リスフラン靭帯損傷

  • 足の甲が痛くて歩けない
  • 靴が履けなくて困る
  • 足の腫れが引かない
  • 階段の上り下りが辛い
  • 長時間立てない

リスフラン靭帯損傷とは|上尾市-久喜市-さいたま市北区土呂/宮原すぎやま鍼灸整骨院

リスフラン靭帯損傷は、足の中部に位置するリスフラン関節(Lisfranc関節)を支える靭帯の損傷です。この関節は足のアーチを維持し、足の安定性を保つ重要な役割を果たしています。リスフラン靭帯が損傷すると、足のアーチが崩れ、歩行や立位に大きな影響を及ぼします。

リスフラン靭帯損傷について|上尾市-久喜市-さいたま市北区土呂/宮原すぎやま鍼灸整骨院

リスフラン靭帯損傷とは、足の甲にある中足骨と足根骨をつなぐ関節(リスフラン関節)を安定させている靭帯が損傷するケガのことを指します。スポーツ中の転倒や事故などで足を捻ったり、強くひねることで発生します。

この靭帯は足部のアーチ構造を支える重要な役割を持っており、損傷すると足の甲の痛み・腫れ・体重がかけられないといった症状が現れます。見た目の腫れや変形が少ないため、単なる捻挫と誤診されやすい点にも注意が必要です。

リスフラン靭帯損傷の原因

リスフラン靭帯損傷は、足の甲に強いねじれや圧力が加わることで発生します。以下のような動作や状況が主な原因となります。

  • スポーツ中のジャンプや急停止動作により、足部が強くひねられる
  • 高所からの落下や交通事故によって、足の甲に強い外力が加わる
  • 固定されたつま先の状態で足首だけが回旋するような動き(例:スキーやサッカーなど)
  • 重い荷物を足の甲に落とすなどの直接的な衝撃

いずれも足の構造に大きな負担をかけることで、靭帯の損傷やリスフラン関節の不安定性を引き起こします。

すぎやま整骨院での治療法

上尾市・久喜市・さいたま市北区土呂/宮原すぎやま鍼灸整骨院グループでは、リスフラン靭帯損傷に対して初期対応・評価・リハビリ・再発予防をトータルでサポートしています。

◆ 1. 初期評価と鑑別

捻挫と見間違いやすいため、圧痛・腫脹・皮下出血・歩行動作からリスフラン損傷の可能性を見極めます。必要に応じて提携医療機関での画像検査(X線・CT・MRI)を案内します。

◆ 2. 急性期の処置

炎症を抑えるためにアイシングや圧迫を行い、歩行負荷を避けるために松葉杖やテーピング・装具を使用します。適切な固定を施すことで、靭帯の自然回復を促します。

◆ 3. 超音波治療・手技療法

損傷部位への血流促進・痛みの緩和を目的に超音波を照射します。また、足底筋膜・腓骨筋など周辺組織の筋緊張を緩和するための手技療法も併用します。

◆ 4. 機能回復と再発予防のトレーニング

足指や足首の可動域・筋力・バランス能力を段階的に回復させていきます。正しい歩行動作や着地動作の再学習を通して、競技復帰や再発予防を目指します。

リスフラン靭帯損傷の治癒までの流れ

リスフラン靭帯損傷の治癒過程は、損傷の重症度によって異なりますが、おおよそ以下のような段階をたどります。

受傷から1~2週間

急性炎症期で、腫れや強い痛みが出現します。この時期は、患部の安静と冷却、固定が最優先となり、体重をかけないよう松葉杖などを活用します。

3~4週目

炎症が落ち着き、部分荷重の歩行が可能になります。このタイミングで、可動域訓練や筋力維持のための軽い運動が始まります。

5週目以降

荷重を段階的に増やしながらリハビリを進めていきます。足の指や足底の筋力トレーニング、バランス訓練、正しい歩行・動作習得を重ね、再発を防ぎながら日常や競技への復帰を目指します。

 

重度の損傷では3ヶ月以上の期間が必要なこともあり、各ステージで適切なリハビリを行うことが回復の鍵となります。靭帯損傷の程度により完治までの期間は異なりますが、約2〜3ヶ月を目安に段階的な回復を図ります。

予防のためにできること

足底筋群の柔軟性と筋力を維持することで、足部の安定性を高め、リスフラン関節への過度な負担を防ぎます。また、足部のアーチを支えるインソールの使用や、スポーツ・日常動作におけるフォーム改善を意識することでリスクを低減できます。さらに、リハビリを継続的に行うことも再発防止に有効です。

よくある質問

Q:捻挫との違いは?

リスフラン靭帯損傷は関節の不安定性や回復に時間がかかる点で通常の捻挫と異なります。判断には経験と画像検査が必要です。

Q:治療期間はどれくらい?

軽度であれば数週間、重度であれば3ヶ月以上かかることもあります。

Q:手術が必要になることもありますか?

靭帯の完全断裂や関節の脱臼がある場合は、整形外科での手術が選択されることもあります。

まとめ

リスフラン靭帯損傷は見逃されやすい足部のケガですが、放置すると慢性的な痛みや運動機能の低下につながることがあります。

すぎやま整骨院では、リスフラン損傷に対して鑑別から治癒・復帰までトータルサポートいたします。足の甲の痛みが長引く、歩くとズレるような感覚があるという方は、ぜひ一度ご相談ください。

柔道整復師 小泉院 院長 平本 龍也(治療家歴13年)

私は学生時代から中学~大学まで野球をしていました。

その野球競技経験中に度重なるケガに悩まされていた際に整骨院で柔道整復師の方に治療をしていただきこの職業を知りました。

治療を通じて、ご来院いただいた皆様にとって、安心して体を預けられる治療院を創ることが目標です。現在は施術者として多くの患者様の痛みや悩み向き合っております。
上尾市-久喜市-さいたま市北区土呂/宮原町すぎやま鍼灸整骨院グループをどうぞよろしくお願いいたします。

上尾市 すぎやま整骨院|症例

  • 上尾市 20代 男性

    上尾市すぎやま整骨院ランニング中の膝の痛み十字靭帯損傷半月板損傷

    ランニング中に右足を強くひねり、足の甲に痛みと腫れを感じた。リスフラン靱帯損傷の為来院。足の負担を軽減するためにテーピングを行い、足の筋肉を緩める手技療法と電気治療を実施。リハビリテーションとして、足の安定性を高めるエクササイズを導入。4週間後、痛みが軽減しランニングを再開することが出来た。

    ※患者様個人の感想であり、効果には個人差があります。

  • 上尾市 20代 女性

    上尾市すぎやま整骨院交通事故むち打ち頭痛吐き気ぼやけ

    階段から落ち左足の甲に激しい痛みを感じた。リスフラン靱帯損傷と診断され来院。足の安定性を確保するために固定を行い、足の筋肉の緊張をほぐす為手技療法を実施。リハビリとして、足の可動域を回復させるためのストレッチと軽度のエクササイズを行った。8週間後、痛みが徐々に軽減し、階段の昇降が楽になった。日常生活での足の使用が改善された。

    ※患者様個人の感想であり、効果には個人差があります。

  • 上尾市 30代 男性

    上尾市すぎやま整骨院顎関節症口が開かない歯ぎしり頭痛

    サッカー中に右足をひねり、足の甲に強い痛みを感じた。リスフラン靱帯損傷と診断され来院。足の安定性を保つためにテーピングを施し、足周囲の筋肉を手技療法により緩和。痛みの軽減と回復を促進するためのリハビリエクササイズも開始。6週間後、痛みが軽減し歩行が改善。サッカーへの復帰も出来た。

    ※患者様個人の感想であり、効果には個人差があります。