況、痛みの場所、腫れ、歩行、膝を動かせる範囲などを確認します。
医療機関で検査を受けている方では、診断内容や医師の指示も確認します。
必要に応じてエコーで観察できる範囲を確認する場合がありますが、当院のエコー観察だけでGrade 1〜3や複合靭帯損傷を確定することはありません。
強い腫れや不安定性などがある場合には、整形外科での評価を優先します。
② 急性期の対応|膝を保護し、負担を調整する

受傷直後は、膝の状態に合わせて保護や活動量の調整を考えます。
必要に応じて、冷却、圧迫、挙上などが痛みや腫れへの対応として用いられることがあります。
ただし、靭帯の損傷程度によっては装具や松葉杖などが必要になる場合もあるため、医師の方針を優先します。
大切なのは、痛みを我慢して動くことでも、必要以上に長期間動かさないことでもなく、損傷の状態に合わせて保護と運動を進めることです。
急性期のRICE処置について

Rest(保護・休息):痛みを強くする動作や、膝に横方向の負担がかかる動作を避けます。必要な保護の程度は、損傷の状態によって異なります。
Ice(冷却):冷却は痛みを和らげる目的で用いられる場合があります。保冷剤などを直接肌に当てず、冷やしすぎに注意してください。
Compression(圧迫):包帯などで圧迫する場合は、締め付けすぎに注意が必要です。
Elevation(挙上):楽な姿勢で膝や脚を支え、腫れやつらさへの対応を考えます。
RICE処置だけで、MCL損傷の程度が分かったり、靭帯の回復が保証されたりするわけではありません。
③ 全身バランス整体・手技療法|膝周辺の動かしにくさへ

膝の保護が必要な時期を過ぎ、医療機関での治療方針と現在の状態を確認したうえで、必要に応じて手技療法をご提案します。
膝をかばうことで、太ももやふくらはぎ、股関節周辺が動かしにくくなる場合があります。
そうした身体の状態を確認し、必要な部分への対応を考えます。
損傷したMCLを強く揉んだり、横方向へ無理に伸ばしたりして、靭帯を「元に戻す」施術ではありません。
④ 鍼灸|膝周辺の痛みや筋肉のつらさへの選択肢

膝周辺や太ももに痛み・筋肉の緊張がある場合には、現在の状態とご希望に応じて鍼灸を検討することがあります。
ただし、鍼灸によって断裂した靭帯が必ず修復する、競技復帰までの期間が必ず短くなるという説明は行いません。
靭帯の保護が必要な時期や、医療機関での評価が必要な状態では、そちらを優先します。
⑤ メディカルトレーニング|膝を支える筋力と動作へ

医療機関での治療方針に沿って運動できる段階になったら、必要に応じてメディカルトレーニングをご提案します。
膝の安定性を考える際には、太ももだけでなく、お尻や体幹なども含めた身体の使い方が大切です。
現在の状態に応じて、
- 太ももの筋肉を使う
- 無理のない範囲で膝を曲げ伸ばしする
- 椅子から立ち上がる
- 片脚で身体を支える
- 階段の上り下りを練習する
- スクワットやステップを行う
- 走る・ジャンプ・方向転換へ段階的に進める
などを考えます。
当院では「施術して終わり」ではなく、生活やスポーツで膝を使えるようにするための運動まで大切にしています。
⑥ 歩行・階段・スポーツ動作の確認
膝内側側副靭帯損傷で困る動作は、一人ひとり異なります。
日常生活で階段を使う方と、サッカーで方向転換を繰り返す方では、必要な動作が違います。
当院では、現在の状態に応じて歩行や片脚動作、スポーツに必要な動きなどを確認します。
痛みが引いたことだけで判断せず、実際に必要な動作がどこまでできるようになっているかを確認することが大切です。
⑦ インソール|足元のサポートが必要な場合に確認する

膝内側側副靭帯損傷の回復を考える際には、膝そのものの状態に加えて、歩行や下半身の使い方を確認することがあります。
当院では、足の痛みや歩きにくさ、靴の不具合など、足元にもお悩みがある場合には、必要に応じて歩行や足の状態を確認します。
そのうえで、足元のサポートが必要と考えられる場合には、矯正用インソール「Formthotics Medical」をご案内することがあります。
インソールは、靴の中で足元を支え、歩行時の快適さや身体の使い方を考えるための選択肢です。
ただし、MCL損傷に対して膝の装具の代わりになるものではありません。靭帯の保護や競技復帰の判断は、医療機関での方針を優先します。
▶ Formthotics Medicalインソールについて詳しくはこちら
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膝の痛みだけでなく、
動ける状態まで考えたい方へ
膝の状態と医療機関での診断内容を確認し、
施術・運動・日常生活での工夫など、
今の身体に必要な方法を一緒に考えます。
上尾市・久喜市・さいたま市|すぎやま鍼灸整骨院
膝内側側副靭帯損傷が落ち着き、日常生活やスポーツへ戻るまでの流れ
膝内側側副靭帯損傷の回復は、Grade、損傷した場所、ほかの組織のケガの有無、年齢、競技で必要な動作などによって異なります。
そのため、当院では「何回で必ず治る」「何週間で全員が競技へ復帰できる」といった一律の説明は行いません。
以下は、保存的な対応を進める場合の一般的な流れです。実際の運動開始時期や装具の使用期間は、医師の指示を優先します。
初期|受傷直後〜痛みや腫れが強い時期

最初に、膝の痛みや腫れ、不安定性、合併損傷の可能性などを確認します。
必要に応じて装具などで膝を保護し、痛みを強くする動作や競技を調整します。
この段階で、膝を横方向へ無理に伸ばしたり、痛みを我慢して方向転換したりすることは避けましょう。
回復初期|保護を続けながら、動きを取り戻す時期

痛みや腫れの状態を確認しながら、医師の方針に沿って膝を動かせる範囲を広げていきます。
必要に応じて、太もも周辺の筋肉を使う運動や、無理のない歩行などを考えます。
靭帯を保護しながら、必要以上に膝が硬くならないようにすることも重要です。
中期|筋力・バランス・日常動作の回復

膝の痛みや腫れが落ち着き、基本的な動作ができるようになってきた段階で、必要に応じて筋力やバランスを確認します。
椅子から立ち上がる、階段を使う、片脚で身体を支えるなど、日常生活で必要な動作へ進めます。
この時期は、施術を受けることだけでなく、ご自身で身体を使うことも大切になります。
後期|走る・ジャンプ・方向転換へ

日常生活での動作が安定してきたら、競技で必要な動きへ段階的に進めます。
サッカーであれば、ジョギング、ダッシュ、方向転換、ボールを使った動作などが考えられます。
ジャンプや着地、横方向へのステップなども、現在の膝の状態に合わせて確認します。
「走れるようになった」だけでなく、「横方向へ踏ん張れるか」「着地で膝が不安にならないか」まで確認することが大切です。
競技復帰・安定期|必要な動作を続けられる状態へ
競技への復帰は、受傷からの日数だけで決めるものではありません。
痛み、腫れ、膝の可動域、筋力、片脚動作、競技特有の動き、医師の判断などを組み合わせて考えます。
復帰後も必要に応じて運動を継続し、膝を使うことへの不安を減らしていきます。
膝内側側副靭帯損傷の回復期間はどのくらい?
回復までの期間には個人差があります。
軽度の単独損傷では数週間の経過で活動を再開できる場合もありますが、部分断裂や完全断裂、ほかの組織の合併損傷がある場合には、さらに長い期間が必要になることがあります。
Grade 3の重度損傷や手術を行った場合には、数か月単位のリハビリテーションが必要となることもあります。
ただし、同じGradeであっても、復帰までの期間が全員同じになるわけではありません。
当院では、医療機関での治療方針を踏まえ、痛みだけでなく、日常生活や競技で必要な動作を確認しながら進めます。
膝内側側副靭帯損傷があるとき、自宅で気をつけたいこと
① 受傷直後は自己判断で強く揉まない
痛い場所を強くマッサージしたり、靭帯を伸ばすようなストレッチをしたりすることは避けましょう。
まずは損傷の状態を確認することが大切です。
② 装具や松葉杖は医師の指示に沿って使用する
膝の保護が必要な場合には、装具や松葉杖などが用いられることがあります。
痛みが減ったからといって、自己判断で使用をやめないようにしましょう。
③ 痛みを我慢して深くしゃがまない
膝を深く曲げたときに痛みや不安定感がある場合には、無理に動かす必要はありません。
運動できる範囲は、損傷の程度や治療方針に合わせて考えます。
④ 競技復帰を急がない
歩けるようになった直後に、全力のダッシュや方向転換へ戻る必要はありません。
片脚で支える、ジャンプから着地する、踏ん張るなどの能力も確認していきましょう。
⑤ 腫れや不安定感が続く場合は再評価する
安静にしていても腫れが続く、膝が大きくグラつく、引っかかりがあるなどの場合は、医療機関で再評価することが大切です。
膝内側側副靭帯損傷についてよくある質問
Q1.MCL損傷は自然に良くなりますか?
A.単独損傷では、保存的な治療が選択される場合も多くあります。
ただし、損傷の程度や合併損傷によって対応は異なります。医療機関で状態を確認したうえで、保護と段階的なリハビリを進めることが重要です。
Q2.歩けるなら軽いMCL損傷ですか?
A.歩けることだけで、損傷の程度は判断できません。
強い不安定感や腫れなどがある場合には、歩けても医療機関での評価が大切です。
Q3.Grade 3の完全断裂なら手術が必要ですか?
A.必ずしも全員が手術になるわけではありません。
単独損傷か、ほかの靭帯や半月板などを伴うかによって方針が異なります。医師が状態と生活・競技での目標を踏まえて判断します。
Q4.湿布と安静だけで大丈夫ですか?
A.損傷の程度によって必要な対応が異なります。
痛みへの対応だけでなく、靭帯の保護や膝の動き、筋力、生活・競技での動作を確認することが大切です。
Q5.マッサージで靭帯は回復しますか?
A.周囲の筋肉の張りが楽になる場合はありますが、マッサージだけで断裂した靭帯が修復するわけではありません。
損傷した組織の保護と、必要な時期からのリハビリが重要です。
Q6.鍼灸はできますか?
A.状態に応じて、膝周辺の痛みや筋肉のつらさへの選択肢として検討する場合があります。
ただし、鍼灸で断裂した靭帯が必ず修復するわけではありません。医療機関での治療方針を優先します。
Q7.いつから運動を始めても大丈夫ですか?
A.損傷の程度や医師の指示によって異なります。
長期間まったく動かさないことが適切とは限りませんが、無理に動かしてよいという意味でもありません。保護と運動のバランスを考えることが大切です。
Q8.サッカーやバスケットボールに復帰できますか?
A.復帰までの経過には個人差があります。
痛みや腫れ、膝の安定性、筋力、ジャンプ・着地・方向転換など、競技に必要な動作を段階的に確認します。
Q9.整形外科へ通いながら相談できますか?
A.ご相談いただけます。
診断内容や画像検査、装具の使用、運動制限などを確認し、当院で対応できる範囲をご説明します。
Q10.何回くらい通えばよくなりますか?
A.一律の回数では決められません。
損傷の程度、受傷からの期間、合併損傷の有無、仕事やスポーツでの目標などを確認し、必要な進め方をご説明します。
Q11.MCL損傷の施術に健康保険は使えますか?
A.負傷原因や施術内容など、所定の条件によって異なります。
柔道整復の健康保険は、対象となる外傷などに適用されるものです。自費の整体・運動指導などを含め、施術内容と費用は事前にご説明します。
上尾市・久喜市・さいたま市で膝内側側副靭帯損傷にお悩みの方へ
膝をケガすると、以前は何も考えずにできていたことが、急に不安になる場合があります。
階段を下りる。椅子から立ち上がる。仕事で踏ん張る。走る。ジャンプする。ボールを追いかける。
痛みが落ち着いた後でも、「また膝を痛めるのではないか」と感じる方もいると思います。
私たちは、そうした不安も大切にしています。
「仕事で安心して身体を使いたい」
「膝を気にせず買い物や散歩をしたい」
「サッカーやバスケットボールへ戻りたい」
「大会へ向けて、今できることを知りたい」
膝内側側副靭帯損傷では、まず損傷の程度と、ほかの組織のケガがないかを確認することが大切です。
必要な医療を受けたうえで、当院で対応できる状態であれば、身体の動きや筋力、日常生活・競技で必要な動作を確認しながらサポートします。
膝のケガを理由に、大切な仕事や好きなスポーツまで諦めてしまう前に。
上尾市・久喜市・さいたま市で、膝内側側副靭帯損傷(MCL損傷)、膝の内側の痛み、膝のグラつき、スポーツ復帰への不安などにお悩みの方は、すぎやま鍼灸整骨院へご相談ください。
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▶ Formthotics Medicalインソールについて
執筆者
執筆者:柔道整復師 院長 平本 龍也(治療家歴13年)

私は学生時代から中学~大学まで野球をしていました。
その野球競技経験中に度重なるケガに悩まされていた際に、整骨院で柔道整復師の方に治療をしていただき、この職業を知りました。
治療を通じて、ご来院いただいた皆様にとって、安心して身体を預けられる治療院を創ることが目標です。現在は施術者として、多くの患者様の痛みやお悩みに向き合っています。
すぎやま鍼灸整骨院グループをどうぞよろしくお願いいたします。
参考情報
・AAOS OrthoInfo「Collateral Ligament Injuries」
https://www.orthoinfo.org/en/diseases–conditions/collateral-ligament-injuries/
・Medial Collateral Ligament Injury of the Knee: A Review on Current Concept and Management
https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC8221433/
・Isolated medial collateral ligament tears: An update on management
https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC6129956/
※本ページは一般的な情報提供を目的としています。靭帯断裂・骨折・半月板損傷などの医学的診断、画像検査、装具・手術の判断は医師へご相談ください。施術や運動の適否は、現在の状態と医療機関での治療方針に応じて判断します。
患者様からこんな声をいただいています

スケボー中に内側側副靱帯損傷
一ヶ月余りの治療で回復しました。
予約制で待ち時間なく、日々の通院も楽でした。
出来れば怪我したくないですが、怪我したらまたお世話になります。
スタッフからのコメント
上尾市すぎやま鍼灸整骨院上尾中央院 柔道整復師の北川です!!
この度は高評価の口コミ投稿をしていただきありがとうございます!!
シンヤ様の膝のお痛みが早く良くなったこと、日々の通院が楽だったというお言葉が聞けて、とても嬉しく思います!
また、スケートボードをより楽しめるように、お身体のメンテナンスでもお待ちしております!
当院ではお怪我の治療の他にも、交通事故治療や、産後の骨盤矯正も行っております。もしシンヤ様の周りにお悩みを抱えている方がいらっしゃれば当院を是非ご紹介ください!















