仙腸関節痛
- 立ち上がるときの痛み
- 長時間座れない
- 歩くのがつらい
- 夜間の痛み増加
- 姿勢変えられない
その「腰の痛み」、実は「仙腸関節炎」かもしれません。
30代になり、仕事の内容も重くなり、家事や子育てで身体に負担がかかる場面も増えてきます。 そこでよく聞くのが、「腰が痛い」「少しずつ目覚めのたびにこわばっている気がする」という声。 その痛み、実は「仙腸関節炎」かもしれません。
すぎやま鍼灸整骨院の仙腸関節痛の独自の治療方法|上尾市-久喜市-さいたま市北区土呂/宮原すぎやま整骨院
上尾市-久喜市-さいたま市北区土呂/宮原すぎやま整骨院では、仙腸関節痛の治療に特化した独自の方法を提供しています。当院独自の「鍼灸経絡調整療法」と「仙腸関節モビライゼーションバランス療法」を組み合わせることで、仙腸関節周辺の筋肉のバランスを整え、関節の正常な動きを取り戻すことを目指します。特に、鍼灸経絡調整療法では、体の気の流れを整えることで深部の緊張を解きほぐし、痛みの緩和を図ります。
仙腸関節痛とは?
仙腸関節痛(せんちょうかんせつつう)は、骨盤の後方にある「仙腸関節」に異常が生じることで発生する痛みです。この関節は、背骨の下端に位置する仙骨と、骨盤の腸骨をつなぐ重要な関節であり、上半身と下半身をつなぐ役割を果たしています。仙腸関節は比較的動きが少ない関節ですが、体重を支える重要な役割を担っており、わずかなズレや炎症でも強い痛みを引き起こすことがあります。
仙腸関節痛の原因|上尾市-久喜市-さいたま市北区土呂/宮原すぎやま整骨院
仙腸関節炎は、単なる「腰の奥が痛い」では済まない問題です。
正確な評価と生活環境の見直し、そして的確な施術・運動指導が必要不可欠です!解剖学的な部分や日常生活内での負担についてご説明させていただきます。
解剖学・力学的な観点から見た原因|上尾市-久喜市-さいたま市北区土呂/宮原すぎやま整骨院
① 骨盤の不安定化(靭帯の緩み)
仙腸関節は強靭な靭帯で固定されていますが、過度な反復動作や長期間の姿勢不良などで靭帯に微小な損傷が繰り返されると、関節の安定性が低下します。これが仙腸関節炎の出発点となります。
② インナーマッスルの筋力低下
体幹(腹横筋・多裂筋・骨盤底筋など)の筋力が弱まると、骨盤を支える機能が不十分となり、仙腸関節に直接的な負担がかかりやすくなります。
③ 足部や股関節のアライメント異常
足首の回内(内側に倒れる)や股関節のねじれがあると、歩行時に骨盤が過度に揺さぶられ、仙腸関節にねじれストレスが集中します。
日常生活に潜む主な原因|上尾市-久喜市-さいたま市北区土呂/宮原すぎやま整骨院
1. 長時間のデスクワーク・運転
長時間の座位姿勢では、骨盤が後傾し、仙腸関節に圧縮ストレスがかかります。特に、深く腰かけずに浅く座るクセがある人は要注意。
2. 育児・介護による反復動作
赤ちゃんの抱っこ・授乳・中腰姿勢が繰り返されると、片側の仙腸関節に過度の剪断力(ずれる力)がかかります。
また、重い荷物を同じ腕で持つ習慣も、非対称の負荷を作ります。
3. 産後のホルモンバランスと靭帯の緩み(女性)
リラキシンというホルモンの影響で靭帯が緩くなり、産後の骨盤が不安定になります。これが仙腸関節のズレや炎症の原因になります。
4. ランニング・ジャンプ・筋トレのフォーム不良
ランニングやスクワットなどの運動中、骨盤や股関節の使い方が悪いと、仙腸関節に衝撃が直接伝わることがあります。特に体幹が弱い人は仙腸関節の支持力が低いため、炎症を起こしやすくなります。
心因性・自律神経の関与(近年注目の視点)|上尾市-久喜市-さいたま市北区土呂/宮原すぎやま整骨院
最近では、ストレスや自律神経の乱れが慢性仙腸関節痛を悪化させることも注目されています。過緊張による筋肉の硬直・血流不良は、慢性的な仙腸関節まわりの痛みや違和感を引き起こす原因となります。
仙腸関節炎の特徴的な症状|上尾市-久喜市-さいたま市北区土呂/宮原すぎやま整骨院
仙腸関節炎の症状は、いわゆる「腰痛」とは微妙に異なり“骨盤の片側が痛む”ような鋭い違和感や動作痛が特徴です。以下のような症状がよく見られます。
1. お尻の奥・骨盤の片側に鋭い痛み
- 腰というよりも「お尻の奥」「骨盤の内側」がズキッと痛む
- 片側(右か左)に集中して痛みが出ることが多い
- 歩行中や立ち上がる時に「ズキン」と突き抜ける感覚
👉 特に、仙腸関節の動きに負荷がかかる動作(立ち上がり、階段昇降、歩き始めなど)で悪化します。
2. 長時間座っていられない・座ると痛みが増す
- デスクワークで1時間以上座っていると骨盤の奥がジンジンする
- ソファなど柔らかい椅子に沈み込むと痛みが悪化
- 座る姿勢によって、骨盤の左右バランスが崩れて痛みが出やすい
👉 骨盤の底にある仙腸関節は、座っている姿勢で体重が直接かかるため、圧迫・炎症が強くなるのです。
3. 寝返りや起き上がりで腰が引っかかる・痛む
- 朝の起き上がりが特につらい(仙腸関節が硬くなっている)
- 寝返りを打つ時に骨盤がズレるような違和感
- 横向きで寝ると、お尻側にズーンとした不快感
👉 これは、関節包や靭帯が一晩のうちに固まってしまっていることによるものです。
4. 足にかけての重だるさ・痺れ感(坐骨神経様症状)
- お尻から太ももの裏にかけて放散するような鈍い痛み
- 片側の足に「しびれ」や「力が入りづらい」感覚
- 坐骨神経痛と誤診されることも多い
👉 実際には、神経が圧迫されているわけではなく、仙腸関節の炎症が周囲の神経を刺激していることが多いです。
5. 片足立ちや足を組むと痛みが誘発される
- 靴下を立って履こうとするとバランスが取れず痛い
- 足を組むクセがあると、片側の仙腸関節にだけ負担が集中しやすい
- 骨盤のズレ・不均衡が日常動作で悪化する
症状の出方には「左右差」がある
仙腸関節炎は片側性の症状が多く、「右のお尻だけ痛い」「左の腰の奥だけがズキズキする」など、明確に左右差を伴うのが特徴です。
これは、体重のかけ方や座り方、脚を組むクセなど、日常の動作の“アンバランス”が強く関係しています。
仙腸関節痛の判断方法|上尾市-久喜市-さいたま市北区土呂/宮原すぎやま整骨院
仙腸関節痛の判断は、問診や視診、徒手検査を中心に行われます。画像検査では明確な異常が見られないことが多いお悩みの一つです。ここでは整骨院での検査をご紹介します。
徒手検査(仙腸関節ストレステスト)
いくつかの徒手検査を組み合わせて仙腸関節の痛みを確認します。例えば、以下のようなテストがあります。
- Patrick(パトリック)テスト:仰向けで片足を反対側の膝に乗せ、股関節を外側に開き、仙腸関節にストレスをかけるテスト。
- Gaenslen(ガンスレン)テスト:片足をベッドの外に垂らし、反対側の膝を胸に抱え、骨盤にねじりの力を加えるテスト。
- Compression(コンプレッション)テスト:横向きで骨盤を圧迫し、仙腸関節にストレスを加えるテスト。
仙腸関節痛の治療法
仙腸関節痛の治療は、痛みを緩和し、骨盤の安定性を回復することを目的に行われます。
保存療法
- 物理療法:超音波治療や電気刺激療法を用いて、痛みや炎症を和らげます。
- ストレッチと運動療法:仙腸関節周囲の筋肉(特に臀部や腹筋群)を強化し、骨盤の安定性を高めます。柔軟性を改善するストレッチも有効です。
- 骨盤ベルトの使用:骨盤を安定させるために、仙腸関節専用のベルトを装着することがあります。これにより関節の動きを制限し、痛みを軽減できます。
- 鍼灸治療:筋肉の緊張を緩和し、血流を改善する効果があります。特に慢性化した仙腸関節痛には有効です。
- 整体・カイロプラクティック:仙腸関節のズレや骨盤の歪みを調整する手技療法も効果的です。ただし、経験豊富な施術者による施術が重要です。
日常生活でのセルフケアと注意点
仙腸関節痛を改善・予防するためには、日常生活でのセルフケアが重要です。
- 正しい姿勢を意識する:デスクワークやスマホ使用時には猫背にならないよう注意し、骨盤を立てる意識を持ちましょう。
- 適度な運動を心掛ける:ウォーキングやストレッチなどの軽い運動を取り入れ、骨盤周囲の筋力と柔軟性を保つことが大切です。
- 片足重心や足組みを避ける:無意識のうちに骨盤に偏った負担をかけないように注意しましょう。
- 長時間同じ姿勢を避ける:長時間の座りっぱなしや立ちっぱなしは仙腸関節に負担をかけるため、こまめに姿勢を変えたり、軽いストレッチを取り入れることが有効です。
- 骨盤ベルトの活用:特に産後の方や痛みが強い方は、骨盤ベルトで骨盤をサポートすることで痛みの軽減が期待できます。
仙腸関節痛は改善できます!
仙腸関節痛は、適切な診断と治療、セルフケアを行うことで改善が期待できる症状です。放置してしまうと慢性化し、日常生活に支障をきたすこともありますが、早期に対処することで痛みを軽減し、快適な生活を取り戻すことができます。
「腰の痛みがなかなか取れない」「お尻や太ももに違和感がある」「産後から骨盤周りが不安定」と感じている方は、仙腸関節痛の可能性があります。ぜひ専門家にご相談ください。
上尾市・さいたま市北区土呂宮原すぎやま鍼灸整骨院では、仙腸関節痛に対して丁寧なカウンセリングと適切な施術で、あなたの痛みの改善を全力でサポートいたします。どんな些細な症状でも構いません。ぜひお気軽にご相談ください!!
よくある質問
Q1 施術時間はどれくらいですか?
A1 初回は1時間程度にあります。
2回目以降は、患者様の目標や、緊急性に応じて施術時間が変わることもあります。時間よりも施術をおこなったときの変化を優先して施術に取り組んでいます。全力でサポートさせていただきますので、お気軽にご相談ください。
Q2 通院頻度や通院回数はどれくらいですか?
Q2 初回は週に1ー2回程度のご通院をおすすめしています。
上尾市-久喜市-さいたま市北区土呂/宮原町-すぎやま鍼灸整骨院グループでは、おひとりお一人にあった施術プランや通院頻度、通院回数をご提案しております。また、専門家としての提案ですが、患者様自身と話し合うことで、プランを調整しながら施術を行います。
通院頻度や通院回数は初めてご来院いただく方には特に不安になる点かと思います。
不安点がなくなるまでしっかりと問診カウンセリングをしますので、ご安心ください。
Q3 ふだんは痛みはないけど、ときどき痛みがでます。対応できますか?
A3 お任せください。全力であなたのお身体をサポートします!
上尾市-久喜市-さいたま市北区土呂/宮原町-すぎやま鍼灸整骨院グループでは、ちょっとした痛みのうちに、身体のケアをおすすめします!症状やお悩みが強くなってからですと、改善までにそれなりに時間がかかってしまうかもしれません。
患部のケアを行い、全身のバランスをみて、骨盤を整えることで根本的によくしていきましょう。
簡単に記載させていただいておりますが、施術の内容は幅広く行わせていただいております。
このようにそのときに応じた施術方法がありますので、仙腸関節痛でお困りの方は是非|上尾市-久喜市-さいたま市北区土呂/宮原-すぎやま鍼灸整骨院へ一度ご相談ください。
Q4 施術は痛いですか?
A4 ご安心ください。お身体の状況に合わせて、施術を行います。
患者様のお身体の状態に合わせて、施術を行っています。症状やお悩みによっては少し痛みのある治療もあるかもしれませんが、ほとんどの方が痛気持ちいい施術とおっしゃっていただいております。
簡単に記載させていただいておりますが、施術の内容は幅広く行わせていただいております。
Q5 整骨院と整形外科どちらがいいのでしょうか?
A5 ご安心ください。お身体の状況に合わせて、施術を行います。
整形外科は西洋医学的観点から、注射、シップ、投薬を中心に治療を行っています。すぎやま鍼灸整骨院では、東洋医学的観点や、解剖学的観点から根本的な原因を突き止め、改善させる方法を行っております。特に手技療法や物理療法にて対応しております。痛くてどうしようもない時は投薬や注射も必要な時があるかと思います。が、根本的に解決したい方、筋肉が硬くなっており、仙腸関節痛でお困りの方は、すぎやま鍼灸整骨院をおすすめします。
Q6 子供連れでも大丈夫でしょうか?
A6 お子様連れ歓迎です。ご安心ください。
泣いてしまう心配や迷惑をかけてしまう心配をお持ちの方も安心してご来院ください。あなたのお悩みが解決することでお子様もきっとうれしいはずです。お早めにご連絡ください。
執筆者:柔道整復師 上尾中央院 院長 平本 龍也(治療家歴13年)
私は学生時代から中学~大学まで野球をしていました。
その野球競技経験中に度重なるケガに悩まされていた際に整骨院で柔道整復師の方に治療をしていただきこの職業を知りました。
治療を通じて、ご来院いただいた皆様にとって、安心して体を預けられる治療院を創ることが目標です。現在は施術者として多くの患者様の痛みや悩み向き合っております。
上尾市-久喜市-さいたま市北区土呂/宮原町すぎやま鍼灸整骨院グループをどうぞよろしくお願いいたします。