有痛性外脛骨障害


- 歩くと足の内側が痛い
- 長時間歩くと腫れる
- 運動後に足が痛む
- 靴が当たって痛い
- 足の突起が気になる
すぎやま鍼灸整骨院グループでは、上尾市・久喜市・さいたま市の各院で、有痛性外脛骨障害に関するご相談に対応しています。痛む場所だけでなく、関節の安定性、可動域、筋力、フォームや歩行を確認します。必要に応じてエコー観察や医療機関への受診案内を行い、施術とリハビリで競技・日常生活への復帰を支援します。
有痛性外脛骨障害
「土踏まずの内側に骨の出っ張りがある」「スパイクが当たって痛い」「走ると足の内側がズキッとする」――そのお悩みはありませんか?
お子様の足を見たとき、土踏まずの少し上に骨のような出っ張りがあることに気づいた。サッカーの練習後に足の内側を痛がる。バスケットボールでジャンプや切り返しをすると痛みが出る。
「この骨の出っ張りは何ですか?」
「偏平足と関係があるのでしょうか?」
「スパイクが当たると痛いのですが、靴を変えた方がいいですか?」
「インソールで土踏まずを支えた方がいいのでしょうか?」
「試合を休みたくないので、できるケアを知りたいです」
このようなお悩みの背景に、有痛性外脛骨障害(ゆうつうせいがいけいこつしょうがい)が関係している場合があります。
外脛骨とは、足の内側にある舟状骨という骨の近くに存在する、余分な骨のことです。外脛骨があっても痛みのない方は多く、外脛骨の周囲に痛みが生じた状態を有痛性外脛骨障害と呼びます。
有痛性外脛骨障害では、骨の出っ張りへの靴の圧迫や、足のアーチを支える腱への負担などが、痛みに関係する場合があります。
特に成長期のお子様や、サッカー・バスケットボール・陸上など、走る・跳ぶ動作が多い方では、スポーツ中や練習後に痛みが目立つことがあります。
ただし、足の内側の痛みがすべて有痛性外脛骨障害とは限りません。舟状骨の骨折や疲労骨折、後脛骨筋腱の問題など、別の状態が関係する場合もあります。
強い痛みや腫れがある、足に体重をかけられない、外傷後から急に痛くなった場合は、整形外科での評価を優先してください。
上尾市・久喜市・さいたま市のすぎやま鍼灸整骨院では、有痛性外脛骨障害のお悩みに対して、足の内側の痛みだけでなく、土踏まず・かかとの傾き・足首の動き・歩き方・靴などを確認します。
そのうえで、必要に応じて矯正用インソール「Formthotics Medical」もご提案し、足元のサポートと運動の進め方を一緒に考えます。
痛い部分だけを見るのではなく、これからも歩く・走る・跳ぶ・好きなスポーツを続けるために、足元からできることを大切にしています。
このような有痛性外脛骨障害のお悩みはありませんか?
- 土踏まずの内側に骨の出っ張りがある
- 足の内側を押すとズキッと痛む
- サッカーのスパイクが骨の出っ張りに当たる
- バスケットボールの切り返しで足の内側が痛い
- 走った後に土踏まず周辺が痛む
- 長時間歩くと足の内側がつらくなる
- 骨の出っ張りの周辺が腫れている
- 靴の内側が当たって赤くなる
- 足首を内側へ動かすと痛みが出る
- つま先立ちで足の内側が痛む
- 土踏まずが低く、偏平足も気になっている
- 以前から骨は出っ張っていたが、最近痛くなった
- 練習を休むと楽になるが、再開するとまた痛む
- どのような靴やインソールが合うか知りたい
- スポーツを続けながらできるケアを相談したい
- 手術をしなければいけないのか心配している
このような症状は、有痛性外脛骨障害でみられる場合があります。
ただし、骨の出っ張りがあることだけで、有痛性外脛骨障害と判断することはできません。
ご相談・ご予約はこちら
足の内側の痛み・
骨の出っ張りでお悩みの方へ
「スポーツで土踏まずが痛い」
「偏平足やインソールを相談したい」
そんなお悩みをお聞かせください。
上尾市・久喜市・さいたま市|すぎやま鍼灸整骨院
有痛性外脛骨障害とは?

有痛性外脛骨障害は、足の内側にある外脛骨と、その周囲に痛みが生じる状態です。
外脛骨は、土踏まずの内側にある舟状骨という骨の近くに存在します。
もともと外脛骨がある方も珍しくありませんが、外脛骨があること自体は、必ずしも病気ではありません。
痛みがなければ、特別な治療が必要ない場合もあります。
一方、スポーツ・靴の圧迫・捻挫などをきっかけに、外脛骨の周辺へ痛みが生じることがあります。
外脛骨の近くには、土踏まずを支える働きに関係する「後脛骨筋腱(こうけいこつきんけん)」があります。
有痛性外脛骨障害では、骨の出っ張りへの刺激だけでなく、足のアーチや腱の働きも確認することが大切です。
外脛骨は、なぜ出っ張って見えるの?
外脛骨は、足の骨の成長過程でみられる骨の形の違いの一つです。
成長するにつれて、足の内側にある骨の出っ張りとして目立つ場合があります。
左右両方の足に外脛骨がある方もいれば、片側だけ目立つ方もいます。
骨の出っ張りが大きい場合には、靴の内側へ当たりやすくなることがあります。
ただし、出っ張りが大きいから必ず痛い、小さいから痛くならないというものではありません。
骨の形だけでなく、靴との接触、周囲の腱の状態、スポーツなどでの負担を確認することが大切です。
有痛性外脛骨障害の痛みが起こる仕組み
① 後脛骨筋腱が関係する場合
後脛骨筋は、ふくらはぎから内くるぶしの後ろを通り、足の内側へつながっています。
この筋肉の腱は、土踏まずを支える働きに関わっています。
外脛骨は後脛骨筋腱と関係する位置にあるため、走る・踏み込むなどの動作による負担が、外脛骨周辺の痛みに関係する場合があります。
外脛骨そのものだけでなく、土踏まずを支える腱にどのような負担がかかっているかを確認することが大切です。
② 外脛骨と舟状骨の間が刺激される場合
外脛骨の形には種類があります。
外脛骨と舟状骨の間が軟骨などでつながっているタイプでは、そのつながりの部分が痛みに関係する場合があります。
そのため、有痛性外脛骨障害では、骨の出っ張りを単に押したときの痛みだけでなく、骨の形や周囲の状態を確認することが重要です。
③ 靴やスパイクが骨の出っ張りを圧迫する場合
足の内側に骨の出っ張りがあると、靴の内側が当たりやすいことがあります。
特に、細身のスパイクや、内側が硬い靴を履いたときに、外脛骨の周辺が痛くなる場合があります。
「普段の運動靴では大丈夫なのに、スパイクを履くと痛い」という場合には、靴との接触を確認することが大切です。
インソールで土踏まずを支えることを考える場合も、骨の出っ張りを強く押していないか確認する必要があります。
④ 偏平足や足のアーチの状態が関係する場合
偏平足がある方では、立ったときに土踏まずが低くなり、足の内側の動きに特徴がみられる場合があります。
こうした足の状態が、後脛骨筋腱や外脛骨周辺への負担に関係することがあります。
ただし、偏平足だから必ず有痛性外脛骨障害になるわけではありません。
土踏まずの高さだけではなく、立ったとき・歩いたときに足がどのように動くかを確認することが大切です。
有痛性外脛骨障害はどんなスポーツで起こりやすいの?
有痛性外脛骨障害は、サッカーやバスケットボール、陸上など、走る・跳ぶ・踏み込む動作のあるスポーツで痛みが目立つ場合があります。
サッカー
ダッシュ、切り返し、キックの踏み込みなどで、足の内側に負担がかかる場合があります。
また、スパイクの形によって外脛骨の出っ張りが圧迫されることもあります。
バスケットボール・バレーボール
ジャンプからの着地や方向転換などで、足の内側が痛くなる場合があります。
陸上・ランニング
長い距離を走る、ダッシュを繰り返すなどによって、外脛骨周辺の痛みが目立つ場合があります。
スポーツ以外の日常生活
長時間の歩行や立ち仕事、靴による圧迫で痛みが出る方もいます。
有痛性外脛骨障害は、スポーツをしている方だけの問題ではありません。
有痛性外脛骨障害と偏平足の関係
有痛性外脛骨障害の方では、偏平足がみられる場合があります。
外脛骨の近くには、土踏まずを支える後脛骨筋腱がつながっています。
偏平足によって足の内側へ負担がかかりやすい状態では、外脛骨周辺の痛みと関係する場合があります。
そのため、当院では有痛性外脛骨障害を、単に「余分な骨が痛い状態」として考えるだけでなく、足元全体の状態を確認します。
例えば、次のような点です。
- 立ったときの土踏まずの高さ
- 座ったときにはアーチが見えるか
- かかとが内側・外側のどちらへ傾いているか
- 足首を無理なく動かせるか
- 歩行時に足の内側へ負担が集中していないか
- 靴の内側が外脛骨に当たっていないか
偏平足も気になるお子様では、土踏まず・かかと・靴を一緒に確認し、必要に応じてインソールで足元を支える方法を考えます。
ただし、インソールによって外脛骨という骨そのものがなくなるわけではありません。
子どもの有痛性外脛骨障害は、痛みが出る前からケアした方がいいの?
外脛骨があっても痛みがない場合は、必ずしも治療が必要なわけではありません。
しかし、スポーツをしているお子様では、足の状態や靴を確認しておくことが役立つ場合があります。
特に、土踏まずが低い、靴の内側が骨の出っ張りに当たる、練習量が急に増えたなどの状況では、今の足に合う靴や足元のサポートを考えるきっかけになります。
大切なのは「外脛骨があるから必ず矯正する」ことではなく、成長期の足を確認し、今できるケアを考えることです。
当院では、必要に応じてFormthotics Medicalインソールについてもご相談いただけます。
有痛性外脛骨障害の痛みの出方と経過
初期|運動後に足の内側が気になる
最初は、走った後や練習が終わった後に、足の内側に違和感や軽い痛みを感じる場合があります。
休むと楽になるため、そのままスポーツを続ける方もいます。
痛みが増えてくる時期|靴や歩行でも気になる
スポーツだけでなく、長時間歩いたときや、靴が出っ張りに当たったときにも痛みが生じる場合があります。
外脛骨の周辺に腫れや赤みがみられることもあります。
痛みが続く時期|日常生活や競技に支障が出る
痛みが強い場合は、歩行や練習を控える必要が生じることがあります。
ただし、有痛性外脛骨障害の方全員が、必ずこの順番で悪化するわけではありません。
安静時にも強く痛む場合や、急に歩けなくなった場合には、有痛性外脛骨障害以外の原因も考え、整形外科での評価を優先してください。
こんな足の症状は、まず整形外科へ
- 足に体重をかけられない
- 捻挫や転倒の後から急に痛くなった
- 足の内側に強い腫れがある
- 赤みや熱感が強い
- 安静時や夜間にも強い痛みがある
- 発熱を伴っている
- 骨の出っ張り周辺の痛みが長く続いている
- 足の形が急に変化してきた
- 運動量を調整しても痛みが増している
骨が出っ張っているから有痛性外脛骨障害だろう、と自己判断しないことが大切です。
特に、成長期のお子様では、骨や成長部分の状態を確認する必要があります。
有痛性外脛骨障害の検査では何を確認するの?

有痛性外脛骨障害が疑われる場合には、骨の出っ張りの位置や痛みの出方、足の動きなどを確認します。
① 痛みの場所
外脛骨の出っ張りを押すと痛いのか、内くるぶしの後ろや土踏まずにも痛みがあるのかを確認します。
② 足の形と柔軟性
土踏まずやかかとの状態、足首の動きなどを確認します。
③ 靴と歩行
靴が外脛骨に直接当たっていないか、歩行時にどのような負担がかかっているかを確認します。
④ 医療機関での画像検査
整形外科では、必要に応じてレントゲンなどで外脛骨の形を確認します。
痛みの原因がはっきりしない場合や、別の骨・腱の問題が疑われる場合には、医師が追加の検査を検討することがあります。
⑤ 当院でのエコー観察
当院では、必要に応じてエコーで観察できる範囲の組織の状態を確認することがあります。
ただし、当院のエコー観察だけで、外脛骨の種類や骨折、腱の損傷などを医学的に確定することはありません。
医療機関での評価が必要な状態では、そちらを優先します。
なぜマッサージだけでは有痛性外脛骨障害が楽になりにくいの?
有痛性外脛骨障害の方では、ふくらはぎや足の内側に筋肉の張りがみられる場合があります。
周囲の筋肉をやさしくほぐすことで、一時的に楽になる方もいます。
しかし、有痛性外脛骨障害の痛みには、骨の出っ張りへの靴の圧迫や、外脛骨周辺へ繰り返し加わる負担が関係する場合があります。
そのため、施術後に同じスパイクを履いて練習すると、再び足の内側が痛くなることがあります。
また、土踏まずの状態や歩行時の足の動きが関係する場合には、足元のサポートも考える必要があります。
筋肉を揉んで楽になることと、靴や歩行で外脛骨周辺へかかる負担を調整することは、別の対応です。
当院では、痛い部分だけを繰り返し施術するのではなく、必要に応じて足の状態・靴・歩行・運動量・インソールなどを確認します。
「外脛骨の周りを揉む」だけではなく、「なぜ今、その場所に痛みが出ているのか」を考えることが大切です。
すぎやま鍼灸整骨院の有痛性外脛骨障害へのサポート
当院では、有痛性外脛骨障害のお悩みに対し、足の状態確認・靴の見直し・インソール・整体・運動などを必要に応じて組み合わせます。
特に、Formthotics Medicalインソールを用いた足元のサポートと、身体を使うための運動を組み合わせて考えられることを大切にしています。
① 矯正用インソール「Formthotics Medical」|足のアーチと歩行を支える

すぎやま鍼灸整骨院では、有痛性外脛骨障害の方へのサポートとして、矯正用インソール「Formthotics Medical」を大切にしています。
有痛性外脛骨障害では、足の内側にある骨の出っ張りだけでなく、土踏まずやかかとの状態、歩行時の足の動きなどが関係する場合があります。
Formthotics Medicalは、靴の中で足元を支え、歩行時の快適さや安定感を考えるための選択肢です。
当院では、足の状態や歩行を確認し、土踏まずを支えることが有用と考えられる場合に、Formthotics Medicalをご提案します。
有痛性外脛骨障害でインソールを考えたい理由
外脛骨の周辺に痛みがある場合、単に骨の出っ張りへ当たる刺激を減らすだけでなく、土踏まずをどのように支えるかも検討することがあります。
特に、偏平足があり、立ったときに土踏まずが低くなる方では、足元の状態に応じたサポートを考えます。
ただし、インソールを使えば外脛骨が消える、骨の位置が必ず元に戻るというものではありません。
最も大切なのは、出っ張った外脛骨を直接押さないこと
有痛性外脛骨障害へのインソールでは、重要な確認ポイントがあります。
それは、骨の出っ張りを強く圧迫していないかということです。
土踏まずを支えようとしても、インソールが外脛骨へ直接当たり、痛みを強くしてしまっては適切なサポートになりません。
外脛骨にインソールが強く当たって痛い場合は、無理に使い続けないでください。
当院では、足の状態に加え、靴との相性や履いたときの痛みなども確認し、必要な方法を考えます。
このような方はインソールをご相談ください
- 有痛性外脛骨障害と偏平足の両方が気になる
- 走ると土踏まずの内側が痛くなる
- 歩行時に足が内側へ倒れるように感じる
- 靴の中で足が安定しにくい
- スポーツ用のインソールを検討している
- 市販の中敷きが合っているか分からない
- 靴によって外脛骨が痛くなる
- 足の検査と歩行確認を受けてからインソールを選びたい
有痛性外脛骨障害では、「インソールを入れるかどうか」だけではなく、「今の足と靴に合った方法で支えられるか」が重要です。
▶ Formthotics Medicalインソールについて詳しくはこちら
② 靴・スパイクの見直し|外脛骨に直接当たる刺激を確認する
有痛性外脛骨障害では、靴の内側が骨の出っ張りへ当たることで痛みが増す場合があります。
特に、細身のスパイクや、内側が硬い靴では注意が必要です。
当院では必要に応じて、靴のサイズ・幅・履き心地・外脛骨との当たり方などを確認します。
また、インソールを入れたことで靴の中が窮屈になっていないかも大切です。
靴が骨の出っ張りに当たっている場合には、インソールだけで解決しようとせず、靴そのものを見直す必要があることもあります。
③ テーピング|必要に応じて足元をサポートする

足の状態に応じて、テーピングで足元を支える方法を検討する場合があります。
ただし、すべての有痛性外脛骨障害で、同じ巻き方が適しているわけではありません。
テープが骨の出っ張りを圧迫したり、皮膚に負担をかけたりしないよう、現在の状態を確認することが大切です。
④ 全身バランス整体・手技療法|周囲の筋肉と足首の状態を確認する

ふくらはぎや足首周辺に筋肉の張りや動かしにくさがある場合には、状態に応じて手技療法を検討することがあります。
ただし、有痛性外脛骨障害で痛みが強い外脛骨の部分を強く揉んだり、無理に刺激したりすることは避けます。
目的は骨の出っ張りを押して変形させることではなく、現在の身体の状態に合わせて、対応できる部分を考えることです。
⑤ ハイボルテージ・超音波などの物理療法

痛みのお悩みに対して、状態に応じてハイボルテージや超音波などを検討する場合があります。
ただし、物理療法によって外脛骨がなくなる、周囲の組織が必ず早く回復するというものではありません。
当院では、必要に応じて靴の調整や運動量の見直し、インソールなどと組み合わせて考えます。
⑥ ストレッチ・運動療法|足元を支える働きを考える

有痛性外脛骨障害では、現在の痛みや腫れの状態に合わせて、足首や足指、下半身を使う運動を検討することがあります。
必要に応じて、ふくらはぎの柔軟性を考える運動や、足元を支える筋肉を使うトレーニングなどを取り入れます。
ただし、外脛骨周辺に強い痛みがある段階で、無理にカーフレイズや強いストレッチを行う必要はありません。
痛みが落ち着いてきた段階で、今の足に合った負荷から少しずつ運動を進めることが大切です。
足の検査・インソールのご相談はこちら
外脛骨の痛みだけでなく、
足元からのサポートも考えたい方へ
骨の出っ張り・土踏まず・歩き方・靴を確認。
Formthotics Medicalや運動など、
今の足に必要な方法を一緒に考えます。
上尾市・久喜市・さいたま市|すぎやま鍼灸整骨院
有痛性外脛骨障害は手術しないと良くならないの?
有痛性外脛骨障害と診断され、「骨が余分にあるなら、手術で取るしかないのでは?」と心配される方もいます。
しかし、外脛骨があるからといって、全員が手術を必要とするわけではありません。
一般的には、まず靴の調整、活動量の見直し、必要に応じた装具や運動など、保存的な対応が検討されます。
痛みが強い場合には、医師の判断で一定期間の固定などが検討されることもあります。
一方、保存的な治療を続けても痛みが強く、日常生活やスポーツへの支障が続く場合には、医師が手術について検討することがあります。
「骨が出っ張っているから手術」「偏平足だから将来手術になる」と一律に決まるわけではありません。
現在の痛みと足の状態、競技や生活への影響を確認し、整形外科医と治療方針を相談することが大切です。
有痛性外脛骨障害が落ち着き、スポーツへ戻るまでの流れ
有痛性外脛骨障害の経過は、外脛骨の形、周囲の状態、痛みの程度、運動量、靴、偏平足の有無などによって異なります。
そのため、「5回で必ず痛みがなくなる」「1か月で全員が試合に戻れる」といった一律の説明は行いません。
初期|痛みの原因と受診の必要性を確認する
まずは、痛みの場所や腫れ、歩行の状態などを確認します。
骨折など別の原因が疑われる場合には、整形外科での評価を優先します。
この段階では、痛みを強くする練習や靴の圧迫などを見直します。
第2段階|靴と足元の状態を確認する
足の形や土踏まず、かかとの傾き、歩行、靴のフィット感などを確認します。
必要に応じてFormthotics Medicalインソールを検討します。
外脛骨の出っ張りを直接圧迫しないことと、足元を支えることの両方を考えます。
第3段階|日常生活での痛みを確認する
歩行時の痛み、靴を履いたときの痛み、長時間歩いた後の変化などを確認します。
インソールを使用している場合には、履き心地や痛みの変化も確認します。
第4段階|運動を少しずつ増やす
医療機関での方針に沿って、軽いランニングや基本的な運動から段階的に進めます。
必要に応じて足首・足指・ふくらはぎ・股関節などを使う運動を考えます。
痛みが強くなる場合は、負荷を見直します。
競技復帰期|ダッシュ・ジャンプ・方向転換へ
日常生活での痛みが落ち着き、基本的な運動ができるようになってきたら、競技に必要な動作へ進めます。
サッカーではダッシュや切り返し、バスケットボールではジャンプや着地などを確認します。
練習中だけでなく、練習後や翌日に足の内側がどう変化するかも大切です。
有痛性外脛骨障害のセルフケア
① 外脛骨に当たる靴を見直す
骨の出っ張りに靴が当たって痛い場合には、まず靴との接触を見直すことが大切です。
靴をきつく締めればよいとは限りません。
② 痛みを強くする練習量を調整する
ダッシュやジャンプで痛みが増す場合には、練習内容や運動量の調整を考えます。
③ 痛い骨の出っ張りを強く揉まない
有痛性外脛骨障害では、骨の出っ張りへの直接的な刺激によって痛みが強くなる場合があります。
痛い場所を強く押し続ける必要はありません。
④ インソールの当たり方を確認する
インソールを使用している場合、外脛骨に強く当たっていないか確認しましょう。
痛みが強くなる場合は無理に使用を続けないことが大切です。
⑤ 足の成長に合わせて靴を確認する
成長期のお子様では、足のサイズが変化していきます。
靴やインソールが今の足に合っているか、定期的に確認しましょう。
有痛性外脛骨障害の症例|足の状態と競技によって考えたい対応は異なります
同じ足の内側の痛みでも、競技内容・土踏まず・靴・運動量によって確認したいことは異なります。
以下は、当院での評価とサポートの考え方を説明するためのモデルケース2件です。実際の患者様の治療結果ではありません。
症例①|スパイクが足の内側に当たり、サッカー後に痛む10代男児
想定する患者情報:10代男児/学生・サッカー
お悩み
以前から足の内側に骨の出っ張りがありましたが、痛みはなくサッカーを続けていたケースです。
練習量が増えた頃から、スパイクを履いて走ると外脛骨周辺が痛くなり、練習後にも足の内側を気にするようになりました。
確認したい身体の状態
- 外脛骨の出っ張りにスパイクが当たっていないか
- 最近、練習量が増えていないか
- 土踏まずやかかとの状態
- 足首・ふくらはぎの動き
- 歩行時や片脚で踏ん張るときの足元
国家資格者としての評価の考え方
有痛性外脛骨障害では、外脛骨があることと、今その場所が痛いことを分けて考える必要があります。
「骨が出っ張っているから痛い」と決めつけず、靴の圧迫と運動による負担の両方を確認します。
ケアの方針
有痛性外脛骨障害と診断され、医師の運動方針が確認できた場合には、痛みを強くする練習を調整し、スパイクの当たり方を確認します。
足元のサポートが必要な場合には、Formthotics Medicalインソールも検討します。
ただし、外脛骨の出っ張りへインソールが強く当たらないか確認することが大切です。
競技復帰までの進め方
日常生活や歩行時の痛みを確認したうえで、軽いランニング、ダッシュ、方向転換などへ段階的に進めます。
目指す状態
外脛骨の出っ張りを気にして走り方を変えるのではなく、今の足に合う靴やサポートを考えながら、好きなサッカーを続けられる状態を目指します。
症例②|偏平足があり、バスケットボールの着地で土踏まずの内側が痛む10代女児
想定する患者情報:10代女児/学生・バスケットボール
お悩み
以前から土踏まずが低く、足の内側の骨の出っ張りが気になっていたケースです。
バスケットボールの練習でジャンプや方向転換を繰り返すと、外脛骨周辺が痛むようになりました。
保護者の方は、「偏平足が関係しているのではないか」「インソールで足を支えた方がよいのではないか」と心配されています。
確認したい身体の状態
- 立ったときの土踏まずの状態
- かかとの傾き
- 足首やふくらはぎの柔軟性
- 片脚で身体を支える動作
- バスケットボールシューズとの相性
- 外脛骨への靴の圧迫
国家資格者としての評価の考え方
偏平足があるから必ず有痛性外脛骨障害になるわけではありません。
しかし、土踏まずの状態や足の動きが、外脛骨周辺の負担に関係する場合があります。
骨の出っ張りだけでなく、足全体をどのように支えるかを考えることが大切です。
ケアの方針
痛みの強い時期には、ジャンプや方向転換の量を調整します。
そのうえで足の状態と歩行、靴を確認し、必要に応じてFormthotics Medicalインソールをご提案します。
インソールでは土踏まずを支えることに加え、外脛骨の出っ張りを強く押さないことも大切にします。
競技復帰までの進め方
歩行時の痛みが落ち着いたら、医師の方針に沿って軽いランニング、ジャンプ、着地などへ段階的に進めます。
成長期のため、足のサイズや靴・インソールとの相性も定期的に確認します。
目指す状態
土踏まずの見た目だけでなく、足元の状態に合わせたサポートを考え、バスケットボールを続けやすい身体づくりを目指します。
※上記2件は評価・ケアの考え方を説明するためのモデルケースであり、実際の患者様の治療結果ではありません。実症例として掲載する際は、院内記録に基づく情報とご本人・保護者の掲載同意をご確認ください。
有痛性外脛骨障害についてよくある質問
Q1.外脛骨があれば、必ず痛くなりますか?
A.いいえ。外脛骨があっても、痛みのない方は多くいます。
骨の出っ張りだけでなく、靴や運動量、周囲の腱の状態などが症状に関係する場合があります。
Q2.有痛性外脛骨障害と偏平足は関係がありますか?
A.偏平足などの足の状態が、外脛骨周辺の負担に関係する場合があります。
ただし、偏平足があるから必ず有痛性外脛骨障害になるわけではありません。
Q3.インソールで有痛性外脛骨障害は良くなりますか?
A.足元を支えるための選択肢になりますが、効果には個人差があります。
当院では足の状態・歩行・靴を確認し、必要に応じてFormthotics Medicalをご案内します。
Q4.インソールが外脛骨に当たって痛い場合はどうしたらいいですか?
A.無理に使い続けないでください。
土踏まずを支えるインソールでも、骨の出っ張りに直接当たると、痛みを強くする場合があります。足と靴の状態を確認することが大切です。
Q5.外脛骨はマッサージで小さくなりますか?
A.マッサージによって外脛骨という骨そのものが小さくなるわけではありません。
痛みの原因や周囲の状態を確認し、必要な対応を考えます。
Q6.有痛性外脛骨障害は何回くらいで良くなりますか?
A.状態によって異なるため、一律の回数では決められません。
靴の圧迫、周囲の状態、運動量、偏平足の有無などを確認しながら進めます。
Q7.サッカーやバスケットボールは続けられますか?
A.痛みの程度や医師の方針に応じて、運動量を調整しながら続けられる場合があります。
ただし、足を引きずる、歩いても痛い場合は、医療機関での評価を優先してください。
Q8.有痛性外脛骨障害は手術が必要ですか?
A.全員が手術を必要とするわけではありません。
一般的には保存的な対応から検討されます。痛みが強く続き、日常生活やスポーツに支障がある場合などには、医師が手術について判断します。
Q9.市販の中敷きでも大丈夫ですか?
A.市販品が合う方もいますが、外脛骨への当たり方には注意が必要です。
当院では足の状態と靴を確認し、必要に応じてFormthotics Medicalをご案内します。
Q10.整形外科に通いながら相談できますか?
A.ご相談いただけます。
診断内容や運動制限などを確認し、当院で対応できる範囲をご説明します。
Q11.有痛性外脛骨障害への施術に健康保険は使えますか?
A.負傷原因や施術内容など、所定の条件によって異なります。
一般的な慢性的な痛みへの整体や運動指導などは、基本的に自費施術です。施術内容と費用は事前にご説明します。
有痛性外脛骨障害について知っておきたいこと|詳しいまとめ
有痛性外脛骨障害で
大切にしたい8つのポイント
有痛性外脛骨障害は、足の内側に骨の出っ張りがあるだけで起こるものではありません。現在の痛み、靴、土踏まず、歩行、スポーツでの負担などを確認し、必要な対応を考えることが大切です。
① 外脛骨があっても、痛みのない方は多くいます
外脛骨は、足の内側にある余分な骨です。
外脛骨があること自体は、必ずしも病気ではありません。
大切なのは「骨があるか」だけでなく、「今、なぜ痛みが出ているのか」を確認することです。
② 靴が出っ張りに当たっていないか確認しましょう
スパイクや運動靴の内側が外脛骨に当たると、痛みが強くなる場合があります。
足の形に合わない靴を使い続けている場合は、靴そのものの見直しも必要です。
靴を変えるだけでよいと決めるのではなく、痛みの原因と足の状態を合わせて確認しましょう。
③ 偏平足が気になる場合は、土踏まずと歩行も確認します
偏平足では、足の内側の動きが外脛骨周辺への負担に関係する場合があります。
ただし、偏平足があれば必ず有痛性外脛骨障害になるわけではありません。
足の形だけでなく、立ったとき・歩いたときの状態を確認することが大切です。
④ インソールは、土踏まずを支えるための大切な選択肢です
当院では、足の状態と歩行を確認し、必要に応じてFormthotics Medicalをご提案しています。
インソールは、靴の中で足元を支え、歩行時の快適さや安定感を考えるための方法です。
有痛性外脛骨障害と偏平足の両方が気になる方は、足元からのサポートについてご相談ください。
⑤ インソールは、外脛骨を直接押さないことも重要です
有痛性外脛骨障害では、骨の出っ張りへ強く当たることで痛みが増す場合があります。
インソールを使用して痛みが強くなる場合は、無理に使い続けないでください。
土踏まずを支えることと、痛い部分への圧迫を避けることの両方を考えます。
⑥ マッサージだけでなく、運動量や足元も見直します
周囲の筋肉が楽になっても、同じスパイクで同じ練習を続けると、再び痛みが出る場合があります。
必要に応じて、靴・運動量・インソール・運動などを組み合わせて考えます。
⑦ 痛みが落ち着いても、急に元の練習量へ戻さないことが大切です
日常生活で痛みが落ち着いても、全力のダッシュやジャンプへすぐ戻せるとは限りません。
軽い運動から始め、必要な競技動作へ段階的に進めます。
練習中だけでなく、練習後や翌日の痛みも確認しましょう。
⑧ 当院が目指していること
当院では、有痛性外脛骨障害の痛みだけを確認して終わりにはしません。
必要な医療機関での評価を優先しながら、足の状態・靴・歩行・運動・インソールなどを考えます。
目標は、骨の出っ張りを気にして、仕事や好きなスポーツを諦めてしまうことを減らすことです。
今の足に合った方法を考えながら、これからも歩く・走る・跳ぶ・好きなことに挑戦できる身体づくりを大切にしています。
上尾市・久喜市・さいたま市で有痛性外脛骨障害にお悩みの方へ

足の内側に骨の出っ張りがあると、「この骨がある限り、スポーツを続けられないのでは」と心配になることがあると思います。
お子様の場合は、「試合には出たい」「みんなと練習したい」という気持ちも強いでしょう。
しかし、痛みを我慢して同じ練習を続ける必要はありません。
まずは現在の足の状態を確認し、必要な場合は整形外科で原因を調べる。
そのうえで、靴やスパイク、土踏まず、歩行、運動量などを確認し、足元からできるサポートを考える。
当院では、必要に応じてFormthotics Medicalインソールもご提案し、施術や運動と組み合わせて考えていきます。
「足の内側が痛いから仕方ない」と諦めてしまう前に。今の足にできることを、一緒に考えていきましょう。
上尾市・久喜市・さいたま市で、有痛性外脛骨障害、足の内側の骨の出っ張り、偏平足、スポーツ時の足の痛み、インソールについてお悩みの方は、すぎやま鍼灸整骨院へご相談ください。
ご相談・ご予約はこちら
足の内側の痛みを確認し、
好きなことを続けるために
有痛性外脛骨障害・偏平足・インソール。
足の状態と、これからの運動について
一緒に考えていきましょう。
上尾市・久喜市・さいたま市|すぎやま鍼灸整骨院
有痛性外脛骨障害とあわせて確認したいページ
▶ Formthotics Medicalインソールについて
参考情報
・Hospital for Special Surgery「Accessory Navicular」
https://www.hss.edu/health-library/conditions-and-treatments/list/accessory-navicular
・Pediatric Orthopaedic Society of North America「Accessory Navicular」
https://posna.org/physician-education/study-guide/accessory-navicular
・Accessory navicular in children
https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC10731211/
※本ページは一般的な情報提供を目的としています。有痛性外脛骨障害の医学的診断、画像検査、骨折・腱損傷などとの鑑別、装具・手術の判断は医師へご相談ください。施術・運動・インソールの適否は、現在の足の状態と医療機関での治療方針に応じて判断します。













