旅行明けにズシン…肩こりリセットストレッチ3選【専門家監修】
旅行や帰省から帰ってきたあと、「なんだか肩がズシンと重い」「首まで痛くなってきた」そんな経験はありませんか?楽しい思い出のはずなのに、旅行明けに襲ってくる肩こり…。実はこれ、多くの人が悩まされている旅行後の体の不調の代表格なのです。
今回は、旅行後に肩こりが悪化する理由と、すぐにできる肩こりリセットストレッチ3選を専門家監修のもとでご紹介します。
なぜ旅行で肩こりが悪化するのか?
旅行中は以下のような状況が積み重なり、肩こりを引き起こしやすくなります。
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長時間の移動(車・電車・飛行機)による同一姿勢の継続
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重い荷物を肩がけ・リュックで背負うことによる筋肉疲労
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普段と違う枕や布団での睡眠による首・肩の違和感
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歩き慣れない靴・サンダルによる姿勢バランスの乱れ
このように旅行中は体にとって“非日常”が多く、気づかぬうちに首や肩に負担がかかっているのです。特に「肩こり」が元々ある人や、普段から猫背・巻き肩・ストレートネックの傾向がある方は、さらに悪化しやすくなります。
放っておくと悪化!旅行後の肩こり
旅行後の肩こりは一時的なものと思われがちですが、実はそのままにしておくと、慢性的な肩こり・首こりに移行する可能性があります。血行不良が続くと、筋肉の中に老廃物がたまりやすくなり、結果として頭痛・吐き気・集中力低下などの症状を引き起こすこともあるのです。
だからこそ、旅行から帰ってきたら早めに“体をリセット”することが大切です。
肩こりリセットストレッチ3選【すべて1分でOK】
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タオルを使った肩甲骨はがしストレッチ
▶ タオルを両手で持ち、バンザイして頭の後ろにタオルを下げる
▶ 肩甲骨を寄せるようにして10回ゆっくり上下運動
▶ 肩甲骨の可動域が広がり、肩周囲の血流がアップします -
首の横倒しストレッチ(斜角筋リリース)
▶ 椅子に座り、右手を頭に添えて左に倒す
▶ 左肩を少し下げるようにすると効果アップ
▶ 左右30秒ずつ行い、首の緊張を緩めましょう -
壁を使った胸開きストレッチ(猫背改善)
▶ 壁に手を当てて、体を前にひねるように胸を開く
▶ 肩前の筋肉が伸びて、巻き肩が改善されます
▶ 左右30秒ずつ、1日2回を目安に
旅行後のケアはプロに頼るのもおすすめ
もし、これらのストレッチを行ってもなかなか改善しない場合は、すでに筋肉が深部で固まってしまっている可能性があります。そういったときは、整骨院などの専門機関で鍼灸や整体による根本改善を受けることをおすすめします。
当院「すぎやま鍼灸整骨院」では、旅行後の肩こりや疲労回復に特化したメニューをご用意しています。整体では姿勢や骨格を整え、鍼灸では深部の筋肉の血流を促進。1回の施術でも「体が軽くなった」「首が回るようになった」と実感される方が多くいらっしゃいます。
肩こりは“その日のうちに”リセットを
肩こりは放っておいても治りません。特に旅行後の疲労がたまった状態では、セルフケアだけでは足りない場合も。だからこそ、「肩が重いな」と思ったその日のうちにリセットすることが重要です。
そして、日々のストレッチとプロの施術をうまく組み合わせることで、肩こりを“慢性化”させずに済みます。
「旅行のあとは、体のケアも思い出に」
楽しい旅の終わりに、疲れを残さず快適な日常に戻るためにも、旅行明けの肩こり対策はとても大切です。「肩こりがつらいな…」と思ったときは、まずはストレッチ、そして必要であればすぎやま鍼灸整骨院にご相談ください。