アキレス腱症

 

 

  • 朝起きたときの一歩目が激痛でつらい
  • 運動を休んでも痛みが完全に治らず、再発しやすい
  • 階段の上り下りや歩行がつらく、日常生活に支障が出る
  • 慢性的な痛みで、ずっと違和感がある
  • どの治療を受ければよいかわからず、改善の見込みが感じられない

「朝の一歩目が痛くてつらい…」
「運動を休んでも治らないし、再開するとまた痛みが出る…」
「階段や長距離の歩行がきつく、日常生活にも影響が出ている…」

そんな アキレス腱症の悩みを抱えている方へ
長引く痛みや再発を繰り返す不安、本当に治るのかという焦り… その気持ち、痛いほどわかります。

痛みを我慢して無理に動けば、さらに悪化してしまう。
かといって、運動をやめてしまうと、筋力が落ちてしまう…。
「どうすればいいのかわからない」と不安なまま、治療を迷っている方も多いのではないでしょうか?

でも、もう一人で悩まなくても大丈夫です。


すぎやま鍼灸整骨院では、あなたの症状に合わせた最適な治療を行い、痛みの改善だけでなく、再発しない身体づくりまで徹底的にサポートします。

アキレス腱症とは|すぎやま鍼灸整骨院が根本改善をサポート!

アキレス腱症とは

アキレス腱症とは、アキレス腱に生じる慢性的な損傷や炎症、変性による痛みを指します。ランニングやジャンプ動作を頻繁に行うスポーツ選手に多い症状ですが、立ち仕事の方や歩行時の負担が大きい方にも発症しやすい特徴があります。

アキレス腱症は腱の組織が劣化し、治癒しにくくなる慢性的な症状を指します。炎症だけでなくアキレス腱のコラーゲン繊維が乱れ柔軟性を失うことで、回復が難しくなるケースが多いです。

長い人ですと、1年以上かかってしまう場合があります。

「かかとの後ろがずっと痛い」「アキレス腱が硬くなっている感じがする」「何度も痛みがぶり返す」といった症状がある方は、アキレス腱症の可能性があります。放置すると、腱の変性が進み、最悪の場合はアキレス腱断裂のリスクもあるため、早期の治療が重要です。

アキレス腱症の特徴!

付着部で発生する(アキレス腱症)ものと少し離れた部分で発生する(非付着部アキレス腱症)2パターン存在します。非付着部アキレス腱症では、アキレス腱付着部から3~7㎝離れた部分で腫れます。

 

アキレス腱症の原因とは?

アキレス腱症は、アキレス腱に慢性的な負担がかかり、腱の組織が変性して回復しにくくなることで発症します。炎症が主な原因の「アキレス腱炎」とは異なり、腱の繊維が乱れ、柔軟性が低下し、痛みが長期化することが特徴です。

では、なぜアキレス腱に過度な負担がかかるのか?主な原因を詳しく解説します。

1. 足関節底屈筋力の低下(ふくらはぎの筋力低下)

アキレス腱は、ふくらはぎの筋肉(腓腹筋・ヒラメ筋)と密接に関係しており、これらの筋力が低下するとアキレス腱への負担が増加します。

底屈筋力低下による影響
 ➤ ふくらはぎの筋肉が弱くなると、歩行や走行時にアキレス腱が過剰に伸張され、ストレスがかかる
 ➤ 正しい蹴り出しができず、アキレス腱への衝撃が大きくなる

特に、運動不足の方やデスクワークが多い方は、ふくらはぎの筋力が落ちやすく、アキレス腱症のリスクが高くなります。

2. 歩行異常(推進力低下・ミッドスタンスでの後足部過回内)

歩行時の異常も、アキレス腱症の発症に関与しています。

推進力低下(蹴り出しの弱さ)
 ➤ 足の蹴り出しが弱いと、歩行や走行時に余計な負担がアキレス腱にかかる
 ➤ 特に加齢や筋力低下により、推進力が落ちるとアキレス腱に慢性的なストレスが加わる

歩行時の後足部過回内(足が内側に倒れる動き)
 ➤ 歩行中に足が内側に倒れ込みやすいと、アキレス腱がねじれながら引っ張られる
 ➤ 長期間この状態が続くと、腱の摩擦が増し、炎症や変性が進行する

このような歩行異常は、足のアライメント(骨格のバランス)に影響を受けるため、根本的な改善が必要です。

 

3. 急な環境変化(地面の硬さ・寒さ)

硬い路面でのランニングや運動
 - アスファルトやコンクリートなどの硬い地面で走ると、衝撃がアキレス腱に直接伝わりやすい
 - 特に普段、柔らかい芝生やトラックで運動していた人が急に硬い路面を走ると負担が増す

寒さによる筋肉の硬直
 - 気温が低いと筋肉や腱が硬くなり、アキレス腱が伸びにくくなる
 - 冬場のウォーミングアップ不足や冷えによって、腱が損傷しやすくなる

4.下肢の腱炎・骨折の既往歴

過去にアキレス腱炎や足関節周囲の骨折を経験した方は、アキレス腱症を発症しやすくなります。

腱炎の既往
 - 以前にアキレス腱炎を経験した人は、腱の組織が弱くなり、再発しやすい
 - 適切な治療を受けずに放置すると、腱の変性が進みやすい

下肢の骨折歴
 - 足首や脛骨・腓骨の骨折経験があると、歩行バランスが崩れ、アキレス腱への負担が増す
 - 骨折後のリハビリ不足により、足関節の可動域が低下し、アキレス腱の柔軟性が損なわれる

特に過去に足部や下腿部のケガをした方は、アキレス腱の負担を軽減するリハビリをしっかり行うことが重要です。

5.中程度の飲酒量

飲酒は血流を促進する一方で、慢性的なアルコール摂取がアキレス腱の回復を妨げる要因となります。

アルコールの影響
 - コラーゲンの生成が抑制され、腱の修復能力が低下する
 - 長期間の飲酒習慣があると、組織の炎症が慢性化しやすい
 - 筋力低下を引き起こし、アキレス腱への負担が増す

「お酒をよく飲む人はアキレス腱症になりやすい」とは一概には言えませんが、適度な飲酒を心がけることも予防の一環になります。

すぎやま鍼灸整骨院でのアプローチ

治療期間

アキレス腱症は非常に完治までに時間がかかる疾患になります。しっかり改善していかないと、何度でも繰り返してしまいます。また繰り返し繰り返しアキレス腱にダメージを与えてしまうことで、より完治までに時間がかかるようになってしまいます。すぎやま鍼灸整骨院グループでは鍼灸治療や手技療法だけではなく、運動療法を加えて再発させない体づくりをしています。

鍼灸治療の効果

痛みの軽減
 - 鍼治療によって炎症を抑え、神経の過敏な状態を改善する。
 - 鍼の刺激で痛みを緩和し、筋肉の緊張をほぐす。

血流の促進と腱の修復促進
 - アキレス腱は血流が乏しく、一度傷つくと治癒が遅れがち。
 - 鍼灸治療により血流を改善し、組織の修復を促す。

ふくらはぎ・足首の筋緊張を改善し、腱への負担を軽減
 - 硬くなった腓腹筋・ヒラメ筋を緩め、アキレス腱にかかるストレスを減らす。
 - 足関節の動きをスムーズにし、歩行やランニング時の負担を軽減。

神経のバランスを整え、慢性痛の改善
 - 慢性的な痛みは神経の過敏化が関与しているため、鍼の刺激で鎮静化させる。
 - 自律神経のバランスを整え、痛みをコントロールしやすい体にする。

手技療法の効果

1. アキレス腱への負担を軽減する

ふくらはぎの筋肉をほぐし、アキレス腱の緊張を緩和
アキレス腱にかかるストレスを軽減し、痛みの悪化を防ぐ

手技療法で筋肉の緊張を取り除くことで、アキレス腱への負担を減らし、痛みを和らげます。

2. 血流を改善し、腱の修復を促進する

アキレス腱やふくらはぎ周辺の血流を改善
酸素や栄養が行き届きやすくなり、組織の回復を促進

特に、慢性的なアキレス腱症では血流不足が回復の妨げになるため、手技療法による血流改善が有効です。

3. 可動域を広げ、正常な歩行・走行をサポート

足関節の動きを調整し、正しい動作ができるようにする
固まった足首をほぐし、正常な可動域を取り戻す

ミッドスタンス(歩行時の体重支持フェーズ)での後足部回内が強い場合、足のバランスを調整することでアキレス腱への負担を軽減します。

4. 炎症を抑え、慢性痛を改善する

痛みの神経を刺激しすぎないよう調整し、痛みの感覚を和らげる
炎症による腫れや違和感を軽減し、日常生活を快適にする

5. 筋バランスを整え、再発を防ぐ

手技療法で全身のバランスを調整し、アキレス腱への負担を軽減
再発を防ぐための運動指導やセルフケアを組み合わせる

運動療法

ヒールドロップ【膝伸展位】

 

ヒールドロップ【膝屈曲位】

 

カーフレイズ

 

インソール療法

 

超音波施術