扁平足・偏平足
- 立ち仕事や運動後に足がむくみ、つりやすくなる
- 歩行時のバランスが悪く、姿勢が崩れることで膝や腰が痛くなる
- 足に合う靴が見つからず、靴擦れや外反母趾が起こる
- 長時間歩くとすぐに足が痛くなり、疲れやすい
- 朝起きた時や歩き始めに足裏やかかとが強く痛む
扁平足・偏平足のお悩みは「すぎやま鍼灸整骨院」へご相談ください!
「どこに行っても改善しなかった」「もうこの痛みは治らないかもしれない」と諦めかけている方こそ、ぜひ一度上尾市・久喜市・さいたま市北区土呂宮原すぎやま鍼灸整骨院にお越しください。
当院では、扁平足の原因を徹底的に分析し、一人ひとりに合わせた施術プランをご提案いたします。痛みの緩和はもちろん、足元から全身のバランスを整え、再発しにくい体づくりをサポートします。あなたがまた快適に歩ける日を目指して、全力でサポートいたしますので、あきらめずにご相談ください!
扁平足・偏平足とは|上尾市-久喜市-さいたま市北区土呂/宮原すぎやま鍼灸整骨院
扁平足とは、足の土踏まず(アーチ)が低下または消失している状態を指します。本来、足のアーチはクッションの役割を果たし、歩行時や運動時の衝撃を吸収します。しかし、偏平足になると衝撃が分散されにくくなり、足だけでなく膝や腰にも負担がかかることがあります。また、偏平足にはいくつか種類があって…
小児扁平足
小児扁平足とは、子どもの足の土踏まず(アーチ)が十分に発達していない状態を指します。特に乳幼児期は土踏まずが脂肪に覆われており、扁平足のように見えることが多いですが、成長とともにアーチが形成されます。しかし、小学校以降になってもアーチが形成されない場合は「小児扁平足」と診断されることがあります。
◎小児扁平足の主な原因
1. 成長過程の影響
乳幼児期は足裏の脂肪が多く、アーチが隠れて見えにくいだけの場合があります。通常は7〜10歳頃までにアーチが形成されます。
2. 筋力不足
足の筋肉が未発達だと、アーチを支えられず偏平足になります。運動不足が原因になることもあります。
3. 遺伝的要因
遺伝により両親が扁平足の場合、子どもも扁平足になる可能性が高くなります。
4. 靴の影響
アーチサポートのない靴やサイズの合わない靴を履き続けると、足の成長に悪影響を及ぼします。例えばサイズの大きめな靴を履いてしまうと、靴の中で足がずれ、扁平足などの歪みを発生させやすくなってしまいます。
5. 肥満
体重が増えることで足に過度な負担がかかり、アーチが崩れやすくなります。
※基本的に小児扁平足の場合。成長に伴って改善してくることが多いので、予防のために一度チェックすることをおすすめしますが、そこまで気にしすぎることはありません。ただ、小学校高学年になっても扁平足が続くようなら注意が必要です!
また痛みが出ている場合は治療が必要です。
成人期扁平足
成人期扁平足(後天性扁平足)とは、成長期を過ぎた成人になってから足のアーチが崩れ、土踏まずが低下または消失する状態を指します。加齢や生活習慣、筋力低下などが原因で発症することが多く、放置すると足だけでなく、膝や腰など全身の不調につながることがあります。
◎成人期扁平足の主な原因
1. 後脛骨筋腱機能不全(PTTD)
後脛骨筋は、足のアーチを支える重要な筋肉ですが、この腱が炎症や損傷を起こすことでアーチが崩れ、扁平足につながります。中高年の女性に多い傾向があります。
2. 加齢による筋力低下
年齢とともに足裏やふくらはぎの筋肉が衰え、アーチを支えられなくなります。
3. 体重増加
肥満などで足への負担が増えると、アーチが崩れやすくなります。
4. 長時間の立ち仕事
立ち仕事が多い方は足にかかる負荷が大きく、アーチが徐々に崩れることがあります。
5. 不適切な靴の使用
クッション性の低い靴やアーチサポートがない靴を長期間履くことで、足の形が崩れやすくなります。
アーチとは?(足のアーチ構造)
アーチとは、足の骨と靭帯、筋肉によって構成される「橋」のような構造のことで、足のクッション機能や体のバランスを支える重要な役割を担っています。アーチは、立つ・歩く・走るなどの動作を支え、地面からの衝撃を吸収するクッションのような働きをしています。足には主に3つのアーチがあります。
足の3つのアーチ
1. 内側縦アーチ(ないそくたてアーチ)
足の内側を走るアーチで、かかとから親指の付け根にかけて形成されます。このアーチは、歩行時やジャンプの着地時に衝撃を吸収する役割があります。扁平足は、この内側縦アーチが崩れることで発生します。
2. 外側縦アーチ(がいそくたてアーチ)
足の外側を走るアーチで、かかとから小指の付け根にかけて形成されます。主に体のバランスを保ち、地面からの衝撃を支える役割があります。
3. 横アーチ(おうアーチ)
足の指の付け根部分(中足骨)にかかるアーチで、親指から小指までを横に結ぶ形をしています。歩行時の安定性を高め、足の幅を調整する役割があります。横アーチが崩れると、開張足(かいちょうそく)や外反母趾の原因になります。
扁平足の症状
1. 足の疲れやすさ・重だるさ
扁平足になると、足裏のクッション機能が低下するため、長時間の立ち仕事や歩行で足がすぐに疲れてしまいます。特に夕方になると足がパンパンに張ったような重だるさを感じることが多く、むくみも起こりやすくなります。少し歩いただけでも足が重く、負担を感じやすくなるのが特徴です。
2. 足裏やかかとの痛み
土踏まずの崩れにより、足裏やかかとに痛みが現れます。特に、朝起きて歩き始める際に強い痛みを感じる「モーニングペイン」は、扁平足特有の症状です。日中の歩行や運動で痛みが増し、症状が慢性化すると立っているだけでも痛みが続くことがあります。
3. 足首の痛みや違和感
扁平足は足首に大きな負担をかけます。特に内くるぶしの周囲に痛みを感じることが多く、後脛骨筋腱(足のアーチを支える腱)が炎症を起こす場合があります。進行すると足首の腫れや熱感を伴うこともあります。
4. 歩行バランスの乱れや歩きにくさ
扁平足により、足のアーチが崩れることで歩行時のバランスが乱れます。歩き方が不自然になり、足音がペタペタと響く「ペンギン歩き」になることがあります。また、歩行時に足が内側に傾く「過回内(オーバープロネーション)」が起こり、靴の外側が極端にすり減ることも特徴です。
5. 膝や腰への痛み
足のアーチは全身のバランスを支える役割がありますが、扁平足によってその機能が低下すると、膝や腰にまで負担が及びます。特に膝は内側にねじれやすくなり、関節痛を引き起こします。さらに、姿勢が崩れることで腰痛や股関節痛が生じることもあり、放置すると全身の不調につながる恐れがあります。
6. 足の変形(外反母趾や足底腱膜炎)
扁平足は、足のバランスを崩すため、親指の付け根が外側に突出する「外反母趾」を引き起こしやすくなります。また、土踏まずへの過剰な負担によって足底腱膜が炎症を起こし、かかとから足裏にかけて強い痛みを伴う「足底腱膜炎」を発症することもあります。
扁平足の治療と改善方法
1. 運動療法
足の筋力を鍛えることで、アーチのサポート力を向上させます。特に鍛えていく部分としては足指だけではなく、股関節の柔軟性も上げていく必要があります。
タオルギャザー
床に置いたタオルを足の指で手繰り寄せる運動。タオルギャザーにはレベル別に3パターンあります。1日100回 1回あたり5秒行いましょう!
1.座位でのタオルギャザー
2.立位でのタオルギャザー
3.片足立ち状態でタオルギャザー
後脛骨筋トレーニング
後脛骨筋は扁平足を改善し足のアーチを形作るために必要な筋肉になります。これは10回を3.4セット行います。
腸腰筋ストレッチ
3回30秒持続ストレッチ➤30秒休憩の繰り返し
2. インソールの使用
足のアーチをサポートするインソール(中敷き)を靴に入れることで、足の負担を軽減できます。当院のインソールは市販のものとは全然違います!
何が違うかというと、当院で取り扱っている「フォームソティックス・メディカル」は足首の歪みを矯正するためのインソールになります。これによって扁平足が矯正され、よりよい状態になっていきます。インソールについて詳しくはこちら
3. 適切な靴を選ぶ
- クッション性が高い靴
- アーチサポートのある靴
- 自分の足に合ったサイズの靴
この3つの要素が重要です。これらの要素を持っているのはニューバランス・アシックス・ミズノだけ!詳しくはご来院時にサイズ計測+シューズ提案させていただきます。
運動療法とインソール どっちが良い??
運動療法の場合…
毎日100回のタオルギャザー
インソールの場合…
毎日履くだけ!!!!
どちらもやるのが最短治療です が…
まずはインソールがおすすめです。
扁平足でお悩みの方は、すぎやま鍼灸整骨院グループまで!
「ずっと足が疲れやすく、どこに行っても改善しない…」「市販で買ったインソールを試したけど効果を感じない…」そんな方は上尾市・久喜市・さいたま市北区土呂宮原すぎやま鍼灸整骨院にご相談ください。あなたの症状に合わせた施術を提案し、足の不調を根本から改善するサポートをいたします。あきらめずに、一緒に改善を目指しましょう!