頭痛と肩こりの関係|薬だけに頼らない体づくりの考え方

頭痛と肩こりが一緒に出る方は少なくありません

頭痛で悩んでいる方の中には、同時に肩こりや首こりを感じている方が多くいます。

「肩がこると頭痛が出る」
「首の後ろが重くなると頭が痛くなる」
「こめかみや後頭部がズキズキする」
「頭痛薬を飲むと一時的に楽になるけれど、また繰り返す」
「デスクワークやスマホの後に頭痛が出やすい」

このようなお悩みがある場合、頭だけの問題ではなく、首や肩、背中の緊張、姿勢の崩れ、呼吸の浅さなどが関係している可能性があります。

もちろん、頭痛にはさまざまな種類があり、すべてが整骨院で対応できるものではありません。突然の激しい頭痛、吐き気やろれつが回らない、手足のしびれや力が入りにくい、今までに経験したことのない強い頭痛がある場合は、すぐに医療機関を受診する必要があります。

一方で、慢性的に繰り返す頭痛や、首こり・肩こりと一緒に出る頭痛の場合は、体の状態を見直すことで改善を目指せるケースがあります。

国家資格を持つ施術者の立場から見ると、頭痛を考えるうえで大切なのは、「頭が痛い」という症状だけを見るのではなく、「なぜ頭痛が出やすい体の状態になっているのか」を確認することです。

肩こりから頭痛につながる理由

肩こりと頭痛は、別々の症状のように思われがちですが、実際には深く関係しています。

特に関係しやすいのが、首の後ろから後頭部にかけての筋肉です。デスクワークやスマートフォンの使用が長くなると、頭が前に出る姿勢になりやすくなります。頭は体の中でも重さがあるため、前に出れば出るほど首や肩の筋肉が支え続けなければなりません。

その結果、首の後ろや肩まわりの筋肉が硬くなり、血流が悪くなります。首まわりの筋肉の緊張が強くなると、後頭部やこめかみ、目の奥に重さや痛みを感じることがあります。

このようなタイプの頭痛では、肩こりや首こりが強くなったタイミングで頭痛が出やすくなります。

また、肩甲骨や背中の動きが悪くなることも、頭痛につながることがあります。肩甲骨が動きにくくなると、首や肩の筋肉が余計に頑張る状態になります。すると、首の緊張が抜けにくくなり、頭痛が起こりやすい状態が続いてしまいます。

姿勢の崩れと頭痛の関係

頭痛を繰り返す方に多いのが、頭が前に出た姿勢です。

パソコン作業、スマートフォン、読書、車の運転など、現代の生活では顔を前に出す姿勢が多くなっています。この姿勢が長く続くと、首の後ろの筋肉は常に引っ張られ、首の前側の筋肉は縮こまりやすくなります。

さらに、背中が丸くなると胸まわりも硬くなり、呼吸が浅くなります。呼吸が浅くなると、首や肩の筋肉を使って呼吸を補おうとするため、首こりや肩こりがさらに強くなることがあります。

このように、姿勢の崩れは首や肩だけでなく、頭痛にも影響します。

「姿勢が悪いから頭痛が出る」と簡単に言うことはできますが、実際には姿勢を無理に正すだけでは改善しないこともあります。背骨や肩甲骨、胸郭、骨盤の動きが悪いまま無理に姿勢を良くしようとすると、かえって肩に力が入り、頭痛が強くなる方もいます。

大切なのは、無理に良い姿勢を作ることではなく、自然に楽な姿勢を保てる体に整えていくことです。

薬だけでは繰り返しやすい理由

頭痛が出た時に、頭痛薬を使うことで痛みが楽になることはあります。痛みが強い時に薬が必要な場面もあります。

ただし、頭痛薬で痛みが落ち着いても、首や肩の緊張、姿勢の崩れ、血流の悪さ、呼吸の浅さといった原因が残っていると、また同じように頭痛を繰り返してしまうことがあります。

薬は痛みを抑えるための大切な選択肢のひとつですが、慢性的に頭痛を繰り返している場合は、痛みが出る背景を見直すことも大切です。

たとえば、仕事が忙しくなると肩がこり、首が硬くなり、その後に頭痛が出る方は、頭だけでなく首肩への負担を減らす必要があります。寝不足やストレスが続くと頭痛が出やすい方は、背中の緊張や自律神経の乱れも関係している可能性があります。

頭痛を薬だけで抑え続けるのではなく、頭痛が起こりにくい体の状態を目指すことが大切です。

マッサージだけで改善しにくい理由

肩こりや首こりからくる頭痛に対して、マッサージを受けると一時的に楽になることがあります。硬くなった筋肉がゆるみ、血流が改善することで、頭の重さや首肩のつらさが軽くなるためです。

しかし、マッサージだけでは頭痛が戻りやすい方もいます。

その理由は、首や肩の筋肉が硬くなる原因が残っているからです。頭が前に出る姿勢、肩甲骨の動きにくさ、背中の丸まり、胸まわりの硬さ、呼吸の浅さなどが変わらなければ、また首や肩に負担がかかります。

また、頭痛を伴う首肩の緊張では、強く揉みすぎることでかえってだるさが出たり、痛みが強くなったりすることもあります。

大切なのは、ただ硬い場所を揉むのではなく、どこに負担が集中しているのかを見極めることです。

整骨院で見る頭痛への考え方

すぎやま鍼灸整骨院では、頭痛に対して、頭だけではなく首・肩・背中・肩甲骨・姿勢・生活習慣を確認します。

首の動き、肩の高さ、肩甲骨の動き、背中の丸まり、呼吸の浅さ、仕事中の姿勢、睡眠の状態などを見ながら、頭痛が起こりやすい体の状態を確認していきます。

首肩の緊張が強い場合は、まず筋肉の緊張を落ち着かせ、血流を改善することを目指します。状態に合わせて、手技、電気施術、鍼灸などを組み合わせながら、首肩の負担を軽減していきます。

鍼灸は、筋肉の深い緊張や自律神経の乱れが関係する不調に対して用いられることがあります。強い刺激を入れるのではなく、体の状態に合わせて行うことが大切です。

痛みが落ち着いてきたら、肩甲骨や背中、胸郭の動きを整えていきます。首だけで支えるのではなく、体全体で自然に姿勢を保てる状態を目指します。

改善までの経過

頭痛と肩こりが関係している場合、改善までの経過は症状の強さや生活習慣によって異なります。

軽い首肩の緊張による頭痛であれば、数回の施術で首肩の軽さや頭の重さの変化を感じる方もいます。

一方で、長年頭痛を繰り返している方、薬を頻繁に使っている方、デスクワークが長い方、睡眠の質が低下している方は、段階的に体を整えていく必要があります。

初期は、首肩の緊張や痛みを落ち着かせる時期です。無理に動かしたり、強く揉んだりするのではなく、体が回復しやすい状態を作ります。

中期は、頭痛を起こしやすい原因に対してアプローチする時期です。肩甲骨、背中、胸郭、姿勢のバランスを整え、首や肩に負担が集中しない状態を目指します。

後期は、再発予防の時期です。仕事中の姿勢、休憩の取り方、睡眠環境、セルフケアを見直し、頭痛が出にくい体づくりを行います。

頭痛を我慢し続けないことが大切です

頭痛は、我慢してしまう方が多い症状です。

「いつもの頭痛だから」
「薬を飲めば何とかなる」
「肩こりがひどいだけだと思う」

そう考えて後回しにしているうちに、頭痛の頻度が増えたり、首肩のこりが強くなったり、日常生活に支障が出ることがあります。

頭痛があると、仕事の集中力、家事の効率、睡眠の質、気分にも影響します。毎日を快適に過ごすためにも、頭痛が起こりやすい体の状態を早めに確認することが大切です。

上尾市・久喜市・さいたま市北区土呂・宮原・見沼区七里周辺で、頭痛や肩こりにお悩みの方は、一度お体の状態を確認してみてください。

すぎやま鍼灸整骨院では、頭痛そのものだけでなく、首肩の緊張、姿勢、肩甲骨、背中、生活習慣まで含めて確認し、今のお体に合った施術をご提案しています。

頭痛を我慢する毎日から、軽く過ごせる体を目指していきましょう。

お近くのすぎやま鍼灸整骨院へご相談ください

すぎやま鍼灸整骨院グループでは、上尾市・久喜市・さいたま市北区土呂・宮原・見沼区七里エリアで、お身体の痛みや不調、交通事故後のむち打ち・腰痛・頭痛などのご相談を受け付けています。

「どこに相談すればよいかわからない」
「痛みを我慢している」
「病院では異常なしと言われたけれど不調が続いている」

そのようなお悩みがある方は、お近くの院までお気軽にご相談ください。

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