股関節の痛みまとめ

- 歩き始めに股関節が痛い
- あぐらをかくと痛い
- 階段や立ち上がりで痛む
- 長く座っていると痛くなる
- スポーツで股関節を動かすと痛い
すぎやま鍼灸整骨院グループでは、上尾市・久喜市・さいたま市の各院で、股関節痛に関するご相談に対応しています。痛む場所だけでなく、関節の安定性、可動域、筋力、フォームや歩行を確認します。必要に応じてエコー観察や医療機関への受診案内を行い、施術とリハビリで競技・日常生活への復帰を支援します。
股関節痛
股関節の痛み|足の付け根・外側・お尻の痛みで歩くことがつらい方へ

「脚の付け根が痛い」「股関節の外側がズキッとする」「歩くとお尻の奥が痛む」――その股関節の痛み、どこから来ているのでしょうか?
朝起きて、ベッドから立ち上がった最初の一歩が痛い。靴下を履こうと脚を持ち上げると、股関節の前側が詰まる。買い物で歩いているうちに足の付け根がつらくなり、途中で休みたくなる。
「少し動けば楽になるから」と、そのまま生活していた股関節の痛みが、最近は階段や車の乗り降りでも気になるようになっていませんか。
股関節の痛みでご相談いただく方からは、次のようなお話を伺います。
- 股関節が痛くて、長く歩けない
- 脚の付け根が痛く、歩き始めがつらい
- 脚を開くと股関節が詰まる
- あぐらをかくと痛い
- 靴下を履くときに脚が上がらない
- 横向きで寝ると股関節の外側が痛む
- 長時間座るとお尻の奥がつらい
- 股関節がポキポキ鳴り、引っかかる感じがある
- 車から降りるときに脚の付け根が痛む
- ランニングやサッカーで股関節に痛みが出る
- 病院では「骨に異常なし」と言われたが、痛みが続いている
- このまま歩けなくなるのではないかと不安
「股関節の痛み」とひとことで言っても、原因や必要な対応は同じではありません。
変形性股関節症のように関節の軟骨や骨などの変化が関係する場合もあれば、股関節の周囲にある筋肉・腱、股関節唇、腰や神経、スポーツによる負担などが関係する場合もあります。
「脚の付け根が痛い=すべて股関節の骨が原因」というわけではありません。まずは、どこが・いつ・どんな動作で痛むのかを整理することが大切です。
上尾市・久喜市・さいたま市土呂・宮原のすぎやま鍼灸整骨院では、股関節の痛みに対して、痛む場所だけでなく、股関節の動き、周囲の筋力、腰や膝との関係、歩き方、日常生活で困っている動作まで確認します。
必要に応じて医療機関での検査を優先し、当院で対応できる場合には、整体・鍼灸・メディカルトレーニング・足元の確認などから、今の身体に必要な方法を考えます。
「また散歩をしたい」「子どもと公園へ行きたい」「仕事やスポーツを続けたい」。股関節の痛みによって控えるようになったことを、もう一度考えられる身体づくりを目指します。
股関節の痛みで、こんな生活になっていませんか?
① 立ち上がりや歩き始めに、足の付け根が痛い
椅子から立ち上がった瞬間や、朝の歩き始めに脚の付け根が痛む。
少し歩くと楽になることもあるため、「そのうち落ち着くだろう」と様子を見ている方もいます。
このような股関節の痛みは、変形性股関節症などでみられることがありますが、症状だけで原因を確定することはできません。
② 靴下を履く・足の爪を切る動作が難しい
靴下を履くときに脚を持ち上げられない。足を反対側の膝に乗せにくい。足の爪を切るときに深く身体を曲げられない。
このような場合には、股関節を曲げる・開く・回す動きが制限されていたり、その方向で股関節の痛みが出ていたりする可能性があります。
③ 階段や車の乗り降りで痛む
階段を上るときには、片脚で身体を支えながら持ち上げる力が必要です。
車の乗り降りでは、股関節を曲げる・開く・ひねる動作が重なります。
股関節の痛みがあると、こうした複数の動きを組み合わせる場面が負担になる場合があります。
④ 横向きで寝ると、股関節の外側が痛い
夜、痛い側を下にして眠ると股関節の外側がつらい。横向きになるだけでズキッとする。
この場合、股関節の外側にある筋肉の腱などが痛みに関係している可能性もあります。
「股関節が痛いから変形性股関節症だろう」と決めつけず、痛む場所を確認することが大切です。
⑤ 長時間座ると、お尻の奥が痛くなる
デスクワークや長距離運転の後、お尻の奥が痛い。立ち上がるときにもつらさを感じる。
お尻側の股関節の痛みでは、股関節周囲の筋肉だけでなく、腰や神経などが関係する場合もあります。
⑥ スポーツで、脚を上げる・ひねる動作が痛い
サッカーのキック、ランニング、ダンス、野球などで股関節の痛みが出る。
深く曲げる、勢いよく脚を振る、方向転換するなどの動作が関係する場合には、股関節インピンジメントや周囲の筋肉・腱などを確認することがあります。
⑦ 旅行や外出を控えるようになった
以前は好きだった散歩や旅行も、「途中で股関節が痛くなったらどうしよう」と考えてしまう。
股関節の痛みは、身体のつらさだけでなく、外出や趣味を控えるきっかけになることがあります。
そのため、当院では痛みの強さだけでなく、生活で何が難しくなっているかを確認します。
まずは、股関節の痛みが出る動作を整理しましょう
同じ股関節の痛みでも、歩き始め・靴下・階段・横向き・座る・スポーツなど、つらい場面は異なります。原因を考えるために、日常生活での変化を確認することが大切です。
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すぎやま鍼灸整骨院グループ
股関節とは?なぜ日常生活で痛みが出やすいの?
股関節は、骨盤側のくぼみと、太ももの骨の丸い先端が組み合わさってできている関節です。
立つ・歩く・しゃがむ・階段を上るなど、身体の重さを支えながら脚を動かす役割があります。
また、股関節は前後だけでなく、左右やひねる方向にも動きます。
そのため、股関節の痛みがあると、歩行だけでなく、靴下を履く・車に乗る・あぐらをかくといった日常生活にも影響する場合があります。
股関節そのものと、股関節の周囲は別に考えます
脚の付け根やお尻、太ももには、骨や関節だけでなく、筋肉、腱、神経などがあります。
「股関節が痛い」と感じていても、痛みが出ている組織は一つとは限りません。
股関節の痛みが続く場合には、医療機関での診断が必要な問題がないかも含め、状態を整理することが大切です。
股関節は、身体を支えながら脚を動かす関節です
股関節の痛みは、立つ・歩く・脚を開く・しゃがむ・靴下を履くなど、多くの動作に影響します。痛む場所と動作の両方を確認しましょう。
「股関節が痛い」といっても、痛む場所が違います

「股関節が痛いです」とご相談いただいたとき、まず確認したいのが、実際にどこを指しているかです。
脚の付け根なのか、骨盤の横なのか、お尻の奥なのか。股関節の痛みでは、場所によって考えたい問題が異なります。
① 脚の付け根・鼠径部が痛い
脚の付け根は、股関節そのものに関連する痛みを感じやすい場所の一つです。
歩き始め、立ち上がり、脚を上げる、靴下を履くなどで痛む場合があります。
変形性股関節症、股関節インピンジメント、股関節唇周辺の障害、鼠径部痛症候群などが関係する場合があります。
ただし、これらの疾患は痛む場所だけでは区別できません。
② 股関節の外側が痛い
腰骨の少し下、太ももの外側に近い部分が痛む場合があります。
横向きで寝る、長く歩く、階段を上る、片脚へ体重を乗せるなどで痛みが出ることがあります。
股関節の外側にあるお尻の筋肉の腱などが関係する場合があり、変形性股関節症だけが原因とは限りません。
どこを押すと痛むか、横向きで痛むか、歩行時に痛むかなどを確認します。
③ お尻の奥が痛い
長時間座っているとお尻の奥がつらい。立ち上がると痛む。お尻から太ももにかけて症状を感じる。
こうした場合には、股関節の周囲だけでなく、腰や神経の関係も確認する必要があります。
お尻から脚へしびれが広がる場合には、神経症状が関係している可能性もあります。
④ 太ももの前側や内側まで痛む
股関節に関連した痛みが、太ももの前側や内側、膝の近くまで感じられる場合もあります。
一方で、筋肉や神経など、別の問題が関係している場合もあります。
「太ももが痛いから太ももだけをほぐす」という考え方ではなく、どの動作で症状が出るかも確認することが大切です。
股関節の痛みは、場所によって考えたい原因が異なります
脚の付け根・外側・お尻の奥・太ももでは、確認したい組織や疾患が異なります。痛い場所だけで確定せず、動作やしびれの有無も合わせて確認します。
どんな動きで股関節が痛みますか?
痛む場所と同じくらい重要なのが、股関節の痛みが出る動作です。
歩き始め・立ち上がりで痛い
椅子から立った直後や、歩き始めの数歩で脚の付け根が痛む場合には、変形性股関節症などが関係することがあります。
変形性股関節症では、状態によって靴下を履く、爪を切る、長く歩くなどの動作にも影響する場合があります。
深く曲げると、前側が詰まる・引っかかる
しゃがむ、あぐらをかく、車へ乗るなど、股関節を深く曲げる動作で「前側が詰まる」「引っかかる」と感じる場合があります。
股関節インピンジメントや股関節唇周辺の障害などが関係する場合もあります。
ただし、詰まる感覚があるからといって、必ず骨がぶつかっているとは限りません。
スポーツ中に痛む
ランニング、サッカー、野球、ダンスなどで、股関節の痛みが出る場合があります。
例えば、ダッシュ・キック・切り返し・深いしゃがみ込み・脚を大きくひねる動作などです。
スポーツ中の股関節の痛みでは、痛む組織だけでなく、競技動作や運動量、休息との関係も確認することが大切です。
痛みを我慢して練習を続けた結果、歩行にも影響する場合があります。痛みが強くなっているときは、無理に練習を続けないでください。
長時間座っていると、お尻が痛い
デスクワークや車の運転など、長時間座ったときにお尻の奥が痛む場合には、股関節周辺の筋肉や、腰からの神経症状なども考える必要があります。
しびれや脚の力の入りにくさがある場合には、その情報も重要です。
「いつ痛むか」が原因を考える手がかりになります
歩き始め・深く曲げる・スポーツ・長時間座るなど、股関節の痛みが出る場面を確認しましょう。痛みが出た後、どのくらい続くかも大切です。
股関節の痛みで考えられる主な原因・疾患

股関節の痛みには、関節そのものの問題、筋肉や腱の問題、腰や神経からくる痛みなどがあります。
代表的なものを紹介しますが、以下は自己診断のための一覧ではありません。股関節の痛みが続く場合や日常生活に支障がある場合には、必要に応じて整形外科で確認してください。
① 変形性股関節症

股関節の軟骨や骨などに変化が起こり、痛みや動かしにくさにつながる状態です。
立ち上がりや歩き始めの脚の付け根の痛み、靴下の履きにくさ、長時間歩くことのつらさなどがみられる場合があります。
ただし、レントゲンで変形があることと、今の痛みの強さは必ずしも一致しません。
② 股関節インピンジメント(FAI)
股関節を深く曲げたり、ひねったりしたときに、股関節周辺で骨同士が接触しやすい形状などが関係して症状が出る状態です。
「股関節の前が詰まる」「深く曲げると引っかかる」といった症状がある場合には、候補の一つとして考えます。
ただし、詰まる感覚だけでFAIと診断できるわけではありません。
③ 股関節唇周辺の障害
股関節には、関節の周囲にある関節唇という組織があります。
股関節をひねる・深く曲げるなどの動作で、脚の付け根の痛みや引っかかり感が出る場合があります。
スポーツ中の症状や、日常生活での引っかかりが続く場合には、医療機関での評価が必要になることがあります。
④ 鼠径部痛症候群・グロインペイン症候群
サッカーなどのスポーツで、脚の付け根や内もも周辺に痛みが出る場合があります。
キック、ダッシュ、方向転換などの動作と関係することがあり、股関節や内もも周囲の状態、競技動作などを確認します。
⑤ 股関節周囲の筋肉・腱の問題

股関節の周囲には、脚を上げる筋肉、お尻の筋肉、内ももの筋肉など、多くの筋肉があります。
スポーツや繰り返しの動作によって、筋肉や腱に負担がかかり、股関節周辺の痛みにつながる場合があります。
ただし、筋肉を押して痛いからといって、そこだけが原因とは限りません。実際にどの動作で痛むかを確認することが大切です。
⑥ 腰・神経からくる痛み

股関節の近くが痛くても、腰や神経からの症状が関係する場合があります。
特に、お尻から脚まで痛みが広がる、しびれる、脚に力が入りにくいなどの場合には、神経の状態を確認する必要があります。
⑦ 大腿骨頭壊死症など、骨の状態が関係する疾患
股関節の痛みには、大腿骨頭壊死症など、医療機関で画像検査や治療方針の判断が必要な疾患もあります。
「骨に異常がないと言われたことがある」場合でも、症状が変化していたり、以前より強くなっていたりするときは、改めて医療機関で確認することが大切です。
⑧ 骨折・疲労骨折など
転倒後に強い股関節の痛みがある、体重をかけられない場合には、骨折などを考える必要があります。
また、ランニングなどを続ける中で痛みが強くなった場合には、疲労骨折などが関係することもあります。
強い股関節の痛みを我慢して歩いたり、スポーツを続けたりせず、医療機関で確認してください。
股関節の痛みは、病名を決めつけずに確認します
変形性股関節症、FAI、筋肉・腱、腰や神経、骨の問題など、股関節の痛みの背景はさまざまです。痛む場所・動作・経過・しびれの有無などを整理し、必要な検査につなげることが大切です。
股関節の痛みが起こる理由は、ひとつとは限りません
「股関節が痛いのは、身体が硬いからでしょうか?」
「骨盤がゆがんでいるからですか?」
「お尻の筋肉が弱いのでしょうか?」
そのようなご質問をいただくことがありますが、股関節の痛みを一つの理由だけで説明することはできません。
関節そのものの変化
変形性股関節症などでは、股関節の軟骨や骨などの変化が関係します。
ただし、画像で変化が見つかっても、その変化だけで現在の痛みをすべて説明できるとは限りません。
筋肉や腱への負担
歩く、走る、脚を上げる、横向きになるなどの動作で、股関節周囲の筋肉や腱が痛みに関係する場合があります。
どこを押すと痛いかだけでなく、どの方向へ動かすと症状が出るかを確認することが大切です。
股関節の動かしにくさ
股関節を曲げる・開く・回す動きが難しくなると、靴下や車の乗り降りなど、特定の生活動作で困る場合があります。
ただし、股関節が硬いからといって、痛みを我慢して無理に広げることが適切とは限りません。
脚を支える筋力と、痛みをかばう動作
股関節が痛むことで、痛い側の脚へ体重をかけにくくなる場合があります。
その結果、歩幅が変わったり、反対側の脚へ負担が偏ったりすることがあります。
当院では、必要に応じてお尻や太ももの筋力、片脚で身体を支える動作などを確認します。
腰や神経など、別の場所からの関連
お尻や脚にしびれを伴う場合、腰や神経が関係することがあります。
股関節の痛みだけでなく、腰の症状や脚の力の入りにくさなども重要です。
スポーツ・仕事・育児など、生活での負担
スポーツで同じ動作を繰り返す、立ち仕事が長い、子どもを抱き上げる機会が多いなど、日常の活動量や動作が痛みと関係する場合もあります。
ただし、「片足重心だから股関節が痛くなった」「出産したから骨盤がゆがんだ」と、単純に決めつけるものではありません。
痛みの原因を「骨盤のゆがみ」だけで説明しません
股関節の痛みには、関節・筋肉や腱・神経・股関節の動き・筋力・生活での負担などが関係する場合があります。現在の状態を確認して、必要な対応を考えます。
股関節の痛みが続くと、生活にどんな影響が出るの?
股関節の痛みは、全員が同じ順番で悪化するわけではありません。
ただし、生活で困ることが変化していく場合があります。ここでは、症状の強さではなく、生活への影響を整理します。
初期|時々痛む・詰まる・違和感がある

股関節を深く曲げると詰まる。以前より脚を開きにくい。長時間座った後に違和感がある。股関節がポキポキ鳴る。
このような状態でも、痛みが続く、引っかかりが強くなる、スポーツに影響している場合には、早めに状態を確認することが大切です。
中期|靴下・車の乗り降り・しゃがむ動作がつらい

靴下を履く、足の爪を切る、車に乗る、しゃがんでから立つなど、股関節を大きく動かす動作が難しくなる場合があります。
この段階では、痛みの強さだけでなく、どの方向へ動かしにくいのか、何が生活上の負担になっているのかを確認します。
生活への影響が大きい状態|杖が必要・長く歩けない

痛い側の脚へ体重を乗せにくい。歩くと身体が傾く。長い距離を歩けない。外出時に杖などが必要になる。
股関節の痛みで生活への支障が大きい場合には、整形外科での治療方針を確認しながら、現在できる運動や安全な移動方法を考えることが大切です。
「後期だから施術を続ければよい」と判断するのではなく、医療機関での評価を優先する場合があります。
症状の名前より、今の生活での支障を確認しましょう
違和感・靴下や車の乗り降り・歩行困難など、股関節の痛みが生活へ与える影響はさまざまです。生活での困りごとが大きくなっている場合には、医療機関での治療方針も確認します。
こんな股関節の痛みは、まず整形外科へ
股関節の痛みの中には、整骨院で施術する前に、医療機関での検査や治療が必要な状態があります。
- 転倒や事故の後から、股関節が強く痛む
- 急に脚へ体重をかけられなくなった
- 股関節をほとんど動かせない
- 今までにない強い痛みが突然始まった
- 発熱を伴う
- 股関節周囲に強い熱感がある
- 安静時や夜間にも強い痛みが続く
- 明らかな脚の変形がある
- しびれとともに脚の力が入りにくい
- 症状が短期間で急激に悪化している
- スポーツ後の痛みが強くなり、普通に歩けなくなった
急な強い股関節の痛み・歩行困難・発熱・転倒後の痛みがある場合には、当院の予約を待たず医療機関での評価を優先してください。
お子様や成長期の方が股関節や膝を痛がる場合も、大人と同じ「筋肉の張り」とは決めつけず、整形外科で相談することが大切です。
また、以前に「骨に異常なし」と言われていても、その後に痛みが変化した場合には再評価が必要になることがあります。
すぎやま鍼灸整骨院では、股関節のどこを確認するの?
当院では「股関節が痛い」というお悩みに対して、すぐに股関節を強く揉むのではなく、現在の状態を整理します。
① 痛みが出る場所を確認する
脚の付け根、股関節の外側、お尻、太ももなど、どこが痛むのかを確認します。
② 痛む動作を確認する
歩き始め、立ち上がり、しゃがみ込み、あぐら、階段、スポーツなど、どの動きで痛みが出るのかを伺います。
③ 股関節の動く範囲を確認する
必要に応じて、股関節を曲げる・開く・回すなどの動きを確認します。
痛みがある方向へ無理に押し込むことはしません。
④ お尻や太ももの筋力を確認する
片脚で身体を支える、椅子から立ち上がる、階段を上るなどの動作に必要な筋力を、現在の痛みに合わせて確認します。
⑤ 腰・膝・足首との関係を確認する
股関節の痛みがあるときは、必要に応じて腰や膝、足首の動きも確認します。
ただし、股関節が痛い方全員に「骨盤のゆがみ」があるという説明はしません。
⑥ 実際の歩き方を確認する
歩き始め、歩幅、身体の傾き、痛い側の脚へ体重を乗せる時間などを確認します。
必要に応じて、歩行動画を一緒に見ながら説明する場合もあります。
⑦ 医療機関での検査が必要かを考える
骨や関節の状態など、医師による評価が必要と考えられる場合には、整形外科での診察や画像検査をおすすめします。
当院で医学的な診断を確定したり、レントゲンやMRIの代わりとなる説明をしたりすることはありません。
検査では「痛い場所」と「生活で使える動き」を確認します
股関節の痛みでは、場所・動作・可動域・筋力・歩行・医療機関での診断内容を確認します。今の身体に必要な対応を考えるための大切な情報です。
なぜマッサージだけでは、股関節の痛みが楽になりにくいことがあるの?
股関節の痛みがある方では、お尻や太もも、腰などに張りを感じる場合があります。
こうした筋肉のつらさに対し、状態に合った手技療法が役立つ場合はあります。
しかし、股関節の痛みが、筋肉の張りだけで起こっているとは限りません。
例えば、変形性股関節症では、関節の軟骨や骨などに変化があります。FAIや股関節唇周辺の障害では、股関節の形や関節内の組織が関係する場合があります。腰や神経からの症状であれば、股関節周囲の筋肉をほぐすだけでは、必要な対応にならない可能性があります。
また、痛みをかばって歩幅が変わっている方では、マッサージの直後に楽になっても、長く歩くと再びつらくなる場合があります。
「筋肉の張りを楽にすること」と「股関節を支え、生活で必要な動きを行えるようにすること」は、同じではありません。
柔道整復師の立場から、当院では必要に応じて、股関節の動き、脚を支える筋力、歩行、生活での活動量なども確認します。
ただし、原因の分からない強い痛みに対して、揉み続けたり無理に動かしたりすることは適切ではありません。
股関節の痛みでは、「施術で一時的に楽になること」だけでなく、「歩く・立つ・靴下を履く・スポーツをする」といった生活で必要な動きまで考えることが大切です。
揉むと楽でも、動くと痛い方へ
筋肉が一時的に楽になっても、股関節の状態・筋力・歩行・生活での負担まで変わったとは限りません。原因に応じて、医療機関での評価や運動などを考えることが大切です。
すぎやま鍼灸整骨院の股関節の痛みへのサポート
当院では、股関節の痛みがある方全員に同じ施術を行うわけではありません。
痛む場所、動作、医療機関での診断内容、身体の状態などを確認し、当院で対応できる範囲を考えます。
① 整体・手技|必要な部分の状態を確認する

股関節の周囲やお尻、太ももなどに張りがある場合には、必要に応じて手技療法を検討します。
腰や膝、足首なども、現在の動作で確認が必要な場合に見ていきます。
ただし、骨盤や股関節を「正常な位置に戻せば、すべての股関節痛が改善する」とは説明しません。
関節の変形や骨の形そのものを、整体によって元へ戻すこともできません。
② 鍼灸|ご希望や状態に応じた選択肢

股関節周囲やお尻などの筋肉のつらさに対して、状態とご希望に応じて鍼灸を検討する場合があります。
ただし、股関節の痛みの原因によって適切な対応は異なり、鍼灸がすべての股関節痛に適しているわけではありません。
変形性股関節症についても、鍼灸によって骨や軟骨が元どおりになるものではありません。鍼灸の位置づけについては、診療ガイドラインによって評価が異なります。
鍼が苦手な方へ、無理におすすめすることもありません。
③ メディカルトレーニング|股関節を使い、身体を支える力を考える

股関節の痛みがある方では、現在の状態に合わせた運動が役立つ場合があります。
当院では必要に応じて、お尻や股関節周囲、体幹などの筋肉を使う運動を考えます。
椅子から立ち上がる、片脚へ体重を乗せる、歩く、段差を上るなど、生活で必要な動きにつなげていきます。
最初から強い筋力トレーニングを行うのではなく、痛みや身体機能に合わせて内容を調整します。
当院では、必要な筋力を身につけ、実際の生活で身体を使えるようにすることも、身体づくりの大切な一部だと考えています。
④ 歩行・足元|必要な方は靴やインソールも確認する
歩くときの股関節の痛みが気になる場合には、必要に応じて歩幅や体重のかけ方、靴の状態などを確認します。
足元のサポートが必要と考えられる方には、インソールが選択肢となる場合もあります。
ただし、すべての股関節痛にインソールが必要なわけではありません。インソールによって股関節の変形を元に戻すものでもありません。
⑤ ご自宅でのセルフケアを考える
施術を受けた後も、仕事・育児・スポーツなど、日常生活は続きます。
そのため当院では、今の身体で無理なく取り組める運動や、負担の調整についても考えます。
強い痛みを我慢してストレッチする必要はありません。症状に合わせて方法を確認しましょう。
当院のサポートは、今の身体に合わせて考えます
股関節の痛みでは、状態確認 → 必要な施術 → 身体を支える力 → 歩行や生活動作を考えます。整体・鍼灸・運動・インソールは、全員に同じように行うものではありません。
施術・運動・歩行のご相談はこちら
股関節の痛みだけでなく、
これからの生活も考えたい方へ
股関節の動き・筋力・歩行を確認し、
今の身体に合う方法を一緒に考えます。
すぎやま鍼灸整骨院グループ
股関節の痛みと向き合い、生活での動きを目指すまでの経過
股関節の痛みは、原因や症状の強さ、日常生活で必要な動作によって経過が異なります。
そのため、「何回で必ず改善する」「全員が同じ期間でスポーツへ戻れる」という説明は行いません。
第1段階|痛みの場所と、医療機関での評価の必要性を確認する
まず、どこに・いつ・どのような痛みが出るのかを整理します。
強い痛みや歩行困難などがある場合には、施術より医療機関での評価を優先します。
第2段階|痛みを強くする動作や活動量を見直す
歩く距離、階段、立ち仕事、スポーツなど、股関節の痛みが強くなる場面を確認します。
無理に動かし続けるのではなく、今できる活動を考えます。
第3段階|股関節の動きと筋力を考える
現在の状態に応じて、股関節周囲やお尻、太ももなどを使う運動を検討します。
痛みが増す場合には、運動の量や方法を見直します。
第4段階|歩行・階段・立ち上がりなどへつなげる
基本的な動作を確認しながら、実際の生活で必要な動きへつなげていきます。
スポーツをしている方では、競技動作や練習量なども段階的に考えます。
第5段階|仕事・育児・旅行・スポーツでの状態を確認する
「院内では動ける」ことと、「日常生活やスポーツで無理なく動ける」ことは同じではありません。
実際の生活での変化を確認しながら、必要な対応を考えます。
症状が強くなる場合には、医療機関での治療方針も改めて確認します。
経過は、生活での変化を見ながら考えます
股関節の痛みでは、痛み・動き・筋力・歩行・仕事や趣味などを確認します。必要な医療を受けながら、今の身体に合う活動を考えることが大切です。
股関節の痛みがあるとき、自宅ではどう過ごせばいい?
痛みを我慢して、無理に開脚しない
股関節が硬いと感じても、強い痛みを我慢して脚を開く必要はありません。
「伸ばせば良くなる」と考え、無理に押すことは避けましょう。
急に運動量を増やさない
股関節の痛みがある状態で、急に長距離を歩いたり、激しい練習へ戻ったりする必要はありません。
今の症状に合わせて活動量を考えましょう。
長時間同じ姿勢がつらい場合は、過ごし方を見直す
長時間座っていると痛い方では、座り続ける時間や休憩の取り方を見直すことが役立つ場合があります。
強い痛みやしびれがある場合は、自己流の運動を続けない
痛みが急に強くなった、しびれや力の入りにくさがある、体重をかけられないなどの場合は、運動を続ける前に医療機関で確認してください。
できたことも記録する
「今日は階段を使えた」「買い物の途中で痛みが出た」「運動後に症状が強くなった」など、生活での変化を記録しておくと、活動量を考える手がかりになります。
自宅では「無理なく動くこと」と「異変を見逃さないこと」
股関節の痛みがあるときは、強い痛みを我慢して動かさず、現在できる範囲の活動を考えましょう。普段と違う強い症状は、医療機関で確認してください。
股関節の痛みの症例モデル|目標によって考えたい対応は異なります
以下は、評価・サポートの考え方を説明するためのモデルケース2件です。実際の患者様の治療経過ではありません。
症例モデル①|靴下や車の乗り降りで足の付け根が痛い50代女性
想定するお悩み:立ち上がりの一歩が痛い。靴下が履きにくい。買い物では長く歩けない。
確認したいこと:医療機関での診断内容、股関節を曲げる・開く動き、歩行、脚を支える筋力、生活での負担。
対応の考え方:まず股関節そのものの状態を確認し、必要な医療を受けながら、今できる動きや運動を考えます。
目指す生活:靴下や車の乗り降り、買い物など、日常生活の動作を続けやすい状態を目指します。
症例モデル②|ランニング中に足の付け根が痛む学生
想定するお悩み:走ると股関節が痛い。練習を続けると歩行でも気になる。大会や部活動へ戻りたい。
確認したいこと:痛みが出たきっかけ、練習量、普通に歩けるか、股関節を曲げる・ひねる動き、骨の問題が疑われないか。
対応の考え方:歩行でも痛みがある場合は、疲労骨折などの除外を含めて医療機関での評価を優先します。必要な休息と活動の調整を考えます。
目指す生活:痛みを我慢して練習を続けるのではなく、安全に競技復帰を考えられる状態を目指します。
※上記は説明用のモデルケースであり、実際の患者様の治療結果ではありません。
股関節の痛みで通院された患者様のGoogle口コミ
以下は、実際に股関節の痛みなどで通院された患者様からGoogleへ寄せられた口コミと、当院スタッフからの返信を原文のまま掲載しています。施術の感じ方や回復経過には個人差があります。
股関節の痛みに関するGoogle口コミをもっと見る(残り3件)
※口コミは患者様個人の体験談です。症状や施術後の変化には個人差があります。
※口コミは患者様個人の体験談です。原文に含まれる「根本原因」「治療」「痛みがなくなった」などは投稿者・返信者の表現であり、すべての方への結果保証や、医学的診断を意味するものではありません。
股関節の痛みについてよくある質問
Q1.レントゲンでは異常なしと言われましたが、股関節が痛いです。
A.レントゲンだけでは分かりにくい問題が関係する場合もあります。
筋肉・腱、股関節唇周辺、腰や神経などが関係する場合もあります。症状が続く場合には、改めて医療機関で確認することが大切です。
Q2.股関節がポキポキ鳴ります。大丈夫ですか?
A.音だけで、原因を判断することはできません。
痛みや引っかかり、動かしにくさがある場合には、状態を確認しましょう。
Q3.変形性股関節症と言われました。運動しても大丈夫ですか?
A.現在の状態に合った運動が、大切な選択肢となります。
ただし、痛みを我慢して強い運動をするのではなく、医師の方針も踏まえ、今の身体に合った内容を考えましょう。
Q4.お尻が痛いのですが、股関節が原因ですか?
A.股関節だけでなく、腰や神経などが関係する場合もあります。
痛みが出る姿勢、しびれの有無、腰や股関節の動きなどを確認することが大切です。
Q5.股関節痛でもインソールを使いますか?
A.全員に必要なわけではありません。
歩き方や足元、靴の状態などを確認し、必要と考えられる場合に選択肢の一つとしてご案内します。
Q6.整形外科と整骨院のどちらへ行けばいいですか?
A.急な強い痛み、外傷、歩行困難、発熱などがある場合には、まず医療機関での評価を優先してください。
診断内容を踏まえ、慢性的な痛みや身体の動き、筋力、歩行などについては、当院でもご相談いただけます。
Q7.股関節の痛みは、ストレッチで良くなりますか?
A.原因や状態によって異なります。
強い痛みや詰まり感がある方向へ、無理に伸ばす必要はありません。適した方法を確認することが大切です。
Q8.マッサージだけでは、股関節の痛みは改善しませんか?
A.筋肉のつらさが一時的に楽になる場合はありますが、それだけで十分とは限りません。
股関節の状態や筋力、歩行、生活での負担なども合わせて考えます。
Q9.鍼灸は必ず行いますか?
A.いいえ。現在の状態とご希望に応じて検討する選択肢の一つです。
鍼が苦手な方へ、無理におすすめすることはありません。
Q10.何回くらい通えばいいですか?
A.原因や症状、生活の目標などによって異なります。
股関節の痛みの状態、動き、筋力、歩行、必要な医療などを確認したうえで考えます。
股関節の痛みについて知っておきたいこと|詳しいまとめ
股関節の痛みで
大切にしたい8つのポイント
股関節の痛みでは、痛む場所と動作を確認し、必要な医療を受けながら、現在の身体に合う方法を考えることが大切です。
① 股関節の痛みは、場所によって考えたい原因が異なります
脚の付け根、外側、お尻の奥、太ももなど、痛む場所を具体的に確認します。
② どんな動作で痛むかも重要です
歩き始め、靴下、階段、横向き、スポーツ、長時間座るなど、痛みが出る場面を整理します。
③ 原因を「骨盤のゆがみ」だけで決めつけません
関節、筋肉や腱、神経、股関節の動き、筋力など、複数の可能性を考えます。
④ 急な強い痛みや歩行困難は、医療機関で確認します
転倒後の痛み、発熱、脚へ体重をかけられない状態などでは、施術より医療機関での評価を優先します。
⑤ マッサージだけで十分とは限りません
筋肉の張りへの対応と、関節の状態、筋力、歩行、生活での負担は分けて考えます。
⑥ 運動は、現在の状態に合った方法を考えます
強い痛みを我慢して動かす必要はありません。必要に応じて、股関節周囲の筋力や歩行を考えます。
⑦ 整体・鍼灸・インソールは、全員に同じように行うものではありません
今の身体の状態とご希望に応じて、期待できることと限界をご説明します。
⑧ 当院が大切にしていること
股関節の痛みで、買い物、散歩、仕事、育児、旅行、スポーツなどを控えている方へ。
痛みの有無だけでなく、これからも続けたい生活を伺い、現在の身体に合った方法を一緒に考えていきます。
「股関節が痛いから、もう無理」と決めつける前に。今の身体を確認し、これからも歩くことや好きな活動を楽しむために、できることから考えていきましょう。
上尾市・久喜市・さいたま市土呂・宮原で股関節の痛みにお悩みの方へ
股関節の痛みが続くと、以前は当たり前にできていたことが、少しずつ不安になる場合があります。
買い物へ行く。階段を使う。子どもを抱き上げる。散歩をする。部活動へ参加する。旅行へ出かける。
どれも毎日の生活や楽しみにつながる動作です。
股関節の痛みは、原因によって必要な対応が異なります。まずは現在の状態を確認し、必要な医療を受けることが大切です。
そのうえで、当院で対応できる場合には、股関節の動き、筋力、歩行、生活で必要な動作などを考えていきます。
股関節の痛みで、好きなことを控えている方へ。まずは「今、何がつらいのか」「これから何をしたいのか」をお聞かせください。
上尾市・久喜市・さいたま市土呂・宮原で、股関節の痛み、足の付け根の痛み、お尻の痛み、歩きにくさ、スポーツでのお悩みについてお困りの方は、すぎやま鍼灸整骨院へご相談ください。

ご相談・ご予約はこちら
股関節の痛みを確認し、
これからの生活を一緒に考えましょう
歩行・階段・仕事・育児・スポーツなど、
今のお悩みをお聞かせください。
すぎやま鍼灸整骨院グループ
※急な強い痛み、歩行困難、発熱、転倒後の痛みがある場合には、医療機関での評価を優先してください。
股関節の痛みとあわせて確認したいページ
執筆者
執筆者:柔道整復師(国家資格)平本 龍也|治療家歴13年

私は中学から大学まで野球を続けてきました。競技生活の中で度重なるケガに悩まされ、整骨院で柔道整復師の方に施術をしていただいたことが、この職業を知るきっかけになりました。
現在は柔道整復師として、患者様一人ひとりの痛みやお悩みに向き合っています。
股関節の痛みでは、痛む場所や動作だけでなく、股関節の動き、筋力、歩き方、生活で困っていることまで確認することが大切だと考えています。また、医療機関での検査が必要な状態を見逃さないことも重要です。
「またスポーツをしたい」「歩くことを楽しみたい」「仕事や育児を続けたい」という気持ちを大切に、今の身体に必要な施術と運動を一緒に考えていきます。
皆様にとって、安心して身体を相談できる治療院を目指しています。すぎやま鍼灸整骨院グループをどうぞよろしくお願いいたします。
参考情報
・日本整形外科学会「変形性股関節症」
https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/hip_osteoarthritis.html
・NICE「Osteoarthritis in over 16s: diagnosis and management」
https://www.nice.org.uk/guidance/ng226/chapter/Recommendations
※本ページは、股関節の痛みに関する一般的な情報提供を目的としています。医学的診断、画像検査、骨折や大腿骨頭壊死症などの鑑別、薬物療法・手術の必要性の判断は医師へご相談ください。整体・鍼灸・運動・インソールの適否は、現在の身体の状態と医療機関での治療方針に応じて判断します。






















