肘内障

  • 原因不明にお子様が手を動かさなくなった
  • 手を引っ張ったら、急に泣き出した
  • 軽い転倒で手を動かさなくなった
  • お子様の肩が外れたと感じた時
  • 急に片手を使わなくなった

上尾市 すぎやま整骨院 顎関節 痛み 骨盤矯正 整体

肘内障になった?と思ったらすぐにすぎやまへ!|上尾市-久喜市-さいたま市北区-すぎやま鍼灸整骨院グループ

7歳以下のお子様は、骨や靭帯がまだまだ出来ていないため、軽い衝撃や少し腕を引っ張ったときに簡単に肘が抜けてしまいます。脱臼と考えると分かりやすいかもしれません。

ただ、大人の脱臼と違い、お子様はもともと関節が非常に柔らかいため、すぐに、簡単に治すことができます。肘内障を起こしてしまっても、大人が慌てず焦らず対応できれば10分もかからずに治すことが出来ます。

肘内障とは?

肘内障(ちゅうないしょう)は、主に1歳から7歳くらいの子どもに多く発生する肘の脱臼の一種です。正式には「橈骨頭(とうこっとう)亜脱臼」といい、肘の関節にある靭帯がずれてしまうことで起こります。特に、子どもの手を引っ張った際に突然泣き出し、その後腕を動かさなくなる場合は、肘内障の可能性が高いです。

肘内障の原因

肘内障は、以下のような動作がきっかけで発生しやすくなります。

  • 手を強く引っ張られたとき(例:親が子どもの手を急に引いた)
  • 転倒したとき(例:手をついて転んだ)
  • 無理な力が加わったとき(例:遊んでいる最中に腕をねじられた)

小さな子どもは、肘の関節がまだ未発達で、靭帯がゆるいため、少しの力でも肘がずれやすいのです。

肘内障の症状

  • 突然、腕を動かさなくなる
  • 痛がって泣くが、腫れや変形はほとんど見られない
  • 痛みがあるため、腕をだらんと下げたまま動かさない

特に、腕を曲げたり伸ばしたりすることを嫌がる場合は、肘内障の可能性が高いです。

肘内障の治療方法

肘内障の治療は、徒手整復と呼ばれる方法で行います。これは、専門家が手で関節を元の位置に戻す処置です。整復が成功すると、「コクッ」という感触があり、その後すぐに痛みがなくなります。子どもは泣き止み、しばらくすると普通に腕を動かせるようになります。

すぎやま鍼灸整骨院での肘内障治療

上尾市・さいたま市北区土呂宮原のすぎやま鍼灸整骨院では、肘内障の整復を迅速かつ痛みの少ない方法で行います。経験豊富な柔道整復師が対応し、お子様の不安を取り除きながら、安全に処置を行います。

また、再発しやすい肘内障を防ぐために、以下のようなアドバイスも行っています。

  • 子どもの手を急に引かない
  • 腕をねじるような動作を避ける
  • 転倒時のリスクを減らすための体の使い方を指導

肘内障は早めの処置が大切!

肘内障は、適切な処置を受ければすぐに治ることが多いですが、放置すると関節の動きが悪くなったり、痛みが長引くこともあります。お子様が急に腕を動かさなくなった場合は、早めにすぎやま鍼灸整骨院へご相談ください!

上尾市 すぎやま整骨院|症例

  • 上尾市 4歳 女の子

    家庭内でおもちゃを取り合い中に、兄弟に腕を引っ張られた後、右腕に痛みが生じ、腕を動かせなくなった。初診時右腕をかばうように保持しており、肘の動きに制限がある。肘に軽い圧痛が見られ、橈骨頭がわずかにずれていることが疑われた。手首を持ち、前腕を内側に強く回旋し、橈骨頭を元の位置に戻す徒手整復法を行い橈骨頭を整復。整復後、子供に腕を動かしてもらい痛みがなく自由に動かせることを確認し腕の動きが通常に戻った。今後、兄弟と遊ぶ際に注意が必要であることを保護者の方に説明し、再発予防のためのアドバイスを行う。同時に腕を強く引っ張る動作を避けるよう指導。治療後、子供は痛みなく腕を正常に動かせるようになり、親も日常生活での注意点を理解して、再発予防に努めることができた。

    ※患者様個人の感想であり、効果には個人差があります。

  • 上尾市 5歳 男の子

    遊び中に転倒し、右腕を地面についた後から痛みが生じ、腕を動かせなくなった。活発な子供で、転倒などの軽いケガはよくある。初診時右腕が不自然に固定され、子供は腕を動かすのを避けている。肘の動きに制限が見られ、子供は痛みを訴える。徒手整復法を行い肘を曲げた状態で前腕を外側に回旋し、その後肘を屈曲。この方法で橈骨頭が元の位置に戻り、整復が完了。整復後、腕を痛みなく自由に動かせるかどうか確認。治療後、子供はすぐに腕を正常に動かせるようになり、痛みもなくなった。保護者の方も注意点を理解し、日常生活での予防策を取るようになった。

    ※患者様個人の感想であり、効果には個人差があります。

  • 上尾市 4歳 男の子

    左腕が突然使えなくなり、痛みを訴えている。痛みが発生する前に母親と遊んでいる際、腕を強く引っ張られたとのこと。左腕が自然な位置に保たれており、子供は腕を動かすことを避けている。触診によって、肘関節周辺に軽度の圧痛が確認されたが、明らかな腫れや変形はない。肘を伸ばそうとしたり、回旋させようとすると痛みを訴える。典型的な肘内障(小児の肘の亜脱臼)の症状が確認された。小さな子供の腕を引っ張る動作で橈骨頭が部分的に脱臼することによって発生する。徒手整復による肘内障の治療が迅速かつ効果的であり、子供の肘の機能を即座に回復させることができた。今後、子供の腕を引っ張らないように注意すること特に、遊びや日常の活動で腕に強い負荷がかかるような動作は避けるようにアドバイスを行っている。

    ※患者様個人の感想であり、効果には個人差があります。