ドケルバン病
- 長時間細かい作業ができない
- 手首の腫れが引かない
- 手首の動きが悪い
- 物を握るのが辛い
- 親指の痛みが取れない
ドケルバン病でお悩みの方へ|上尾市-久喜市-さいたま市北区土呂/宮原すぎやま整骨院
手首の痛みや親指を動かすたびに感じる違和感、日常生活に支障をきたす辛さに悩んでいませんか?「何をしても良くならない」「痛みと上手く付き合うしかない」と諦めてしまいそうになる方も少なくありません。
でも安心してください!
上尾市・さいたま市北区土呂宮原すぎやま鍼灸整骨院グループは、ドケルバン病に特化した施術を通じて、患者様一人ひとりのお悩みに全力で向き合います。痛みをあきらめてしまう前に当院にご相談ください!
ドゲルバン病とは?|上尾市-久喜市-さいたま市北区土呂/宮原すぎやま鍼灸整骨院
ドケルバン病(狭窄性腱鞘炎)は、手首の親指側にある腱(短母指伸筋腱・長母指外転筋腱)が炎症を起こし、腱鞘(腱を包むトンネル)が狭くなることで痛みが生じる疾患です。親指を動かすと手首の親指側が痛むのが特徴で、特に手をよく使う人やスマートフォン操作が多い人、産後の女性に発症しやすい傾向があります。
ドケルバン病の原因について詳しく解説
ドケルバン病は、手首や親指に繰り返しかかる負担や炎症が主な原因です。その具体的な要因について詳しく説明します。
1. 手や指の使いすぎ(オーバーユース)
手首や親指の過度な動作が、ドケルバン病の最大の原因です。親指を動かす筋肉や腱に繰り返し負担がかかることで、腱やその周囲の腱鞘に炎症が起こり、痛みや腫れを引き起こします。ドケルバン病になりやすい人としては、産後の女性・医師・クリエイター・デスクワーカーになります。そういった方々はドケルバン病になる前にセルフケアを徹底する必要があります。
主な動作の例
- スマートフォンやパソコン・タブレットの長時間使用
- 仕事や家事
- 育児や赤ちゃんの抱っこ
- スポーツや趣味
2. ホルモンバランスの変化
特に妊娠中や産後の女性に多く見られる原因です。ホルモンバランスの変化により腱や腱鞘がむくみやすくなることで、炎症が起こりやすくなります。
ちょっとだけ詳しい話
産後はエストロゲンやプロゲステロンの分泌量が急激に変化し、腱がむくみやすくなってしまいます。それによって腱鞘部での摩擦が起きやすくなります。加えて赤ちゃんのお世話で一日中抱っこせざる負えないことが増えます。そうなるとさらに腱鞘部への負担が爆増!こういった流れがあったりします。
3. 年齢や加齢による腱の変性
加齢によって、腱や腱鞘の柔軟性が低下し、滑らかに動かなくなるため炎症が起きやすくなることも原因の一つです。また、炎症が起きやすい状態なので、繰り返し発症してしまう場合がほとんどです。特に40代以降の女性に発症しやすい傾向があります。
進行別!ドケルバン病の症状
ドケルバン病は、親指側の手首に痛みや腫れが生じる腱鞘炎の一種であり、特に親指を動かすと痛みが強くなるのが特徴です。いくつ当てはまるのか、ご自身の症状と当てはめてみましょう!!
1. 親指側の手首の痛み
✅ 症状の特徴
- 親指側の手首(橈側手関節)に痛みが発生する。
- 特に親指を広げたり、動かしたりすると痛みが強くなる。
- 物をつかんだり、握ったりするとズキッと痛む。
✅ 痛みの進行
- 初期症状
- 軽い違和感やチクチクした痛み。
- 使いすぎると一時的に痛みが強くなるが、休むと軽減する。
- 中期症状
- 親指を動かすたびに痛みが走る。
- 手首をひねる動作(ドアノブを回す・瓶のフタを開ける)が痛い。
- 親指を内側に折り込んで握り、手首を小指側に倒すと激痛が走る(フィンケルシュタインテスト陽性)。
- 重症化すると
- 何もしなくても痛みが出る(安静時痛)。
- 炎症が進み、夜間痛や慢性的な痛みに発展。
2. 手首の腫れ・熱感
✅ 症状の特徴
- 手首の親指側に腫れが生じる。
- 炎症がひどくなると熱を持ったように感じることもある。
✅ 症状の進行
- 初期:軽い腫れが見られるが、冷やすと引くことが多い。
- 中期:腫れが持続し、親指を動かすとさらに痛む。
- 重症化:腫れがひどくなり、指を曲げるのも困難になることがある。
3. 親指の動かしにくさ(可動域制限)
✅ 症状の特徴
- 親指を広げたり伸ばしたりしづらい。
- 手首や親指を動かすと、ひっかかるような感じがすることもある。
✅ 症状の進行
- 初期:動かしづらさは少なく、痛みがある時だけ不自由を感じる。
- 中期:親指の動きが悪くなり、動作に時間がかかる。
- 重症化:腱が肥厚して、親指がスムーズに動かなくなることがある。
4. 握力の低下
✅ 症状の特徴
- 手を強く握ると痛みが出るため、握力が弱くなる。
- コップやペットボトルを持つと痛むため、手を使うのが怖くなることも。
✅ 症状の進行
- 初期:力を入れると痛いが、日常生活にはあまり支障がない。
- 中期:力が入りにくくなり、物を落としやすくなる。
- 重症化:親指の使いすぎで炎症が悪化し、長時間手を使うことが困難になる。
5. 指や手首に響くような痛み(放散痛)
✅ 症状の特徴
- 親指側の手首から前腕(腕の外側)にかけて痛みが広がることがある。
- 手を休めてもズキズキ痛むことがある(特に重症化した場合)。
✅ 症状の進行
- 初期:局所的な痛みが中心。
- 中期:親指を動かすと、手首から腕にかけて痛みが広がることがある。
- 重症化:何もしなくても親指から腕にかけて痛みが続く。
あなたの症状はどの程度の進行度でしたか?
もし重症に近い場合は、いますぐ!!
すぎやま鍼灸整骨院グループにお電話ください!
ドゲルバン病の治療方法
上尾市-久喜市-さいたま市北区土呂宮原すぎやま鍼灸整骨院では、ドゲルバン病の患者様に対して、総合的で専門的な治療を提供しています。以下に、当院でのドゲルバン病の治療手段を詳しくご紹介します。
1. 初診と評価
まず、患者様の症状を詳しくお伺いし、ドゲルバン病の検査を行います。問診、視診、触診、動作検査を通じて、腱鞘炎の程度や症状の原因を確認します。必要に応じて、エコーを用いた観察を実施します。
2. 手技療法
手技療法は、整骨院ならではの治療方法で、手を使って筋肉や関節を直接治療します。ドゲルバン病の治療では、以下の手技療法を行います。
- 筋肉のほぐし: 手首や親指周辺の筋肉をほぐし、腱の緊張を緩和します。筋肉の緊張を和らげることで、血行が良くなり、痛みや腫れの軽減が期待できます。
- ストレッチ: 親指や手首の筋肉や靭帯をストレッチすることで、柔軟性を高め、腱鞘内の摩擦を減少させます。適切なストレッチを行うことで、症状の改善が期待できます。
- 関節の調整: 関節の動きをスムーズにするための調整を行います。手首や指の関節を適切に動かすことで、腱鞘内の圧力を減らし、痛みを和らげます。
3. 鍼灸治療
鍼灸治療は、痛みの緩和と血行促進に効果があります。ドゲルバン病の治療では、鍼を使って手首や親指周辺のツボに刺激を与え、以下の効果を期待します:
- 痛みの軽減: 鍼治療によって神経の興奮を抑え、痛みを軽減します。
- 炎症の抑制: 鍼の刺激によって血行が良くなり、炎症を抑える効果があります。
- 筋肉の緊張緩和: 鍼治療は、筋肉の緊張を緩める効果があり、腱鞘内の摩擦を減少させます。
4. 生活指導
日常生活での注意点や、手首に負担をかけない動作方法についてもアドバイスします。以下の点に注意しましょう:
- 手首を過度に使わない: 手首や親指を過度に使う動作を避けていただき、適度な休息を取るように心がけていただきます。
- 正しい姿勢と動作: 手首を無理な角度で曲げないようにしていただき、正しい姿勢と動作を心がけていただきます。
そのほかにもご自宅でできるセルフケアなども詳しくお伝えします!
ドゲルバン病を予防するには?
ドゲルバン病は、手首の親指側にある腱が炎症を起こし、痛みや腫れを引き起こす状態です。予防には、日常生活での工夫や適切な運動が重要です。簡単に解説しますね!
1. 正しい姿勢と動作
日常生活での姿勢や動作を見直し、手首に無理な負担をかけないようにすることが重要です。 作業中や運動中には、手首を中立の位置に保つように心がけます。手首を過度に曲げたり伸ばしたりしないように注意します。重い物を持つときや、繰り返しの動作を行うときは、手首を自然な位置に保ちながら持ちます。無理な力をかけないようにすることが大切です。
2. 適度な休息
手首や親指を頻繁に使う作業を行う場合は、適度な休息を取り、手首を休めることが予防に効果的です。長時間の作業や運動を行う場合は、定期的に休憩を取り、手首をリラックスさせます。1時間ごとに数分間の休憩を取り、手首のストレッチを行います。そして 作業後や運動後には、手首をアイシングすることで炎症を予防します。冷やすことで腱や筋肉の負担を軽減します。
3. ウォーミングアップとクールダウン
運動前後には、ウォーミングアップとクールダウンを行い、手首や親指の筋肉と腱を準備・回復させます。 運動前には、手首や親指の軽いストレッチや回す動作を行い、筋肉と腱を温めます。これにより、運動中の怪我を予防します。運動後には、手首や親指のストレッチを行い、筋肉と腱をリラックスさせます。クールダウンを行うことで、筋肉の疲労を軽減し、炎症を予防します。
4. 筋力強化
手首や親指周りの筋力を強化することで、腱にかかる負担を減らし、ドゲルバン病の予防に繋がります。まずダンベルやセラバンドを使った軽い筋力トレーニングを行います。手首の屈曲・伸展運動や、親指の抵抗運動を行い、筋力を強化します。また、手首や親指のエクササイズを定期的に行います。例えば、手のひらを上に向けて手首を上げ下げする運動や、親指を他の指に押し付ける運動などが効果的です。
まとめ!
私たちが大切にしていること
患者様のお悩みに寄り添い、わかりやすい説明と最適な施術プランを提供することで、安心して通っていただける環境を整えています。また、症状の再発防止やセルフケアの方法についても丁寧にお伝えします。
あなたの痛みを、一緒に解決しましょう!
「ドケルバン病だから仕方がない」と諦める必要はありません。すぎやま鍼灸整骨院グループが、全力であなたをサポートします。ぜひ一度、私たちにご相談ください。