ボクサー骨折

  • 手の力が入らない
  • 手の変形が心配
  • 物を握るのが辛い
  • 拳の腫れが引かない
  • 拳の痛みが続く

【すぎやま整骨院でのボクサー骨折治療法】|上尾市-久喜市-さいたま市北区土呂/宮原すぎやま鍼灸整骨院

上尾市・久喜市・さいたま市北区土呂/宮原すぎやま鍼灸整骨院グループでは、ボクサー骨折に対し、保存療法を基本としながら再発防止・後遺症予防に重点を置いた治療を行っています。

 1. 初期評価と連携医療機関での画像診断

骨折の有無だけでなく、転位の程度や関節への影響を正確に把握するため、レントゲンや超音波検査を実施。状況に応じて提携の整形外科へ紹介し、CTやMRIによる精密診断を行うこともあります。

2. 固定と安静

小指と薬指をまとめて固定し、手の動きを最小限に抑えます。骨癒合を促進するために、安静期間中の不要な動作や振動の制限も徹底します。

 3. 骨癒合を促す超音波治療(LIPUS)

LIPUS(低出力パルス超音波)は、細胞の修復活動を活性化させる効果があり、骨の再生を加速します。毎回10〜20分の施術を定期的に継続することで、固定期間の短縮や痛みの緩和が期待できます。

 4. 固定除去後のリハビリ

固定によって硬くなった関節の可動域を回復させるため、温熱療法・手技療法・ストレッチを段階的に実施。指先の屈伸・回内外運動・握力回復トレーニングを通じて、元の機能に戻していきます。

5. スポーツ復帰・後遺症防止

握力・瞬発力・神経の反応などをチェックしながら復帰のタイミングを判断します。指の変形や可動域制限が残らないよう、必要に応じてテーピング・再評価も行いながら進めます。

ボクサー骨折の治癒までの経過

1〜3週:患部の固定と安静

患部をしっかりと固定し、骨癒合を促進。炎症期であるため腫れや痛みを最小限に抑える処置を行います。

4〜6週:固定除去・リハビリ開始

骨癒合の状態を確認し、固定除去後に可動域訓練・筋力トレーニングを段階的に実施します。

7週〜:日常動作・スポーツ復帰へ

握力や細かい指の動きの精度を確認しながら、手の使い方を通常の生活や競技レベルに近づけていきます。

再発予防や補助動作の指導も取り入れ、安心して復帰できるようサポートします。

そもそもボクサー骨折とは?

ボクサー骨折とは、小指側の中手骨(第5中手骨)の頚部に発生する骨折のことを指します。拳で物を殴ったときなど、強い握りこみ動作や直接的な打撃によって生じることが多いため「ボクサー」という名前がついています。

外傷性骨折の一種であり、男性の若年層や格闘技・部活動などでのケガとして多く見られます。中手骨の頚部は構造上くびれており、衝撃が加わると折れやすい部位でもあります。

ボクサー骨折の原因

壁や硬い物を拳で殴る

衝動的な行動によって素手で硬い面に打撃を与えると、骨に直接的な外力が集中して骨折に至るリスクがあります。

喧嘩や格闘技でのパンチ動作

グローブなしで拳を使う動作や、拳の角度がずれて衝撃が集中すると中手骨に損傷が起きやすくなります。

転倒して手を握ったまま地面に打ちつける

倒れた際に無意識に拳を握った状態で着地すると、体重が加わりやすく、骨折が発生することがあります。

手に器具や工具などを強く握りすぎた状態で衝撃を受けた場合

工具作業やスポーツ器具使用中に強い握力で硬い面にぶつけた場合にも起こることがあります。

まとめ

ボクサー骨折は、放置すると変形癒合や握力低下といった後遺症につながるリスクがあるため、早期発見・早期治療がとても重要です。

すぎやま整骨院では、骨折の状態に応じた的確な評価と、固定・リハビリ・復帰支援まで一貫して対応しています。「痛みがあるけど捻っただけだと思った」「指が曲がって見える」と感じたら、自己判断せず早めにご相談ください。

上尾市・久喜市・さいたま市北区土呂/宮原すぎやま鍼灸整骨院グループが、最後までしっかりサポートします。

執筆者:柔道整復師 上尾中央院 院長 平本 龍也(治療家歴13年)

私は学生時代から中学~大学まで野球をしていました。

その野球競技経験中に度重なるケガに悩まされていた際に整骨院で柔道整復師の方に治療をしていただきこの職業を知りました。

治療を通じて、ご来院いただいた皆様にとって、安心して体を預けられる治療院を創ることが目標です。現在は施術者として多くの患者様の痛みや悩み向き合っております。
上尾市-久喜市-さいたま市北区土呂/宮原町すぎやま鍼灸整骨院グループをどうぞよろしくお願いいたします。

上尾市 すぎやま整骨院|症例

  • 上尾市 30代 男性 ボクサー骨折で来院

    上尾市すぎやま整骨院顎関節症口が開かない歯ぎしり頭痛

    右手の小指側に強い痛みを感じ、手を使う仕事に支障が出ている。周囲の筋肉を手技療法により緩め、電気治療も併用。手首や指の可動域を回復させるリハビリも行う。4週間後、仕事への復帰が可能となり、手の機能が回復した。現在は月に一度メンテナンスを行っている。

    ※患者様個人の感想であり、効果には個人差があります。

  • 上尾市 20代 女性 ボクサー骨折で来院

    上尾市すぎやま整骨院交通事故むち打ち頭痛吐き気ぼやけ

    ボクシングの練習中に左手の中手骨を骨折し、手を握る際に強い痛みを感じる。手技療法により手の筋肉をほぐし電気治療も行う。骨折部位の回復を促進するためのストレッチを実施。リハビリとして手の可動域を広げるエクササイズを行った。2ヶ月後痛みが軽減し、手を握る動作が楽になった。日常の動作も改善された。

    ※患者様個人の感想であり、効果には個人差があります。

  • 上尾市 20代 男性 ボクサー骨折で来院

    上尾市すぎやま整骨院ランニング中の膝の痛み十字靭帯損傷半月板損傷

    殴打により右手の小指側の中手骨を骨折し、手の痛みと腫れ、握力の低下を訴える。手技療法により骨折部位の周囲の筋肉を緩め、テーピングで手の保護と安定を図りリハビリを開始。6週間後、痛みと腫れが軽減し握力が回復。手の動きがスムーズになり、日常生活への支障が減少した。

    ※患者様個人の感想であり、効果には個人差があります。