抱っこ・家事・スマホ 腱鞘炎になりやすい7月のNG習慣とは?

「手首がズキッと痛む」「親指の付け根が腫れている」「スマホを持つのもつらい」——
そんな症状に悩む方が急増するのが、実は7月です。
特に育児や家事に追われるママ、長時間スマホやパソコンを使用する方に多く見られるのが「腱鞘炎(けんしょうえん)」です。
7月は気温や湿度の影響により、腱鞘(けんしょう)と腱の摩擦が起きやすくなり、炎症を引き起こしやすい季節です。
この記事では、腱鞘炎の原因と、7月特有のNG習慣、そして日常でできる予防方法をご紹介します。
腱鞘炎とは?
腱鞘炎とは、筋肉と骨をつなぐ“腱”が、腱鞘(腱のトンネル)と擦れて炎症を起こす状態です。特に多いのが、親指や手首周辺に起きる「ド・ケルバン病」と呼ばれる腱鞘炎です。
主な症状は以下の通り:
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親指を動かすと手首がズキッと痛む
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赤ちゃんの抱っこ中、手首に激痛が走る
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ペットボトルのふたを開けるのがつらい
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朝は特に痛く、腫れている感じがする
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指を動かすとカクンとはねる(ばね指)
7月に腱鞘炎が悪化する理由
① 暑さと湿度で腱鞘がむくみやすくなる
気温と湿度が高くなると、体はむくみやすくなり、腱鞘内の摩擦が増えて炎症が起きやすくなります。
② 抱っこ・家事・PC作業の繰り返し
同じ動作を繰り返すことで、手首や指の特定の腱に負担が集中。筋肉疲労が蓄積して発症リスクが高まります。
③ スマホやタブレットの長時間使用
特に親指でのフリック操作や、重たいスマホを片手で持つ癖がある人は注意。親指を酷使することで腱鞘炎を誘発しやすくなります。
腱鞘炎を招く7月のNG習慣3選
NG① 赤ちゃんの“手のひら抱っこ”
手のひらで体重を支えるような抱っこは、親指と手首に大きな負担がかかります。肘・前腕をしっかり使い、腕全体で支えるよう意識しましょう。
NG② 冷房の効いた部屋で冷やしすぎる
冷房で冷えた筋肉は硬くなり、腱との摩擦が大きくなります。手首まわりの冷えを防ぐため、室内でもカーディガンやリストバンドなどで温めましょう。
NG③ 就寝前のスマホ長時間操作
就寝前にスマホを長時間操作すると、親指の屈曲が長く続き、寝起きに手首が痛くなる原因に。スマホは胸の高さで持つ、またはスタンドを活用しましょう。
自宅でできる簡単セルフケア
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手首のストレッチ
肘を伸ばし、反対の手で指先を手前に引く。30秒キープ×左右 -
温冷交代浴
冷水(10~15℃)と温水(40℃前後)に手首を1~2分ずつ交互に入れることで、血流促進と炎症軽減が期待できます。 -
サポーターやテーピングで保護
日中の使用時は動きを制限して痛みの悪化を防ぎ、夜間は外して血流改善を促します。
腱鞘炎は放置NG!整骨院での対応
腱鞘炎は、初期に適切な処置をすれば短期間で改善するケースが多い一方で、放置すると慢性化・手術適応になることもあります。
上尾市・久喜市-さいたま市北区土呂宮原すぎやま鍼灸整骨院では、
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炎症を抑える超音波治療・電気治療
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硬くなった筋膜・筋肉への手技アプローチ
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鍼灸による局所の血流促進と鎮痛
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正しい手の使い方や日常動作の指導
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エコー検査による患部の評価
など、状態に合わせた多角的アプローチで腱鞘炎の根本改善を目指します。
まとめ|「ちょっとした違和感」でケアを始めよう
腱鞘炎は「気付いたときにはひどくなっていた」というケースが非常に多い症状です。
特に7月は気温・湿度・動作のクセが重なりやすく、予防意識がとても大切です。
「手首が痛いかも」「動かすのが怖い」そんなときこそ早めの対応を。
上尾市・久喜市-さいたま市北区土呂宮原すぎやま鍼灸整骨院では、痛みの早期改善と再発防止をサポートいたします。














