CAI 慢性足関節不安定症

  • 普通に歩いているだけでも足首がふらついてしまい、不安で外出が怖い。
  • 何度も捻挫してしまい、そのたびに痛みや腫れで仕事に支障が出る。
  • ずっと足首が重い感じがして、痛みはないけれど違和感が取れない。
  • スポーツをするときに思い切り動けなくなり、試合でも実力が発揮できない。
  • このまま放置すると関節が変形するって聞いて怖いけれど、どうしたらいいかわからない

上尾市・久喜市・さいたま市北区土呂宮原すぎやま鍼灸整骨院では、慢性足関節不安定症(CAI)でお悩みの患者様に対し、足首の「ぐらつき」や繰り返す捻挫を根本から改善するために、痛みの軽減や筋力の強化、そして再発防止までを視野に入れたオーダーメイドの治療プランを全力で提供しています。患者様一人ひとりの悩みや不安に寄り添い、「もう捻挫を繰り返さない足首」を目指して全力でサポートします。これまでどこに行っても改善しなかった方も、私たちが最後の砦となりますので、どうか諦めずにご相談ください!

CAI(慢性足関節不安定症)の定義|上尾市-久喜市-さいたま市北区土呂/宮原すぎやま整骨院

慢性足関節不安定症(Chronic Ankle Instability, CAI)は、主に足関節捻挫を繰り返した結果として、足首の安定性が低下した状態を指します。この状態は、適切な治療やリハビリが行われなかった場合や、捻挫を繰り返すことで発展します。

慢性足関節不安定症と急性足関節捻挫の違い|上尾市-久喜市-さいたま市北区土呂/宮原すぎやま整骨院

1. 原因の違い

急性足関節捻挫は、突然の外力や不意の動作によって足首の靭帯が損傷することで発生します。スポーツや日常生活で足をひねる、または転倒した際に多く見られます。

慢性足関節不安定症は、繰り返される足関節捻挫や、適切に治療されなかった捻挫が原因で発展します。靭帯の損傷が十分に回復せず、足首の安定性が失われた状態です。

 

2. 症状の違い

急性足関節捻挫では、発症直後に激しい痛みや腫れが生じます。患部に触れると痛みが増し、歩行困難になることが多いです。また、内出血による皮膚の変色が見られることもあります。

慢性足関節不安定症では、足首が「ぐらつく」感覚や不安定感が特徴です。捻挫を再発しやすく、慢性的な足首の痛みや違和感、筋力低下が見られます。

 

3. 症状の持続期間の違い

急性足関節捻挫の症状は、適切な治療を行えば数週間で回復することが一般的です。

慢性足関節不安定症は、数か月から数年にわたって症状が続き、治療やリハビリがないと改善が難しい場合があります。

 

4. 治療法の違い

急性足関節捻挫の治療では、RICE処置(Rest=安静, Ice=冷却, Compression=圧迫, Elevation=挙上)が重要です。また、腫れが引いた後に足首の可動域や筋力を回復させるリハビリを行います。

慢性足関節不安定症の治療では、筋力トレーニングやバランストレーニングが中心となります。場合によってはテーピングやサポート具の使用を推奨するほか、靭帯再建術などの手術が検討されることもあります。

 

5. 影響範囲の違い

急性足関節捻挫は、一時的な障害であることが多く、治療をすれば通常の日常生活やスポーツ活動に戻ることが可能です。

慢性足関節不安定症は、再発性の捻挫を繰り返しやすく、日常生活や運動パフォーマンスに長期間影響を与える可能性があります。足首の不安定性が他の関節(膝や腰)に負担をかけることもあります。

 

 

慢性足関節不安定の検査方法|上尾市-久喜市-さいたま市北区土呂/宮原すぎやま整骨院

フットリフトテスト

サイドホップテスト

 

これら二つの検査を用いて慢性足関節不安定を判別しています。実際にやってみてください。

どうでしたか?

怪しい方は慢性足関節不安定かも……

 

慢性足関節不安定を放置するリスク|上尾市-久喜市-さいたま市北区土呂/宮原すぎやま整骨院

1. 再発性捻挫の増加

CAIの特徴である足首の「ぐらつき」により、軽微な外力や不意の動作で捻挫を繰り返しやすくなります。再発するたびに靭帯や周囲組織がさらに損傷し、症状が悪化していく可能性があります。

2. 変形性足関節症のリスク

繰り返される捻挫や靭帯の損傷によって、足関節が変形するリスクがあります。長期間にわたる不安定な状態が、足首の軟骨を摩耗させ、変形性足関節症(関節の痛みや可動域の制限を伴う状態)を引き起こす可能性があります。

3. 足首周辺の筋力低下

足首の安定性を支える筋肉(特に腓骨筋や前脛骨筋)が適切に機能しなくなり、筋力低下が進行します。筋力が弱まると、足首の負担が増加し、さらなる不安定性や怪我のリスクを高めます。

4. 身体全体への影響

足首の不安定性が原因で歩き方(歩行パターン)が乱れると、膝や腰、さらには股関節にまで負担がかかることがあります。長期的には、膝痛や腰痛、さらには姿勢の崩れといった二次的な障害につながるリスクもあります。

5. 日常生活や運動への支障

足首の不安定感や痛みによって、日常生活の動作(歩行、階段昇降、立ち仕事など)が制限されることがあります。特にスポーツをしている方にとっては、思い切った動きができなくなり、競技パフォーマンスの低下や競技生活の断念を余儀なくされることもあります。

6. 転倒リスクの増加

足首の不安定性が原因でバランスが崩れやすくなり、特に高齢者や運動能力が低下している方では転倒の危険性が高まります。転倒によるさらなる怪我(骨折など)を引き起こす可能性もあります。

慢性足関節不安定の治療|上尾市-久喜市-さいたま市北区土呂/宮原すぎやま整骨院

インソール療法

当院では足首矯正用インソールをご用意しております。このインソールを入れることによって足首のずれが強制され、歩くときなどに非常に安定しやすくなります。また、足首のずれは場合によって膝や腰にも影響が出ることも…

詳しくはこちらのページをご覧ください

手技療法

慢性足関節不安定症(CAI)の治療において、下腿三頭筋(腓腹筋とヒラメ筋)や前脛骨筋をマッサージすることは、足首の安定性向上や症状の改善に大きな効果があります。これらの筋肉は、足関節の動きや安定性を支える重要な役割を果たしており、適切なマッサージを行うことで安定性向上の効果を得ることができます!

実は鍼灸治療もおすすめなんです!

鍼灸では手技療法で緩めづらい深部の筋肉に直接アプローチが可能!頑固な緊張がある人、最速で改善したい方は整体と合わせて鍼灸を同時に行うことをおすすめします!痛みの少ない鍼を行いますので安心してください。

 

距骨矯正・モビライゼーション

距骨(きょこつ)の矯正は、足首の安定性を取り戻し、症状の改善に大きな役割を果たします。距骨は足関節の中心となる骨であり、関節の動きやバランスに直接的な影響を与えます。

運動療法

カーフレイズ

片足立ちトレーニング

運動療法を行うことで、歩行時など足首に負担がかかった際の安定性を出すことができます。

物理療法・ハイボルテージ

ハイボルテージ療法は、高電圧(通常150〜500V)の電気刺激を短時間に与えることで、筋肉や神経、組織に直接作用し、痛みや炎症を軽減しながら回復を促進する治療法です。この療法は、慢性足関節不安定症(CAI)や捻挫、筋肉の損傷、神経痛など、多くの症状に対して非常に効果的です。

 

まとめ|上尾市-久喜市-さいたま市北区土呂/宮原すぎやま整骨院

 CAIの治療目標

  1. 足首の安定性を取り戻す
    骨格・筋肉・靭帯のバランスを整え、足関節を安定化。
  2. 捻挫の再発を防止する
    足首のバランス感覚(固有受容感覚)の改善と筋力強化。
  3. 日常生活や運動パフォーマンスの向上
    痛みや不安定感を取り除き、安心して歩行や運動ができる状態を目指す。

 

なんとなく足首に違和感を抱えていて、歩くときや運動の時に不安を抱えている方。すぎやま鍼灸整骨院グループでは運動療法や徒手療法を交えて根本的に治療をおこない、皆様のお悩み解決に全力で対応させていただきます。

慢性足関節不安定でお悩みの方は、すぎやま鍼灸整骨院グループにお任せください!