首の痛み・寝違え





- どこにいってもよくならない痛み
- 朝起きたら首が回らない
- 首の重い感覚、だるい感覚
- 首、肩に伴う頭痛、目の不調
- 首が曲がっているといわれたことがある
寝違えは国民病です。
人生で1度は経験される方がほとんどです。なぜなのかといえば、端的に言って
運動不足と姿勢不良です。
特に日本人は運動習慣が海外と比較しても少なく、また仕事の面ではかなりハードに行っているという2つの面があります。そして、日常起こりやすい症状だからこそ、
「まあ寝違えなんてほっとけば大丈夫でかな」
と放置される方が非常に多い現状です。確かに放置すれば時間はかかっても痛みは落ち着くと思います。ですが、本当に大丈夫だと思いますか?寝違えも捻挫と似たような形で、癖になり繰り返してしまいがちです。
一生寝違えとお付き合いしたいですか?
「はい」と答える方はいないと思います。上尾市-久喜市-さいたま市北区土呂/宮原すぎやま鍼灸整骨院では、繰り返す寝違えからの脱却をめざしています。このページでは寝違えについて詳しくお話していきますので、ぜひ読んで頂ければと思います。
【朝起きたら首が回らない!】寝違えの原因|上尾市-久喜市-さいたま市北区土呂宮原-すぎやま鍼灸整骨院グループ
1. 悲劇の朝:「寝違え」って、そもそも何?

「昨日まで何ともなかったのに、朝起きたら首が動かない…!」
その激しい痛みに襲われるのが「寝違え」です。正式には「急性疼痛性頚部拘縮」などと呼ばれますが、一般的には寝違えという言葉で広く知られています。
寝違えとは、睡眠中に首や肩周りの筋肉や靭帯に過度な負担がかかり、軽い肉離れや炎症を起こしてしまった状態を指します。
1-1. 寝違えの「痛み」の正体

寝違えのあの激しい痛みは、筋肉が無理やり引き伸ばされたり、一部が傷ついたりしたことで起きる「炎症」が原因です。
イメージしてください
長時間、無理な姿勢で首の筋肉が引っ張られ続けた結果、筋肉の繊維が部分的にブチッと切れてしまった、あるいは、筋肉を包む膜が炎症を起こしてしまったような状態です。
この傷ついた部分を脳が察知し、「これ以上動かすな!」という信号を出すことで、首の筋肉がギューッと固まり、寝違え特有の「首が動かせない(拘縮)」状態になるのです。
1-2. 寝違えは「不注意」ではない!体のSOSサインです
寝違えは、単に寝相が悪かったから起こる、という単純なものではありません。むしろ、日頃から首や肩に疲労が蓄積している証拠であり、体が限界を超えているというSOSサインなのです。
なぜ起こる? 寝違えを引き起こす3つの根本原因
あなたが体験した寝違えは、睡眠中の「たった一つの出来事」が原因ではありません。日中の慢性的な疲労と、睡眠中の複合的な要因が重なって引き起こされます。
原因①:日中の「首の疲労」の蓄積(最大の原因)

現代人が寝違えを起こしやすい最大の理由は、普段から首の筋肉が限界まで疲れていることです。
- スマホ首(ストレートネック): 長時間スマホを見たり、パソコンに向かったりする姿勢は、首のS字カーブを失わせ、筋肉に常に負担をかけ続けます。この「慢性的な過緊張」が、寝違えを起こすための土台を作ってしまいます。
- 血行不良: 疲労物質や老廃物が首や肩周りの筋肉にたまり、血流が悪くなると、筋肉は硬く、もろくなります。この状態の筋肉は、少しの刺激でも炎症を起こしやすく、寝違えのリスクが格段に高まります。
原因②:睡眠中の「無理な姿勢」と「冷え」(直接的な引き金)

疲労が蓄積した状態で、以下の要素が加わると寝違えが発症します。
- 不適切な寝具(枕): 枕が高すぎる、低すぎる、硬すぎるなど、首のS字カーブを保てない枕で寝ると、一晩中首の筋肉が不自然に引き伸ばされたり、縮んだりします。これが寝違えの直接的な引き金です。
- 体の冷え: 特に夏場、クーラーの風が首元に直接当たったり、寝汗をかいて首が冷えたりすると、血管が収縮し、筋肉の血流が一気に悪くなります。これにより、硬くてもろくなった筋肉が炎症を起こし、寝違えの症状が出やすくなります。
- 泥酔状態や深い眠り: 疲労困憊で泥のように深く眠っている状態では、体が不快な姿勢を感知しても、寝返りや修正動作ができません。長時間同じ無理な姿勢が続き、寝違えへと繋がります。
原因③:肝臓・内臓の疲労(意外な要因)

東洋医学的な視点では、内臓の疲労、特に肝臓の疲労も筋肉の緊張と関係があると考えられています。
- 飲酒や夜更かしなどで肝臓が疲労すると、全身の筋肉の緊張が高まりやすくなり、寝違えを起こしやすい体質になります。
【対処法】今すぐどうする? 寝違えの緊急対応マニュアル|上尾市-久喜市さいたま市北区土呂/宮原すぎやま鍼灸整骨院
朝、寝違えの激痛で目が覚めたら絶対にやってはいけないことと、正しい対処法があります。
⚠️ やってはいけないこと!(悪化の原因)

- 無理にストレッチする、回す: 痛む部分を無理やりグイグイと伸ばしたり、首を回したりすると、炎症を広げ、筋肉の損傷を悪化させてしまいます。これは絶対に避けてください。
- 強いマッサージをする: 炎症が起きている直後の筋肉に強い圧をかけると、組織をさらに破壊し、寝違えの治癒を遅らせます。
- 温める(直後の場合): 受傷直後(痛みが出てから最初の24時間程度)は、炎症を鎮めることが最優先です。温めると血行が良くなりすぎて、かえって炎症と痛みがひどくなる可能性があります。
✅ 正しい緊急対応(炎症を鎮める)
安静にする(アイシング): 痛みのピーク(受傷後すぐ)の対処法は冷却です。ビニール袋に氷と少量の水を入れ、寝違えて痛む部分に10~15分当てて冷やします。これにより、炎症を鎮め、痛みを和らげます。
- 動かさない(固定): 首を動かすと痛みが出る方向には絶対動かさないでください。タオルを巻いたり、湿布を貼ったりして、首の動きを最小限に抑え、安静に保つことが、寝違えの回復への最短ルートです。
- 痛み止めを服用する(応急): 痛みが強くて仕事や日常生活に支障が出る場合は、市販の非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)を服用し、炎症を抑えつつ安静を保ちましょう。
【根本改善】整骨院・接骨院での寝違え治療の流れ|上尾市-久喜市-さいたま市北区土呂/宮原すぎやま鍼灸整骨院
寝違えは、適切な処置をすれば数日で回復に向かいますが、根本原因である「首の疲労」を放置すると、寝違えを何度も繰り返してしまいます。
すぎやま整骨院では、寝違えの「急性期の痛み」と「慢性的な原因」の両方に対し、段階的なアプローチを行います。
ステップ①:【急性期】炎症と痛みの徹底除去

- 物理療法(ハイボルテージなど): 患部に強い炎症がある場合、寝違えの痛みに特化した特殊な電気治療器(ハイボルテージなど)を使い、深部の炎症と痛みをダイレクトに鎮めます。これにより、早期の動きやすさを取り戻します。
- 超音波治療: 損傷した筋肉の細胞レベルの修復を早める超音波治療器で、寝違えの治癒を促進します。
- ソフトな固定: 再度痛めることを防ぐため、テーピングやカラー(固定具)で寝違えた部分を優しくサポートし、安静を保ちます。
ステップ②:【回復期】筋肉の緊張と血行不良の改善

痛みが落ち着き、首が少し動かせるようになったら、寝違えの根本原因となっている周辺の筋肉へアプローチします。
- 深部への手技療法: 痛む部分だけでなく、寝違えを引き起こした原因である肩甲骨周りや背中の深い筋肉の緊張を、優しい手技でじっくりと緩めます。
- 鍼灸治療: 寝違えによる頑固な筋肉の緊張や血行不良に対し、鍼や灸でツボを刺激することで、深部の血流を劇的に改善し、寝違えの治癒を促進します。
【予防策】寝違えを寄せ付けない! 日常生活でできること|上尾市-久喜市-さいたま市北区土呂/宮原すぎやま鍼灸整骨院
寝違えは予防が可能です。日々の習慣を見直し、「寝違えにくい強い首」を作りましょう。
1. 姿勢を見直す:首の疲労をためない

- スマホ・PCの目線: スマートフォンやパソコンの画面を見る際は、目線を下げすぎないように注意し、顎を引きすぎないようにしましょう。理想は、視線が自然にまっすぐになる高さです。
- 休憩とストレッチ: デスクワーク中は、1時間に一度は立ち上がり、肩甲骨を大きく回すストレッチを行い、首の付け根の血流を促しましょう。
2. 寝具を見直す:「寝ている間のケア」を意識する

- 枕の高さ: 枕は、立っている時の首のS字カーブをそのまま保てる高さが理想です。横向きで寝たとき、頭から背中にかけてが一直線になるかをチェックしてみてください。合わない枕は寝違えの大きな原因です。
- マットレス: 柔らかすぎるマットレスは体が沈み込み、寝返りを打ちにくくします。適切な硬さのマットレスを選び、スムーズな寝返りをサポートすることで、寝違えを防げます。
まとめ:寝違えは体の警告信号です|上尾市-久喜市-さいたま市北区土呂/宮原すぎやま鍼灸整骨院

朝の激しい痛みで一日が台無しになる「寝違え」。これは単なるアクシデントではなく、あなたの体が悲鳴を上げている警告信号です。
寝違えを何度も繰り返す方は、必ず体の土台である姿勢や骨格に問題が隠れています。
すぎやま整骨院では、寝違えの急性的な痛みを取り除くことはもちろん、再発しないための根本的な体質改善に力を入れています。寝違えでお困りの方は、我慢せずに専門家にご相談ください。
さいごに |上尾市-久喜市-さいたま市北区土呂宮原すぎやま鍼灸整骨院グループ
1っか月以上続く首の痛みがある方

数か月以上続く首の痛みは、筋肉や関節、神経、姿勢の問題が関係しています。急に何かをしたから起きたものではなく、日頃の生活習慣などが原因になるのです。
ご自身ではどう対処すればいいかわからずに悩んでいる方も多いのが現状です。数回の施術で改善が見られる場合が多いので、上尾市-久喜市-さいたま市北区土呂/宮原すぎやま鍼灸整骨院にまずはご相談ください。
数か月続く首の痛みは、筋肉-関節-神経-姿勢を改善するような施術を行います。
首こり・肩こりが分からない方

ときどき、ご自身でも首の硬さや筋肉が凝固まっていることがわからない方がいますが、このような場合は長期間その状態で過ごされていて硬まってしまった状態が正常な状態だと誤認識してしまうようです。
この場合は数回の施術では反応がよくありませんが、3回程度から施術してよくなっていくことが体感できるようになります。それ以降続けていくことで根本施術になります。
多くの慢性状態をみていますが、一人で悩んでいる方が多く放置してしまっているようです。よくならないと諦めずにまずはご相談ください。
よくある質問|上尾市-久喜市-さいたま市北区土呂/宮原すぎやま鍼灸整骨院
Q1 首の痛みで、頭痛も出ます。なおりますか?
A1 はい。首の痛みからくる頭痛は、よくなる可能性が高いです。
上尾市-久喜市-さいたま市北区土呂/宮原町-すぎやま鍼灸整骨院グループでは、首から頭までつながった筋肉や肩こりの関係ある筋肉を緩めることで、首の痛みをとり、さらに頭痛を解消する施術方法を行っています。
患部のケアを行い、全身や姿勢のバランスをみて、調整することで根本的によくしていきましょう。
Q2 首の慢性的な痛みには対応していますか?
A2 はい。対応しています。
上尾市-久喜市-さいたま市北区土呂/宮原町-すぎやま鍼灸整骨院グループでは首の筋肉や関節の動き、肩の筋肉や関節の動き、背骨の筋肉や関節の動きをみて、慢性的な痛みや症状がなぜ出ているのかを徹底的に調べていきます。また、場合によっては首のエコー検査も行うことで、他ではよくならず、諦めかけていた首の痛みの原因を特定します。慢性的な首の痛みだからこそ、首以外の全身のバランスをみて、姿勢を整えることが大切です。
Q3 首の痛みは、通院頻度はどれくらいですか?
Q3 週に1ー2回程度のご通院の方が多いです。
上尾市-久喜市-さいたま市北区土呂/宮原町-すぎやま鍼灸整骨院グループでは、おひとりお一人にあった施術プランや通院頻度、通院回数をご提案しております。また、専門家としての提案ですが、患者様自身と話し合うことで、プランを調整しながら施術を行います。
通院頻度や通院回数は初めてご来院いただく方には特に不安になる点かと思います。不安点なくなるまでしっかりと問診カウンセリングをしますので、ご安心ください。
Q4 ちょっとした肩こり、首こりですが、対応してますか?
A4 お任せください。全力であなたのお身体をサポートします!
上尾市-久喜市-さいたま市北区土呂/宮原町-すぎやま鍼灸整骨院グループでは、ちょっとした肩こりや首こりのうちに、身体のケアをおすすめします!症状やお悩みが強くなってからですと、改善までにそれなりに時間がかかってしまうかもしれません。
患部のケアを行い、全身のバランスをみて、骨盤を整えることで根本的によくしていきましょう。
簡単に記載させていただいておりますが、施術の内容は幅広く行わせていただいております。
このようにそのときに応じた施術方法がありますので、坐骨神経痛でお困りの方は是非|上尾市-久喜市-さいたま市北区土呂/宮原-すぎやま鍼灸整骨院へ一度ご相談ください。
執筆者:柔道整復師 院長 平本 龍也(治療家歴13年)

私は学生時代から中学~大学まで野球をしていました。
その野球競技経験中に度重なるケガに悩まされていた際に整骨院で柔道整復師の方に治療をしていただきこの職業を知りました。
治療を通じて、ご来院いただいた皆様にとって、安心して体を預けられる治療院を創ることが目標です。現在は施術者として多くの患者様の痛みや悩み向き合っております。
上尾市-久喜市-さいたま市北区土呂/宮原町すぎやま鍼灸整骨院グループをどうぞよろしくお願いいたします。




















