有痛性分裂膝蓋骨

  • 膝を曲げると痛い
  • 膝の腫れが続く
  • 運動中の膝の痛み
  • 階段昇降が困難
  • 膝に強い圧痛がある

 

繰り返す膝の痛み、成長期の名残かもしれません

走った後やジャンプの後に膝のお皿の外側がズキズキと痛む、運動を休むと和らぐけれど再開するとまた痛む――そのような症状を感じている方は、「有痛性分裂膝蓋骨」の可能性があります。

特に成長期のスポーツ少年少女に多く見られるこの症状は、見逃されたまま長年膝の痛みを抱える原因になることもあります。しかし、早期の段階で正しく評価し、適切な処置とケアを行うことで、多くの場合は痛みの軽減や再発防止が期待できます。

上尾市・さいたま市北区土呂/宮原すぎやま鍼灸整骨院では、有痛性分裂膝蓋骨に悩む方に対して、原因の分析と状態に応じた施術、トレーニング指導を丁寧に行い、快適な生活やスポーツ継続を全力でサポートいたします。

有痛性分裂膝蓋骨とは|上尾市-久喜市-さいたま市北区土呂/宮原すぎやま整骨院

膝蓋骨(膝のお皿)は本来ひとつの骨でできていますが、成長過程で分裂したまま癒合しなかった場合、その部位に負担がかかると痛みを引き起こすことがあります。これが「有痛性分裂膝蓋骨」です。

分裂膝蓋骨自体は決して珍しいものではなく、約1〜2%の人に認められるとされています。多くは無症状で、スポーツをする中学生や高校生などに初めて痛みが出て発覚します。特に膝蓋骨の外上方(上外側)に分裂片があるタイプにおいて、痛みが出やすい傾向にあります。

 

有痛性分裂膝蓋骨とは?|上尾市-久喜市-さいたま市北区土呂/宮原すぎやま鍼灸整骨院

分裂膝蓋骨とは?

分裂膝蓋骨とは、膝のお皿(膝蓋骨)が本来一つの骨として形成されるべきところが、成長過程で分裂したままとなってしまう状態のことを指します。通常、子どもの成長過程で膝蓋骨は複数の骨核が癒合し、最終的に一つの骨になります。しかし、何らかの理由で癒合が完了せずに複数の部分に分かれたままとなる場合があり、これを分裂膝蓋骨と呼びます。

多くの場合、分裂膝蓋骨は無症状のまま過ごすことができますが、スポーツや日常の動作の繰り返しで負荷がかかると、膝の痛みや違和感を生じることがあります。特に長年にわたり膝に負担をかけてきた方、例えば立ち仕事が多い方や、運動習慣のある方などは注意が必要です。

分裂膝蓋骨の主な症状

分裂膝蓋骨は、人によって症状の出方が異なりますが、以下のような特徴が見られます。

  • 膝のお皿の周りに痛みが生じる(特に運動後や長時間の歩行後)
  • 膝の前面に違和感を感じる(常に重だるい、動くと痛むなど)
  • 膝蓋骨の外側に腫れや熱感を伴う
  • 階段の昇り降りやしゃがむ動作で痛みを感じる
  • 膝の曲げ伸ばし時に引っかかりを感じる
  • 膝を押したときにピリッとした痛みがある

このような症状が出るのは、分裂した骨が正常な膝蓋骨の動きを妨げたり、周囲の組織に炎症を引き起こしたりするためです。特に、長時間の歩行や運動後に痛みが強まる場合、分裂した骨の部分に過剰なストレスがかかっている可能性があります。

また、膝の前面に違和感を感じる理由としては、膝蓋骨の分裂部位がずれたり、筋肉の動きと連動しにくくなったりすることが挙げられます。膝の曲げ伸ばしで引っかかる感じがする場合も、分裂した骨の位置や筋肉の硬さが関係していることが多いです。

こうした症状を放置すると、炎症が慢性化し、膝の可動域が狭くなったり、日常生活の動作に支障をきたしたりすることがあります。特に立ち仕事やデスクワークで長時間同じ姿勢を続けることが多い方は、負担が積み重なり、痛みが悪化するリスクが高くなります。

分裂膝蓋骨の原因

分裂膝蓋骨は、先天的な要因が主な原因ですが、年齢とともに痛みが悪化することもあります。また、特定のスポーツや日常的な負担が影響し、症状を引き起こすこともあります。

主な原因

  • 生まれつきの骨の形成不全(膝蓋骨が分裂したまま癒合しない)
  • 繰り返しの膝への負担(特にジャンプやダッシュを伴うスポーツ)
  • 膝蓋骨周囲の筋力不足や柔軟性の低下(筋肉のサポートが不足すると、膝蓋骨の負担が増す)
  • 姿勢の悪さや歩き方のクセによる負担の偏り(膝の片側にストレスがかかりやすくなる)
  • 長年の立ち仕事や中腰の姿勢の繰り返し(持続的な圧力が膝蓋骨に影響を与える)
  • 過去の膝のケガによる影響(膝の安定性が低下し、負担が増加する)

膝蓋骨は太ももの筋肉と密接に関係しているため、筋力の低下や柔軟性の不足は症状の悪化を招きやすいです。特に長時間同じ姿勢でいることが多い方や、膝を酷使するスポーツをされる方は、負担が積み重なりやすくなります。

運動制限と生活指導

  • スポーツや膝に負担のかかる動作を一時的に制限(過度な負担を避け、炎症を鎮める)
  • 正しい歩行や姿勢の指導を行い、膝への負担を最小限にする(歩行バランスを整えることで、膝の負荷を均等にする)
  • 適切な靴を選び、膝への衝撃を和らげる(クッション性の高い靴が衝撃を軽減)
  • デスクワークの方には、定期的なストレッチの指導を実施(長時間の座位が筋肉の硬直を引き起こすため)
  • 膝の冷えを防ぐ(血行不良による筋肉のこわばりを防ぐため、保温を意識)
  • 体重管理を意識する(体重増加は膝への負担を増すため、適正体重を維持)

運動や姿勢を意識することで、膝への負担を減らし、症状の悪化を防ぐことが可能です。特に、体重の管理や定期的なストレッチを行うことで、膝蓋骨への負荷を軽減し、症状を緩和できます。

すぎやま鍼灸整骨院の分裂膝蓋骨治療

上尾市・久喜市・さいたま市北区土呂宮原すぎやま鍼灸整骨院では、分裂膝蓋骨による痛みや違和感を抱える方々へ、専門的な施術を提供しています。

  • 痛みの根本改善を目指す施術(痛みの原因に合わせたアプローチ)
  • 一人ひとりに合わせたオーダーメイドの治療計画
  • 長年痛みを抱えている方でも安心して通えるサポート体制
  • スポーツ選手や立ち仕事の方の早期復帰を支援

すぎやま鍼灸整骨院での具体的な治療法

● インソール療法

膝への負担を軽減するために、患者様の足の形に合ったインソールを作成・調整します。歩行時のバランスを改善し、膝蓋骨へのストレスを軽減します。

● 整体

骨格や筋肉のバランスを整えることで、膝への負担を均等にし、痛みの軽減を図ります。膝だけでなく、股関節や足首の動きを調整することで根本的な改善を目指します。

● 鍼灸

膝周囲の血流を改善し、筋肉の緊張を和らげることで痛みの軽減を図ります。炎症が慢性化している方にも効果的です。

 

長年のお悩み、どうか諦めないでください。

「ずっと痛みを感じているけど、忙しくて治療に行けなかった…」そんな方にこそ、ぜひご相談いただきたいです。どこに行っても改善しなかった方も、あきらめずに一度ご相談ください! 上尾市・久喜市・さいたま市北区土呂宮原すぎやま鍼灸整骨院が全力でサポートいたします。

 

上尾市 すぎやま整骨院|症例

  • 上尾市 10代 男性

    上尾市すぎやま整骨院野球の練習中に足首捻挫前距腓靭帯損傷腫れ内出血

    バスケットボールの練習中に右膝に鋭い痛みを感じ、その後も痛みが続く。有痛性分裂膝蓋骨と診断される。電気治療と手技療法により膝周囲の筋肉の緊張を緩和、膝蓋骨の安定性を高めるためのテーピングを行い、痛みを軽減するリハビリ、膝の強化トレーニングも併用。1ヶ月後、痛みが軽減し膝の可動域が回復。スポーツへの復帰もできた。

    ※患者様個人の感想であり、効果には個人差があります。

  • 上尾市 10代 男性

    上尾市すぎやま整骨院野球の練習中に足首捻挫前距腓靭帯損傷腫れ内出血

    サッカー中に右膝に痛みを感じ、特に走行時やジャンプ時に痛みが強くなる。有痛性分裂膝蓋骨と診断。手技療法により膝蓋骨周囲の筋肉を緩和、電気治療とテーピングを行う。負担を軽減するための膝周りのストレッチと筋力強化エクササイズを指導。6週間後、膝の痛みが軽減し、走行やジャンプがスムーズにできるようになりスポーツへの復帰が可能となった。

    ※患者様個人の感想であり、効果には個人差があります。

  • 上尾市 20代 女性

    上尾市すぎやま整骨院交通事故むち打ち頭痛吐き気ぼやけ

    階段を下りる際に左膝に痛みを感じるようになり、診断により有痛性分裂膝蓋骨が判明。手技療法により 膝蓋骨周囲の筋肉を緩和、電気治療と痛みを軽減するためのテーピングを行う。1ヶ月後、痛みが軽減し階段の昇降が楽になった。日常生活での膝の使用に支障がなくなった。

    ※患者様個人の感想であり、効果には個人差があります。