鎖骨骨折
- 腕が上がらない
- 痛みが取れない
- 回復が遅い
- 肩が動かせない
上尾市・さいたま市北区土呂宮原すぎやま鍼灸整骨院では、鎖骨骨折でお困りの方を対象に、わかりやすくて専門的な治療を提供しています。鎖骨骨折は、肩から胸にかけての骨が折れることです。特に転んだり、スポーツ中の事故で起こりやすいです。今回は鎖骨骨折について詳しく解説し、治療方法や治療期間についてお話しします。
鎖骨骨折とは?|上尾市-さいたま市北区土呂/宮原すぎやま鍼灸整骨院
鎖骨は胸の上前面に位置する骨で、左右対称にS字カーブの形をしています。この鎖骨が、交通事故やスポーツのけが、転倒などにより折れた状態を鎖骨骨折といいます。鎖骨骨折は骨折全体の10%を占める比較的頻度の高い骨折です。
骨折部位は鎖骨の中央3分の1がもっとも多く、全体の約80%を占めます。そのほか約15%は肩に近い鎖骨の端、約5%は鎖骨の内側に生じます。
骨折を起こすと鎖骨がずれて変形するため、痛みや腫れ、皮下出血などを生じることがあります。また、まれに折れた鎖骨により付近の神経が損傷して、腕や肩、指が動かせなくなるケースなどもあります。
鎖骨骨折の原因は?
鎖骨骨折の多くは、肩から倒れるように転倒したり、転倒した際に腕を伸ばしたまま手をついたりして鎖骨に大きな衝撃を受けることで生じます。そのほか、直接衝撃を受けて骨折することもあります。
例えばスノーボード・サーフィンなどが多いです。なのでスキー場には骨折治療のための整骨院があったりします。
鎖骨骨折の症状は?
骨折部位の痛みや腫れ、皮下出血などが現れ、腕や肩を動かす際には痛みが生じます。鎖骨を骨折すると骨がずれ、鎖骨が盛り上がるような見た目になり、折れた骨同士が重なり合う場合は肩幅が狭くなります。
交通事故などにより外部から大きな衝撃が加わった場合には、鎖骨周辺の神経が損傷し手指が痺れたり動かせなくなったりすることもあります。このほか、鎖骨骨折に伴い鎖骨と肩甲骨をつなぐ靱帯が断裂する場合や、肋骨骨折や血気胸を合併する場合もあります。
鎖骨自体の役割は?|上尾市-さいたま市北区土呂/宮原すぎやま鍼灸整骨院
腕と体をつなぐ
鎖骨は肩甲骨と胸骨介して腕を体につなぎ止める働きをしています。 肩甲骨は肋骨の上に浮いているように存在しているため体との骨の連結がありません。鎖骨が胸骨と肩甲骨とで関節を形成することで腕と体を連結しています。
血管と神経を守る
鎖骨の後方には大事な血管や神経が通っているためそれらを守る役割も担っています。それゆえに骨折してしまうとさまざまな症状を引き起こします。
肩の動きの支点となる
肩を上げたりする動作は、腕の骨だけで動いているわけではなく、腕の動きに伴って肩甲骨が動く事で大きな可動性を得ています。鎖骨が胸鎖関節にて肩甲骨の動きの支点となる事で自由に腕を動かす事が可能となっているのです。
※鎖骨骨折は非常に重要な働きがあります。ですので、いろんなところに不具合を引き起こします。なので早めの治療・回復へのリハビリが必要です。
鎖骨骨折のリハビリ|上尾市-さいたま市北区土呂/宮原すぎやま鍼灸整骨院
固定していた影響で肩の周りの筋肉の柔軟性がなくなったり、筋力が弱くなったり、関節の動きが悪くなるため、専門的なリハビリが必要となります。詳しくは
※鎖骨は4週間で骨癒合すると言われますが、実際には個人差があり、もっと長くかかるケースも多く見かけます。骨癒合が不十分な状態で腕の動かす範囲を広げすぎると、鎖骨へストレスがかかります。
すると骨折部分がズレてしまったり、骨癒合しないまま偽関節といわれる、関節のように骨がグラグラ不安定になってしまう事があるので要注意です。
医師の診断の元、正しいリハビリを行う事が大切です。|上尾市-さいたま市北区土呂/宮原すぎやま鍼灸整骨院では連携している整形外科がございますので、お気軽にお問い合わせください。
鎖骨骨折の痛みはいつまで?
鎖骨が癒合するまでの期間は4週間前後ですが、骨が正常にくっ付いても肩関節周辺が以前のように痛みや違和感などの症状なく動けるようになるには更に2~3ヶ月程度期間を必要とする場合が多いです。
固定してきた期間、周りの関節や組織が固まってしまうため、患部の状態を見ながらできるだけ早く動かすと骨折以外の痛みも早期に無くなります。
鎖骨骨折に対する当院での対応|上尾市-さいたま市北区土呂/宮原すぎやま鍼灸整骨院
※鎖骨骨折の治療に対してはまず医師の同意(許可)をいただく必要があります。詳しくはお問い合わせください。
超音波施術
超音波施術では骨折部の組織修復のために超音波施術を行います。超音波施術では骨の癒合(骨折部の治癒)を38%早める効果が期待できるという研究データが存在します。ですので、まずは超音波施術で骨の治癒を早めます。
骨折後リハビリ
医師と連携して骨折周囲部の組織に対してアプローチを行います。これを行うことで骨折部の治癒後の状態が変化します。簡単に言うとスポーツなどへの復帰が早まります。