変形性股関節症(股OA)


- 股関節が動かしにくく、動かせる範囲が減った
- 歩きにくさを感じる
- お尻や太もも、膝に痛みがある
- 足の爪切りや靴下を履くことが困難
- しゃがむ、正座をするのが辛い
すぎやま鍼灸整骨院グループでは、上尾市・久喜市・さいたま市の各院で、変形性股関節症(股OA)に関するご相談に対応しています。痛む場所だけでなく、関節の安定性、可動域、筋力、フォームや歩行を確認します。必要に応じてエコー観察や医療機関への受診案内を行い、施術とリハビリで競技・日常生活への復帰を支援します。
変形性股関節症|足の付け根が痛い・長く歩けない・靴下が履きにくい方へ

「股関節が変形していますと言われた」「立ち上がりの一歩が痛い」「長く歩くと足の付け根がつらい」――そのお悩みはありませんか?
整形外科でレントゲンを撮り、「股関節が変形しています」「軟骨がすり減っています」と説明された。
そのとき、こんな不安を感じた方もいらっしゃると思います。
「変形した骨は、もう元に戻らないのでしょうか?」
「このまま少しずつ歩けなくなりますか?」
「いつか人工股関節の手術が必要になりますか?」
「今から運動をしても、意味はあるのでしょうか?」
「痛みを我慢してでも歩いた方がいいですか?」
実際の生活でも、以前は何気なくできていた動作が、少しずつ負担になっていませんか。
- 椅子から立ち上がった最初の一歩が痛い
- 買い物で長く歩くと足の付け根がつらい
- 靴下を履くときに脚が上がらない
- 車の乗り降りで股関節が痛む
- 階段では手すりを使うようになった
- スーパーではカートを使うと歩きやすい
- 旅行でたくさん歩く予定を避けるようになった
こうしたお悩みの背景に、変形性股関節症が関係している場合があります。
変形性股関節症は、股関節の軟骨や骨などに変化が起こり、痛みや動かしにくさ、歩きにくさなどが生じる状態です。
はじめは歩き始めだけ気になっていた方が、長く歩くことや階段、靴下を履くことなど、日常生活でも困るようになる場合があります。
ただし、変形性股関節症と診断された方が、全員同じ経過をたどるわけではありません。画像上の変化の程度と、現在の痛みや生活の困りごとも、必ずしも一致しません。
変形した骨や関節そのものを、整骨院の施術で元の形に戻すことはできません。
一方で、股関節の動き、周囲の筋力、体重のかけ方、歩行、日常生活の工夫など、現在の状態に応じて取り組めることがあります。
上尾市・久喜市・さいたま市のすぎやま鍼灸整骨院では、変形性股関節症のお悩みに対して、医療機関での診断や治療方針を大切にしながら、今の身体がどこまで動き、どのように歩いているのかを確認します。
必要に応じて、整体・鍼灸・メディカルトレーニング・靴やインソールの確認などを組み合わせ、生活で必要な動きを考えます。
目指したいのは、変形のあるなしだけにとらわれず、仕事・買い物・散歩・旅行など、これからも続けたい生活に向けて、今できることを積み重ねていくことです。
変形性股関節症で、こんな生活になっていませんか?
① 立ち上がった最初の一歩が痛い
椅子から立ち上がった直後や、朝起きて歩き始めたときに、脚の付け根がズキッとする。
少し歩くと楽になることがあるため、「動き始めだけだから」と、そのまま生活している方もいます。
② 長く歩くのが不安になった
近所の買い物なら歩けるけれど、大きなスーパーや旅行先では途中から股関節が痛くなる。
「帰り道まで歩けるかな」と考えて、以前より外出先を選ぶようになった方もいます。
③ スーパーではカートを使うと楽
買い物中、カートに手を添えると歩きやすく感じる。
以前は何も使わず歩いていたのに、最近は無意識にカートを探している。
変形性股関節症では、股関節へかかる負担や身体を支える力の影響によって、支えがある方が楽に感じられる場合があります。
④ 靴下や靴を履くのが大変
靴下を履くために脚を上げる。足を反対側の膝に乗せる。足先へ手を伸ばす。
こうした動作には、股関節を曲げたり、開いたり、ひねったりする動きが必要です。
変形性股関節症では、動かしにくさや痛みによって、身支度が負担になる場合があります。
⑤ 車の乗り降りで足の付け根が痛い
車から脚を出すとき、身体の向きを変えるとき、座席から立ち上がるときなどに痛みが出る場合があります。
股関節を曲げる・開く・ひねる動作が重なるため、車の乗り降りが気になる方もいます。
⑥ 階段で手すりを使うようになった
階段では、片脚に体重をかけながら身体を持ち上げる必要があります。
痛い側の脚へ体重を乗せることがつらく、反対側の脚ばかり使うようになる方もいます。
⑦ 旅行や外出を控えるようになった
本当は家族と出かけたい。旅行にも行きたい。孫と公園を歩きたい。
でも、「たくさん歩くのはちょっと不安」と、予定を断ることが増えていませんか。
変形性股関節症では、痛みそのものだけでなく、痛みを避けるために活動量が減っていくことも、生活の大きなお悩みになる場合があります。
生活の変化も、大切な身体の情報です
変形性股関節症では、「歩き始め」「買い物」「靴下」「階段」「車の乗り降り」など、以前より難しくなった動作を確認することが大切です。痛みの強さだけでなく、何ができなくなっているかもお聞かせください。
股関節のお悩み・ご予約はこちら
変形性股関節症と言われた・
歩くことが不安な方へ
「立ち上がりが痛い」
「靴下を履きにくい」
「また長く歩きたい」
今のお悩みをお聞かせください。
上尾市・久喜市・さいたま市|すぎやま鍼灸整骨院
変形性股関節症とは?股関節で何が起きているの?

股関節は、骨盤側のくぼみと、太ももの骨の先端が組み合わさってできている関節です。
関節の表面は軟骨で覆われており、身体の重さを受け止めながら、脚を滑らかに動かす役割があります。
変形性股関節症では、股関節の軟骨や骨などに変化が起こります。
その結果、股関節や脚の付け根の痛み、関節の動かしにくさ、歩きにくさなどが生じることがあります。
症状が進むと、長く歩くことだけでなく、立ち上がり、階段、靴下を履く動作などが難しくなる場合もあります。
ただし、レントゲンで変形がある方が、必ず強い痛みを感じるわけではありません。
変形性股関節症と診断された後も、現在の痛みや身体機能、生活への影響を確認しながら対応を考えることが大切です。
「軟骨がすり減る」とは、どういうこと?
軟骨は、股関節の骨と骨が向かい合う部分を覆っている組織です。
変形性股関節症では、軟骨が薄くなるなどの変化が起こり、関節の周囲の骨にも変化がみられることがあります。
ただし、股関節の痛みは、軟骨だけで説明できるものではありません。
関節を包む組織や、周囲の筋肉、痛みをかばう動作なども、現在のつらさに関係する場合があります。
「軟骨が減っているから、今の痛みはすべて軟骨のせい」と一つに決めつけず、画像と現在の症状を合わせて考えることが重要です。
変形性股関節症の原因は?
変形性股関節症には、複数の背景があります。
日本では、股関節の受け皿が浅い「寛骨臼形成不全」など、もともとの骨の形が関係する場合があります。
また、年齢に伴う関節の変化や、過去のケガ、股関節の別の病気などが関係する場合もあります。
ただし、変形性股関節症になった理由を、「姿勢が悪かったから」「骨盤がゆがんだから」「歩き方が悪いから」と、一つだけで説明することはできません。
変形性股関節症と股関節形成不全の関係
股関節形成不全は、股関節の受け皿の形が十分でない状態です。
股関節の一部に負担がかかりやすい場合があり、変形性股関節症の背景となることがあります。
以前から股関節の形成不全を指摘されている方は、整形外科での診断内容や画像検査の結果を確認することが大切です。
変形性股関節症を簡単にいうと
変形性股関節症は、股関節の軟骨や骨などに変化が起こり、痛みや動かしにくさ、歩きにくさにつながる状態です。骨の変形と今の生活の困りごとは分けて確認します。
変形性股関節症の主な症状と、生活への影響
① 足の付け根が痛い
変形性股関節症では、股関節の前側、脚の付け根に痛みを感じる方がいます。
立ち上がり、歩き始め、階段などで気になる場合があります。
ただし、足の付け根の痛みがすべて変形性股関節症とは限りません。
② お尻や太ももにも痛みが出る
股関節に関連した痛みが、お尻や太もも、膝の近くまで感じられる場合もあります。
一方で、腰の神経やほかの筋肉の問題が関係している場合もあるため、痛む場所を確認することが大切です。
③ 股関節を曲げたり開いたりしにくい
靴下を履く、足の爪を切る、車に乗るなどの動作で、股関節の動かしにくさに気づく方がいます。
「以前より脚が上がらない」「足を反対側の膝に乗せにくい」なども、確認したい情報です。
④ 長く歩くと痛む
短い距離なら歩けても、買い物や旅行などで歩く距離が長くなると、股関節がつらくなる場合があります。
何分歩けるかだけでなく、歩いた後や翌日の状態も確認します。
⑤ 痛みをかばって歩き方が変わる
変形性股関節症では、痛い側の脚へ体重をかける時間が短くなる場合があります。
その結果、左右の歩幅が変わったり、身体が横へ傾いたりする方もいます。
ただし、すべての方に同じ歩き方の変化が起こるわけではありません。
⑥ 安静時や夜間にも痛む場合がある
変形性股関節症では、症状が強くなると、休んでいるときや夜間にも痛みを感じる場合があります。
ただし、急に強い痛みが出た場合や、発熱・歩行困難などを伴う場合には、変形性股関節症以外の原因も考える必要があります。
症状は「痛み」と「生活動作」の両方で確認します
変形性股関節症では、足の付け根の痛み、股関節の動かしにくさ、歩く距離、靴下・階段・車の乗り降りなどを確認します。何が一番困るのかによって、目標も変わります。
同じ変形性股関節症でも、状態は一人ひとり違います

変形性股関節症と診断されても、現在の状態や生活への影響は同じではありません。
動き始めが気になる方
立ち上がりや歩き始めに痛みがあるものの、少し動くと楽になる方がいます。
長く歩くと気になる方
最初は普通に歩けても、買い物や散歩など、歩く時間が長くなるとつらくなる方がいます。
日常動作が難しくなっている方
靴下を履く、階段を上る、車に乗る、床から立ち上がるなどの動作が難しくなっている方もいます。
歩くこと自体がつらい方
歩ける距離が短くなり、外出そのものを控えている方もいます。
ただし、変形性股関節症の方全員が、この順番で症状が進むわけではありません。
現在の症状を確認し、必要な医療と生活の工夫を考えることが大切です。
レントゲンで「変形が強い」と言われても、確認できることがあります
レントゲンで骨の変化を確認することは、変形性股関節症の診断や治療方針を考えるうえで重要です。
ただし、画像から分かることと、実際の生活で困っていることは同じではありません。
当院では、医療機関での診断内容を大切にしながら、現在の身体について、次のような点を確認します。
- 股関節はどの方向へ、どのくらい動くか
- どの動作で痛みが出るか
- 痛い側の脚で身体を支えられるか
- 歩くときに身体が傾いていないか
- 左右の歩幅に違いがあるか
- 膝や足首も無理なく動かせるか
- 買い物や階段など、生活で何が一番つらいか
「変形している」という説明だけで終わらず、「今の身体では、何ができていて、何に困っているのか」まで確認することが大切です。
画像の変化と、生活の困りごとは別に確認します
変形性股関節症では、レントゲンの結果だけでなく、痛み・可動域・筋力・歩行・生活動作も大切です。今の身体に合わせて、どこを目標にするかを考えます。
変形性股関節症と間違えやすい股関節・腰の痛み
足の付け根やお尻、太ももが痛む場合、変形性股関節症以外の原因が関係することもあります。
① 腰からくる神経の痛み
腰の神経が関係する場合にも、お尻や太もも、脚に痛みやしびれが出ることがあります。
しびれや脚の力の入りにくさがある場合には、腰からくる問題なども考える必要があります。
② 股関節の外側の痛み
股関節の外側にある腱などが痛みに関係する場合もあります。
横向きで寝ると痛い、股関節の外側を押すと痛むなどの場合には、変形性股関節症と別の問題が関係している可能性も考えます。
③ 骨折や骨の問題
転倒後に股関節が強く痛み、体重をかけられない場合には、骨折などの可能性があります。
また、大きなケガをしていなくても、骨の問題が痛みの原因となる場合があります。
急な強い痛みや歩行困難がある場合は、変形性股関節症のいつもの痛みと決めつけないことが大切です。
④ 股関節の感染や炎症など
強い股関節痛に発熱などが伴う場合には、速やかな医療機関での評価が必要です。
足の付け根の痛みを、すべて変形のせいにしないこと
変形性股関節症と診断されていても、新しく出た痛みや、急に強くなった痛みには別の原因が関係する場合があります。普段と違う症状は、医療機関で確認しましょう。
こんな股関節の症状は、まず整形外科へ
- 急に股関節の痛みが強くなった
- ほとんど脚に体重をかけられない
- 転倒や事故の後から強く痛む
- 安静にしていても強い痛みが続く
- これまでと違う夜間痛が続いている
- 発熱や強い熱感がある
- 股関節の動きが急に悪くなった
- 脚のしびれや力の入りにくさが急に強くなった
- 症状が短期間で急激に悪化している
- 人工股関節など手術の必要性を相談したい
急な強い痛み・歩行困難・発熱・転倒後の痛みがある場合は、整骨院での施術よりも医療機関での評価を優先してください。
現在、整形外科へ通院しており、医師から運動量や体重のかけ方について指示が出ている場合は、その指示を優先してください。
すぎやま鍼灸整骨院では、変形性股関節症のどこを確認するの?

当院では、変形性股関節症だからといって、すぐに股関節を強く揉んだり、無理に動かしたりするわけではありません。
医療機関での診断内容や治療方針を確認し、現在の身体の状態を、無理のない範囲で見ていきます。
① 股関節がどこまで動くか
ベッドに仰向けになっていただき、必要に応じて股関節をゆっくり動かします。
- 股関節を曲げる
- 脚を開く
- 内側・外側へ回す
どの方向で痛むのか、左右でどのくらい違いがあるかなどを確認します。
痛みを我慢して、無理やり脚を開く検査ではありません。
② 股関節周囲の筋力
必要に応じて、脚へ軽く力を入れていただきます。
特に、お尻、股関節周囲、太ももなどを確認します。
ただ筋肉が強い・弱いと判断するのではなく、現在の痛みに合わせて、脚で身体を支える力を出せているかを見ていきます。
③ 片脚で身体を支えられるか
安全を確保しながら、必要に応じて片脚立ちなどを確認します。
- 痛い脚へ体重を乗せられるか
- 身体が大きく横へ傾かないか
- 骨盤の位置が大きく変わらないか
- 痛みのためにすぐ反対の脚へ逃げていないか
片脚立ちが難しい方に、無理に行っていただくことはありません。
④ 実際に歩くところを確認する
「歩くと痛い」のであれば、実際の歩行を確認することが大切です。
院内を普段どおりに歩いていただき、必要に応じて次の点を確認します。
- 左右の歩幅
- 身体の傾き
- 痛い側の脚へ体重を乗せる時間
- 脚の運び方
- 歩き始めと歩いている途中の違い
必要に応じて歩行を動画で撮影し、患者様と一緒に確認する場合もあります。
「自分では普通に歩いているつもりだった」という方でも、実際の動きを見て初めて気づくことがあります。
⑤ 膝・足首・靴も必要に応じて確認する
歩くときには、股関節だけが働いているわけではありません。
必要な場合には、膝や足首の動き、足の着き方、靴の状態なども確認します。
ただし、変形性股関節症だから全身がゆがんでいる、という説明は行いません。
現在の身体の状態を見て、確認が必要な部分を考えます。
⑥ 生活で困っている動作を確認する
当院では、検査の数値だけでなく、患者様が実際に困っている動作も大切にしています。
「スーパーを最後まで歩きたい」「靴下を自分で履きたい」「階段を使いたい」「仕事を続けたい」など、目標を伺います。
変形性股関節症では、患者様ごとに必要な動きが異なるためです。
当院が検査で確認したいこと
変形性股関節症では、股関節の動き・筋力・片脚で支える力・歩行・日常生活の動作を確認します。レントゲンでの診断と、当院で確認する身体機能の両方を大切にします。
なぜマッサージだけでは変形性股関節症が楽になりにくいの?
変形性股関節症の方では、股関節の痛みをかばって、お尻や太もも、腰などに張りを感じることがあります。
マッサージによって周囲の筋肉のつらさが、一時的に楽になる場合はあります。
しかし、変形性股関節症では、骨や軟骨などの変化に加えて、股関節の動き、筋力、体重のかけ方、活動量なども考える必要があります。
例えば、お尻の筋肉をほぐした直後は歩きやすくなっても、痛い側の脚で身体を支えることが難しいままであれば、長く歩いた際に負担を感じる場合があります。
また、筋肉をほぐしても、変形した骨や関節が元の形に戻るわけではありません。
「筋肉の張りを楽にすること」と「股関節を使い、脚で身体を支え、生活の中で歩けるようにすること」は別の目標です。
そのため、当院では必要に応じて、次のような点まで確認します。
- 股関節がどこまで動くか
- どの方向へ動かすと痛いか
- お尻や太ももの筋力
- 痛い側の脚へ体重を乗せられるか
- 椅子から立ち上がれるか
- 実際にどのように歩いているか
- 長く歩くと、いつから痛みが強くなるか
- 生活でどの動作が一番困るか
股関節が硬いからといって、痛みを我慢して脚を開いたり、強い力で関節を動かしたりする必要はありません。
変形性股関節症では、マッサージだけに頼るのではなく、「今の身体に合った運動」と「実際の生活で使える動き」を考えることが大切です。
施術後は楽でも、歩くと痛みが戻る方へ
周囲の筋肉が一時的に楽になっても、股関節を支える力や、歩くときの負担まで変わったとは限りません。 手技療法と必要な運動を組み合わせ、生活での変化を確認することが大切です。
すぎやま鍼灸整骨院の変形性股関節症へのサポート
当院では、変形性股関節症の方全員に同じ施術を行うわけではありません。
医療機関での診断内容、現在の痛み、股関節の動き、筋力、歩行、生活で困っていることなどを確認し、当院で対応できる方法を考えます。

① まずは現在の股関節の状態と、医療機関での方針を確認する
変形性股関節症では、画像検査での診断や、医師からの運動・荷重に関する指示が重要です。
必要に応じて、その内容を確認したうえで、当院で対応できる範囲を考えます。
急な強い痛みや歩行困難など、医療機関での評価が必要な場合には、施術よりそちらを優先します。
② 股関節周囲の負担を確認しながら手技療法を行う
ベッドに横になっていただき、お尻、太ももの前側・内側、股関節周囲などの状態を確認します。
必要な部分に対して、痛みを強くしない範囲で手技療法を検討します。
ただし、手技療法によって、変形した股関節の骨や軟骨が元どおりになるという説明は行いません。
筋肉のつらさへの対応と、関節そのものの変形は分けて考えます。
③ 動かしにくい股関節を、無理のない範囲で動かす
股関節に動かしにくさがある場合には、スタッフが脚を支えながら、必要な範囲で動きを確認します。
股関節を曲げる、開く、内側・外側へ回すなど、現在の状態に合わせて行います。
「ここから痛い」という範囲を確認しながら進め、無理やり大きく動かすことはしません。
施術後には、必要に応じて脚を上げる、立ち上がる、歩くなどの動作を再確認します。
④ 必要な場合は、お尻・腰・反対側の脚も確認する
股関節の痛みが続くと、痛い側の脚をかばって、お尻や腰、反対側の脚にも負担を感じる場合があります。
実際の状態確認で必要と考えられる場合には、股関節の周囲にも対応します。
ただし、「変形性股関節症だから全身矯正を行う」という考え方ではありません。
⑤ 鍼灸は、状態とご希望に応じた選択肢
股関節周囲やお尻などの筋肉のつらさに対し、現在の状態やご希望に応じて鍼灸を検討する場合があります。
ただし、鍼灸によって変形した骨が元に戻る、軟骨が再生する、手術が必ず不要になるというものではありません。
鍼が苦手な方へ、無理におすすめすることもありません。
⑥ 痛い側の脚で身体を支える練習を考える
股関節が痛い状態が続くと、無意識に痛くない側へ体重をかけたり、痛い脚に乗る時間を短くしたりする場合があります。
必要に応じて、現在できる範囲で次のような運動を考えます。
- お尻の筋肉を使う練習
- 椅子から立ち上がる練習
- 痛い側へ少しずつ体重を乗せる練習
- 安全を確保した片脚での支持練習
- 股関節周囲の筋力トレーニング
最初から激しい筋力トレーニングをするわけではありません。
今の股関節に合った負荷から始め、脚で身体を支える力を少しずつ考えます。
⑦ 施術後は、実際に歩くところまで確認する
当院では、ベッドの上で楽になったという感覚だけで終わりにはしません。
必要に応じて、もう一度歩いていただきます。
- 歩き始めの痛み
- 左右の歩幅
- 身体の傾き
- 痛い側の脚への体重の乗せ方
- 脚の出し方
「施術直後に歩きやすい」ことと、「買い物で長く歩ける」ことは同じではありません。
実際の生活での変化を確認しながら、次に必要なことを考えます。
⑧ 必要な方は靴・インソールも確認する
歩行や足元を確認した結果、靴が合っていない、足元のサポートが必要と考えられる場合には、靴やインソールについても確認します。
当院で取り扱う矯正用インソール「Formthotics Medical」は、土踏まずなどの足元を支え、靴の中での安定感や歩行を考えるための選択肢です。
ただし、変形性股関節症の方全員にインソールが必要なわけではありません。
インソールだけで股関節の変形を戻す、軟骨のすり減りを防ぐ、手術を避けられるというものでもありません。
当院では、足や靴の状態を確認し、必要性をご説明したうえで、ご希望に応じてご案内します。
▶ Formthotics Medicalインソールについて詳しくはこちら
⑨ 日常生活での目標を、一緒に確認する
当院が確認したいのは、股関節の動く角度や筋力だけではありません。
スーパーを最後まで歩きたい。靴下を自分で履きたい。階段を上り下りしたい。仕事を続けたい。家族と旅行へ行きたい。
患者様にとって大切な動作を伺い、その目標に向けて今できることを考えていきます。
当院のサポートで大切にしていること
変形性股関節症では、痛みや動かしにくさへの対応 → 脚で支える力 → 実際の歩行 → 生活で必要な動作を考えます。施術だけで終わらず、買い物や階段など、患者様が続けたい生活を目標にします。
身体の状態・歩行のご相談はこちら
股関節の変形だけでなく、
今の身体でできることを考えたい方へ
股関節の動き・筋力・歩行・生活動作を確認。
今の状態に合う方法を一緒に考えます。
上尾市・久喜市・さいたま市|すぎやま鍼灸整骨院
変形性股関節症が落ち着き、歩きやすさを目指すまでの経過
変形性股関節症の経過は、関節の状態、痛み、筋力、歩行、生活で必要な活動量などによって異なります。
そのため、「何回で必ず改善する」「何か月で必ず長く歩けるようになる」という一律の説明は行いません。
また、ここでいう「改善を目指す」とは、変形した骨や軟骨を施術で元に戻すことではありません。痛みや身体機能、生活で困っている動作への対応を考えることです。
第1段階|現在の関節の状態と生活の困りごとを整理する
まず、医療機関での診断内容や治療方針を確認します。
そのうえで、股関節の動き、痛み、筋力、歩行、日常生活で困っていることを確認します。
「何分歩けるか」「靴下は履けるか」「階段でどちらの脚がつらいか」など、生活の具体的な目標も伺います。
第2段階|痛みを強くする負担を調整する
歩く距離や立ち仕事、階段など、症状を強くする場面を確認します。
痛みが強い時期には、無理に歩く量を増やす必要はありません。
一方で、必要以上にすべての活動をやめるのではなく、今できる動きを考えます。
「歩きすぎないこと」と「まったく動かないこと」は、同じではありません。
第3段階|無理のない範囲で、股関節の動きと筋力を考える
状態に合わせて、お尻や股関節周囲、太ももの筋肉などを使う運動を考えます。
椅子からの立ち上がりや、支えを使った体重移動など、今できる動作から始める場合もあります。
強い痛みや翌日の症状悪化がある場合には、運動量や方法を見直します。
第4段階|痛い側の脚で身体を支え、実際に歩く
必要に応じて、片脚での支持や歩行、段差の上り下りなどを確認します。
股関節だけでなく、身体の傾きや左右の歩幅なども確認します。
「ベッドでは脚を動かせる」ことと、「歩きながら脚で身体を支えられる」ことは異なります。
第5段階|買い物・階段・旅行など、生活での状態を確認する
短い距離の歩行や基本的な動作ができるようになってきたら、生活で必要な場面を考えます。
買い物で歩く時間、階段、車の乗り降り、靴下を履く動作など、患者様の目標に合わせて確認します。
変形性股関節症では、痛みが残る場合でも、生活での工夫や身体機能の向上を目指せることがあります。
第6段階|状態が変わったら、医療機関での治療方針も見直す
運動や生活の工夫を続けても、歩ける距離が大きく短くなる、夜間の痛みが増える、日常生活への支障が強くなる場合には、整形外科で治療方針を改めて確認することが大切です。
手術の相談が必要な状態では、施術を続けることだけにこだわりません。
変形性股関節症の経過は「何回・何か月」だけで判断しません
まずは現在の痛みと生活動作を確認し、必要な負担調整、筋力、歩行、生活での活動へ段階的に進めます。症状が強くなる場合は、医療機関での治療方針も確認します。
変形性股関節症は、歩いた方がいいの?休んだ方がいいの?
「歩かないと筋肉が落ちるから、毎日たくさん歩くように言われました」
「反対に、股関節を大事にするため、できるだけ歩かない方がいいのでしょうか?」
変形性股関節症の方からは、こうしたご質問をいただくことがあります。
大切なのは、今の股関節が対応できる活動量を考えることです。
強い痛みを我慢して歩き続ける必要はありません
歩くほど痛みが強くなる、翌日まで症状が大きく残る場合には、歩く距離や時間を見直すことが大切です。
「歩かないと筋力が落ちるから」と、強い痛みを我慢する必要はありません。
一方で、まったく動かない生活が長く続くことにも注意が必要です
股関節が痛いために活動量が減ると、筋力や体力が落ちる場合があります。
そのため、現在の状態に合わせて、できる範囲の運動を考えることが重要です。
歩くことがつらい方は、別の運動方法を考える場合もあります
状態に応じて、椅子に座って行う運動や、水中での運動などが選択肢になる場合があります。
どの運動が適しているかは、痛みや関節の状態、医師の方針などに合わせて考えます。
杖や歩行補助具を使うことも、一つの選択肢です
長く歩くことがつらい方では、杖などの歩行補助具が、移動や身体を支えるための助けになる場合があります。
「杖を使ったら、もう自分で歩けなくなる」と考える必要はありません。
必要な方が安全に移動し、日常生活を続けるための方法の一つです。
歩く量は「多ければ多いほどよい」わけではありません
変形性股関節症では、今の股関節に合った活動量を考えることが大切です。強い痛みを我慢して歩き続ける必要はありませんが、可能な範囲の運動を考えることも重要です。
変形性股関節症は、整形外科ではどんな治療をするの?
変形性股関節症では、股関節の状態や痛み、日常生活への影響などに合わせて、治療が選択されます。
保存療法|手術を行わずに症状や身体機能への対応を考える
一般的には、次のような方法が検討されます。
- 痛みを強くする活動の見直し
- 股関節周囲の筋力などを考える運動療法
- リハビリテーション
- 必要に応じた薬物療法
- 体重や生活習慣の見直し
- 杖などの歩行補助具
現在の症状に合わせ、医師やリハビリテーションの専門職と相談して進めます。
運動療法は、変形性股関節症の大切な選択肢です
変形性股関節症では、状態に合った運動療法が重要です。
股関節周囲の筋力や、日常生活に必要な動きを考えることが、痛みや身体機能への対応として役立つ場合があります。
ただし、全員が同じ運動を行えばよいわけではありません。
股関節の状態や痛みに合わせ、必要に応じて運動内容を調整します。
手術が検討される場合
保存療法を行っても痛みや生活への支障が大きい場合などには、整形外科医が手術を検討することがあります。
手術方法は股関節の状態などによって異なり、人工股関節置換術が選択肢になる場合もあります。
「人工股関節と言われたけれど、手術した方がいい?」と悩んでいる方へ
変形性股関節症と診断されると、「いつか人工股関節になるのでしょうか」と不安になる方もいらっしゃいます。
しかし、手術の必要性は、レントゲンの変形だけで決まるものではありません。
現在の痛み、日常生活への影響、保存療法の経過などを踏まえ、整形外科医と相談して判断します。
当院では、「手術をしない方がよい」と決めつけることも、「施術を受ければ手術が必ず不要になる」と説明することもありません。
手術の必要性や時期について相談したい場合には、整形外科や股関節を専門とする医療機関へご相談ください。
手術をするかどうかは、生活への影響も含めて考えます
変形性股関節症では、関節の状態・痛み・歩行・日常生活への支障・保存療法の経過などを踏まえ、医師と治療方針を相談します。整骨院で手術の要否を決めることはありません。
ご自宅で気をつけたいこと|変形性股関節症のセルフケア

① 痛いのに無理して歩き続けない
「筋力が落ちるから歩かなければ」と、強い痛みを我慢する必要はありません。
歩く距離や時間を、現在の痛みに合わせて調整しましょう。
② 無理に股関節を開かない
「硬いからストレッチしなきゃ」と思っても、痛みを我慢して開脚する必要はありません。
変形性股関節症では、関節の形や現在の症状によって、動かしにくい方向が異なります。
③ 自己流で筋トレを増やしすぎない
スクワットやお尻の筋力トレーニングが、すべての方に同じように適しているわけではありません。
運動を増やした後に痛みが強くなる場合は、内容や負荷を見直しましょう。
④ まったく動かない生活にしない
痛みを避けるために一切動かない生活が続くと、筋力や体力が落ちる場合があります。
現在できる運動が分からない場合は、医師やリハビリテーションの専門職へ相談しましょう。
⑤ 椅子や靴下など、生活の工夫を考える
低い椅子から立ち上がる動作がつらい場合には、座面の高さなどを見直すことが役立つ場合があります。
靴下を履くことが難しい方では、無理に股関節を深く曲げずに身支度できる方法を考えることも大切です。
⑥ 痛みと、できたことを記録する
「今日は買い物を最後まで歩けた」「階段での痛みが少なかった」「歩いた翌日に痛みが強くなった」など、簡単に記録しておくと、活動量や運動内容を考える手がかりになります。
痛みだけでなく、生活でできたことにも目を向けましょう。
自宅では「無理に動かす」と「動かさない」の両方に注意
変形性股関節症では、強い痛みを我慢して歩く・開脚する・筋トレを増やす必要はありません。一方、現在できる範囲で身体を動かすことも大切です。今の状態に合う方法を考えましょう。
変形性股関節症の症例|生活の目標によって考えたい対応は異なります
同じ変形性股関節症でも、歩き始めがつらい方と、長く歩くことが難しい方では、確認したいことが異なります。
以下は、当院での評価・サポートの考え方を説明するためのモデルケース2件です。実際の患者様の治療結果ではありません。
症例モデル①|立ち上がりと歩き始めが痛い50代女性
想定する患者情報:50代女性/立ち仕事・買い物が趣味
お悩み
整形外科で変形性股関節症と診断され、以前から立ち上がった最初の一歩に痛みが出るケースです。
仕事では立っている時間が長く、夕方になると足の付け根がつらくなる状況を想定しています。
「変形していると言われたので、もう仕方ないと思っていました」「買い物で長く歩けるようになりたい」というお悩みがあります。
確認したい身体の状態
- 医療機関での診断内容
- 股関節を曲げる・開く動き
- どの方向へ動かすと痛いか
- お尻や太ももの筋力
- 椅子からの立ち上がり
- 痛い側の脚へ体重を乗せられるか
- 歩き始めと歩行中の違い
- 仕事での立ち時間と痛みの変化
国家資格者としての評価の考え方
柔道整復師の立場から、変形性股関節症では、変形した骨そのものを施術で元へ戻すことはできないと考えています。
一方で、現在の股関節の動きや筋力、立ち上がり・歩行などを確認し、今の身体でできることを考えることは大切です。
「変形があるから、もう何もできない」と決めつけず、生活の中で困っている動作を具体的に確認します。
サポート方針
医療機関での治療方針を踏まえ、当院で対応できる範囲を確認します。
必要に応じて、股関節周囲やお尻の筋肉への手技療法、無理のない範囲での運動、立ち上がりや歩行の確認などを検討します。
日常生活での進め方
まずは立ち上がりと歩き始めの状態を確認します。
その後、現在の股関節に合わせた運動や体重移動を考え、買い物や仕事での状態を確認します。
目指す状態
変形の有無だけにとらわれず、仕事や買い物など、日常生活で必要な動きを少しでも続けやすい状態を目指します。
症例モデル②|長く歩けず、旅行を控えるようになった60代女性
想定する患者情報:60代女性/旅行や散歩が趣味
お悩み
変形性股関節症と診断されており、近所の買い物はできても、長く歩くと足の付け根が痛くなるケースです。
スーパーではカートを使うことが増え、旅行でたくさん歩く予定を避けるようになった状況を想定しています。
「このまま歩く距離が短くなっていくのでしょうか」「人工股関節の手術を受けるべきか迷っています」という不安があります。
確認したい身体の状態
- 医療機関での診断内容と治療方針
- 現在の痛みと歩ける距離
- 歩いた後や翌日の症状
- 股関節の動く範囲
- お尻や太ももの筋力
- 痛い側の脚で身体を支えられるか
- 左右の歩幅や身体の傾き
- 杖などの補助具の使用状況
- 旅行でどのような活動をしたいか
国家資格者としての評価の考え方
変形性股関節症では、痛みの程度や生活への影響によって、医療機関での治療方針を改めて考える必要がある場合があります。
「手術をしない方がいい」と決めつけるのではなく、医師の判断を大切にしながら、現在の身体機能と生活の目標を確認します。
サポート方針
整形外科での治療方針を踏まえ、当院で対応できる範囲を確認します。
必要に応じて、股関節の動き、筋力、歩行、生活での活動量を確認し、現在できる運動や負担の調整を考えます。
足元や靴の確認が必要な場合には、インソールなども補助的な選択肢として検討します。
日常生活での進め方
まずは日常生活で歩ける距離や、痛みが強くなる場面を確認します。
その後、現在の状態に合わせて筋力や歩行を考え、買い物や散歩など、生活の中での変化を確認します。
痛みや生活への支障が強くなる場合には、整形外科で治療方針を相談します。
目指す状態
「変形しているから旅行は無理」と最初から決めつけず、必要な医療と身体づくりを考えながら、これからの外出や旅行の楽しみ方を一緒に考えます。
※上記2件は、評価・サポートの考え方を説明するためのモデルケースであり、実際の患者様の治療結果ではありません。実症例として掲載する際は、院内記録とご本人の掲載同意をご確認ください。
変形性股関節症についてよくある質問
診断・治療について
Q1.変形性股関節症は治りますか?
A.変形した骨や関節を、整骨院の施術で元の形に戻すことはできません。
一方で、現在の状態に応じて、痛みや身体機能、日常生活への対応を考えることはできます。
Q2.レントゲンで変形があると、必ず歩けなくなりますか?
A.全員が同じ経過をたどるわけではありません。
画像上の変化だけでなく、現在の症状や身体機能、生活への影響を確認することが大切です。
Q3.変形が進んでいても相談できますか?
A.ご相談いただけます。
ただし、症状や関節の状態によっては、整形外科での治療を優先する場合があります。診断内容や画像検査の結果などが分かれば、相談時にお伝えください。
Q4.手術をしないで済みますか?
A.当院から「手術をしなくて大丈夫」と判断することはできません。
手術の必要性は、痛みや生活への影響、画像検査などを踏まえ、整形外科医と相談して判断します。
Q5.人工股関節と言われました。相談できますか?
A.身体機能や歩行などについて、ご相談いただけます。
ただし、手術の必要性や時期については、整形外科・股関節を専門とする医療機関へご相談ください。
運動・セルフケアについて
Q6.変形性股関節症でも運動した方がいいですか?
A.現在の状態に合った運動は、大切な選択肢です。
ただし、痛みを我慢して強い筋トレをしたり、長距離を歩き続けたりする必要はありません。
Q7.とにかく歩いた方がいいですか?
A.歩く量が多ければ多いほどよい、というわけではありません。
現在の痛みや身体機能に合わせて、歩く距離や時間を考えます。
Q8.ストレッチはした方がいいですか?
A.現在の股関節の状態によって異なります。
痛みを我慢して無理に開脚したり、強く伸ばしたりする必要はありません。
Q9.マッサージだけでは改善しませんか?
A.周囲の筋肉のつらさが楽になる場合はありますが、マッサージだけで十分とは限りません。
股関節の動きや筋力、歩行、生活での負担なども合わせて考えることが大切です。
当院でのサポートについて
Q10.鍼灸は必ず行いますか?
A.いいえ。現在の状態とご希望に応じた選択肢の一つです。
鍼が苦手な方へ、無理におすすめすることはありません。
Q11.インソールは必要ですか?
A.全員に必要なわけではありません。
歩行や足元、靴などを確認し、必要性が考えられる場合にご提案します。インソールで股関節の変形が元に戻るものではありません。
Q12.整形外科へ通いながらでも相談できますか?
A.ご相談いただけます。
診断内容や画像検査、医師からの指示などを確認し、当院で対応できる範囲をご説明します。
Q13.何回くらい通えばいいですか?
A.症状や身体の状態、生活の目標によって異なります。
現在の痛み、股関節の動き、筋力、歩行、日常生活への影響などを確認したうえで考えます。
Q14.変形性股関節症の施術に健康保険は使えますか?
A.施術内容や負傷原因など、所定の条件によって異なります。
一般的な慢性的な変形性股関節症への整体や運動指導などは、基本的に自費施術です。内容と費用は事前にご説明します。
変形性股関節症について知っておきたいこと|詳しいまとめ
変形性股関節症で
大切にしたい8つのポイント
変形性股関節症では、レントゲンでの変形だけでなく、痛み、股関節の動き、筋力、歩行、日常生活での困りごとを確認することが大切です。
① 変形性股関節症は、股関節の軟骨や骨などに変化が起こる状態です
足の付け根の痛みや動かしにくさ、歩きにくさなどが現れる場合があります。
変形がある方全員が、同じ症状になるわけではありません。
② 変形した骨を、整骨院の施術で元の形に戻すことはできません
整体・鍼灸・運動などは、現在の痛みや身体機能への対応を考えるための選択肢です。
骨の変形そのものを元へ戻すこととは分けて考えます。
③ レントゲンだけでなく、生活で何が困っているかを確認します
立ち上がり、歩行、靴下、階段、車の乗り降りなど、日常生活で必要な動作を大切にします。
「どの動作が一番つらいか」を、遠慮なくお聞かせください。
④ マッサージだけでなく、必要な筋力や歩行を考えます
筋肉の張りが一時的に楽になっても、長く歩くことや脚で身体を支えることが難しいままの場合があります。
現在の状態に合わせて、運動や生活での工夫を考えることが大切です。
⑤ 痛みを我慢して歩き続ける必要はありません
今の股関節が対応できる活動量を考えます。
必要以上に動かない生活にするのではなく、無理のない範囲の運動を考えることも大切です。
⑥ インソールや杖などは、必要な方への選択肢です
足元のサポートや歩行補助具が必要な場合には、現在の身体と生活に合う方法を考えます。
ただし、インソールだけで変形性股関節症の骨の変化を戻すことはできません。
⑦ 手術の必要性は、整形外科医と相談して判断します
痛みや生活への支障が大きい場合には、人工股関節などが検討されることがあります。
当院では、手術を避けること自体を最優先の目標にはしません。現在の状態に合う医療を受けることが大切です。
⑧ 当院が目指していること
すぎやま鍼灸整骨院では、変形性股関節症のレントゲンの変化だけを確認して終わりにはしません。
医療機関での診断や治療方針を大切にしながら、現在の痛み、股関節の動き、筋力、歩行、生活の目標を確認します。
「スーパーを最後まで歩きたい」「仕事を続けたい」「靴下を自分で履きたい」「孫と出かけたい」「家族と旅行へ行きたい」。
そうした、患者様がこれからも続けたい生活を大切にしています。
変形があることだけで、これからの生活を決めつけない。今の身体に合った方法を考えながら、これからも歩くことを楽しめる身体づくりを目指します。
上尾市・久喜市・さいたま市で変形性股関節症にお悩みの方へ
変形性股関節症と診断されると、日常生活の中で「できないこと」が増えるのではないかと、不安になる方もいらっしゃると思います。
最初は、立ち上がったときに少し痛いだけだった。
でも、気づけば階段を避けるようになった。スーパーではカートを使うようになった。長く歩く予定を入れなくなった。旅行へ行くことも不安になった。
そんなふうに、痛みを避けるために「歩かない生活」が当たり前になっていませんか。
変形した骨や関節を、当院の施術で元へ戻すことはできません。
だからこそ、現在の股関節の状態や身体の動き、生活で困っていることを確認し、今できることを考えていきます。
スーパーへ買い物に行きたい。仕事を続けたい。孫と出かけたい。趣味を続けたい。また家族と旅行へ行きたい。
そのようなお気持ちを大切にしながら、必要な医療と身体づくりを一緒に考えます。
「変形しているから仕方ない」と、最初から諦める前に。今の股関節と歩き方を確認し、今できることから始めていきましょう。
上尾市・久喜市・さいたま市で、変形性股関節症、足の付け根の痛み、歩きにくさ、靴下の履きにくさ、階段や買い物でのお悩みについてお困りの方は、すぎやま鍼灸整骨院へご相談ください。

ご相談・ご予約はこちら
今の股関節の状態を確認し、
これからも歩くことを楽しむために
変形性股関節症・足の付け根の痛み・
歩きにくさ・日常生活のお悩み。
今の身体に合う方法を一緒に考えましょう。
上尾市・久喜市・さいたま市|すぎやま鍼灸整骨院
※急な強い痛み、歩行困難、発熱、転倒後の痛みがある場合は、予約を待たず医療機関での評価を優先してください。
変形性股関節症とあわせて確認したいページ
▶ Formthotics Medicalインソールについて
執筆者
執筆者:柔道整復師 上尾中央院 院長 平本 龍也(治療家歴13年)

私は中学から大学まで野球を続けてきました。競技生活の中で度重なるケガに悩まされ、整骨院で柔道整復師の方に施術をしていただいたことが、この職業を知るきっかけになりました。
現在は柔道整復師として、患者様一人ひとりの痛みやお悩みに向き合っています。
変形性股関節症のお悩みでは、レントゲンでの変化だけでなく、現在の痛み、股関節の動き、脚で身体を支える力、歩き方、生活で困っていることまで確認することが大切だと考えています。
「買い物で長く歩きたい」「靴下を自分で履きたい」「家族と旅行へ行きたい」という気持ちを大切に、今の身体に必要な施術と運動を一緒に考えていきます。
皆様にとって、安心して身体を相談できる治療院を目指しています。すぎやま鍼灸整骨院グループをどうぞよろしくお願いいたします。
参考情報
・日本整形外科学会「変形性股関節症」
https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/hip_osteoarthritis.html
・NICE「Osteoarthritis in over 16s: diagnosis and management」
https://www.nice.org.uk/guidance/NG226/chapter/recommendations
・American Academy of Orthopaedic Surgeons「Osteoarthritis of the Hip」
https://www.aaos.org/quality/quality-programs/osteoarthritis-of-the-hip/
※本ページは一般的な情報提供を目的としています。変形性股関節症の医学的診断、画像検査、ほかの股関節疾患との鑑別、薬物療法や手術の必要性の判断は医師へご相談ください。施術・運動・インソールの適否は、現在の身体の状態と医療機関での治療方針に応じて判断します。















