有痛性分裂膝蓋骨

- 膝を曲げると痛い
- 膝の腫れが続く
- 運動中の膝の痛み
- 階段昇降が困難
- 膝に強い圧痛がある
すぎやま鍼灸整骨院グループでは、上尾市・久喜市・さいたま市の各院で、有痛性分裂膝蓋骨に関するご相談に対応しています。痛む場所だけでなく、関節の安定性、可動域、筋力、フォームや歩行を確認します。必要に応じてエコー観察や医療機関への受診案内を行い、施術とリハビリで競技・日常生活への復帰を支援します。
有痛性分裂膝蓋骨とは?
「膝のお皿の外側が痛い」「レントゲンで膝のお皿が分かれていると言われた」「ジャンプやダッシュをすると膝が痛む」――このようなお悩みはありませんか?

バスケットボールでジャンプを繰り返すと、膝のお皿の外側が痛くなる。サッカーでダッシュやキックをすると、膝の前側に違和感がある。整形外科でレントゲンを撮ったところ、「膝のお皿の骨が分かれています」と説明された。
そのようなとき、次のような不安を感じる方もいると思います。
「骨が分裂しているということは、骨折しているのですか?」
「生まれつきの状態なら、痛みはずっと続くのでしょうか?」
「部活動やスポーツは続けられますか?」
「マッサージを受けているのに、運動するとまた痛くなります」
「分裂した骨は、手術で取らないといけないのでしょうか?」
このようなお悩みの背景に、有痛性分裂膝蓋骨(ゆうつうせいぶんれつしつがいこつ)が関係している場合があります。
膝のお皿は「膝蓋骨」と呼ばれる骨です。分裂膝蓋骨とは、この膝蓋骨の一部が、成長過程で一つにつながらず、分かれた状態のままになっているものを指します。
ただし、分裂膝蓋骨があること自体は、必ずしも病気やケガを意味するわけではありません。
分裂膝蓋骨があっても、痛みなく日常生活やスポーツを続けている方はいます。一方、ジャンプやダッシュ、膝を曲げ伸ばしする動作などをきっかけに、分裂している部分の周辺に痛みが出ることがあります。
このように、分裂膝蓋骨に関連して痛みが生じている状態を「有痛性分裂膝蓋骨」と呼びます。
転倒や衝突の後から急に強い痛みが出た、膝を自力で伸ばせない、体重をかけられない場合は、膝蓋骨骨折などの可能性もあるため、整形外科での評価を優先してください。
上尾市・久喜市・さいたま市のすぎやま鍼灸整骨院では、有痛性分裂膝蓋骨のお悩みに対して、医療機関での診断内容を大切にしながら、膝の痛み・筋力・股関節や足首の動き・歩行・スポーツでの身体の使い方を確認します。
必要に応じて、整体・鍼灸・メディカルトレーニング・インソールなどを組み合わせ、現在の身体に合った方法を考えます。
膝のお皿が分かれているからといって、好きなスポーツや日常生活でやりたいことを、すぐに諦める必要があるとは限りません。今の膝の状態を確認し、できることから一緒に考えていきましょう。
このような有痛性分裂膝蓋骨のお悩みはありませんか?
- 膝のお皿の外側や上側が痛い
- 膝のお皿の外側を押すと痛みがある
- レントゲンで「分裂膝蓋骨」と言われた
- 骨が分かれていると聞いて不安になった
- ジャンプや着地で膝が痛む
- バスケットボールの練習後に痛くなる
- サッカーのダッシュやキックで痛みが出る
- スクワットやしゃがむ動作がつらい
- 階段の上り下りで膝が気になる
- 膝のお皿の周囲に腫れがある
- 膝を曲げ伸ばしすると違和感がある
- 休むと楽になるが、スポーツ再開でまた痛い
- 太もものストレッチだけでは楽にならない
- 筋力トレーニングをしてよいか分からない
- 分裂膝蓋骨と骨折の違いを知りたい
- 保存療法と手術の違いを知りたい
- 試合や大会へ向けた身体づくりを相談したい
- 膝への負担を考えてインソールも相談したい
こうしたお悩みは、有痛性分裂膝蓋骨でみられる場合があります。
ただし、「膝のお皿が痛い=有痛性分裂膝蓋骨」とは限りません。分裂膝蓋骨が画像で見つかっても、痛みの原因は別にある場合があります。
ご相談・ご予約はこちら
膝のお皿の痛み・
スポーツのお悩みがある方へ
「分裂膝蓋骨と言われた」
「ジャンプやダッシュで痛い」
そんなお悩みをお聞かせください。
上尾市・久喜市・さいたま市|すぎやま鍼灸整骨院
※転倒後の強い痛み、歩行困難、膝を自力で伸ばせない状態では、整形外科での評価を優先してください。
分裂膝蓋骨とは?有痛性分裂膝蓋骨との違い

分裂膝蓋骨とは、膝のお皿である膝蓋骨の一部が、成長過程で一つにつながらず、分かれた状態になっているものです。
膝蓋骨は、太ももの前側にある大腿四頭筋と、膝のお皿の下にある膝蓋腱の間に位置しています。
膝を伸ばす動作や、しゃがんだ姿勢から立ち上がる動作などで、重要な役割を持っています。
分裂膝蓋骨では、この膝蓋骨の一部が骨として完全につながらず、別の骨片として残っています。
骨片は、膝のお皿の外側や上外側にみられることが多いとされています。
「骨が分かれている」という言葉だけを聞くと、膝蓋骨が割れてしまったように感じるかもしれません。しかし、分裂膝蓋骨は、急な衝撃で骨折した状態とは異なります。
分裂膝蓋骨|骨が分かれていても痛みがない状態
分裂膝蓋骨があっても、日常生活やスポーツで痛みが出ない方はいます。
この場合、画像上で分裂膝蓋骨が見つかったという理由だけで、必ず治療が必要になるわけではありません。
膝の別のケガを調べるためにレントゲンを撮った際、偶然分裂膝蓋骨が見つかることもあります。
有痛性分裂膝蓋骨|分裂部分に関連した痛みがある状態
有痛性分裂膝蓋骨では、分裂した骨片と膝蓋骨のつながりの部分などに、痛みが生じることがあります。
ジャンプ、着地、ダッシュ、膝を深く曲げる動作などをきっかけに痛みが出る場合があります。
分裂膝蓋骨がある方の中でも、「画像で骨が分かれていること」と「その部分が現在の痛みに関係していること」は、分けて考える必要があります。
医療機関では、痛む場所や診察所見、必要に応じた画像検査などを組み合わせ、現在の痛みが分裂膝蓋骨と関係しているかを判断します。
なぜ分裂膝蓋骨が痛くなるの?
分裂膝蓋骨があっても、長年痛みなく過ごせる方はいます。
一方、運動量が増えた時期や、膝へ強い負担がかかった後などに、痛みが目立つ場合があります。
ここでは、有痛性分裂膝蓋骨で考えられる主な仕組みを説明します。
① 分裂している部分へ繰り返し負担がかかる
有痛性分裂膝蓋骨では、分裂した骨片と本来の膝蓋骨の間にある部分へ、繰り返し負担がかかることがあります。
ジャンプや着地、ダッシュなどで膝を繰り返し使うと、その部分が刺激され、痛みが生じる場合があります。
重要なのは、「分裂した骨が必ず大きくずれるから痛む」ということではなく、分裂部分へ加わる負担が症状に関係する場合があるという点です。
② 太ももの筋肉による力が関係する
膝のお皿には、太ももの前側の筋肉である大腿四頭筋から力が伝わります。
ジャンプの踏み切り、着地、階段の上り下り、スクワットなどでは、大腿四頭筋が働きます。
その際に膝蓋骨へ伝わる力が、有痛性分裂膝蓋骨の痛みに関係する場合があります。
ただし、太ももの筋肉が硬いから必ず有痛性分裂膝蓋骨になる、というわけではありません。
筋力や柔軟性だけでなく、現在の運動量や膝の状態なども確認することが大切です。
③ ジャンプやダッシュなど、運動量が増えた
これまで痛みのなかった分裂膝蓋骨が、練習量の増加をきっかけに痛くなる場合があります。
- 新しい部活動で練習時間が増えた
- 大会前にジャンプ練習が増えた
- 試合の出場時間が長くなった
- 筋力トレーニングの負荷を急に増やした
- 休養後に、いきなり以前と同じ練習へ戻った
有痛性分裂膝蓋骨では、膝の形だけでなく「最近、どのような負担が増えたのか」も確認したいポイントです。
④ 転倒や膝への直接的な衝撃
膝をぶつけたことをきっかけに、これまで痛みのなかった分裂膝蓋骨の周辺が痛くなる場合があります。
ただし、転倒や衝突の後から痛む場合には、単に有痛性分裂膝蓋骨になったと判断することはできません。
膝蓋骨骨折や、分裂部分の急性損傷などとの区別が必要なため、医療機関での評価を優先してください。
有痛性分裂膝蓋骨は、どんなスポーツで痛みが出やすいの?
有痛性分裂膝蓋骨は、ジャンプやダッシュなどで膝に繰り返し負担がかかるスポーツで、症状が目立つ場合があります。
バスケットボール
ジャンプ、着地、ダッシュ、急停止、方向転換などを繰り返します。
練習量が増えた時期や、ジャンプ後に膝のお皿の周囲が痛む場合には、現在の膝の状態を確認することが大切です。
バレーボール
スパイクやブロックのジャンプ、着地などを繰り返す競技です。
有痛性分裂膝蓋骨では、ジャンプの回数や練習後の痛みの変化などを確認します。
サッカー
ダッシュ、キック、切り返しなどで、膝のお皿周辺へ負担がかかる場合があります。
走行中やキック動作で痛む場合には、どの動作で症状が出るかを確認します。
陸上競技・ランニング
短距離走、跳躍、長距離走などでも、膝への繰り返しの負担が関係する場合があります。
スポーツ以外の日常生活
有痛性分裂膝蓋骨は、スポーツをしている方だけに起こるものではありません。
階段、しゃがむ動作、膝を曲げた姿勢での作業などで痛みが気になる方もいます。
ただし、立ち仕事やデスクワークをしているから、必ず分裂膝蓋骨が悪化するというわけではありません。
有痛性分裂膝蓋骨の主な症状
有痛性分裂膝蓋骨では、膝のお皿の周囲に痛みが出ることがあります。
ただし、痛みの場所や強さは人によって異なります。
① 膝のお皿の外側・上外側が痛む
分裂膝蓋骨では、膝のお皿の上外側に骨片がみられることが多いため、その周辺に痛みが出る場合があります。
押したときに痛む、膝を曲げたときに気になるなどの症状がみられることがあります。
② ジャンプやダッシュで痛む
ジャンプの踏み切り、着地、急停止などで痛みが出る場合があります。
休むと楽になるものの、練習を再開するとまた痛む方もいます。
③ 階段やしゃがむ動作がつらい
階段の上り下りや、深くしゃがむ動作で痛みが出る場合があります。
日常生活でも症状が出ている場合には、スポーツの負荷を見直す必要があることがあります。
④ 分裂部分の周辺に腫れや圧痛がある
痛みのある部分を押すと、限局した痛みがみられる場合があります。
周辺に腫れや熱感がみられることもあります。
ただし、膝全体が急に大きく腫れている場合などは、別の状態も考える必要があります。
⑤ 動くと違和感がある・引っかかる感じがする
膝を動かしたときに、違和感を感じる方もいます。
ただし、膝の引っかかりやロッキングは、有痛性分裂膝蓋骨だけに特有の症状ではありません。
膝が引っかかって完全に伸ばせない場合などには、半月板損傷なども考え、整形外科での評価が必要です。
有痛性分裂膝蓋骨と膝蓋骨骨折の違い
「レントゲンで膝のお皿が分かれていると言われた」という方にとって、最も気になることの一つが、骨折との違いだと思います。
分裂膝蓋骨と膝蓋骨骨折は、どちらも画像上で膝のお皿が複数に分かれて見える場合があります。
しかし、両者は同じ状態ではありません。
分裂膝蓋骨
成長過程で骨の一部が癒合せず、分かれた状態として残っているものです。
痛みがないまま生活している方もいます。
画像では骨片の位置や輪郭などが、骨折との区別を考える手がかりになります。
膝蓋骨骨折
転倒や衝突などの外力によって、膝のお皿が損傷した状態です。
痛みや腫れが強く、膝を伸ばしにくくなったり、体重をかけられなくなったりする場合があります。
骨折の状態によっては、固定や手術が必要になることがあります。
画像だけでなく、受傷の状況も重要です
もともと分裂膝蓋骨がある方が、転倒によって膝を痛めることもあります。
その場合、「分裂膝蓋骨があるから骨折ではない」と判断することはできません。
転倒後に急に強い痛みが出た、膝を自力で伸ばせない、歩けない場合には、医療機関で骨折やほかの損傷がないか確認することが重要です。
有痛性分裂膝蓋骨と間違えやすい膝の痛み
膝のお皿周辺の痛みには、さまざまな原因があります。
① 膝蓋骨骨折
転倒や衝突の後から強い痛みが出た場合には、骨折の可能性を確認する必要があります。
② ジャンパー膝(膝蓋腱障害)
膝のお皿の下にある膝蓋腱に、ジャンプや着地などの負担が繰り返しかかって痛む状態です。
有痛性分裂膝蓋骨と痛みの位置が異なる場合がありますが、場所だけで判断はできません。
③ オスグッド病
成長期に、膝のお皿より下にある、すねの骨の出っ張り付近が痛む状態です。
スポーツをしているお子様では、区別が必要になる場合があります。
④ 膝蓋大腿関節の痛み
膝のお皿の周囲や奥に痛みが出る場合があります。
階段やスクワットなどで痛むことがあり、有痛性分裂膝蓋骨と似たお悩みになる場合があります。
⑤ 半月板損傷など、関節内の問題
捻った後から痛む、膝が引っかかる、ロッキングがあるなどの場合には、半月板などの状態も確認する必要があります。
「レントゲンに分裂膝蓋骨が写っているから、すべての膝の痛みがそのせい」と決めつけないことが大切です。
こんな膝の症状は、まず整形外科へ
- 転倒や衝突の後から強い痛みが出た
- 膝を自力で伸ばせない
- 膝を伸ばしたまま脚を持ち上げられない
- 膝に体重をかけられない
- 膝が急に大きく腫れた
- 膝が引っかかって動かない
- 強い赤みや熱感がある
- 発熱を伴う
- 安静時や夜間にも強く痛む
- 運動量を調整しても症状が悪化している
特に、膝をぶつけた後に自力で膝を伸ばせない場合は、マッサージやストレッチを行わず、速やかに医療機関で評価を受けてください。
有痛性分裂膝蓋骨の検査では何を確認するの?
有痛性分裂膝蓋骨では、単に「骨が分かれているか」だけではなく、「その分裂部分が今の痛みに関係しているか」を確認することが大切です。
① 痛みの場所と経過
膝のお皿のどの部分が痛いのか、いつから痛みがあるのかを確認します。
運動量が増えた後なのか、転倒した後なのか、特にきっかけなく痛くなったのかも重要です。
② 膝の腫れと曲げ伸ばし
膝が腫れているか、無理なく曲げ伸ばしできるかなどを確認します。
膝を伸ばせない場合や急に大きく腫れた場合などは、医療機関での評価を優先します。
③ 太ももの筋力・股関節・足首の動き
現在の痛みに合わせて、太ももの筋力や股関節・足首の動きなどを確認します。
必要に応じて、片脚立ちやスクワットなどを確認する場合もあります。
ただし、痛みが強い段階で、無理にジャンプや深いスクワットをしていただくことはありません。
④ 整形外科でのレントゲン検査
レントゲンでは、膝蓋骨の分裂の位置や形などを確認することができます。
また、転倒後の痛みでは、膝蓋骨骨折などとの区別を考えるうえでも重要です。
⑤ 必要に応じたMRI検査
MRIでは、分裂部分の周辺に変化があるか、ほかの組織に問題がないかなどを確認するための情報が得られます。
例えば、分裂部分の周辺に骨髄浮腫と呼ばれる変化がみられる場合があります。
ただし、画像上の変化だけで、痛みの原因やスポーツ復帰の可否がすべて決まるわけではありません。
痛みの場所・経過・診察所見・必要な画像検査を組み合わせて判断することが重要です。
⑥ 当院での状態確認
当院では、医療機関での診断内容や運動制限などを確認したうえで、当院で対応できる範囲をご説明します。
必要に応じて膝周囲の状態や身体の動きを確認しますが、当院の確認だけで、膝蓋骨骨折との鑑別や手術の必要性を医学的に確定することはありません。
なぜマッサージだけでは有痛性分裂膝蓋骨が楽になりにくいの?
有痛性分裂膝蓋骨の方では、太ももの前側や膝の周囲に筋肉の張りを感じることがあります。
そうした筋肉のつらさに対して、状態に応じた手技が役立つ場合はあります。
しかし、有痛性分裂膝蓋骨の痛みには、分裂部分へ繰り返し加わる負担が関係する場合があります。
そのため、太ももの筋肉が一時的に楽になっても、翌日に同じ量のジャンプやダッシュを繰り返すと、膝のお皿周辺の痛みが戻ることがあります。
また、マッサージによって分裂した膝蓋骨の骨片が一つにつながるわけではありません。
「筋肉をほぐして楽になること」と「有痛性分裂膝蓋骨に関連した負担を調整すること」は、別の対応です。
当院では、必要に応じて次のような点を確認します。
- どの動作で膝のお皿が痛むか
- 痛みが出るまでの練習量
- 運動後や翌日の状態
- 太ももの筋力と左右差
- 股関節や足首の動き
- スクワットや片脚動作での状態
- 靴や足元の状態
「痛いところを揉む」だけではなく、「今の膝に、どのような負担がかかっているのか」を考えることが大切です。
すぎやま鍼灸整骨院の有痛性分裂膝蓋骨へのサポート

すぎやま鍼灸整骨院では、有痛性分裂膝蓋骨の方全員に同じ施術を行うわけではありません。
医療機関での診断内容、痛みが出ている期間、日常生活への影響、競技種目、現在の練習量などを確認し、今の身体に必要な方法を考えます。
特に、痛みが落ち着いた後の身体づくりまで考え、メディカルトレーニングなどを組み合わせていくことを大切にしています。
① 医療機関での診断・治療方針を確認する
まずは、膝蓋骨骨折など別の損傷がないか、整形外科での評価が必要な状態かを確認します。
分裂膝蓋骨と診断されている方では、痛みとの関係や、医師から運動制限が指示されているかなどを確認します。
医師から固定や運動制限を指示されている場合には、その方針を優先します。
② 運動量・日常生活での負担を調整する

有痛性分裂膝蓋骨では、痛みが強くなる動作を確認することが重要です。
例えば、ジャンプ・ダッシュ・深いスクワット・階段などです。
スポーツをしている方では、練習時間やジャンプの回数、試合への参加状況なども伺います。
必要に応じて、現在の痛みを強くする動作の量を調整します。
「全部休む」か「痛みを我慢して続ける」かの二択ではなく、現在できる活動を考えていきます。
③ 全身バランス整体・手技療法
太ももや股関節、足首などに筋肉の張りや動かしにくさがある場合には、状態に応じて手技療法を検討します。
ただし、分裂した骨の部分を強く押したり、骨片を動かそうとしたりする施術は行いません。
また、整体によって分裂した膝蓋骨が一つにつながるといった説明も行いません。
痛みの強い場所を避け、当院で対応できる筋肉や関節の状態を確認します。
④ 鍼灸|膝周囲の痛みや筋肉のつらさへの補助的な選択肢
膝周囲や太ももの筋肉のつらさに対して、現在の状態とご希望に応じて鍼灸を検討する場合があります。
ただし、鍼灸によって分裂した骨が癒合する、骨の形が変わる、分裂部分の問題が必ず改善するというものではありません。
鍼灸は、必要な医療や運動量の調整、身体づくりと合わせて考える補助的な選択肢です。
⑤ メディカルトレーニング|膝に必要な筋力を段階的に考える
有痛性分裂膝蓋骨では、痛みの強い時期に無理に筋力トレーニングを行う必要はありません。
一方、痛みが落ち着いてきた段階では、スポーツや日常生活に必要な身体の使い方を考えることが大切です。
当院では、現在の膝の状態と医師の方針に合わせて、必要に応じて次のような運動を検討します。
- 太ももの筋肉を使う基本的な運動
- 股関節やお尻の筋力トレーニング
- 体幹を使って身体を支える運動
- 痛みの少ない範囲でのスクワット
- 段差を使ったステップ運動
- 片脚立ちや片脚での踏ん張り
- ジャンプ・着地の動作
- ダッシュや方向転換への段階的な復帰
ただし、全員に同じ運動が必要なわけではありません。
「痛みが引いたから終わり」ではなく、やりたい動作に必要な力を、今の膝に合わせて少しずつ取り戻していくことを大切にしています。
⑥ Formthotics Medicalインソール|必要な方の足元を確認する
有痛性分裂膝蓋骨の方でも、足元の状態が気になる場合には、必要に応じて足や靴を確認します。
例えば、偏平足や足首の動き、靴のフィット感、歩行時の左右差などです。
膝の動きと足元の動きは関係していますが、足の形だけで有痛性分裂膝蓋骨の原因を決めることはできません。
当院では、足元のサポートが必要と考えられる場合に、矯正用インソール「Formthotics Medical」をご提案しています。
Formthotics Medicalは、靴の中で土踏まずなどの足元を支え、歩行時の履き心地や安定感を考えるための選択肢です。
ただし、有痛性分裂膝蓋骨に対して、インソールだけで分裂部分の痛みが改善する、骨が癒合する、再発を防げるというものではありません。
当院では、インソールは必要な方への足元のサポートとして考え、医療機関での治療や運動療法の代わりにはしません。
▶ Formthotics Medicalインソールについて詳しくはこちら
⑦ スポーツ動作の確認|競技復帰まで考える
スポーツへ戻る時期には、現在の膝の状態に合わせて必要な動作を確認します。
例えば、バスケットボールならジャンプや着地、サッカーならダッシュやキック、バレーボールならスパイクやブロックなどです。
日常生活で痛みが少ないことと、競技で何度もジャンプやダッシュができることは、同じではありません。
今の身体が対応できる範囲から、段階的に競技動作へ進めることが大切です。
膝の状態・スポーツ復帰のご相談はこちら
膝のお皿の痛みだけでなく、
これからの運動まで考えたい方へ
膝の状態・筋力・身体の動き・足元を確認。
整体・鍼灸・メディカルトレーニングなど、
今の身体に必要な方法を一緒に考えます。
上尾市・久喜市・さいたま市|すぎやま鍼灸整骨院
有痛性分裂膝蓋骨は手術しないと良くならないの?
「骨が分かれているのなら、手術で取らないと痛みはなくならないのでしょうか?」
有痛性分裂膝蓋骨と診断された方から、このような質問をいただくことがあります。
しかし、分裂膝蓋骨がある方全員が手術を必要とするわけではありません。
痛みがある場合でも、まずは保存的な治療が検討されることが一般的です。
保存療法で考えること
保存療法では、現在の痛みや膝の状態に合わせて、次のような対応が検討されます。
- 痛みを強くするスポーツや動作の量を調整する
- 必要な休息をとる
- 医師の判断に応じて、固定などで保護する
- 痛みが落ち着いてきたら、運動を段階的に進める
- 日常生活やスポーツへの復帰を考える
保存療法によって症状が落ち着く方もいます。
ただし、分裂した骨の形そのものが変わらなくても、痛みが落ち着く場合があります。
「骨が一つにつながらないと痛みが改善しない」というわけではありません。
手術が検討される場合
保存療法を続けても痛みが強く、日常生活やスポーツへの支障が続く場合などには、整形外科医が手術を検討することがあります。
手術方法には、痛みのある骨片への対応など、複数の方法があります。
どの方法が適しているかは、骨片の位置や大きさ、症状、年齢、競技などによって異なります。
「骨が分かれているから手術」「スポーツ選手だから手術」と一律に決まるわけではありません。
現在の膝の状態と、これから必要な活動を踏まえて、医師と相談することが重要です。
有痛性分裂膝蓋骨が落ち着き、スポーツへ戻るまでの流れ
有痛性分裂膝蓋骨の回復過程は、痛みが続いている期間、分裂部分の状態、運動量、競技種目、ほかの損傷の有無などによって異なります。
そのため、「何回で必ず治る」「全員が1か月で復帰できる」といった一律の説明は行いません。
以下は、保存的な対応を行う場合の一般的な流れです。医師から固定や運動制限などを指示されている場合には、その方針を優先します。
初期|痛みの原因と、現在の膝の状態を確認する
まず、有痛性分裂膝蓋骨が疑われる状態か、膝蓋骨骨折など別の損傷が関係していないかを確認します。
転倒後の強い痛みや、膝を伸ばせない状態などでは、整形外科での評価を優先します。
有痛性分裂膝蓋骨と診断された場合には、現在の運動量や、どの動作で痛むかを確認します。
第2段階|痛みを増やす動作の負担を調整する
ジャンプ、ダッシュ、深いスクワットなど、痛みを強くする動作の量を調整します。
医師の方針に沿って、必要な休息や保護も考えます。
この時期は、痛みを我慢して練習を続けるのではなく、今の膝に必要な負担の調整を大切にします。
第3段階|日常生活の動作と基本的な筋力を確認する
歩行や階段、しゃがむ動作などで、膝の痛みがどのように変化するかを確認します。
現在の状態に合わせて、必要な運動を考えます。
筋力トレーニングでは、無理に重い負荷をかけるのではなく、今できる運動から段階的に進めます。
第4段階|片脚動作・ジャンプ・着地へ
基本的な動作ができるようになってきたら、必要に応じて片脚での踏ん張りやジャンプなどへ進めます。
運動中だけでなく、運動後や翌日の痛みも確認します。
「その場で一度ジャンプできること」と「練習中に何度もジャンプできること」は、同じ能力ではありません。
第5段階|競技練習・試合への復帰を考える
競技に必要な動作ができるようになってきたら、現在の膝の状態に合わせて練習量を戻します。
ジャンプの回数、ダッシュの量、試合の出場時間なども確認します。
復帰後も必要な運動や負荷の確認を続けることが大切です。
「痛みが落ち着いたら終わり」ではなく、これからもスポーツを続けられる身体づくりまで考えていきます。
有痛性分裂膝蓋骨は、スポーツを完全に休まないといけないの?
有痛性分裂膝蓋骨では、必ずしもすべての活動を一律に中止するわけではありません。
ただし、痛みを我慢して、これまでと同じ練習を続けることをおすすめするものでもありません。
運動後だけ軽く痛む場合
医師の方針に沿って、練習時間やジャンプの回数などを調整しながら、可能な活動を考える場合があります。
運動中に痛みが増す場合
痛みを強くする練習の量や強さを見直します。
練習後や翌日に症状が強くなる場合も、現在の負荷を調整する必要があります。
歩行や階段でも痛む場合
スポーツの継続よりも、現在の膝の状態の評価と負担の軽減を優先します。
「本人が試合に出たいと言っているから」という理由だけで、強い痛みを我慢させる必要はありません。
ご自宅でできる有痛性分裂膝蓋骨のセルフケア
セルフケアは、現在の痛みと医師の方針に合わせて考えることが大切です。
骨折などが疑われる場合や、固定・運動制限を指示されている場合には、自己判断で運動を進めないようにしましょう。
① ジャンプやダッシュなどの運動量を見直す
最近、練習時間やジャンプの回数、試合への参加時間が増えていないか振り返りましょう。
痛みが強くなる動作については、現在の状態に合わせて負荷を調整します。
② 痛い分裂部分を強く押さない
膝のお皿の外側に痛みがある場合、痛い部分を強く揉んだり、何度も押したりする必要はありません。
分裂した骨を動かそうとすることも避けましょう。
③ ストレッチは、痛みのない範囲で考える
太ももや股関節などに動かしにくさがある場合には、状態に応じてストレッチを検討することがあります。
ただし、膝のお皿の分裂部分に強い痛みが出る場合は、無理に続けないことが大切です。
④ 筋力トレーニングは段階的に進める
痛みが落ち着いてきたら、現在の状態に合わせて必要な筋力トレーニングを考えます。
最初から深いスクワットや重い負荷をかける必要はありません。
今の膝が対応できる運動から始め、少しずつ負荷を調整することが大切です。
⑤ 運動後の痛みを確認する
練習中に動けていても、練習後や翌日に痛みが強くなる場合があります。
運動中だけでなく、その後の状態も確認しましょう。
⑥ 靴やインソールの状態を確認する
靴が足に合っているか、使用中のインソールで違和感が出ていないかなどを確認します。
ただし、靴やインソールを変えることだけで、有痛性分裂膝蓋骨の痛みが改善するとは限りません。
⑦ 痛みが長く続く場合は再評価を受ける
運動量を調整しても痛みが続く場合や、日常生活にも支障がある場合には、整形外科で現在の状態を確認することが大切です。
有痛性分裂膝蓋骨の症例|競技や膝の状態によって考えたい対応は異なります
分裂膝蓋骨がある方でも、痛みの出る動作や生活への影響は異なります。
以下は、当院での評価・サポートの考え方を説明するためのモデルケース2件です。実際の患者様の治療結果ではありません。
症例モデル①|バスケットボールのジャンプで膝のお皿の外側が痛む10代男性
想定する患者情報:10代男性/学生・バスケットボール
お悩み
以前から分裂膝蓋骨があると説明されていましたが、普段は痛みなくバスケットボールを続けていたケースです。
練習量が増えた時期から、ジャンプや着地で膝のお皿の外側が痛くなるようになり、練習後にも違和感が残る状況を想定しています。
「大会が近いので休みたくない」「骨が分かれているから、もう思い切りジャンプできないのでは」という不安があります。
確認したい身体の状態
- 医療機関での診断内容
- 分裂部分と痛みの位置が一致するか
- 最近、ジャンプ練習や試合時間が増えていないか
- 膝の腫れや曲げ伸ばしの状態
- 太ももの筋力と左右差
- 股関節や足首の動き
- 練習後や翌日の痛みの変化
国家資格者としての評価の考え方
柔道整復師の立場から、有痛性分裂膝蓋骨では、骨が分かれているという画像上の情報だけでなく、現在の痛みと競技での負担を確認することが大切だと考えます。
「分裂膝蓋骨があること」と「今、ジャンプで痛みが出ていること」を分けて考える必要があります。
サポート方針
整形外科で有痛性分裂膝蓋骨と診断され、運動方針が確認できた場合には、痛みを強くするジャンプの量を調整します。
必要に応じて、太ももの筋力や股関節・足首の動きなどを確認し、現在できる運動から進めます。
競技復帰までの進め方
歩行や階段など、基本的な動作での痛みを確認します。
その後、医師の方針に沿って、片脚動作、ジャンプ、着地、方向転換などへ段階的に進めます。
目指す状態
分裂膝蓋骨という骨の形だけで将来を決めつけず、現在の膝に必要なケアとトレーニングを考えながら、好きなバスケットボールを続けられる状態を目指します。
症例モデル②|膝のお皿の痛みが長引き、階段や仕事でも気になる30代女性
想定する患者情報:30代女性/立ち仕事・週末に運動
お悩み
以前から膝のお皿の形に特徴があると説明されていましたが、日常生活では特に痛みがなかったケースです。
最近、運動を再開したことをきっかけに、膝のお皿の周辺が気になるようになりました。
階段やしゃがむ動作でも痛みがあり、「仕事に支障が出るのでは」「骨が分かれているから治らないのでは」と心配されています。
確認したい身体の状態
- 医療機関での診断内容と画像検査の結果
- 分裂部分に関連した痛みか、別の膝の問題か
- 階段やしゃがむ動作での痛み
- 仕事中の立ち時間や動作
- 膝の可動域と太ももの筋力
- 股関節・足首・歩行の状態
- 最近の運動量の変化
国家資格者としての評価の考え方
分裂膝蓋骨が画像で見つかっていても、現在の痛みが必ずその部分から生じているとは限りません。
特に、以前は痛みなく生活できていた方では、別の膝の問題や最近の活動量なども確認することが大切です。
「骨が分かれているから何をしても痛い」と決めつけず、現在の症状と身体の状態を確認します。
サポート方針
医療機関での評価を踏まえ、当院で対応できる範囲を確認します。
必要に応じて、仕事中の動作や運動量を見直し、膝や股関節の状態に合わせた運動などを考えます。
足元のサポートが必要な場合には、靴やFormthotics Medicalインソールも選択肢としてご案内します。
日常生活・運動再開までの進め方
まずは歩行や階段、しゃがむ動作などの状態を確認します。
その後、現在の痛みに合わせて基本的な筋力トレーニングや、必要な運動へ段階的に進めます。
目指す状態
仕事や日常生活を続けながら、ご自身の身体の状態を理解し、好きな運動へ無理なく戻れる状態を目指します。
※上記2件は、評価・サポートの考え方を説明するためのモデルケースであり、実際の患者様の治療結果ではありません。実症例として掲載する際は、院内記録とご本人の掲載同意をご確認ください。
有痛性分裂膝蓋骨についてよくある質問
Q1.分裂膝蓋骨とは何ですか?
A.膝のお皿の一部が、成長過程で一つにつながらず、分かれた状態として残っているものです。
分裂膝蓋骨があっても、痛みのない方はいます。
Q2.分裂膝蓋骨は骨折と同じですか?
A.同じではありません。
分裂膝蓋骨は成長過程で生じる骨の形の違いです。骨折は、転倒や衝突などによって骨が損傷した状態です。
ただし、急なケガの後から痛む場合には、医療機関で両者の区別が必要です。
Q3.分裂膝蓋骨があれば必ず痛くなりますか?
A.いいえ。分裂膝蓋骨があっても、痛みなく生活している方はいます。
骨が分かれているという画像上の情報だけで、現在の痛みの原因を判断することはできません。
Q4.有痛性分裂膝蓋骨は自然に良くなりますか?
A.保存的な対応によって、痛みが落ち着く方もいます。
分裂した骨が完全につながらなくても、症状が落ち着く場合があります。
Q5.分裂膝蓋骨は手術しないといけませんか?
A.全員が手術を必要とするわけではありません。
痛みがある場合でも、まず保存的な対応が検討されることが一般的です。症状が続く場合などには、整形外科医が手術について判断します。
Q6.スポーツは続けられますか?
A.痛みの程度や医師の方針によっては、運動量を調整しながら続けられる場合があります。
ただし、歩行でも痛い、運動後や翌日に強く痛む場合は、負担の見直しが必要です。
Q7.どのくらいでスポーツへ戻れますか?
A.現在の痛みや治療方針、競技で必要な動作によって異なります。
一律の期間では決められないため、基本的な動作から競技動作へ段階的に進めることが重要です。
Q8.マッサージで分裂した骨はつながりますか?
A.マッサージによって、分裂した膝蓋骨の骨片が一つにつながるわけではありません。
当院では、痛みの強い分裂部分を無理に刺激せず、対応できる筋肉や身体の動きを確認します。
Q9.鍼灸で有痛性分裂膝蓋骨は良くなりますか?
A.膝周囲の痛みや筋肉のつらさに対する補助的な方法として検討する場合があります。
ただし、鍼灸によって分裂した骨が癒合するものではありません。
Q10.筋力トレーニングはした方がいいですか?
A.現在の痛みと医師の方針に合わせ、必要に応じて段階的に行います。
痛みの強い時期に無理に重い負荷をかける必要はありません。
Q11.インソールで分裂膝蓋骨の痛みは改善しますか?
A.足元のサポートが必要な場合に、選択肢となることがあります。
当院では必要に応じてFormthotics Medicalをご案内します。ただし、インソールだけで骨が癒合したり、痛みが必ず改善したりするものではありません。
Q12.整形外科へ通いながら相談できますか?
A.ご相談いただけます。
診断内容や運動制限などを確認し、当院で対応できる範囲をご説明します。
Q13.有痛性分裂膝蓋骨の施術に健康保険は使えますか?
A.負傷原因や施術内容など、所定の条件によって異なります。
慢性的な痛みへの整体や運動指導などは、基本的に自費施術です。施術内容と費用は事前にご説明します。
有痛性分裂膝蓋骨について知っておきたいこと|詳しいまとめ
有痛性分裂膝蓋骨で
大切にしたい8つのポイント
分裂膝蓋骨と言われると、膝のお皿が分かれていること自体に不安を感じるかもしれません。しかし、大切なのは骨の形だけでなく、現在の痛み・運動量・日常生活への影響・これから必要な動作を確認することです。
① 分裂膝蓋骨があっても、痛みのない方はいます
分裂膝蓋骨は、成長過程で膝のお皿の一部が一つにつながらず、分かれた状態として残ったものです。
骨が分かれていても、痛みなく日常生活やスポーツを続けている方はいます。
「骨が分かれている=必ず治療が必要」というわけではありません。
② 有痛性分裂膝蓋骨では、今の痛みと負担を確認します
ジャンプや着地、ダッシュなどによって、分裂部分へ繰り返し負担がかかる場合があります。
痛みが出る動作や、最近の練習量の変化を確認することが大切です。
分裂膝蓋骨の形だけでなく、現在の膝に何が起きているかを考えます。
③ 転倒後の痛みでは、膝蓋骨骨折との区別が重要です
分裂膝蓋骨と骨折は同じ状態ではありません。
ただし、画像ではどちらも骨が分かれて見える場合があります。
転倒後の強い痛み、歩行困難、膝を自力で伸ばせない状態では、整形外科での評価を優先してください。
④ マッサージだけでなく、運動量の調整が大切です
太ももの筋肉が一時的に楽になっても、同じ量のジャンプやダッシュを続けると、再び痛みが出る場合があります。
必要に応じて、現在の運動量や、痛みを強くする動作を見直します。
分裂部分を強く押したり、骨片を動かそうとしたりする必要はありません。
⑤ 手術が必要かどうかは、一人ひとり異なります
有痛性分裂膝蓋骨では、まず保存的な対応が検討されることが一般的です。
症状が続き、日常生活やスポーツへの支障が強い場合などには、整形外科医が手術を検討することがあります。
「骨が分かれているから、すぐに手術が必要」と決まるわけではありません。
⑥ 痛みが落ち着いた後は、必要な筋力や動作も確認します
有痛性分裂膝蓋骨では、現在の状態に合わせた段階的な運動を考えることが大切です。
日常生活での痛みが少なくなっても、ジャンプや着地などの競技動作に十分対応できるとは限りません。
今できる運動から始め、好きなスポーツで必要な動作へ少しずつ進めます。
⑦ インソールは、必要な方の足元を支える選択肢です
当院では、足の状態や靴などを確認し、必要に応じてFormthotics Medicalをご提案しています。
ただし、インソールによって分裂膝蓋骨の骨片が一つにつながるわけではありません。
膝だけでなく足元も確認し、今の身体に必要な方法を考えることを大切にしています。
⑧ 当院が目指していること
すぎやま鍼灸整骨院では、有痛性分裂膝蓋骨の痛みだけを確認して終わりにはしません。
必要な医療機関での評価を優先しながら、膝の状態・筋力・身体の使い方・足元・運動量などを確認します。
目標は、膝のお皿が分かれていることを理由に、好きなスポーツや日常生活でやりたいことを、必要以上に諦めてしまう場面を減らすことです。
現在の膝の状態に合った方法を考えながら、これからも歩く・走る・跳ぶ・好きなことに挑戦できる身体づくりを大切にしています。
上尾市・久喜市・さいたま市で有痛性分裂膝蓋骨にお悩みの方へ
「膝のお皿が分かれている」と説明されると、その言葉だけで大きな不安を感じることがあると思います。
「もうスポーツを続けられないのでは」
「痛みがずっと残るのでは」
「将来、手術が必要になるのでは」
しかし、分裂膝蓋骨があることと、これから何ができるかは、必ずしも同じではありません。
大切なのは、現在の痛みが何と関係しているのかを確認し、必要な医療を受けたうえで、今の身体に合った対応を考えることです。
すぎやま鍼灸整骨院では、医療機関での診断や治療方針を大切にしながら、当院で対応できる範囲で、筋力・身体の使い方・足元・運動量などを確認します。
痛みの強い時期には負担を調整し、必要な段階で運動を取り入れ、日常生活やスポーツへ戻るための身体づくりを考えます。
「膝のお皿が分かれているから仕方ない」と諦めてしまう前に。今の膝にできることを、一緒に考えていきましょう。
上尾市・久喜市・さいたま市で、有痛性分裂膝蓋骨、膝のお皿の外側の痛み、スポーツ復帰、メディカルトレーニング、インソールについてお悩みの方は、すぎやま鍼灸整骨院へご相談ください。

ご相談・ご予約はこちら
膝のお皿の痛みを確認し、
もう一度やりたいことへ
有痛性分裂膝蓋骨・膝の痛み・
スポーツ復帰・インソール。
今の身体に必要な方法を一緒に考えましょう。
上尾市・久喜市・さいたま市|すぎやま鍼灸整骨院
有痛性分裂膝蓋骨とあわせて確認したいページ
▶ Formthotics Medicalインソールについて
執筆者
執筆者:柔道整復師・院長 平本 龍也

私は中学から大学まで野球を続けてきました。競技生活の中で度重なるケガに悩まされ、整骨院で柔道整復師の方に施術をしていただいたことが、この職業を知るきっかけになりました。
現在は柔道整復師として、患者様一人ひとりの痛みやお悩みに向き合っています。
有痛性分裂膝蓋骨のような膝のお悩みでは、骨の形だけを見るのではなく、現在の痛みや身体の使い方、筋力、運動量、足元の状態などを確認することが大切だと考えています。
「またスポーツをしたい」「痛みを気にせず日常生活を送りたい」という気持ちを大切に、今の身体に必要な施術と運動を一緒に考えていきます。
皆様にとって、安心して身体を相談できる治療院を目指しています。すぎやま鍼灸整骨院グループをどうぞよろしくお願いいたします。
参考情報
・Treatment of symptomatic bipartite patella in patients <21 years of age: A systematic review and treatment algorithm
https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC11669127/
・Magnetic resonance imaging for diagnosis of bipartite patella: usefulness and relationship with symptoms
https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC7016494/
・AAOS OrthoInfo「Patellar Fractures (Broken Kneecap)」
https://www.orthoinfo.org/diseases–conditions/patellar-kneecap-fractures/
※本ページは一般的な情報提供を目的としています。分裂膝蓋骨と膝蓋骨骨折などの鑑別、医学的診断、画像検査、固定や手術の判断、運動制限の指示は医師へご相談ください。施術・運動・インソールの適否は、現在の身体の状態と医療機関での治療方針に応じて判断します。













