冷房×寝不足×疲労でぎっくり腰急増!? 夏型ぎっくりの予防策とは

「夏なのにぎっくり腰?」と思う方も多いかもしれませんが、実は真夏こそぎっくり腰が急増する季節です。冷房で体が冷え、寝不足で回復力が落ち、暑さによる疲労がたまった状態で不意な動作をすれば、ぎっくり腰(急性腰痛症)のリスクは一気に高まります。
今回は、そんな「夏型ぎっくり腰」の原因と、予防のためにできる具体策を詳しくご紹介します。
なぜ夏にぎっくり腰が増えるのか?
一見すると冬場のほうがぎっくり腰になりやすそうですが、以下のような夏特有の要因が重なり、腰への負担が増しています。
① 冷房による筋肉の冷えと硬直
冷房が効いた室内に長時間いると、筋肉が冷えて硬くなりやすくなります。特に腰まわりは血流が悪くなり、わずかな動きで筋肉が損傷しやすくなります。
② 寝苦しさによる寝不足
暑くて眠りが浅くなると、体の回復力が低下します。筋肉や関節の修復が追いつかず、日中の動作に耐えられない体になってしまうのです。
③ 夏バテによる疲労蓄積
汗をかいてミネラル不足になったり、食欲が落ちてエネルギーが不足したりすることで、筋肉の柔軟性や耐久性が落ちます。
④ レジャー・帰省などによる突発的な負担
旅行・イベント・家事負担増など、普段と違う動きが多くなるため、不意なぎっくり腰が起きやすくなります。
夏型ぎっくり腰を防ぐための予防策
✔ 冷房対策を徹底する
室内温度は28度前後が理想的。直接風が腰に当たらないように、腹巻や膝掛けなどを使って腰まわりを冷やさない工夫をしましょう。
✔ 寝る前のストレッチを習慣に
寝る前に軽く腰・股関節を動かすことで、血流を促進し筋肉をリラックスさせることができます。寝付きも良くなり、一石二鳥です。
✔ 水分・ミネラル補給を意識する
麦茶やスポーツドリンクで、こまめな水分補給と塩分補給を行い、筋肉のけいれんや硬直を予防します。
✔ 無理な動きの前には「腰を守る」意識を
重い物を持つとき、起き上がるときなど、「腰に力を入れる」意識を持ち、膝を使った動作を心がけましょう。
万が一、ぎっくり腰になってしまったら?
1. 発症直後はアイシング
腰に熱感がある・動けないほどの痛みがある場合は、まず氷や保冷剤で15〜20分冷却を。炎症を抑えることが大切です。
2. 無理に動かず、ラクな姿勢で休む
膝を立てて仰向けになる、横向きで軽く膝を抱えるなど、自分にとって最も痛みの少ない姿勢で休みましょう。
3. 数日たっても改善しないなら整骨院へ
自然回復が見込めない場合は、整骨院で筋肉・関節・骨盤のバランス調整を受け、根本からケアを行う必要があります。
すぎやま鍼灸整骨院のぎっくり腰対応
上尾市・久喜市-さいたま市北区土呂宮原すぎやま鍼灸整骨院では、ぎっくり腰の症状に合わせて、
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筋肉や筋膜の滑走不全に対する徒手療法
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深部の炎症や緊張を緩和する鍼灸施術
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骨盤のゆがみ・姿勢評価に基づく整体アプローチ
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エコー画像を用いた患部の評価と施術効果の確認
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再発予防のためのメディカルトレーニング
など、総合的な施術を行っています。
ただ痛みを取るのではなく、「なぜ痛めたのか」を追求して再発を防ぐことに力を入れています。
まとめ|夏こそ「腰を守る意識」を
「まさか夏にぎっくり腰になるとは思わなかった」
そう話す患者さまは少なくありません。冷房、疲労、寝不足といった夏特有の負担が腰に集まるからこそ、日ごろのケアがとても大切です。
痛みが出てから後悔する前に、体を冷やさない・整える・動かす——そんな日々の小さな積み重ねが、あなたの腰を守ります。
違和感を覚えたら早めのケアを。
「腰に不安がある」「夏になるとぎっくり腰になりやすい」そんな方は、ぜひ上尾市・久喜市-さいたま市北区土呂宮原すぎやま鍼灸整骨院へご相談ください。














