変形性股関節症(股OA)


- 股関節が動かしにくく、動かせる範囲が減った
- 歩きにくさを感じる
- お尻や太もも、膝に痛みがある
- 足の爪切りや靴下を履くことが困難
- しゃがむ、正座をするのが辛い
すぎやま鍼灸整骨院グループでは、上尾市・久喜市・さいたま市の各院で、変形性股関節症(股OA)に関するご相談に対応しています。痛む場所だけでなく、関節の安定性、可動域、筋力、フォームや歩行を確認します。必要に応じてエコー観察や医療機関への受診案内を行い、施術とリハビリで競技・日常生活への復帰を支援します。
変形性股関節症|「もう仕方ない」と諦める前に

変形性股関節症と診断されて、不安になっていませんか?
整形外科でレントゲンを撮って、
「股関節が変形しています」
「軟骨がすり減っています」
と言われた。
その瞬間、
「もう元には戻らないの?」
「このまま歩けなくなる?」
「いつか手術しないといけない?」
そんな不安を感じた方もいると思います。
実際に生活の中でも、
立ち上がった最初の一歩が痛い。
長く歩くと脚の付け根が痛くなる。
靴下を履くのが大変になった。
階段では手すりを使うようになった。
旅行でたくさん歩くのが不安になった。
少しずつ「できないこと」が増えていませんか?
変形した骨や関節そのものを、整骨院の施術で元の形に戻すことはできません。
だからこそ当院では、変形だけを見るのではなく、
今どこまで股関節が動くのか
どのくらい脚で身体を支えられるのか
実際にどのように歩いているのか
まで確認します。
目指したいのは、
10年後も、自分の足で歩ける身体。
「変形しているから仕方ない」で終わらせず、今できることを一緒に考えていきましょう。
こんな生活になっていませんか?
立ち上がった最初の一歩が痛い
椅子から立ち上がった直後。
朝起きて歩き始めた時。
脚の付け根がズキッとする。
少し歩くと楽になるから、そのまま生活している。
長く歩くのが不安になった
近所なら歩ける。
でも買い物や旅行などで長く歩くとなると、
「途中で痛くなったらどうしよう」
と考えるようになった。
スーパーではカートを使うと楽
以前は普通に歩いていたのに、
最近は無意識にカートを探している。
何かにつかまって歩く方が楽。
靴下を履くのが大変
脚を上げる。
股関節を曲げる。
足を反対の膝に乗せる。
そんな何気ない動作が以前よりしづらい。
車の乗り降りで股関節が痛い
車から脚を出す。
身体をひねる。
立ち上がる。
この動きで、脚の付け根に痛みや詰まり感がある。
階段では手すりを使うようになった
特に痛い側の脚に体重をかける時がつらい。
気づけば、
痛くない方の脚ばかり使っている。
駅ではエレベーターを探す
「階段でも行けるけど、できれば使いたくない」
少しずつ、痛みを避ける行動が増えている。
旅行や外出を避けるようになった
本当は家族と出かけたい。
旅行にも行きたい。
でも、
「たくさん歩くのはちょっと……」
と断ることが増えてきた。
ひとつでも「これ私かも」と思ったら、一度今の股関節と歩き方を確認してみましょう。
変形性股関節症とは?

股関節は、
骨盤側のくぼみ
と、
太ももの骨の先端
が組み合わさってできている関節です。
関節の表面には軟骨があり、股関節を滑らかに動かしたり、身体にかかる負担を受けたりする役割があります。
変形性股関節症では、この股関節の軟骨や骨などに変化が起こり、
股関節の痛み
動かしにくさ
歩きにくさ
などが現れることがあります。
症状が進行すると
歩く
立ち上がる
階段を使う
靴下を履く
など、日常生活にも支障が出る場合があります。
ただし、
レントゲンで変形が確認された方が、全員同じ症状になるわけではありません。
だからこそ、画像だけではなく現在の症状や身体の動きも確認することが大切です。
同じ変形性股関節症でも状態は違います

01|動き始めが痛い
立ち上がる。
歩き始める。
その瞬間に脚の付け根が痛む。
でも、少し動いていると楽になることもある。
02|長く歩くと痛い
最初は普通に歩ける。
でも買い物や仕事、旅行などで歩き続けると股関節がつらくなる。
03|日常生活がつらい
靴下を履く。
階段を上る。
車へ乗り降りする。
しゃがむ。
以前は普通にできていた動作が難しくなってくる。
04|歩くこと自体がつらい
歩ける距離が短くなり、
「できるだけ歩かないようにしよう」
と外出そのものを避けるようになる場合もあります。
ただし、
全員がこの順番で進行するわけではありません。
大切なのは、
「変形性股関節症かどうか」だけではなく、今どのくらい生活に影響しているのか
を確認することです。
「変形している=痛みのすべて」ではありません
レントゲンを見ながら、
「軟骨が減っています」
「関節が変形しています」
と言われると、
「だから痛いんだ。もうどうにもならないんだ」
と思ってしまう方もいると思います。
確かに、
変形した骨や関節を、当院の施術で元の形に戻すことはできません。
でも、私たちが確認するのはレントゲンだけではありません。
股関節はどこまで動く?
どの方向へ動かすと痛い?
痛い側の脚で身体を支えられる?
歩いた時に身体が傾いていない?
左右の歩幅は違わない?
膝・足首はどう使っている?
こうした身体の状態は、実際に検査しなければ分かりません。
「変形している」で終わらず、「今の身体で何ができるのか」まで確認します。
変形性股関節症では、このような検査を行います
当院では、変形性股関節症だからといって、すぐに股関節を揉んだり動かしたりするわけではありません。
「今の身体がどうなっているのか」
を実際に確認します。

① 股関節がどこまで動くか確認します
ベッドに仰向けになっていただき、スタッフが脚をゆっくり動かします。
股関節を曲げる
脚を開く
内側・外側へ回す
などを行い、
どこまで動くのか
どの方向で痛むのか
左右でどのくらい違うのか
を確認します。
痛みを我慢して無理やり動かす検査ではありません。
② 股関節周辺の筋力を確認します
次に、脚へ軽く力を入れてもらいます。
特に、
お尻
股関節周辺
太もも
などを確認します。
単純に「筋肉が弱い」と判断するのではなく、
痛い側の脚で身体を支えるための力を出せているか
を見ていきます。
③ 片脚で身体を支えられるか確認します
安全を確保しながら、必要に応じて片脚立ちなどを行います。
その際、
骨盤が大きく傾かないか
身体が横へ逃げないか
痛い脚へ体重を乗せられるか
などを確認します。
④ 実際に歩いてもらいます
「歩くと痛い」のであれば、
実際に歩いているところを確認します。
院内を普段通りに歩いていただき、
左右の歩幅
身体の傾き
痛い脚へ体重を乗せられているか
脚の運び方
などを確認します。
必要に応じて歩行を動画で撮影し、患者さんと一緒に確認します。
「自分では普通に歩いているつもりだった」
という方でも、左右差が見つかることがあります。
⑤ 膝・足首・足元も必要に応じて確認します
歩く時には、股関節だけが働いているわけではありません。
必要に応じて、
膝
足首
足の着き方
靴
なども確認します。
ただし、
「股関節が悪いから全身が歪んでいる」
と決めつけるわけではありません。
実際の身体の動きを見て、必要な部分を確認します。
検査で見たいのは「変形」だけではありません
レントゲンなどで関節の状態を確認することは重要です。

当院ではこのような施術を行います
変形性股関節症だからといって、
痛い股関節を強く揉む
無理やり脚を開く
という施術ではありません。
検査で確認した身体の状態に合わせて、必要な方法を組み合わせます。

① まず股関節周辺の負担を確認しながら施術します
ベッドに横になっていただき、
お尻
太ももの前側・内側
股関節周辺
などを確認します。
例えば同じ、
「脚の付け根が痛い」
という方でも、身体の状態は同じではありません。
実際にどの部分が緊張しているのか、どの動きで症状が出るのかを確認しながら手技を行います。
② 動きにくい股関節をゆっくり動かします
股関節の動きが制限されている場合には、スタッフが脚を支えながら、
曲げる
開く
内側・外側へ動かす
などを行います。
無理やり脚を開いたり、痛みを我慢して動かしたりする施術ではありません。
「ここから痛い」という範囲を確認しながら行います。
施術後にはもう一度、
脚を上げる
立ち上がる
歩く
などを確認します。
③ お尻・腰なども必要な場合は一緒に施術します
股関節をかばって生活していると、
お尻が張る
腰がつらくなる
反対側の脚へ負担がかかる
という方もいます。
実際の検査で必要性が確認できた場合には、股関節だけでなく周辺へも施術します。
ただし、
「変形性股関節症だから全身矯正」
という考え方ではありません。
必要な場所へ必要な施術を行います。
④ 必要に応じて鍼灸も行います
股関節周辺やお尻などの筋肉の緊張が強い場合には、状態やご希望に応じて鍼灸をご提案することもあります。
手技だけではアプローチしにくい部分などに対して、状態を確認しながら施術します。
もちろん、
変形性股関節症だから必ず鍼をするわけではありません。
鍼が苦手な方へ無理におすすめすることもありません。
⑤ 痛くない方に逃げている身体を、少しずつ使えるようにします
股関節が痛い状態が続くと、無意識に、
痛くない側へ体重をかける
痛い脚に乗る時間を短くする
といった動きになっていることがあります。
必要に応じて、
お尻を使う練習
椅子から立ち上がる練習
痛い側へ少しずつ体重を乗せる練習
などを行います。
最初から激しい筋力トレーニングをするわけではありません。
自分の脚で身体を支えられる状態を少しずつ目指します。
⑥ 最後は実際に歩くところまで確認します
施術してベッドから起き上がったら終わりではありません。
もう一度歩いていただき、
歩き始めの痛み
左右の歩幅
身体の傾き
痛い脚への体重の乗せ方
などを確認します。
必要に応じて、
歩幅
脚の出し方
体重移動
なども一緒に練習します。
「ベッドの上では楽」ではなく、「実際に歩いた時にどうなのか」まで確認します。
⑦ 必要な方は靴・インソールも確認します
歩き方を確認した結果、
足元が不安定
靴が身体に合っていない
足元から股関節への負担も考える必要がある
と判断した場合には、靴やインソールについても確認します。
必要性をご説明し、患者さんに納得いただいた場合の選択肢の一つです。
当院が考えているのは、
股関節周辺を整える
↓
動かしやすくする
↓
自分の脚で支える
↓
実際に歩く
↓
日常生活で使える身体へ
という流れです。
最終的には、
スーパーを最後まで歩きたい
階段を上り下りしたい
靴下を自分で履きたい
仕事を続けたい
家族と旅行へ行きたい
など、
患者さん自身が「またできるようになりたいこと」
を目標にしていきます。
変形性股関節症は整形外科ではどんな治療をする?
変形性股関節症では、症状や関節の状態などに合わせて治療が選択されます。
一般的な保存療法として、
生活指導
運動療法・リハビリテーション
薬物療法
などがあります。
症状が強く、保存療法だけでは日常生活への支障が大きい場合などには、手術が検討されることもあります。
「手術した方がいい?」と悩んでいる方へ
変形性股関節症と診断されると、
「いつか人工関節になるの?」
と不安になる方もいます。
しかし、手術が必要かどうかは、
関節の状態
だけではなく、
痛みの程度
日常生活への影響
保存療法の経過
などを踏まえて、整形外科の医師と相談して判断することになります。
当院では、
「絶対に手術しない方がいい」
とは考えていません。
現在の状態によっては、整形外科で改めて評価してもらうことをおすすめします。
手術適応について知りたい場合には、整形外科・股関節を専門とする医療機関へご相談ください。
こんな場合は、まず整形外科へ
次のような場合には、当院での施術よりも医療機関での評価を優先してください。
急激に股関節の痛みが強くなった
ほとんど脚に体重をかけられない
転倒・事故後から強く痛む
安静にしていても強い痛みが続く
夜間にも強い痛みが続いている
発熱・腫れ・熱感などがある
症状が急激に悪化している
手術が必要か判断してほしい
また、現在整形外科へ通院している方は、医師から運動や荷重について指示が出ている場合、その指示を優先してください。
自宅で気をつけたいこと

① 痛いのに無理して歩き続けない
「歩かないと筋力が落ちるから」と、強い痛みを我慢して歩き続ける必要はありません。
痛みの状態を見ながら、歩く量を調整しましょう。
② 無理に股関節を開かない
「硬いからストレッチしなきゃ」と、痛みを我慢して開脚する必要はありません。
③ 自己流で筋トレを増やしすぎない
変形性股関節症だからといって、
スクワット
お尻の筋トレ
などを全員が同じように行えばいいわけではありません。
現在の状態に合った運動を選ぶことが大切です。
④ まったく動かない生活にしない
反対に、
「痛いから一切動かない」
という状態が長く続くことにも注意が必要です。
どの程度動いてよいのか分からない場合には、専門家へ相談しましょう。
変形性股関節症についてよくある質問Q&A
Q1. 変形性股関節症は治りますか?
A. 変形した骨や関節を施術によって元の形に戻すことはできません。
一方で、症状や身体機能については、現在の状態に応じて運動療法などの保存療法が行われます。
「変形を治す」ではなく、痛みや身体機能、日常生活をどう改善・維持していくかを考えることが大切です。
Q2. 変形性股関節症でも運動した方がいいですか?
A. 状態に応じた運動は重要です。
ただし、痛みを我慢してたくさん歩いたり、自己流で強い筋トレをしたりする必要はありません。
現在の状態に合った運動量・方法を選びましょう。
Q3. 歩いた方がいいですか?
A.「とにかく歩けばいい」というわけではありません。
歩行量は現在の痛みや身体機能によって調整する必要があります。
歩いた後に痛みが大きく増える場合などは、歩行量を見直しましょう。
Q4. ストレッチはした方がいいですか?
A. 状態によります。
股関節の動きを保つために運動が行われることはありますが、痛みを我慢して無理に開脚したり強く伸ばしたりする必要はありません。
Q5. レントゲンで変形していると言われました。もう元には戻りませんか?
A. 変形した骨・関節そのものを施術で元の形に戻すことはできません。
だからこそ、現在の動き・筋力・歩行などを確認し、今できることを考えることが重要です。
Q6. 変形が進んでいても相談できますか?
A. ご相談いただけます。
ただし、症状や関節の状態によっては整形外科での治療を優先する場合があります。
現在の検査結果などがあればお持ちください。
Q7. 手術をしないで済みますか?
A. 当院から「手術をしなくて大丈夫」と判断することはできません。
手術の必要性については整形外科の医師が、症状や画像所見、日常生活への影響などを踏まえて判断します。
Q8. 人工股関節と言われました。相談できますか?
A. ご相談は可能です。
ただし、手術適応については整形外科・股関節専門医へご相談ください。
当院では現在の身体機能や歩行などを確認し、対応可能な範囲をご説明します。
Q9. 鍼灸は必ず行いますか?
A. いいえ。
身体の状態やご希望に応じた選択肢の一つです。
鍼が苦手な方へ無理におすすめすることはありません。
Q10. インソールは必要ですか?
A. 全員に必要なわけではありません。
歩行や足元を確認した結果、必要性が考えられる場合に選択肢としてご提案します。
Q11. 整形外科へ通いながらでも大丈夫ですか?
A. ご相談いただけます。
現在の診断、画像検査、治療内容、医師からの指示などを確認したうえで対応します。
Q12. 何回くらい通えばいいですか?
A. 症状や身体の状態によって異なります。
変形の程度だけではなく、
現在の痛み
股関節の動き
筋力
歩行
日常生活への影響
などを確認したうえで、通院の目安をご説明します。
「歩かない生活」が当たり前になる前に
最初は、
「立ち上がる時に少し痛い」
くらいだった。
でも気づけば、
階段を避ける。
駅ではエレベーターを探す。
スーパーではカートを使う。
長く歩く予定を入れなくなる。
旅行へ行くのが不安になる。
そんなふうに、
痛みを避けるために「歩かない生活」が当たり前になっていませんか?
変形性股関節症で私たちが確認したいのは、レントゲンの形だけではありません。
今どのくらい歩けるのか
↓
どの動きで痛むのか
↓
股関節はどこまで動くのか
↓
痛い脚で身体を支えられるのか
↓
実際にどう歩いているのか
↓
何ができなくなっているのか
まで確認します。
目標は、
「変形を元に戻す」
ということではありません。
スーパーへ買い物に行きたい。
仕事を続けたい。
孫と出かけたい。
趣味を続けたい。
また家族と旅行に行きたい。
そんな、
あなたがこれからも続けたい生活を守ること。
「変形しているから仕方ない」
と、最初から諦める必要はありません。
今の身体を確認して、今できることから始めていきましょう。
10年後も、自分の足で歩ける身体へ。
すぎやま鍼灸整骨院が、そのための身体づくりを一緒に考えていきます。















