膝蓋骨骨折(膝のお皿の骨折)

  • 膝を動かすと痛む
  • 階段の上り下りが困難
  • 膝が腫れて辛い
  • 歩くと激痛が走る
  • 膝が曲げられない

すぎやま鍼灸整骨院グループでは、上尾市・久喜市・さいたま市の各院で、膝蓋骨骨折(膝のお皿の骨折)に関するご相談に対応しています。強い痛みや腫れ、変形、動かせない症状がある場合は、まず骨折・脱臼の可能性を確認し、必要に応じて速やかに医療機関をご案内します。回復段階に合わせて、可動域や筋力を取り戻すためのリハビリまで支援します。

膝蓋骨骨折について

「転倒して膝を強く打った」「膝のお皿が急に腫れてきた」「膝を曲げ伸ばしすると強く痛い」「自分の力で膝を伸ばしにくい」

このような症状では、膝蓋骨骨折が起きている可能性があります。

膝蓋骨は、一般的に「膝のお皿」と呼ばれている骨です。

転倒して膝から地面へ落ちた、交通事故でダッシュボードへ膝をぶつけた、スポーツ中に相手選手や硬いものへ膝を強く打ちつけたなど、膝前面へ直接大きな力が加わることで骨折することがあります。

一方で、筋肉が急激に強く収縮することによって膝蓋骨へ大きな牽引力が加わり、骨折につながる場合もあります。

膝蓋骨骨折で特に重要なのは、「歩けるから骨折ではない」「膝を打っただけ」と自己判断しないことです。

骨折の状態によっては歩行できることもあります。

しかし、膝蓋骨は膝を伸ばす仕組みの重要な一部であるため、骨折によってこの機能が損なわれている場合には早期の医療機関での評価が必要です。

上尾市・久喜市・さいたま市のすぎやま鍼灸整骨院では、膝を強く打った後の症状について、腫れ、圧痛、歩行状態、膝の曲げ伸ばし、自力で膝を伸ばせるかなどを国家資格者が確認します。

膝蓋骨骨折が疑われる場合には、整形外科でのレントゲンや必要に応じたCTなどの画像検査を優先します。

そして治療後は、膝の曲げ伸ばし、大腿四頭筋、歩行、階段、スクワット、スポーツ動作まで段階的に戻していくことが重要です。

膝蓋骨骨折で最初に確認したい症状

膝をぶつけたあと、次のような症状はありませんか?

・膝のお皿を押すと強く痛い
・膝の前側が大きく腫れている
・膝に青紫色の内出血がある
・歩くと膝が痛い
・膝を曲げられない
・膝を伸ばすと痛い
・自分の力で膝を伸ばせない
・脚をまっすぐ上げられない
・膝の前に段差やへこみを感じる
・膝を床につけられない
・転倒後から急に膝が腫れてきた
・交通事故で膝を強くぶつけた
・スポーツ中に膝前面へ直接衝撃を受けた

特に「自力で膝を伸ばせない」「脚を伸ばしたまま持ち上げられない」「膝前面に明らかな変形がある」場合は、膝を伸ばす仕組みが損なわれている可能性があるため、早めの医療機関での評価が重要です。

膝蓋骨とは?|なぜ膝のお皿が重要なのか

膝蓋骨は、太ももの前側にある大腿四頭筋と、すね側へつながる膝蓋腱の間に位置しています。

膝を伸ばすときには、

大腿四頭筋

膝蓋骨

膝蓋腱

脛骨

という形で力が伝わります。

この仕組みを膝伸展機構といいます。

膝蓋骨は単なる「膝の前にある骨」ではなく、大腿四頭筋の力を効率よく伝え、膝を伸ばすために重要な役割を持っています。

そのため膝蓋骨骨折では、「骨が折れているか」だけでなく「膝を伸ばす機能が保たれているか」が非常に重要です。

膝蓋骨骨折はどのように起こる?

転倒して膝から地面についた

膝蓋骨骨折で非常に多い受傷機転です。

階段や段差で転倒し、曲げた膝を硬い地面へ直接打ちつけることで膝蓋骨へ大きな力が加わります。

交通事故でダッシュボードへ膝をぶつけた

自動車事故で膝前面をダッシュボードへ強くぶつけることで膝蓋骨骨折が起こることがあります。

強い交通事故では膝蓋骨だけではなく、大腿骨、脛骨、後十字靭帯などを同時に傷めていないか確認することも重要です。

スポーツ中の直接衝撃

サッカー、ラグビー、バスケットボールなどで膝前面へ相手選手や地面から強い衝撃を受け、膝蓋骨を骨折する場合があります。

筋肉の強い収縮

膝蓋骨へ直接衝撃がなくても、大腿四頭筋が非常に強く収縮することで膝蓋骨へ大きな牽引力が加わり、骨折につながる場合があります。

「膝をぶつけたかどうか」だけでなく、どの姿勢でどの方向から力が加わったのかを確認することが重要です。

膝蓋骨骨折の種類

膝蓋骨骨折にはいくつかの形があります。

骨折の形だけで治療方法が決まるわけではありませんが、骨のずれや関節面、膝伸展機構の状態を考えるうえで重要です。

横骨折

膝蓋骨を横方向に骨折するタイプです。

骨片が上下へ大きく離れると、膝を伸ばす機能に影響する可能性があります。

縦骨折

膝蓋骨を縦方向に骨折するタイプです。

骨片の位置関係が比較的保たれている場合もあります。

粉砕骨折

膝蓋骨が複数の骨片に分かれている骨折です。

膝前面へ非常に強い直接外力が加わった際などに起こることがあります。

骨片が大きくずれる骨折

骨折部が大きく離れている場合、膝蓋骨周囲の支持組織や膝を伸ばす機能も損なわれている可能性があります。

膝蓋骨骨折では「骨折線の形」だけでなく、骨片のずれ、関節面、膝伸展機構が保たれているかを確認することが重要です。

自力で膝を伸ばせるかが重要な理由

膝蓋骨骨折を考えるうえで非常に重要なのが、自動伸展ができるかどうかです。

自動伸展とは、自分の筋力で膝を伸ばすことです。

例えば仰向けになり、膝を伸ばしたまま脚を持ち上げるSLR(ストレートレッグレイズ)ができるかなどを確認します。

膝蓋骨骨折があっても、膝蓋骨周囲の支帯などが保たれていれば、自力で脚を上げられるケースがあります。

反対に、骨折や周囲組織の損傷によって伸展機構が途絶えている場合には、自力で膝を伸ばせなくなることがあります。

自力で膝を伸ばせない場合は重要な所見です。ただし、痛みが強いだけでも脚を上げられないことがあるため、自己判断せず医療機関で評価を受けてください。

膝蓋骨骨折と思っていたら別の怪我の場合もあります

膝の前側を強く打った後の痛みは、すべて膝蓋骨骨折とは限りません。

膝蓋骨の打撲

骨折がなくても、膝前面を強く打つことで骨膜や軟部組織を痛め、強い痛みや腫れが出ることがあります。

膝蓋腱損傷

膝蓋腱が断裂すると、自力で膝を伸ばしにくくなります。

大腿四頭筋腱損傷

膝蓋骨より上にある大腿四頭筋腱の断裂でも膝伸展機構が途絶えることがあります。

膝蓋骨脱臼

膝のお皿が外側へ外れ、元に戻った後でも膝前面に強い痛みと腫れが出る場合があります。

▶ 膝蓋骨脱臼について詳しくはこちら

「膝前面が痛い=膝蓋骨骨折」と決めつけず、受傷機転や伸展機構まで確認することが大切です。

膝蓋骨骨折の検査|レントゲンが基本

膝蓋骨骨折が疑われる場合には、整形外科で画像検査を行います。

レントゲン

骨折線、骨片のずれ、膝蓋骨の位置などを確認する基本的な検査です。

正面・側面など複数方向から撮影して骨折状態を確認します。

CT

粉砕骨折など、骨折の形が複雑な場合にはCTが使用されることがあります。

骨片の数や位置、関節面の状態などをより詳しく確認できます。

MRI

膝蓋骨骨折の診断で必ず行う検査ではありません。

しかし、骨折以外の軟部組織損傷なども疑われる場合にはMRIが検討されることがあります。

膝蓋骨骨折では画像検査による骨折状態の確認が重要です。整骨院の徒手検査だけで「骨折ではない」と判断することはありません。

エコーで膝蓋骨骨折は分かる?

上尾市・久喜市・さいたま市のすぎやま鍼灸整骨院では、必要に応じて超音波画像観察装置(エコー)を使用します。

エコーでは、膝蓋骨表面の不整、周囲の腫れ、腱などを観察する参考になる場合があります。

しかし、膝蓋骨骨折の骨折線全体や関節面、骨片の位置関係を正確に把握するにはレントゲンやCTが重要です。

「エコーで骨折が見えない=膝蓋骨骨折ではない」とは判断しません。

骨折が疑われる場合には、整形外科での画像検査を優先します。

▶ すぎやま鍼灸整骨院のエコー観察について詳しくはこちら

膝蓋骨骨折は保存療法で治療できる?

膝蓋骨骨折だからといって、すべて手術になるわけではありません。

骨片のずれが少なく、関節面が保たれ、膝を伸ばす機能が保たれているケースなどでは保存療法が選択されることがあります。

保存療法で行われること

医師の判断により、

・装具や固定具による膝の保護
・膝を伸ばした位置での固定
・荷重方法の指示
・定期的なレントゲン
・段階的な可動域訓練

などが行われます。

骨折の状態によっては、装具を使用しながら歩行が許可される場合もあります。

保存療法でも「固定して骨がくっつくのを待つだけ」ではなく、骨癒合を確認しながら膝の動きと筋力を段階的に戻すことが重要です。

どのような膝蓋骨骨折で手術が検討される?

骨折部のずれが大きい場合、関節面のずれが問題になる場合、膝伸展機構が途絶えている場合、開放骨折などでは手術が検討されます。

骨折の形によって手術方法は異なります。

骨片を元の位置へ戻す

ずれた膝蓋骨をできるだけ元の位置へ戻します。

金属で骨を固定する

スクリュー、ワイヤー、プレートなどを使用して骨折部を固定する場合があります。

骨折形態によって最適な固定方法が選択されます。

粉砕が非常に強い場合

骨片をそのまま固定することが難しい重度の粉砕骨折では、状態に応じて異なる術式が検討されることがあります。

「膝蓋骨骨折=手術」「歩ける=保存療法」という単純な判断ではありません。

骨折のずれ、関節面、伸展機構、骨折形態、年齢や活動レベルなどをもとに整形外科で治療方針を決めます。

膝蓋骨骨折で固定後に起こりやすい問題

膝蓋骨骨折では骨を治すために膝を保護する必要があります。

しかし、固定期間が続くことで別の問題が出ることがあります。

膝が曲がりにくくなる

膝を長期間動かさないことで関節が硬くなり、膝屈曲制限が残る場合があります。

大腿四頭筋が弱くなる

膝を固定して動かさない期間が続くと、太ももの前側にある大腿四頭筋の筋力が低下します。

膝蓋骨の動きが低下する

腫れや固定によって膝蓋骨周囲の動きが低下する場合があります。

歩き方が変わる

痛みを避けて歩くことで、反対側の脚や股関節、腰へ負担がかかることがあります。

骨折が治っても、膝の曲げ伸ばしと大腿四頭筋が戻らなければ「普通に動ける膝」には戻りません。

膝蓋骨骨折のリハビリで大腿四頭筋が重要な理由

大腿四頭筋は膝を伸ばすために非常に重要な筋肉です。

膝蓋骨骨折後は、痛み、腫れ、固定、手術などによって大腿四頭筋が弱くなりやすくなります。

大腿四頭筋が十分に働かないと、

・歩行が不安定
・階段を上りにくい
・膝折れが怖い
・立ち上がりにくい
・スクワットができない
・ジャンプやランニングへ戻れない

といった問題につながります。

膝蓋骨骨折後は「骨癒合」と「大腿四頭筋の再獲得」の両方が重要です。

膝蓋骨骨折にマッサージだけでは不十分な理由

固定後に太ももや膝周囲が硬くなり、マッサージで楽になることはあります。

しかし、膝蓋骨骨折では骨そのものを傷めています。

受傷直後に骨折部を強く揉んでも骨が早く癒合するわけではありません。

また骨癒合後にも、

・膝の可動域
・大腿四頭筋の筋力
・膝蓋骨周囲の動き
・歩行能力
・片脚支持
・スクワット
・ジャンプ

などを戻す必要があります。

「筋肉を柔らかくすること」と「膝を正常に使える状態へ戻すこと」は別です。

すぎやま鍼灸整骨院の膝蓋骨骨折への対応

① どのように膝を痛めたのか確認します

転倒、交通事故、スポーツでの接触など、膝へどの方向から力が加わったのか確認します。

② 腫れ・変形・圧痛を確認します

膝前面の腫れ、内出血、膝蓋骨の圧痛、変形などを確認します。

③ 膝を伸ばせるか確認します

自力で膝を伸ばせるか、伸ばした状態で脚を上げられるかなどを確認します。

ただし、骨折が疑われる膝へ無理に力を入れさせることはありません。

④ 骨折が疑われる場合は整形外科へご案内します

レントゲンやCTなどによって骨折状態を確認する必要があります。

国家資格者として、膝蓋骨骨折を整骨院だけで判断・治療しようとせず、必要な医療機関へつなぐことを大切にしています。

⑤ 医師の治療方針を確認します

保存療法なのか手術後なのか、固定期間、荷重許可、膝を曲げてよい角度などを確認します。

⑥ 膝の可動域を戻します

骨折部の安定性と医師の許可を確認しながら、膝の曲げ伸ばしを段階的に戻します。

⑦ 大腿四頭筋を戻します

回復段階に合わせて、大腿四頭筋へ負荷を加えます。

最初は筋肉を収縮させる練習から始め、徐々に立位でのトレーニングへ進めます。

⑧ 股関節・足首も確認します

膝を固定していた期間には、股関節や足首の動き・筋力も低下することがあります。

下半身全体を確認しながら身体機能を戻します。

⑨ 日常生活・スポーツ動作まで戻します

歩行、階段、スクワット、片脚動作、ジョギング、ジャンプなどへ段階的に進めます。

▶ メディカルトレーニングについて詳しくはこちら

膝蓋骨骨折から日常生活へ戻るまでの流れ

第1段階|骨折部を保護する

医師の指示に沿って装具や固定を行い、まず骨折部を守ります。

第2段階|腫れと骨癒合を確認する

膝の腫れや痛みだけでなく、定期的な画像検査で骨折部を確認します。

第3段階|膝の動きを戻す

医師の指示した範囲内で膝を曲げ始め、徐々に可動域を広げます。

第4段階|大腿四頭筋を戻す

太ももの前側へ力を入れ、膝を安定して伸ばせるようにします。

第5段階|歩行を整える

痛みをかばった歩き方から、左右差の少ない歩行へ戻します。

第6段階|階段・立ち座り

階段昇降、椅子からの立ち上がりなど、日常生活で必要な動作を戻します。

日常生活への復帰でも、「骨がついたから終わり」ではなく、膝を実際に使えることが大切です。

膝蓋骨骨折からスポーツ復帰するまでの流れ

第1段階|骨癒合・医師の運動許可

まず骨折部が十分に安定していることを確認します。

第2段階|膝の可動域

スポーツ動作に必要な膝の曲げ伸ばしを戻します。

第3段階|筋力

大腿四頭筋、ハムストリング、股関節周囲の筋力を戻します。

第4段階|スクワット・片脚動作

体重を支えながら膝を曲げ伸ばしできるか確認します。

第5段階|ジョギング

膝の痛み、腫れ、筋力を確認しながら軽いジョギングへ進みます。

第6段階|ランニング・ダッシュ

徐々に走行速度を上げます。

第7段階|ジャンプ・着地

両脚から片脚へ進み、着地時に膝を安定させられるか確認します。

第8段階|切り返し・競技動作

急停止や方向転換などを加え、実際のスポーツへ近づけます。

第9段階|通常練習・試合復帰

部分練習から通常練習へ戻し、運動後や翌日に膝の腫れや痛みが強くならないか確認します。

「骨がくっついた」「痛くない」という理由だけで、いきなりスポーツへ戻ることはおすすめしません。

可動域・大腿四頭筋・片脚機能・ランニング・ジャンプ・競技動作まで段階的に戻すことが重要です。

膝蓋骨骨折後に膝が曲がらない場合

膝蓋骨骨折後の相談で多いものの一つが、「骨はくっついたと言われたけれど、膝が曲がらない」という状態です。

原因として、

・固定期間による関節の硬さ
・膝周囲の腫れ
・大腿四頭筋の緊張
・膝蓋骨周囲組織の柔軟性低下
・痛みに対する恐怖感

などが関係する場合があります。

ただし、無理に膝を曲げればよいわけではありません。

骨折部の癒合状態や手術方法によって、動かしてよい時期・角度が異なります。自己判断で強く膝を曲げることは避け、医師の指示に沿って進めます。

膝蓋骨骨折後の痛みが長く残る場合

骨癒合後も膝前面の違和感や痛みが残る場合があります。

例えば、

・膝蓋大腿関節への負担
・膝蓋骨周囲の動きの低下
・大腿四頭筋の筋力低下
・金属固定材料周囲の違和感
・関節面の損傷
・膝の可動域制限

などが関係することがあります。

「骨折は治ったのに痛い」という場合には、骨だけではなく膝の機能まで評価することが重要です。

症例

膝蓋骨骨折の症例例①|60代女性・転倒

年齢・性別:64歳・女性

受傷状況:外出中に段差につまずき、右膝から地面へ転倒。

主な症状:膝前面の強い痛みと腫れがあり、歩行は可能でしたが膝を曲げると強く痛む状態でした。

初回時:膝蓋骨に限局した圧痛があり、直接外力も強かったため骨折を疑い、整形外科での画像検査を優先しました。

その後:膝蓋骨骨折と診断され保存療法となり、医師の指示に沿って固定。

骨折部の状態を確認しながら膝の可動域訓練、大腿四頭筋の筋力訓練へ進みました。

経過:歩行、椅子からの立ち上がり、階段昇降へ段階的に進めました。

膝蓋骨骨折では骨癒合だけでなく、膝の曲げ伸ばしと太ももの筋力を戻すことが日常生活復帰では重要です。

※症例例です。実際の治療方法や回復期間には個人差があります。

膝蓋骨骨折の症例例②|20代男性・スポーツ

年齢・性別:26歳・男性

受傷状況:スポーツ中に転倒し、膝前面を硬い地面へ直接強く打ちつけました。

主な症状:膝のお皿周囲が大きく腫れ、体重をかけると痛みがありました。

対応:膝蓋骨骨折を疑い、医療機関でのレントゲン検査をご案内しました。

その後:医師による治療後、骨癒合と運動許可を確認しながらリハビリを開始。

膝の可動域、大腿四頭筋、スクワット、片脚動作へ段階的に進め、その後ジョギング、ジャンプ、切り返しへ負荷を上げました。

スポーツ復帰では、膝が曲がるだけではなく、ジャンプや着地で身体を支えられる筋力まで戻すことが重要です。

※症例例です。実際の治療方法や回復期間には個人差があります。

国家資格者として膝蓋骨骨折で大切だと考えること

膝蓋骨骨折では、「膝を打ったからとりあえず冷やして様子を見る」だけで済ませないことが重要です。

確認したいのは、


骨折していないか。
骨片はずれていないか。
膝を自力で伸ばせるか。
膝伸展機構は保たれているか。
関節面への影響はないか。
手術が必要な骨折ではないか。

という部分です。

そして治療後は、


膝は十分に曲がるのか。
膝を完全に伸ばせるのか。
大腿四頭筋は戻ったのか。
歩行や階段は問題ないか。
スポーツへ耐えられる筋力があるか。

まで考える必要があります。

当院では、骨折の診断・治療が必要な段階では医療機関へつなぎ、その後の「また普通に歩く・階段を上る・スポーツをする」ところまで身体機能を戻すことを大切にしています。

膝蓋骨骨折についてよくある質問

Q.膝蓋骨が骨折していても歩けますか?

A.歩ける場合があります。歩行できることだけでは骨折を否定できません。膝前面を強く打ち、膝蓋骨に限局した圧痛や腫れがある場合には画像検査が必要になることがあります。

Q.膝蓋骨骨折は全部手術になりますか?

A.すべてが手術になるわけではありません。骨片のずれが少なく、膝を伸ばす機能が保たれている場合などでは保存療法が選択されることがあります。

Q.どういう場合に手術になりますか?

A.骨片のずれ、関節面、膝伸展機構、開放骨折かどうかなどを総合して整形外科で判断します。

Q.膝を伸ばせれば骨折していませんか?

A.いいえ。膝蓋骨骨折があっても周囲の組織が保たれていれば、自力で膝を伸ばせる場合があります。伸ばせることだけで骨折を否定することはできません。

Q.エコーで膝蓋骨骨折は分かりますか?

A.骨表面などを観察する参考になる場合がありますが、膝蓋骨骨折の評価にはレントゲンが基本です。複雑な骨折ではCTなどが必要になる場合があります。

Q.膝蓋骨骨折は何週間で治りますか?

A.骨折の形、ずれ、保存療法か手術か、年齢などによって異なります。そのため「膝蓋骨骨折なら○週間」と一律には判断できません。

Q.骨がくっついたのに膝が曲がりません。

A.固定後には膝関節の硬さや大腿四頭筋の緊張などによって曲げにくさが残ることがあります。ただし、無理に曲げるのではなく骨癒合状態や医師の指示に合わせてリハビリを行います。

Q.大腿四頭筋のトレーニングは必要ですか?

A.重要です。膝蓋骨は大腿四頭筋から膝蓋腱へ力を伝える仕組みの一部であり、固定後は大腿四頭筋が低下しやすいため段階的に回復させます。

Q.マッサージで早く治りますか?

A.骨折部をマッサージすることで骨癒合が早くなるわけではありません。まず骨折部を適切に治療し、その後の回復段階で周囲の筋肉や身体機能へ対応します。

Q.痛みがなくなったら走っていいですか?

A.痛みがないことだけでは十分ではありません。骨癒合、医師の運動許可、膝の可動域、大腿四頭筋、片脚動作などを確認してから走行へ進みます。

Q.スポーツ復帰できますか?

A.治療後にスポーツへ復帰する方は多くいます。ただし、骨折状態や治療方法によって経過は異なるため、復帰時期や競技レベルを一律に保証することはできません。

Q.健康保険は使えますか?

A.膝蓋骨骨折はまず医療機関での診断・治療方針の確認が必要です。整骨院で骨折後の施術を継続する場合には医師の同意などが必要になる場合がありますので、状態を確認してご案内します。

上尾市・久喜市・さいたま市で膝蓋骨骨折にお悩みの方へ

膝蓋骨骨折は、「骨がくっつけば終わり」という怪我ではありません。

膝蓋骨は、立つ・歩く・階段を上る・立ち上がる・走る・ジャンプするために必要な膝伸展機構の重要な一部です。

だからこそ、


骨折はどのような状態なのか。
膝を自力で伸ばせるのか。
保存療法か手術なのか。
骨癒合は十分か。
膝は曲がるのか。
完全に伸ばせるのか。
大腿四頭筋は戻っているのか。
歩行・階段は問題ないか。
スポーツに耐えられるのか。

を一つずつ確認することが大切です。

上尾市・久喜市・さいたま市のすぎやま鍼灸整骨院では、国家資格者が膝の状態を確認し、膝蓋骨骨折が疑われる場合には医療機関での画像検査をご案内します。

その後は医師の治療方針に沿いながら、膝の可動域、大腿四頭筋、股関節、足首、歩行、階段、スポーツ動作まで段階的に身体機能を戻していきます。

目標は骨がつくことだけではありません。また自分の脚で安心して立ち、歩き、階段を上り、必要な方は走り・ジャンプし、やりたい生活やスポーツへ戻れる状態を目指します。

上尾市・久喜市・さいたま市で、膝蓋骨骨折、膝のお皿の強い痛み、膝の腫れ、骨折後の膝の硬さ、筋力低下、スポーツ復帰についてお困りの方は、すぎやま鍼灸整骨院へご相談ください。


執筆・監修:すぎやま鍼灸整骨院 国家資格者

※膝蓋骨骨折の治療方法、骨癒合、リハビリ、スポーツ復帰までの期間には個人差があります。骨折が疑われる場合には医療機関での画像検査・診断・治療を優先します。

上尾市 すぎやま整骨院|症例

  • 上尾市 40代 男性 膝蓋骨骨折(膝のお皿の骨折)で来院

    上尾市すぎやま整骨院足底腱膜炎足裏の痛み外反母趾

    スポーツ中に左膝を強打し、膝蓋骨を骨折。痛みと腫れがひどく、膝が動かせない状態で来院。 骨折部位をしっかりと固定し、痛みを軽減するため手技療法を行う。リハビリとして膝の可動域を回復させるための運動療法を段階的に行った。膝の痛みが軽減し可動域が改善。3か月後スポーツに復帰することが出来た。

    ※患者様個人の感想であり、効果には個人差があります。

  • 上尾市 20代 女性

    上尾市すぎやま整骨院交通事故むち打ち頭痛吐き気ぼやけ

    階段から転落して右膝蓋骨を骨折。膝を曲げると痛みが強く歩行が困難な状態で来院。膝を固定し、膝蓋骨周囲の筋肉を手技療法により緩和。リハビリテーションとして膝関節の安定性を高めるためのエクササイズとストレッチを実施。2ヶ月半後、痛みが軽減し歩行が少しずつ楽になり膝の日常生活への支障もなくなった。

    ※患者様個人の感想であり、効果には個人差があります。

  • 上尾市 30代 男性

    上尾市すぎやま整骨院顎関節症口が開かない歯ぎしり頭痛

    転倒により左膝を強打し、膝蓋骨(膝のお皿)を骨折した。痛みが激しく、膝の曲げ伸ばしができない状態で来院。骨折部位を保護するために固定を行い、電気治療と膝周囲の筋肉を手技療法により緩和。初期段階では膝の可動域を広げるための軽度なストレッチを開始し、リハビリとして徐々に筋力回復を目指した。2ヶ月半後、痛みが軽減し膝の可動域が改善。リハビリを続け日常生活への復帰が出来た。

    ※患者様個人の感想であり、効果には個人差があります。