ジョーンズ骨折

  • 歩くと足が痛い
  • 足が腫れて靴が履けない
  • 体重をかけられない
  • 走れなくて困る
  • 痛みで夜眠れない

すぎやま整骨院でのジョーンズ骨折の治療|上尾市-久喜市-さいたま市北区土呂/宮原

上尾市・久喜市・さいたま市北区土呂/宮原すぎやま鍼灸整骨院グループでは、ジョーンズ骨折に対し、保存療法を中心とした段階的な治療アプローチを行っています。

 1. 初期評価とアイシング・固定

初期には患部の炎症と腫れを抑えるため、氷で冷却します。足の安静保持が重要なため、テーピングや包帯固定、場合によってはギプスを提携医と連携して対応します。重症度に応じて、松葉杖を使用し、体重の負荷を完全に除去する期間を設けます。

 2. 超音波骨折治療器(LIPUS)

LIPUSは低出力のパルス超音波を使い、骨折部の細胞活動を活性化し、骨癒合を早める機器です。1回20分程度、週3〜5回の通院で、治癒期間の短縮が期待できます。

 3. 関連部位のケア

足関節や足底の筋肉に対して、手技やストレッチ、筋膜リリースを行い、固定による二次的な不調を防ぎます。アキレス腱の柔軟性やふくらはぎの筋力も回復させ、再発予防につなげます。

 4. インソール療法と歩行指導

足底アーチの補正や外側荷重の軽減を目的とした、個別設計のインソールを導入します。正しい体重移動ができるよう、歩行フォームや姿勢の改善も指導します。

 5. 復帰サポート

リハビリでは、スクワット・ジャンプなど段階的な負荷を用い、再発防止の動作学習も組み込みます。スポーツ復帰に際しては、競技ごとの特性に応じたトレーニングも提供します。

ジョーンズ骨折の一般的な経過

ジョーンズ骨折の完治までの期間は、3ヶ月〜半年程度かかることが一般的です。早期に適切な処置を行えば、回復は比較的スムーズです。

受傷後〜3週:固定・安静

痛みと炎症を抑えることを最優先。無理な負荷は厳禁です。

3〜8週:ライプス(超音波)施行・荷重開始

骨癒合の進行に合わせて、部分荷重(杖など使用)を開始。関節の可動域訓練や筋肉の柔軟性回復も併行して行います。

8週〜:本格的なリハビリ

筋力強化・体幹バランス訓練・動作改善トレーニングを導入。スポーツ復帰に向けたジャンプやランニング指導も含みます。

ジョーンズ骨折の予防方法

ジョーンズ骨折を予防するためには、日頃から以下の点を意識しましょう。骨折は起きてしまえば完治までに半年を要します。まずはしっかり予防することを考えていきましょう。

足裏の筋力強化

足のアーチ構造を支える筋肉を鍛えることで、着地時の衝撃を分散しやすくなります。タオルギャザー(足指でタオルをたぐる)、カーフレイズ(つま先立ち運動)、つま先歩きなどが効果的です。これにより外側荷重を軽減し、第5中足骨へのストレスを緩和します。

柔軟性の維持

アキレス腱や足底筋膜のストレッチを行うことで、ふくらはぎ〜足底の筋膜ラインをゆるめ、関節の可動域を広げます。柔軟性があることで足首のスムーズな動きが保たれ、余分な負荷がかかることを防げます。特に運動前後のストレッチは特に重要です。

正しいフォームの習得

ランニングやジャンプの際に膝・足首・股関節が連動し、真っ直ぐ荷重をかけられるかを確認します。過度なプロネーション(足の内側への倒れ込み)や外側荷重のクセがあると、再発リスクが高まります。専門家の指導を受けることで改善しやすくなります。

適切なシューズ選びとインソール活用

踵をしっかり支え、アーチを適切にサポートする構造のシューズを選びましょう。スポーツの種類や足の特徴に合った靴を選ぶことが重要です。すぎやま整骨院では、歩行分析をもとにしたインソール作製も可能です。即日お渡しできますのでお気軽にお問い合わせください。

運動後のケア

トレーニングや試合の後は、アイシングやストレッチ、フォームローラーでの筋膜リリースを習慣化しましょう。血流を促し、筋疲労を翌日に持ち越さないことが予防につながります。疲労が蓄積している状態での練習や試合は、再発の危険性が高まるため要注意です。

 

そもそもジョーンズ骨折とは?

ジョーンズ骨折とは、第5中足骨という足の小指側にある長い骨の根元付近(基部)に生じる骨折のことを指します。特にスポーツ中のジャンプや着地、方向転換などの動作によって繰り返し負荷がかかることが原因で起こる疲労骨折の一種です。

通常の足首の捻挫とよく似た症状を呈するため、初期には「捻っただけ」と軽く見られがちですが、ジョーンズ骨折は血流が乏しい部位に生じるため、自然治癒力が弱く治りにくいという特性があります。

 特徴

ジョーンズ骨折では、足の外側(第5中足骨)に鋭く強い痛みが走り、腫れや内出血を伴うこともあります。歩行時や体重をかけたときに特に痛みが強く出やすく、見た目の症状が軽いために単なる捻挫と誤認されるケースもあります。しかし、この骨折部位は血流が乏しく、放置すると骨の癒合がうまくいかず、「偽関節」と呼ばれる状態になる危険性があるため、軽視せず早期に適切な評価と治療を受けることが大切です。足の外側(第5中足骨)に鋭い痛みがある

  • 腫れや内出血がみられることもある
  • 歩行や体重をかけた際に強い痛みを感じる
  • 放置すると骨癒合が進まず偽関節になるリスクも

よくある誤解

「足をひねっただけ」「少し打っただけ」と放置しがちです。レントゲンでは初期には写りにくいこともあるため、MRIや超音波検査が必要な場合があります。早期発見・早期治療が非常に重要な骨折の一つであり、適切な診断と継続的なケアが回復のカギを握ります。

 

まとめ|上尾市-久喜市-さいたま市北区土呂/宮原すぎやま鍼灸整骨院

ジョーンズ骨折に対する治療は、多角的なアプローチが必要です。当院では、初診と評価から始まり、保存療法、手技療法、電気治療、リハビリテーション、生活指導まで、総合的な治療を提供します。必要に応じて手術療法も考慮されます。

上尾市-久喜市-さいたま市北区土呂宮原すぎやま鍼灸整骨院では、ジョーンズ骨折の患者様に対して、最適な治療とケアを行っています。症状や疑問がある方は、ぜひお気軽にご相談ください。

執筆者:柔道整復師 上尾中央院 院長 平本 龍也(治療家歴13年)

私は学生時代から中学~大学まで野球をしていました。

その野球競技経験中に度重なるケガに悩まされていた際に整骨院で柔道整復師の方に治療をしていただきこの職業を知りました。

治療を通じて、ご来院いただいた皆様にとって、安心して体を預けられる治療院を創ることが目標です。現在は施術者として多くの患者様の痛みや悩み向き合っております。
上尾市-久喜市-さいたま市北区土呂/宮原町すぎやま鍼灸整骨院グループをどうぞよろしくお願いいたします。

上尾市 すぎやま整骨院|症例

  • 上尾市 20代 男性

    上尾市すぎやま整骨院ランニング中の膝の痛み十字靭帯損傷半月板損傷

    サッカー中に右足をひねり、足の外側に痛みと腫れを感じた。ジョーンズ骨折と診断され来院。骨折部位の固定を行い、足の周囲の筋肉を手技療法により緩和。リハビリテーションとして足の可動域を回復させるエクササイズと、痛みを軽減するためのケアを継続。6週間後には痛みも軽減し歩行が改善した。現在は月に一度メンテナンスを行っている。

    ※患者様個人の感想であり、効果には個人差があります。

  • 上尾市 30代 女性

    上尾市すぎやま整骨院ヘルニア脊柱管狭窄症せき髄圧迫腰痛しびれ全身バランス整体

    ランニング中に左足の小指側に鋭い痛みを感じ歩行困難になった。ジョーンズ骨折と診断され来院。足の固定とテーピングを行い、足の筋肉をほぐす手技療法を実施。リハビリとして足の負担を減らしつつ、筋力を回復させるための軽度のエクササイズを行った。6週間後痛みが軽減し、日常の歩行が楽になり徐々にランニングも再開可能となった。

    ※患者様個人の感想であり、効果には個人差があります。

  • 上尾市 10代 男性

    上尾市すぎやま整骨院野球の練習中に足首捻挫前距腓靭帯損傷腫れ内出血

    バスケットボールの試合中に右足の小指側に痛みを感じ、その後も歩行時に痛みが続くきジョーンズ骨折と診断され来院。テーピングと固定を行い、電気治療と手技療法により周囲の筋肉を緩和。痛みを軽減し、骨の回復を促進するためのリハビリエクササイズを開始。8週間後、痛みが軽減し歩行が改善された。現在はスポーツにも復帰している。

    ※患者様個人の感想であり、効果には個人差があります。